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17.誰かが叱ってやらなきゃ
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「一番悪いのは勿論私。責任は私にある」
ソフィーが背筋を伸ばしてグレッグを見つめた。ハンナは心配そうな顔でソフィーとグレッグを交互に見遣った。
「理由は?」
「調査不足と指示不足」
「もっと詳しく」
グレッグがソファにもたれソフィーを見つめたが、普段の優しい雰囲気はかけらも見えない厳しい表情をしている。
「王都の一等地に近い場所にあれだけのタウンハウスを構える資産を持っているにしては男爵達の連れてきた使用人の数が少なすぎる。なのに何も調査せず仕事を請け負ったから」
「正解。今までが順調だったからって気を抜き過ぎだな。追加で言うなら私生活に問題があるやつを雇ったままで放置していたのも減点対象だ。ソフィーは甘すぎる、ハンナも同意見だと思うぜ?」
「えっ? 私に話を持ってこないで。ソフィーがすごく頑張ってるって知ってるよ」
「ハンナの冷徹で計算高い思考はソフィーに不足してるとこだ。これ、褒めてるんだからな」
「それ、ぜんっぜん褒められてる気がしないんですけど」
ニヤニヤと笑うグレッグを睨んだハンナがぶつぶつと不満を言った。
「どーゆー訳かソフィーは一度受け入れたら全面的に信頼する妙な性癖があるからなあ。その上能天気で、かなり大雑把な性格をしてるのに今まで無事だったのが不思議なくらいだ」
「あっ、それあるある。可愛いなーとは思うしお陰でこっちまでパワーを貰うけどハラハラする時があるの」
背筋を伸ばしたまま無表情でグレッグの叱責を受け止めているソフィーにグレッグが更に追い打ちをかけた。
「婚約者殿から返事来てないんだろ? 相手の事も調べてないはず」
「・・それは・・返事待ちというか」
「ちょい調べてみたが奴はかなりの問題児だぜ。他国の貴族相手の詐欺だ、この男爵の件より面倒な事になるかもだし、そいつ以外にも引っかかった奴がいないとも限らんぞ。
という事で男爵の件は速攻で片をつけてソフィーの元親達をきっちり締め上げようぜ」
ソフィーはアリシアと養子縁組を済ませているのだから元親達が馬鹿な事をしでかしても大した事はないと楽観視していた。何しろ2回とも失敗しているのだから。
それに、そんなに何度も騙される人なんて見つけられない筈とも思っていた。
「2度ある事は3度ある。なら、3回やったなら4回目もあるだろ?」
「男爵が身分詐称していれば簡単に片付くけど、もし本当に男爵だった場合はどうするの?」
毒親の件でどんどん青褪めていくソフィーを見てハンナが話題を元の男爵の話に戻した。
「手口からいって初めてじゃないのは間違いなさそうだから男爵の足取りを洗う。まずは貸家の使用人に話を聞いてみる。
夜にまた来るからそん時にジュードの報告書を見せて貰う」
「それ迄に貴族名鑑調べてくるわね」
「よく似た名前のやつもチェックしといてくれ。名前を騙る時には身近な奴の名前を利用する場合があるからな。そうすりゃあれこれ話す時辻褄を合わせやすくなるんだ」
「りょーかい」
「ソフィー、あんまり落ち込むなって。いい勉強になったって思えるように結果を出しゃいい」
「うん。グレッグありがとう」
「落ち込ませた本人が発破掛けてもねえ。説得力に欠けるわよねー」
ソフィーを元気付けるようにハンナがソフィーの顔を覗き込んでにっこりと笑った。
「しょうがねえだろ? 誰かが叱ってやんなきゃソフィーは直ぐに腹の中に溜め込んで自分を責めてドツボにハマるんだから」
グレッグとハンナが調査に出かけ仕事部屋に1人になったソフィーは、はぁっと大きな溜め息を吐いた。
(あー、マジでやらかした。浮かれ過ぎてたのかも)
会社の業績は順調で念願の保育学校も軌道に乗りつつある。6歳の時ステラに拾ってもらってから沢山の人の善意の中で生活していたと感謝している。
