16 / 107
ラストパサーとの出会い
第16話 復活のルシス
しおりを挟む
足元には雲のような真っ白でフワフワの地面、その地面からは甘い香がするチョコレートの木が生い茂り、葉はビスケットでできている。空はピンク色で、カラフルな紙に包まれたアメ玉が降っていた。ここは私の夢を土台として作られた異空間だ。
「お嬢さん、相変わらず摩訶不思議な世界の夢を見ているのですね」
空が7色に輝くと7人の天使が美しい真っ白の翼を広げて舞い降りてきた。
「はい。前世で食べたお菓子が恋しいのです」
私は3年間ハードな修行をしていたので、夢を見る気力もなく死んだように寝ていた。今日は3年ぶりに夢を見たのである。
「もうすぐ、私たち7人の能力がお嬢さんに宿ります。そうしたら私たちの能力を使って、夢を叶えるのも良いと思います」
「はい」
私は元気よく返事をする。そして、私は7人の天使との最後の談笑を楽しんだ。
「ミカエル、時間だぜ」
時計の針が12時を指し、ついに私は8歳の誕生日を迎えた。
「時が満ちて黒から白、そして黄金へと成長した器が完成しました。黄金の器から無限に溢れ出る魔力に私たちの能力を授けます」
7人の天使は私を中心に円を描くように立ち、右手を私の頭に乗せて詠唱を呟いた。すると、胸の鼓動が加速してガクガクと全身が震え出す。私は歯を食いしばって、はちきれそうな体を抑え付ける。しかし、体内で爆弾が爆発したかのように細胞が外へ向かって走り出す。
「うぅぅぅ~~~」
私はうめき声を上げて、体から細胞が旅立たないように抑え付ける。
「お嬢さん、がんばってください」
「はい」
私は怒鳴るように返事をする。
私の魔石は黒より黒いペンタブラックだった。しかし、その魔石は金色へと変化したことにより拒絶反応を起こしている。でもこうなることはミカエルから聞いていた。私は破裂しそうな体をおさえつけ、苦痛に耐えながら1時間が経過した。
「お嬢さん、よくがんばりました」
私は新しい魔石との融合に成功した。
「金の魔石は魔界にも人界にも存在しない神の魔石となっています。私たちが教えた通りに別の色にカモフラージュすると良いでしょう」
「はい」
魔石とはこの世界に住む全ての種族の体内に存在する。前世の世界で魔法が無かったのは、魔力を生み出す源である魔石が存在しなかったためである。私はミカエルの忠告に従い魔石の色を金色から緑色に変えた。
「魔石の変色にも成功したようですね」
「はい」
「その元気の良い返事を聞けるのも今日で最後になるのはとても悲しいです」
「私もなのです」
「お嬢さん、お別れの時間です。元気に頑張ってください」
「はい」
私は過去一大きな声で返事をした。私の声を聞くと7人の天使は笑みを浮かべながら姿を消した。
「……」
天使の姿が見えなくなると同時に私は目を覚ます。
「やっと魔力が戻ったのです」
今にも溢れそうな魔力が魔石から全身に流れている。私は深呼吸をして魔力を制御する。
「問題ないのです。魔力操作もスムーズにできるのです」
3年間の修業の成果が体へ還元されているのも実感した。
「なんや!なんや!」
急にトールが目を覚ます。
「トール親分、どうしたのですか?」
「なんやルシス、まだ起きとったんけ」
「はい。なんだか寝付けないのです」
「そうなんや。それよか今さっきえげつない魔力を感じた気がしてんけどな」
「気のせいなのです」
「…………。そやな、気のせいやな。ルシス、はよ寝なあかんで」
「はい」
トールはすぐに眠りに着いた。
「ちょっとだけなのです……」
私は寝静まったみんなを起こさないように、忍び足で窓に近寄りゆっくりと窓を開ける。そして、音を立てずに窓から飛び降りた。
「気持ちが良いのです」
魔力が戻ったことにより、背中の翼を自由に出し入れできるようになった。私は翼を広げて星が輝く空を散歩することにした。
その日の朝。
「おはようございます!おはようございます!おはようございます!」
結局、私は一睡もしていない。しかも、徹夜明けでハイテンションモードに突入してしまったので、みんなの布団を剥ぎ取り、元気よく挨拶をしていた。
「ルシスちゃん、おはよう。起こしてくれてありがとうね」
