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リプロの大冒険
第79話 魔王会議
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「破壊者はお互いのことを詮索しないことが暗黙の了解になっていますのでこれ以上深く追及は致しません。しかし、依頼をどのように達成したのかを説明する義務はあります」
「……」
「ロキ、こいつらに隠してもしゃーないやろ」
「……そうね。ルシスちゃんのことを説明するわ」
ロキはソールとマーニに私との出会いから説明する。
「だから私たちもルシスちゃんが何者なのかは知らないの」
「そやで。だがアイツは強い。鑑定すればSランクなのは間違いないやろ」
「それほどまでの実力者なのですね。それならばキマイラを倒した件も理解できます」
「……」
「俺らはルシスの正体が何者なのかは興味はないねん。お前らもルールは守れよ」
トールは威嚇するようにソールとマーニを睨みつける。
「もちろんです」
「……」
「トール、ルシスちゃんの話はこれで終わりね。次はあなたが大幅に遅刻した件を説明してもらうわ」
ロキは鋭い視線をトールへ向ける。
「ちょい待てや。これには海よりも深い事情があるねん」
「言い訳を聞きましょう」
ロキは冷たい視線をトールへ向ける。
「あれや、あれ。そうや!ポロンを迎えに行ったら遅くなってん」
「アパパパパパ、アパパパアア」
「ほら、ポロンもそう言っているやろ」
「違うわ。ポロンはあなたにそそのかされて遅くなったと言っているわ」
「な……なんでお前はポロンの言葉がわかるねん」
トールは嘘がバレて額から汗が滴り落ちる。
「ロキさん、ケンカの最中で申し訳ないのですが、出発に向けて準備を致しましょう」
「……」
「お!俺たちも馬車に乗せてくれるんけ」
トールは話題を変えてロキからの口撃から逃れようと必死だ。
「今パースリでは内紛が起きています。乗り合い馬車でパースリへ向かうのは危険ですので、私たちの馬車でパースリへは寄らずにラディッシュへ向かいましょう」
「……」
「なんや、それやったらもっと早く言ってくれや。ほんだらもっと飲めたやん。キャキャキャキャ」
「トール!」
トールは鎮火していたロキの怒りに再び火をともす。
「嘘やがな。ソール、マーニ、ありがとな」
「礼にはおよびません」
「……」
マーニはニヤリと笑って親指を立てる。
「ロキさん、お2人の準備が出来次第ラディッシュへ向かいましょう」
「わかりました」
30分後にロキたちは私を残してラディッシュへ向かった。
「それでは魔王会議を始めましょう」
ここは魔王城の3階にある大広間。大広間には真っ赤な石で作られた円卓があり円卓には8名の魔族が座っていた。円卓の上座には魔王補佐官のレジーナ(ルシスの母親)が座り、レジーナの両サイドにはリプロ(ルシスの弟)とカァラァ(ルシスの弟)が座る。下座には魔王軍参謀長官ラファンと魔王軍最高司令官デットリーが座りデットリーのサイドにはデットリーの息子であるラース、プライド、グリードが座る。デットリーの3人の息子は私と同い年になる。
魔王軍参謀長官ラファンの提案で魔王が冥界へ去って初めての魔王会議が開催された。
※リプロ 身長140㎝ 細身の体系 金色の長い髪、エメラルドグリーンの瞳、二本の黒い角。カァラァ 身長140㎝ 細身の体系 金色の長い髪でサイドは刈り上げていて、魔族の文字で右側には魔王、左側にルシスとタトゥーが刻まれている。2人共ルシスによく似ているので美形の顔立ちである。
デットリー 身長190㎝体重300㎏の大樽のような体系で赤髪のモヒカン ラース 身長150㎝ 体重100㎏ 樽のような体系 黒髪の短髪 プライド 身長150㎝ 体重50㎏ 平均的な体系 紫髪の短髪 グリード 身長150㎝ 体重40㎏ 細身の体系 黄色の短髪。
「先代の魔王シュプリームが魔界を去って、新たな魔王の誕生を皆が心を躍らせて待ち望んでいます。しかし、魔王候補筆頭であったルシス王女殿下が魔力を失い魔王候補から離脱しました。本来魔王総選挙は魔王の子供である3名の候補者から選ばれていましたが……」
私が魔界から追放されたことを知っているのはここに居る8人だけである。ラファンは敢えて魔界から追放したとは言わずに魔王候補から離脱したと表現したのはお母様に配慮したからである。
「ラファン、回りくどい話はいらん。単刀直入に言え」
デットリーはイライラした顔でラファンを怒鳴る。
「簡潔に言います。7年後に行われる魔王総選挙はルシス王女殿下の代わりにデットリーの息子であるラース、プライド、グリードの3名を加えた計5名で開催したい思います。異論のある方はいらっしゃいますか?」
「異論など俺が認めん!」
デットリーは威嚇するように大声で怒鳴る。
「そうだ、そうだ。魔力が無くなったポンコツの代わりに僕が魔王になるのだ」
ラースは右手を上げて自己主張する。
「ラース兄ちゃん。僕こそが魔王にふさわしいと思うんだ」
グリードは叫ぶ。
「違うよ。悪魔の中でも最強と呼ばれるルシファーさんと契約した僕こそが魔王になる器だよ」
プライドは自慢げに言う。
「グハハハハハハ、グハハハハハハ。ラースはサタン、グリードはマモン、プライドはルシファー、ワシの息子たちは超1流の悪魔との契約に成功したのだ」
デットリーは高笑いをしながら3人の息子の自慢をする。どの悪魔と契約したのかは秘密にするのが習わしになっているが、デットリーは自慢したくて話してしまった。
「黙れ!カスやろう」
カァラァがぼぞりと呟くとデットリー、ラース、グリード、プライドの4人の頭が床に落ちた。
混沌とした魔王会議が始まったのです!
