お前の尻が可愛くて!

満姫プユ

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勝手知ったる幼なじみ

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 幼なじみの尚とは家も近所で幼稚園からの関係だ。
 タイプは違うけど気心してれるし、楽でいい。

 尚は相変わらずのインドアで、学校以外では大抵部屋に籠ってる。
 籠りすぎて心配にもなるが、別に引きこもりではない。
普通に生活しているし、近くにある親戚の小さな喫茶店へバイトにも行っている。

 俺が出歩いたり遊び歩いたりするから、なかなか会わないってだけで。

「尚!これから1泊の旅行行こうぜ!!」

「え~旅行?いつも急すぎるよ、将人は」
 
そんな尚の都合なんぞ関係ない。
今までだって、そうしてきたんだし気遣いゼロの俺様。
 
「お前は俺に従ってればいいんだよ!絶対楽しいから行くぞ!」

「で…何処に行くの?」

 仕方なく体を起こした尚は、諦めの溜め息をついた。
 俺がこう言い出したら聞かないと知っているからだ。
 どこへ行くかなんて考えてなかったけど、尚をその気にさせるには…と思いつく。

「海沿いを寄り道しながら最後はシーワールド・マリンスタに行く」

「えっ!マリンスタ?!」

 動物好きな尚は、さっきまでの様子が嘘の様に顔を輝かせて俺を見上げてきた。
 インドアのお陰で色の白い顔が紅潮していく。
 大興奮の様だ。

 昨日CMしてたのを偶然観たのだ。

「行くか?」

「うん、行く!!」

 こうして俺は尚を連れて、車での1泊旅行へと出発したのだった。
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