ロキは目覚めが良く元気に挨拶をしてくれた。
「ルシス、おはようさん。お前は朝から元気やな」
トールはまだ寝たりない様子に見えるが、目をこすりながら挨拶をする。
「ルシスさん、おはようございます。今日はとても清々しい朝ですね」
ポロンもさっと起きて窓際に立ち、気持ちよさそうに両手を広げながら挨拶をする。トールとポロンはすぐには起きないと思っていたが、仕事モードに入っているのだなと感心した。
「ルシスちゃん、ちょっと昨日とは雰囲気が違うわね」
「俺もそう思うわ」
「そうかしら、昨日と同じルシスさんですわ」
ロキとトールは私の異変にすぐに気が付いた。
「実は魔力が戻ったのです」
私は両手を広げて小さくジャンプして魔力が戻った喜びを現した。私のハイテンションモードは継続しているのだ。
「どういうことやねん」
「実は3年前に呪いで魔力を封じられていたのです。でも、今日めでたくお誕生日を迎えて呪いが解けたのです」
私はハイテンションモードに身を任せて魔力が復活したことを知らせた。
「ルシスさんは今日がお誕生日だったのですね。それは誠に喜ばしいことですわ」
ポロンは私の誕生日を祝ってくれた。
「ロキ、どえらい拾いモノをしたようだな」
「そのようですね」
ロキとトールは真剣な目をして小声で話し合う。
「ルシス、今日の依頼に参加する気はあるのか?」
「もちのろんなのです」
願ってもない申し出である。
「ロキ、かまわへんよな」
「多少の不安はありますが、妥当な判断と言えるでしょう」
「え!……」
ポロンは目を見開いてキョロキョロとしてビックリしているようだ。
「ルシス、飯を食ったらシュティルの森へ向かうで」
「はい、喜んで」
「え!……」
ポロンだけが状況を掴めずにいたが、私はシュティルの森へ向かうことができたのであった。
めでたし、めでたし。
「お嬢さん、相変わらず摩訶不思議な世界の夢を見ているのですね」
空が7色に輝くと7人の天使が美しい真っ白の翼を広げて舞い降りてきた。
「はい。前世で食べたお菓子が恋しいのです」
私は3年間ハードな修行をしていたので、夢を見る気力もなく死んだように寝ていた。今日は3年ぶりに夢を見たのである。
「もうすぐ、私たち7人の能力がお嬢さんに宿ります。そうしたら私たちの能力を使って、夢を叶えるのも良いと思います」
「はい」
私は元気よく返事をする。そして、私は7人の天使との最後の談笑を楽しんだ。
「ミカエル、時間だぜ」
時計の針が12時を指し、ついに私は8歳の誕生日を迎えた。
「時が満ちて黒から白、そして黄金へと成長した器が完成しました。黄金の器から無限に溢れ出る魔力に私たちの能力を授けます」
7人の天使は私を中心に円を描くように立ち、右手を私の頭に乗せて詠唱を呟いた。すると、胸の鼓動が加速してガクガクと全身が震え出す。私は歯を食いしばって、はちきれそうな体を抑え付ける。しかし、体内で爆弾が爆発したかのように細胞が外へ向かって走り出す。
「うぅぅぅ~~~」
私はうめき声を上げて、体から細胞が旅立たないように抑え付ける。
「お嬢さん、がんばってください」
「はい」
私は怒鳴るように返事をする。
私の魔石は黒より黒いペンタブラックだった。しかし、その魔石は金色へと変化したことにより拒絶反応を起こしている。でもこうなることはミカエルから聞いていた。私は破裂しそうな体をおさえつけ、苦痛に耐えながら1時間が経過した。
「お嬢さん、よくがんばりました」
私は新しい魔石との融合に成功した。
「金の魔石は魔界にも人界にも存在しない神の魔石となっています。私たちが教えた通りに別の色にカモフラージュすると良いでしょう」
「はい」
魔石とはこの世界に住む全ての種族の体内に存在する。前世の世界で魔法が無かったのは、魔力を生み出す源である魔石が存在しなかったためである。私はミカエルの忠告に従い魔石の色を金色から緑色に変えた。
「魔石の変色にも成功したようですね」
「はい」
「その元気の良い返事を聞けるのも今日で最後になるのはとても悲しいです」
「私もなのです」
「お嬢さん、お別れの時間です。元気に頑張ってください」
