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出会い

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投稿者: 都内住み24歳
タイトル: クリ管理してください
募集内容:
11歳のときから、クリオナをしています。
素敵なご主人様に、常にクリトリスを管理されている妄想をしながらイってます。
私の変態クリトリスは、私の物ではなく、ご主人様のものです。
責任を持って管理、調教してしてくださるご主人様を募集します。
乳首調教にも興味がありますので、同時に管理してくださると嬉しいです。
身長: 158cm
体型: 普通
胸の大きさ: Dカップ
好きなプレイ:
視姦、吸引、リング、露出、痴漢、ノーパン/ノーブラ外出、オナ指示、オナ報告、オナ禁、強制絶頂、強制くぱぁ、拘束レイプ、スパンキング、ソフトSM
注意点:
・常に突出してる状態ですが、これ以上はどうしても肥大化しません。肥大化調教も、希望していません。
小さいクリちゃんですので、そちらをご了承の上、ご連絡ください。
・針で刺す、ピアスを開けるなど、痛くて過激なプレイは求めていません。
・年齢は問いませんが、清潔感のある方、健康な方、社会的に自立なさっているご主人様を募集します。

***

セフレ専用マッチングサイトで、気になる投稿を見かけた。
いつも閲覧するだけで実際に会ったことはなかったけれど、どうしてか惹かれる内容だったため、初めてメッセージを送ってみた。

これまで、交際してきた彼女のクリトリスを調教してきたが、変態的な性癖に「付き合いきれない」と愛想を尽かされ、いつも別れを告げられてしまっていた。性的な嗜好が合う者同士がカップルになれればいいが、そう上手くいくものでもない。遂にマッチングサイトに手を出してしまったが、勇気が出ず、足踏みしてしまっていた。

返信はすぐにきた。彼女も初めて投稿するようで緊張していたが、経験したプレイの内容、嗜好、どのような関係性を望んでいるのかなど、かなり具体的で前向きな質問を的確に投げてきた。本気でパートナーを探しているんだという熱意を感じ、僕も誠実に答えていった。

何度かメッセージのやり取りをした後、実際に会ってみたいと申し出があった。最初は通話などで相手を確かめるケースが多いというのに、大胆なことをすると思った。僕は構わないが、女性の方は不安ではないかと心配したが、「会わないと分からない」と一蹴され、彼女の申し出を受け入れることにした。

2日後の夕方、待ち合わせ場所に着いた。もし僕を見かけても「何だか違うな」と直感で感じたら、そのまま帰宅していいと告げてある。そのため、人混みの多い駅前を待ち合わせ場所に指定した。
「瀬川さん…ですか?」
声をかけられ、振り向くと、目鼻立ちの整った、清楚で可憐な女性が立っていた。控えめであるのに、柔らかく微笑む笑顔は天使のようで、正直、可愛らしかった。
「は、い…」
予想外の女性に声をかけられ、少し動揺した。「クリトリス」という言葉も知らなそうなこんな無垢な女性が、狂ったようにクリチンポをしごきながら、白目を剥いてイっている姿が想像できなかった。
「由奈です」
丁寧に頭を下げてくれて、人柄の良さを感じた。人違いではないかという疑いが晴れないままだったが、「お店はどちらですか?」と催促され、とりあえず何も考えずにタクシーに乗り込んだ。

軽く食事ができるカフェを予約してある。半個室だが、仕切りがしっかりしていて、聞かれたくない内容も話しやすい。
「何だか、緊張しますね」
はにかむ微笑みまでが可愛らしい。話しやすい雰囲気を持っていて、彼女にすぐに惹かれていった。
「予約までしてくださって…お時間取ってくださり、ありがとうございます」
「いえ、こちらこそ…」
僕の方が緊張してしまって、上手く話題を見つけられない。それも由奈さんは、僕をしっかりサポートして、リードしてくれる。
「瀬川さんは、恋人は、いらっしゃるんですか?」
「いいえ」
「よかった、私もです。変わった『趣味』を持ってると、なかなか難しいですよね」
どうやら彼女も、過激な性癖を持っているが故の悩みがあるらしい。
少しずつ緊張が解けてきて、僕からもいくつか質問することができた。
「8歳も年上ですが、大丈夫ですか?」
「もちろん。年上のご主人様…憧れです」
一瞬だけ見せた、彼女の表情にグッときた。スケベな眼差しは、肉体を管理されたい性奴隷の欲望を内包していた。誘われているように感じ、ペニスがピクンと反応した。
「あの…私の投稿、もちろん全部ご覧になってくださったんですよね…?」
「もちろんです」
「どう、お思いになりましたか…?」
メッセージのやり取りでは様々なことを直球で質問してきていたが、対面になると少し不安そうにしている。まだ経験が少ないこともあり、自分の性癖が受け入れられる世界が本当に存在するのか、半信半疑なのだろう。
「…今すぐ体を見てみたい。厳しく躾けてやりたい。そう感じました」
「ああ、嬉しい…!」
本当に嬉しそうに笑って、はしゃいでくれている。自分が受け入れられるということは、誰にとっても嬉しいことだ。なかなか理解できない嗜好だと、その喜びはより一層強く感じられることだろう。

サンドイッチとコーヒーをいただき、その後は普通に談笑した。呆気なく感じるかと思ったが、性的な話で話し込むより何倍も楽しく、何倍も彼女のことを知れた。僕も話せる範囲で自分のことを話した。セフレ専用サイトでマッチングしたはずなのに、なんだか恋活や婚活のような真面目なサイトでマッチングした男女のように思えた。

そろそろお開きか、という雰囲気がやってきた。もう少し話してみたいが、初日だし、いきなりがっついても困らせてしまうだけだ。何度か会って、彼女のタイミングを探るのも悪くない。僕からすると、由奈さんとこうして出会えたことが何よりの収穫だった。
「あの…瀬川さん、」
個室から出ようとした時に呼び止められた。僕のかなり近くまで寄ってきて、小声で話したいようだ。
「この後、お時間、ありますか…?」
控えめに言っているが、内容は大胆だ。自分から誘っていいのか不安そうにしながらも、きちんと伝えないといけないという意思を感じた。
「ありますよ」
僕からすると、願ってもないお誘いだった。もし彼女がお酒好きなら良い店に連れていってあげようかと考え始めた矢先、由奈さんが僕の腕にそっと寄り添って、優しく手を握ってきた。
「…ホテル、連れていってください……」
「っ…!」
「私の、変態クリちゃん、見てほしいんです…瀬川さんに……」
耳元で囁いたその声色は、先ほどまでと全く違っていた。勇気を振り絞った一生懸命さもたまらなく可愛い。僕だけに甘えるような切ない声で、あからさまにペニスが反応した。
「だめ、ですか…?」
不安そうに僕を見上げる瞳は、支配欲を駆り立てる。まだ理性を手放してはいけないとしっかり自我を保ち、「もちろん、いいですよ」と、爽やかに返答した。
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