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第四章 エルフの国リーフィア編
一触即発
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マクスウェル達が『ラピス』に乗って『リーフィア』の王宮へ向かっている頃、ハーティはマクスウェル達の到着を待ちながら緊張した表情を浮かべていた。
「・・・『イルティア王国』から飛び出したきりだから、顔を合わせるのが気まずいわ・・」
「事情が事情なのでしかたありません。王国の民も感謝はすれどハーティルティア様を責める方はおりませんでしたよ。きっと皆さん、再会を喜んでくれるはずです」
「それは・・そうだけど・・」
ハーティ達は魔導機甲である『ラピス』の着陸地点を、『リーフィア』王宮内にある騎士団用の訓練場に指定していた。
何故なら、一機当たりの総重量が五十トンを超える魔導機甲で舗装された場所に着陸しようものならその場所が滅茶苦茶になってしまう為、着陸地点には土で整地されている場所を選ばなければならないからであった。
その為、ハーティ達はマクスウェルを迎えるべく騎士団の訓練場内で待機していたのであった。
ゴウゥゥゥゥゥ!!
「来たわ!」
その時、訓練場上空にすさまじい轟音が響き渡り、クラリスは空に見える大きな三つの機体を指差した。
そして、その三機の機体はゆっくりと訓練場に向かって降下してきた。
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!
三機の機体が地上に近づくにつれ、その背部に搭載されている『飛翔魔導推進機』が巻き起こす暴風が訓練場に吹き荒れる。
「っく!凄い風ね!!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!
「え!?なんて!?聞こえない!!っていうか、この魔導機甲に搭載されている発導機の駆動音がうるさ過ぎよ!!!!」
その、あまりにも凄まじい風と騒音に、その場にいた全員が思わず顔を腕で庇った。
ドォォォォン!!
そして、機体が地面に降り立つ衝撃で、訓練場全体が地震のように大きく揺れた。
イィィィィィィィィン・・・・・。
そんな耳を劈くような激しい騒音は、三機の機体が発導機を停止することでようやく収まった。
「これが・・・魔導機甲・・・」
そして、リフィアスは初めて目の当たりにする魔導機甲を見上げながら、思わず驚きの声を呟いていた。
バシュウウ・・・・。
しばらくして跪いた状態で停止した機体の背部にあるハッチが音を立てながら解放されると、それぞれの機体から六人の男女が降り立った。
因みに、マクスウェル、フィオナ、リリスの三人は、一人ずつ別の機体を操縦する騎士に同乗していた。
そして、そのまま六人はハーティ達の前まで歩み寄っていき、その内のリリスや同行してきた騎士達はリフィアスの前に跪いた。
それに対して、それぞれ王族と皇族であるマクスウェルとフィオナは、リフィアスへ跪くこと無く一礼しながら挨拶した。
「お初にお目にかかります。お会いできて光栄です、『リーフィア』の女王陛下。私は『神聖イルティア王国』の第一王子である『マクスウェル・サークレット・イルティア』と申します」
「わたくしも『リーフィア』の女王陛下とお会いできて光栄ですわ。わたくしは『魔導帝国オルテアガ』の第一皇女、『フィオナ・エンパイアス・オルテアガ』ですわ」
フィオナはそう言いながら、優雅にカーテシーを行った。
「うふふ・・ご丁寧な挨拶を頂いて嬉しく思いますわ。私はこの『リーフィア』の国を治めていた『リフィアス』と申します。ですけど、わたくしはもう『女王陛下』ではないのです。ですから、貴方様方が最初にご挨拶なさるのは、私が王位を譲渡したことによって新たに『リーフィア』の女王となった敬愛する主様ですわ!!」
リフィアスは得意げな表情をしながら、掌の先でハーティの方を示した。
「「「!!!」」」
その言葉を聞いて、マクスウェル達が驚きの表情を浮かべた。
「その呼び方!!!そしてその名前!!ということは!!!」