「はい」
私は過去一大きな声で返事をした。私の声を聞くと7人の天使は笑みを浮かべながら姿を消した。
「……」
天使の姿が見えなくなると同時に私は目を覚ます。
「やっと魔力が戻ったのです」
今にも溢れそうな魔力が魔石から全身に流れている。私は深呼吸をして魔力を制御する。
「問題ないのです。魔力操作もスムーズにできるのです」
3年間の修業の成果が体へ還元されているのも実感した。
「なんや!なんや!」
急にトールが目を覚ます。
「トール親分、どうしたのですか?」
「なんやルシス、まだ起きとったんけ」
「はい。なんだか寝付けないのです」
「そうなんや。それよか今さっきえげつない魔力を感じた気がしてんけどな」
「気のせいなのです」
「…………。そやな、気のせいやな。ルシス、はよ寝なあかんで」
「はい」
トールはすぐに眠りに着いた。
「ちょっとだけなのです……」
私は寝静まったみんなを起こさないように、忍び足で窓に近寄りゆっくりと窓を開ける。そして、音を立てずに窓から飛び降りた。
「気持ちが良いのです」
魔力が戻ったことにより、背中の翼を自由に出し入れできるようになった。私は翼を広げて星が輝く空を散歩することにした。
その日の朝。
「おはようございます!おはようございます!おはようございます!」
結局、私は一睡もしていない。しかも、徹夜明けでハイテンションモードに突入してしまったので、みんなの布団を剥ぎ取り、元気よく挨拶をしていた。
「ルシスちゃん、おはよう。起こしてくれてありがとうね」
ロキは目覚めが良く元気に挨拶をしてくれた。
「ルシス、おはようさん。お前は朝から元気やな」
トールはまだ寝たりない様子に見えるが、目をこすりながら挨拶をする。
「ルシスさん、おはようございます。今日はとても清々しい朝ですね」
ポロンもさっと起きて窓際に立ち、気持ちよさそうに両手を広げながら挨拶をする。トールとポロンはすぐには起きないと思っていたが、仕事モードに入っているのだなと感心した。
「ルシスちゃん、ちょっと昨日とは雰囲気が違うわね」
「俺もそう思うわ」
「そうかしら、昨日と同じルシスさんですわ」
ロキとトールは私の異変にすぐに気が付いた。
「実は魔力が戻ったのです」
私は両手を広げて小さくジャンプして魔力が戻った喜びを現した。私のハイテンションモードは継続しているのだ。
「どういうことやねん」
「実は3年前に呪いで魔力を封じられていたのです。でも、今日めでたくお誕生日を迎えて呪いが解けたのです」
私はハイテンションモードに身を任せて魔力が復活したことを知らせた。
「ルシスさんは今日がお誕生日だったのですね。それは誠に喜ばしいことですわ」
ポロンは私の誕生日を祝ってくれた。
「ロキ、どえらい拾いモノをしたようだな」
「そのようですね」
ロキとトールは真剣な目をして小声で話し合う。
「ルシス、今日の依頼に参加する気はあるのか?」
「もちのろんなのです」
願ってもない申し出である。
「ロキ、かまわへんよな」
「多少の不安はありますが、妥当な判断と言えるでしょう」
「え!……」
ポロンは目を見開いてキョロキョロとしてビックリしているようだ。
「ルシス、飯を食ったらシュティルの森へ向かうで」
「はい、喜んで」
「え!……」
ポロンだけが状況を掴めずにいたが、私はシュティルの森へ向かうことができたのであった。
めでたし、めでたし。
12
あなたにおすすめの小説
ブラック企業でポイントを極めた俺、異世界で最強の農民になります
はぶさん
ファンタジー
ブラック企業で心をすり減らし過労死した俺が、異世界で手にしたのは『ポイント』を貯めてあらゆるものと交換できるスキルだった。
「今度こそ、誰にも搾取されないスローライフを送る!」
そう誓い、辺境の村で農業を始めたはずが、飢饉に苦しむ人々を見過ごせない。前世の知識とポイントで交換した現代の調味料で「奇跡のプリン」を生み出し、村を救った功績は、やがて王都の知るところとなる。
これは、ポイント稼ぎに執着する元社畜が、温かい食卓を夢見るうちに、うっかり世界の謎と巨大な悪意に立ち向かってしまう物語。最強農民の異世界改革、ここに開幕!
