お前の尻が可愛くて!

満姫プユ

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間違ってなかった…

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指の股を軽く舐めては、舌に力を入れて刺激してやる。

「あっ、ちょ、あ…っ」

 おお?
 指ごときで感じてるのか~さすが童貞。
 そんな尚の顔を見たくなって車を止めようとしたら、もう片方の手で顔を横から押された。

「も~っ、やだっ!やめろよ将人!!」

「うぉっ!?危ねぇ!!」

 運転しながら手首を持ち指を舐めるという行為は、思ったよりも気を使っている。
 ハンドル操作が難しい。
 横っ面を手で突っぱねられては、続行するのも不可能で…。
 俺は渋々、尚の指を舐めるのを諦めた。
 もう少しからかいたかったのに、残念だ。

「将人何考えてんだよ?!最悪だ!!」

 そう言ってプリプリ怒りながら除菌シートで自分の手を拭く尚。
 除菌シート3枚目だ…俺はそんなに汚いのか?!


 それからポテトをくれなくなった尚を乗せて30分。
 すると、ナビに山道以外の画像が映し出された。

「おっ、もう少しで着くぞ尚!!」

 目的地の海岸沿いにある道の駅は、到着予定時間であと15分だ。
 間違ってなかった、あ~良かった!

「おいっ、尚?!」
 
 俺が歓喜に沸いた声を掛けるが返事は無い。
 まさかと思って隣をチラリと見ると、尚がポテトを一本持ったまま眠っていた。

 食おうとしてそのまま眠りやがったなコイツ…。

 俺はひとり盛り上がった寂しさを誤魔化す様に、車内に流れる曲の音量を上げた。
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