そして、その中でも一際驚いていたのはリリスであった。
リリスは、相手が元一国の主であるなどお構いなしにずかずかとリフィアスの元に歩み寄ると、その両肩を掴んだ。
「あなた!!リフィアスね!!!この世界に転生していたの!?しかも『エルフ』ですって!!」
「うふふ、リリスも『聖女』になっているなんて、本当に何かの冗談みたいですね」
「わたくし、あなたのこともずっと探していたのですよ?ですから、こうしてまた会えてうれしく思いますわ」
「ぐす・・私もよ、リフィアス・・・そう・・リフィアスが・・」
リフィアスとリリスの二人は涙ぐみながら静かに抱き合った。
「あの・・・聖女様・・?」
そんな中、事情の分からないマクスウェルとフィオナは呆けた表情をしていた。
「ですけどリリス?あなた、ご挨拶する相手を間違えていますわよ?」
「っは!?そうでした!!」
リリスはリフィアスに窘められると、急いでハーティの前で跪いた。
そんな『聖女』であるリリスの動きを見た騎士達は、それに合わせるようにハーティに向かって『最敬礼』をした。
「ああ・・・ハーティルティア様・・リリスはあなた様に会いとうございました!!」
リリスは感嘆の声を上げながら再び立ち上がった。
そして、がばっ!!とハーティに抱き着こうとしたところをユナに阻止された。
「ちょっとユナはん!?いったいどういふことでふか??」
ユナに顔面を押さえられて顔がつぶれた状態のまま、リリスは不満の声を上げた。
「あ!すいません!・・聖女様から邪なオーラを感じたので、つい・・・」
「んは!?ちょっとユナさん!『聖女』相手に『邪なオーラ』とは一体どういうことですか!?」
ユナとリリスがそんなやり取りをしている中、取り残されたマクスウェルはハーティを見つめながら瞳を潤ませていた。
「ハーティ・・・会いたかった・・!」
そして、その昂った気持ちのままハーティに駆け寄ろうとする。
ビュン!
「っ!!」
しかしその時、マクスウェルは目の前を横切る何かの気配に阻まれて、思わず体を仰け反らせた。
シュウウウウウウウウ・・・・。
よく見るとマクスウェルがギリギリで回避したそれはリフィアスの髪に付いていたバレッタであり、赤熱した状態で煙を上げながら地面に突き刺さっていた。
「・・・ちっ!外しましたわ」
「・・・・・」
マクスウェルは赤熱する髪飾りを見ながら絶句していた。
そして、それが飛んできた元を無言のまま視線で辿ると、その視線の先には青筋を浮かべながら仁王立ちしているリフィアスが居た。
「あなた・・・!!!『イルティア王国』の王子だか何だか知らないけれど・・!敬愛する主様を『ハーティ』などと呼び捨てるなど・・・ましてや、その男臭い体で至高なる御身体に触れようとするなど!決して許せません!!」
「あわわ・・・!リフィアス!?あなた『ブースト』を使って全力で投げたでしょ!?あんなのがもし命中したら、マクスウェルの身体が木端微塵になるわよ!?」
「ご安心ください。敬愛する主様・・次は外しませんので」
「こら!リフィアス!!やめなさいってば!!マクスウェルはね・・」
怒りで我を失っているリフィアスを止める為に、ハーティはマクスウェルとの関係を説明しようとする。
しかし、その前にマクスウェルが口を開いた。
「お待ちください!リフィアス様!!私は!!!私は『ハーティ』の婚約者なのです!!」
「!!!」
マクスウェルの叫ぶような言葉を聞いた一同は目を見開いた。
そして、その言葉を聞いたリフィアスは俯いて顔に影を落としながら、その身体を小刻みに震わせていた。
「あの・・・・リフィアス??」
そんな様子のリフィアスを見たハーティは心配そうに声をかけた。
「っ・・・!!」
しかし、顔を上げて再び露わとなったリフィアスの表情を見た瞬間、ハーティは思わず絶句した。
それは、いつもおっとりとしているリフィアスの表情が、とても人様には見せられない程邪悪なものになっていたからであった。
「・・・どうやら、木端微塵では足りないようですね。良いでしょう、そんな悍ましい戯言を言うあなたのことは、このわたくし『リフィアス』がこの手で消し炭にして差し上げますわ!」
ゴォォォォォォォ!!!