(能天気で大雑把・・ホントにグレッグの言う通り。周りに助けて貰う事に甘え過ぎてた。細かい事に気を配れるようにならなくちゃ)
気持ちを切り替える為ソフィーはコーヒーを淹れた。紅茶を淹れるのは得意だがソフィーのコーヒーは(ハンナ曰く)泥水のよう。その不味さが気持ちをシャキッとさせてくれるからと寝不足の時や気持ちが落ち込んだ時に利用している。
(うげっ、まっずーい。今日も罰ゲームにピッタリの仕上がりだわ)
苦くて臭いコーヒーのお陰(?)で痛む胃を抑えながら机に向かいひたすら書類を片付けていく。カフェを作る予定のアパートは購入価格で揉めていたがまずますの金額で落ち着いた。
最近増えている持ち込み物件の資料を確認しながら『要検討・保留詳細確認・却下』と分類していった。
(ここってスラム街が近いからちょっと厳しいなあ。でも確かラングストンの話に・・)
男爵とのトラブルや謎の婚約者の件で浪費される時間を考慮してソフィーが一心不乱に仕事を進めていると遠慮がちなノックが聞こえてドアが開かれた。
入ってきたのはいくつかの資料を頼んでいた事務員のサラ。基本は1階の店舗で受付を担当している事務員の一人で、分厚い眼鏡をかけて栗色の髪を一つに纏めた大人しい女性。
「あの、ここ3ヶ月の社員の勤怠表と会計書類をお持ちしました。あと、リアムに作業日報を頼まれたので一緒に・・」
サラは両手一杯に書類を抱え階段を登ってきたようで少し息を切らしていた。
「ありがとう、えーっと机には置くとこがないから・・こっちに貰うわね」
机いっぱいに書類を広げていたソフィーは立ち上がってサラから書類を受け取った。
「思ったより沢山あるわね。これだけの資料を抱えて階段を登るのは大変だったでしょう?」
「いっ、いえ、あの。何か問題でもありましたか? 私にお手伝いできることがあれば・・」
「大丈夫よ。ありがとう」
ハンナが戻ってきた時には眉間に皺を寄せて再びコーヒーを淹れているソフィーに遭遇した。
「ソーフィー、罰ゲームの理由は何かなー?」
ソフィーが背筋を伸ばしてグレッグを見つめた。ハンナは心配そうな顔でソフィーとグレッグを交互に見遣った。
「理由は?」
「調査不足と指示不足」
「もっと詳しく」
グレッグがソファにもたれソフィーを見つめたが、普段の優しい雰囲気はかけらも見えない厳しい表情をしている。
「王都の一等地に近い場所にあれだけのタウンハウスを構える資産を持っているにしては男爵達の連れてきた使用人の数が少なすぎる。なのに何も調査せず仕事を請け負ったから」
「正解。今までが順調だったからって気を抜き過ぎだな。追加で言うなら私生活に問題があるやつを雇ったままで放置していたのも減点対象だ。ソフィーは甘すぎる、ハンナも同意見だと思うぜ?」
「えっ? 私に話を持ってこないで。ソフィーがすごく頑張ってるって知ってるよ」
「ハンナの冷徹で計算高い思考はソフィーに不足してるとこだ。これ、褒めてるんだからな」
「それ、ぜんっぜん褒められてる気がしないんですけど」
ニヤニヤと笑うグレッグを睨んだハンナがぶつぶつと不満を言った。
「どーゆー訳かソフィーは一度受け入れたら全面的に信頼する妙な性癖があるからなあ。その上能天気で、かなり大雑把な性格をしてるのに今まで無事だったのが不思議なくらいだ」
「あっ、それあるある。可愛いなーとは思うしお陰でこっちまでパワーを貰うけどハラハラする時があるの」
背筋を伸ばしたまま無表情でグレッグの叱責を受け止めているソフィーにグレッグが更に追い打ちをかけた。
「婚約者殿から返事来てないんだろ? 相手の事も調べてないはず」
「・・それは・・返事待ちというか」
「ちょい調べてみたが奴はかなりの問題児だぜ。他国の貴族相手の詐欺だ、この男爵の件より面倒な事になるかもだし、そいつ以外にも引っかかった奴がいないとも限らんぞ。
という事で男爵の件は速攻で片をつけてソフィーの元親達をきっちり締め上げようぜ」