毎日二話更新できるよう頑張ります!
『異世界ガチャでユニークスキル全部乗せ!? ポンコツ神と俺の無自覚最強スローライフ』
チャチャ
ファンタジー
> 仕事帰りにファンタジー小説を買った帰り道、不運にも事故死した38歳の男。
気がつくと、目の前には“ポンコツ”と噂される神様がいた——。
「君、うっかり死んじゃったから、異世界に転生させてあげるよ♪」
「スキル? ステータス? もちろんガチャで決めるから!」
最初はブチギレ寸前だったが、引いたスキルはなんと全部ユニーク!
本人は気づいていないが、【超幸運】の持ち主だった!
「冒険? 魔王? いや、俺は村でのんびり暮らしたいんだけど……」
そんな願いとは裏腹に、次々とトラブルに巻き込まれ、無自覚に“最強伝説”を打ち立てていく!
神様のミスで始まった異世界生活。目指すはスローライフ、されど周囲は大騒ぎ!
◆ガチャ転生×最強×スローライフ!
無自覚チートな元おっさんが、今日も異世界でのんびり無双中!
家族転生 ~父、勇者 母、大魔導師 兄、宰相 姉、公爵夫人 弟、S級暗殺者 妹、宮廷薬師 ……俺、門番~
北条新九郎
ファンタジー
三好家は一家揃って全滅し、そして一家揃って異世界転生を果たしていた。
父は勇者として、母は大魔導師として異世界で名声を博し、現地人の期待に応えて魔王討伐に旅立つ。またその子供たちも兄は宰相、姉は公爵夫人、弟はS級暗殺者、妹は宮廷薬師として異世界を謳歌していた。
ただ、三好家第三子の神太郎だけは異世界において冴えない立場だった。
彼の職業は………………ただの門番である。
そして、そんな彼の目的はスローライフを送りつつ、異世界ハーレムを作ることだった。
ブックマーク・評価、宜しくお願いします。
少し冷めた村人少年の冒険記
mizuno sei
ファンタジー
辺境の村に生まれた少年トーマ。実は日本でシステムエンジニアとして働き、過労死した三十前の男の生まれ変わりだった。
トーマの家は貧しい農家で、神から授かった能力も、村の人たちからは「はずれギフト」とさげすまれるわけの分からないものだった。
優しい家族のために、自分の食い扶持を減らそうと家を出る決心をしたトーマは、唯一無二の相棒、「心の声」である〈ナビ〉とともに、未知の世界へと旅立つのであった。
【一時完結】スキル調味料は最強⁉︎ 外れスキルと笑われた少年は、スキル調味料で無双します‼︎
アノマロカリス
ファンタジー
調味料…それは、料理の味付けに使う為のスパイスである。
この世界では、10歳の子供達には神殿に行き…神託の儀を受ける義務がある。
ただし、特別な理由があれば、断る事も出来る。
少年テッドが神託の儀を受けると、神から与えられたスキルは【調味料】だった。
更にどんなに料理の練習をしても上達しないという追加の神託も授かったのだ。
そんな話を聞いた周りの子供達からは大爆笑され…一緒に付き添っていた大人達も一緒に笑っていた。
少年テッドには、両親を亡くしていて妹達の面倒を見なければならない。
どんな仕事に着きたくて、頭を下げて頼んでいるのに「調味料には必要ない!」と言って断られる始末。
少年テッドの最後に取った行動は、冒険者になる事だった。
冒険者になってから、薬草採取の仕事をこなしていってったある時、魔物に襲われて咄嗟に調味料を魔物に放った。
すると、意外な効果があり…その後テッドはスキル調味料の可能性に気付く…
果たして、その可能性とは⁉
HOTランキングは、最高は2位でした。
皆様、ありがとうございます.°(ಗдಗ。)°.