そう言いながら、リフィアスは大きく広げた両掌から凄まじい量のマナを練り上げ始めた。
「・・・『イルティア王国』から飛び出したきりだから、顔を合わせるのが気まずいわ・・」
「事情が事情なのでしかたありません。王国の民も感謝はすれどハーティルティア様を責める方はおりませんでしたよ。きっと皆さん、再会を喜んでくれるはずです」
「それは・・そうだけど・・」
ハーティ達は魔導機甲である『ラピス』の着陸地点を、『リーフィア』王宮内にある騎士団用の訓練場に指定していた。
何故なら、一機当たりの総重量が五十トンを超える魔導機甲で舗装された場所に着陸しようものならその場所が滅茶苦茶になってしまう為、着陸地点には土で整地されている場所を選ばなければならないからであった。
その為、ハーティ達はマクスウェルを迎えるべく騎士団の訓練場内で待機していたのであった。
ゴウゥゥゥゥゥ!!
「来たわ!」
その時、訓練場上空にすさまじい轟音が響き渡り、クラリスは空に見える大きな三つの機体を指差した。
そして、その三機の機体はゆっくりと訓練場に向かって降下してきた。
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!
三機の機体が地上に近づくにつれ、その背部に搭載されている『飛翔魔導推進機』が巻き起こす暴風が訓練場に吹き荒れる。
「っく!凄い風ね!!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!
「え!?なんて!?聞こえない!!っていうか、この魔導機甲に搭載されている発導機の駆動音がうるさ過ぎよ!!!!」
その、あまりにも凄まじい風と騒音に、その場にいた全員が思わず顔を腕で庇った。
ドォォォォン!!
そして、機体が地面に降り立つ衝撃で、訓練場全体が地震のように大きく揺れた。
イィィィィィィィィン・・・・・。
そんな耳を劈くような激しい騒音は、三機の機体が発導機を停止することでようやく収まった。
「これが・・・魔導機甲・・・」
そして、リフィアスは初めて目の当たりにする魔導機甲を見上げながら、思わず驚きの声を呟いていた。
バシュウウ・・・・。
しばらくして跪いた状態で停止した機体の背部にあるハッチが音を立てながら解放されると、それぞれの機体から六人の男女が降り立った。
因みに、マクスウェル、フィオナ、リリスの三人は、一人ずつ別の機体を操縦する騎士に同乗していた。
そして、そのまま六人はハーティ達の前まで歩み寄っていき、その内のリリスや同行してきた騎士達はリフィアスの前に跪いた。
それに対して、それぞれ王族と皇族であるマクスウェルとフィオナは、リフィアスへ跪くこと無く一礼しながら挨拶した。
「お初にお目にかかります。お会いできて光栄です、『リーフィア』の女王陛下。私は『神聖イルティア王国』の第一王子である『マクスウェル・サークレット・イルティア』と申します」
「わたくしも『リーフィア』の女王陛下とお会いできて光栄ですわ。わたくしは『魔導帝国オルテアガ』の第一皇女、『フィオナ・エンパイアス・オルテアガ』ですわ」
フィオナはそう言いながら、優雅にカーテシーを行った。
「うふふ・・ご丁寧な挨拶を頂いて嬉しく思いますわ。私はこの『リーフィア』の国を治めていた『リフィアス』と申します。ですけど、わたくしはもう『女王陛下』ではないのです。ですから、貴方様方が最初にご挨拶なさるのは、私が王位を譲渡したことによって新たに『リーフィア』の女王となった敬愛する主様ですわ!!」
リフィアスは得意げな表情をしながら、掌の先でハーティの方を示した。
「「「!!!」」」
その言葉を聞いて、マクスウェル達が驚きの表情を浮かべた。
「その呼び方!!!そしてその名前!!ということは!!!」
そして、その中でも一際驚いていたのはリリスであった。
リリスは、相手が元一国の主であるなどお構いなしにずかずかとリフィアスの元に歩み寄ると、その両肩を掴んだ。
「あなた!!リフィアスね!!!この世界に転生していたの!?しかも『エルフ』ですって!!」