「……」
「ロキ、こいつらに隠してもしゃーないやろ」
「……そうね。ルシスちゃんのことを説明するわ」
ロキはソールとマーニに私との出会いから説明する。
「だから私たちもルシスちゃんが何者なのかは知らないの」
「そやで。だがアイツは強い。鑑定すればSランクなのは間違いないやろ」
「それほどまでの実力者なのですね。それならばキマイラを倒した件も理解できます」
「……」
「俺らはルシスの正体が何者なのかは興味はないねん。お前らもルールは守れよ」
トールは威嚇するようにソールとマーニを睨みつける。
「もちろんです」
「……」
「トール、ルシスちゃんの話はこれで終わりね。次はあなたが大幅に遅刻した件を説明してもらうわ」
ロキは鋭い視線をトールへ向ける。
「ちょい待てや。これには海よりも深い事情があるねん」
「言い訳を聞きましょう」
ロキは冷たい視線をトールへ向ける。
「あれや、あれ。そうや!ポロンを迎えに行ったら遅くなってん」
「アパパパパパ、アパパパアア」
「ほら、ポロンもそう言っているやろ」
「違うわ。ポロンはあなたにそそのかされて遅くなったと言っているわ」
「な……なんでお前はポロンの言葉がわかるねん」
トールは嘘がバレて額から汗が滴り落ちる。
「ロキさん、ケンカの最中で申し訳ないのですが、出発に向けて準備を致しましょう」
「……」
「お!俺たちも馬車に乗せてくれるんけ」
トールは話題を変えてロキからの口撃から逃れようと必死だ。
「今パースリでは内紛が起きています。乗り合い馬車でパースリへ向かうのは危険ですので、私たちの馬車でパースリへは寄らずにラディッシュへ向かいましょう」
「……」
「なんや、それやったらもっと早く言ってくれや。ほんだらもっと飲めたやん。キャキャキャキャ」
「トール!」
トールは鎮火していたロキの怒りに再び火をともす。
「嘘やがな。ソール、マーニ、ありがとな」
「礼にはおよびません」
「……」
マーニはニヤリと笑って親指を立てる。
「ロキさん、お2人の準備が出来次第ラディッシュへ向かいましょう」
「わかりました」
30分後にロキたちは私を残してラディッシュへ向かった。
「それでは魔王会議を始めましょう」
ここは魔王城の3階にある大広間。大広間には真っ赤な石で作られた円卓があり円卓には8名の魔族が座っていた。円卓の上座には魔王補佐官のレジーナ(ルシスの母親)が座り、レジーナの両サイドにはリプロ(ルシスの弟)とカァラァ(ルシスの弟)が座る。下座には魔王軍参謀長官ラファンと魔王軍最高司令官デットリーが座りデットリーのサイドにはデットリーの息子であるラース、プライド、グリードが座る。デットリーの3人の息子は私と同い年になる。
魔王軍参謀長官ラファンの提案で魔王が冥界へ去って初めての魔王会議が開催された。
※リプロ 身長140㎝ 細身の体系 金色の長い髪、エメラルドグリーンの瞳、二本の黒い角。カァラァ 身長140㎝ 細身の体系 金色の長い髪でサイドは刈り上げていて、魔族の文字で右側には魔王、左側にルシスとタトゥーが刻まれている。2人共ルシスによく似ているので美形の顔立ちである。
デットリー 身長190㎝体重300㎏の大樽のような体系で赤髪のモヒカン ラース 身長150㎝ 体重100㎏ 樽のような体系 黒髪の短髪 プライド 身長150㎝ 体重50㎏ 平均的な体系 紫髪の短髪 グリード 身長150㎝ 体重40㎏ 細身の体系 黄色の短髪。
「先代の魔王シュプリームが魔界を去って、新たな魔王の誕生を皆が心を躍らせて待ち望んでいます。しかし、魔王候補筆頭であったルシス王女殿下が魔力を失い魔王候補から離脱しました。本来魔王総選挙は魔王の子供である3名の候補者から選ばれていましたが……」
私が魔界から追放されたことを知っているのはここに居る8人だけである。ラファンは敢えて魔界から追放したとは言わずに魔王候補から離脱したと表現したのはお母様に配慮したからである。
「ラファン、回りくどい話はいらん。単刀直入に言え」
デットリーはイライラした顔でラファンを怒鳴る。
「簡潔に言います。7年後に行われる魔王総選挙はルシス王女殿下の代わりにデットリーの息子であるラース、プライド、グリードの3名を加えた計5名で開催したい思います。異論のある方はいらっしゃいますか?」
「異論など俺が認めん!」
デットリーは威嚇するように大声で怒鳴る。
「そうだ、そうだ。魔力が無くなったポンコツの代わりに僕が魔王になるのだ」
ラースは右手を上げて自己主張する。
「ラース兄ちゃん。僕こそが魔王にふさわしいと思うんだ」
グリードは叫ぶ。
「違うよ。悪魔の中でも最強と呼ばれるルシファーさんと契約した僕こそが魔王になる器だよ」
プライドは自慢げに言う。
「グハハハハハハ、グハハハハハハ。ラースはサタン、グリードはマモン、プライドはルシファー、ワシの息子たちは超1流の悪魔との契約に成功したのだ」
デットリーは高笑いをしながら3人の息子の自慢をする。どの悪魔と契約したのかは秘密にするのが習わしになっているが、デットリーは自慢したくて話してしまった。
「黙れ!カスやろう」
カァラァがぼぞりと呟くとデットリー、ラース、グリード、プライドの4人の頭が床に落ちた。
混沌とした魔王会議が始まったのです!
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