愛しい君に幸せを

こぐま

文字の大きさ
上 下
1 / 1

愛しい君に幸せを

しおりを挟む


今日は彼女と
2ヶ月前から予約している
夜景の綺麗なレ高級ストランで
夕飯の予定だ。


と、ともに、俺は彼女に
プロポーズしたいと思っている。


決意したのは2ヶ月前、
彼女の誕生日にケーキのプレゼントをした。
彼女はとても喜んでくれ、素敵な時間だった。


それを会社の同僚に、惚気話で
彼女が喜んでる写真を見せながら
言ったら、


「それだけ?」


と聞かれたので、
「あぁ」
と事実を伝えると、


「ありえねぇー!!俺の彼女なんかケーキと
欲しがってたネックレスあげても、なお!
まだ足りないって言うんだぞ!?」


そして、彼女に謝っとけと忠告されたので、
「誕生日の時、ケーキだけでごめんな」
と、恐る恐る伝えた所、


「何言ってんのよ!!
私はりょうちゃんと一緒に居るだけで満足だし!」


…と笑っていた。
…この子が彼女で良かったと同時に
愛しさで、この子をもっと幸せにしたい
って強く思った。


車のエンジンをかけ、彼女の家へと向かう。

しおりを挟む

この作品の感想を投稿する


処理中です...