「うふふ、リリスも『聖女』になっているなんて、本当に何かの冗談みたいですね」
「わたくし、あなたのこともずっと探していたのですよ?ですから、こうしてまた会えてうれしく思いますわ」
「ぐす・・私もよ、リフィアス・・・そう・・リフィアスが・・」
リフィアスとリリスの二人は涙ぐみながら静かに抱き合った。
「あの・・・聖女様・・?」
そんな中、事情の分からないマクスウェルとフィオナは呆けた表情をしていた。
「ですけどリリス?あなた、ご挨拶する相手を間違えていますわよ?」
「っは!?そうでした!!」
リリスはリフィアスに窘められると、急いでハーティの前で跪いた。
そんな『聖女』であるリリスの動きを見た騎士達は、それに合わせるようにハーティに向かって『最敬礼』をした。
「ああ・・・ハーティルティア様・・リリスはあなた様に会いとうございました!!」
リリスは感嘆の声を上げながら再び立ち上がった。
そして、がばっ!!とハーティに抱き着こうとしたところをユナに阻止された。
「ちょっとユナはん!?いったいどういふことでふか??」
ユナに顔面を押さえられて顔がつぶれた状態のまま、リリスは不満の声を上げた。
「あ!すいません!・・聖女様から邪なオーラを感じたので、つい・・・」
「んは!?ちょっとユナさん!『聖女』相手に『邪なオーラ』とは一体どういうことですか!?」
ユナとリリスがそんなやり取りをしている中、取り残されたマクスウェルはハーティを見つめながら瞳を潤ませていた。
「ハーティ・・・会いたかった・・!」
そして、その昂った気持ちのままハーティに駆け寄ろうとする。
ビュン!
「っ!!」
しかしその時、マクスウェルは目の前を横切る何かの気配に阻まれて、思わず体を仰け反らせた。
シュウウウウウウウウ・・・・。
よく見るとマクスウェルがギリギリで回避したそれはリフィアスの髪に付いていたバレッタであり、赤熱した状態で煙を上げながら地面に突き刺さっていた。
「・・・ちっ!外しましたわ」
「・・・・・」
マクスウェルは赤熱する髪飾りを見ながら絶句していた。
そして、それが飛んできた元を無言のまま視線で辿ると、その視線の先には青筋を浮かべながら仁王立ちしているリフィアスが居た。
「あなた・・・!!!『イルティア王国』の王子だか何だか知らないけれど・・!敬愛する主様を『ハーティ』などと呼び捨てるなど・・・ましてや、その男臭い体で至高なる御身体に触れようとするなど!決して許せません!!」
「あわわ・・・!リフィアス!?あなた『ブースト』を使って全力で投げたでしょ!?あんなのがもし命中したら、マクスウェルの身体が木端微塵になるわよ!?」
「ご安心ください。敬愛する主様・・次は外しませんので」
「こら!リフィアス!!やめなさいってば!!マクスウェルはね・・」
怒りで我を失っているリフィアスを止める為に、ハーティはマクスウェルとの関係を説明しようとする。
しかし、その前にマクスウェルが口を開いた。
「お待ちください!リフィアス様!!私は!!!私は『ハーティ』の婚約者なのです!!」
「!!!」
マクスウェルの叫ぶような言葉を聞いた一同は目を見開いた。
そして、その言葉を聞いたリフィアスは俯いて顔に影を落としながら、その身体を小刻みに震わせていた。
「あの・・・・リフィアス??」
そんな様子のリフィアスを見たハーティは心配そうに声をかけた。
「っ・・・!!」
しかし、顔を上げて再び露わとなったリフィアスの表情を見た瞬間、ハーティは思わず絶句した。
それは、いつもおっとりとしているリフィアスの表情が、とても人様には見せられない程邪悪なものになっていたからであった。
「・・・どうやら、木端微塵では足りないようですね。良いでしょう、そんな悍ましい戯言を言うあなたのことは、このわたくし『リフィアス』がこの手で消し炭にして差し上げますわ!」
ゴォォォォォォォ!!!
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