ソフィーはアリシアと養子縁組を済ませているのだから元親達が馬鹿な事をしでかしても大した事はないと楽観視していた。何しろ2回とも失敗しているのだから。
それに、そんなに何度も騙される人なんて見つけられない筈とも思っていた。
「2度ある事は3度ある。なら、3回やったなら4回目もあるだろ?」
「男爵が身分詐称していれば簡単に片付くけど、もし本当に男爵だった場合はどうするの?」
毒親の件でどんどん青褪めていくソフィーを見てハンナが話題を元の男爵の話に戻した。
「手口からいって初めてじゃないのは間違いなさそうだから男爵の足取りを洗う。まずは貸家の使用人に話を聞いてみる。
夜にまた来るからそん時にジュードの報告書を見せて貰う」
「それ迄に貴族名鑑調べてくるわね」
「よく似た名前のやつもチェックしといてくれ。名前を騙る時には身近な奴の名前を利用する場合があるからな。そうすりゃあれこれ話す時辻褄を合わせやすくなるんだ」
「りょーかい」
「ソフィー、あんまり落ち込むなって。いい勉強になったって思えるように結果を出しゃいい」
「うん。グレッグありがとう」
「落ち込ませた本人が発破掛けてもねえ。説得力に欠けるわよねー」
ソフィーを元気付けるようにハンナがソフィーの顔を覗き込んでにっこりと笑った。
「しょうがねえだろ? 誰かが叱ってやんなきゃソフィーは直ぐに腹の中に溜め込んで自分を責めてドツボにハマるんだから」
グレッグとハンナが調査に出かけ仕事部屋に1人になったソフィーは、はぁっと大きな溜め息を吐いた。
(あー、マジでやらかした。浮かれ過ぎてたのかも)
会社の業績は順調で念願の保育学校も軌道に乗りつつある。6歳の時ステラに拾ってもらってから沢山の人の善意の中で生活していたと感謝している。
(能天気で大雑把・・ホントにグレッグの言う通り。周りに助けて貰う事に甘え過ぎてた。細かい事に気を配れるようにならなくちゃ)
気持ちを切り替える為ソフィーはコーヒーを淹れた。紅茶を淹れるのは得意だがソフィーのコーヒーは(ハンナ曰く)泥水のよう。その不味さが気持ちをシャキッとさせてくれるからと寝不足の時や気持ちが落ち込んだ時に利用している。
(うげっ、まっずーい。今日も罰ゲームにピッタリの仕上がりだわ)
苦くて臭いコーヒーのお陰(?)で痛む胃を抑えながら机に向かいひたすら書類を片付けていく。カフェを作る予定のアパートは購入価格で揉めていたがまずますの金額で落ち着いた。
最近増えている持ち込み物件の資料を確認しながら『要検討・保留詳細確認・却下』と分類していった。
(ここってスラム街が近いからちょっと厳しいなあ。でも確かラングストンの話に・・)
男爵とのトラブルや謎の婚約者の件で浪費される時間を考慮してソフィーが一心不乱に仕事を進めていると遠慮がちなノックが聞こえてドアが開かれた。
入ってきたのはいくつかの資料を頼んでいた事務員のサラ。基本は1階の店舗で受付を担当している事務員の一人で、分厚い眼鏡をかけて栗色の髪を一つに纏めた大人しい女性。
「あの、ここ3ヶ月の社員の勤怠表と会計書類をお持ちしました。あと、リアムに作業日報を頼まれたので一緒に・・」
サラは両手一杯に書類を抱え階段を登ってきたようで少し息を切らしていた。
「ありがとう、えーっと机には置くとこがないから・・こっちに貰うわね」
机いっぱいに書類を広げていたソフィーは立ち上がってサラから書類を受け取った。
「思ったより沢山あるわね。これだけの資料を抱えて階段を登るのは大変だったでしょう?」
「いっ、いえ、あの。何か問題でもありましたか? 私にお手伝いできることがあれば・・」
「大丈夫よ。ありがとう」
ハンナが戻ってきた時には眉間に皺を寄せて再びコーヒーを淹れているソフィーに遭遇した。
「ソーフィー、罰ゲームの理由は何かなー?」
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