でも、欲を言えば、1位になりたかった(⌒-⌒; )
異世界転生特典『絶対安全領域(マイホーム)』~家の中にいれば神すら無効化、一歩も出ずに世界最強になりました~
夏見ナイ
ファンタジー
ブラック企業で過労死した俺が転生時に願ったのは、たった一つ。「誰にも邪魔されず、絶対に安全な家で引きこもりたい!」
その切実な願いを聞き入れた神は、ユニークスキル『絶対安全領域(マイホーム)』を授けてくれた。この家の中にいれば、神の干渉すら無効化する究極の無敵空間だ!
「これで理想の怠惰な生活が送れる!」と喜んだのも束の間、追われる王女様が俺の庭に逃げ込んできて……? 面倒だが仕方なく、庭いじりのついでに追手を撃退したら、なぜかここが「聖域」だと勘違いされ、獣人の娘やエルフの学者まで押しかけてきた!
俺は家から出ずに快適なスローライフを送りたいだけなのに! 知らぬ間に世界を救う、無自覚最強の引きこもりファンタジー、開幕!
《レベル∞》の万物創造スキルで追放された俺、辺境を開拓してたら気づけば神々の箱庭になっていた
夏見ナイ
ファンタジー
勇者パーティーの雑用係だったカイは、魔王討伐後「無能」の烙印を押され追放される。全てを失い、死を覚悟して流れ着いた「忘れられた辺境」。そこで彼のハズレスキルは真の姿《万物創造》へと覚醒した。
無から有を生み、世界の理すら書き換える神の如き力。カイはまず、生きるために快適な家を、豊かな畑を、そして清らかな川を創造する。荒れ果てた土地は、みるみるうちに楽園へと姿を変えていった。
やがて、彼の元には行き場を失った獣人の少女やエルフの賢者、ドワーフの鍛冶師など、心優しき仲間たちが集い始める。これは、追放された一人の青年が、大切な仲間たちと共に理想郷を築き、やがてその地が「神々の箱庭」と呼ばれるまでの物語。
『スローライフどこ行った?!』追放された最強凡人は望まぬハーレムに困惑する?!
たらふくごん
ファンタジー
最強の凡人――追放され、転生した蘇我頼人。
新たな世界で、彼は『ライト・ガルデス』として再び生を受ける。
※※※※※
1億年の試練。
そして、神をもしのぐ力。
それでも俺の望みは――ただのスローライフだった。
すべての試練を終え、創世神にすら認められた俺。
だが、もはや生きることに飽きていた。
『違う選択肢もあるぞ?』
創世神の言葉に乗り気でなかった俺は、
その“策略”にまんまと引っかかる。
――『神しか飲めぬ最高級のお茶』。
確かに神は嘘をついていない。
けれど、あの流れは勘違いするだろうがっ!!
そして俺は、あまりにも非道な仕打ちの末、
神の娘ティアリーナが治める世界へと“追放転生”させられた。
記憶を失い、『ライト・ガルデス』として迎えた新しい日々。
それは、久しく感じたことのない“安心”と“愛”に満ちていた。
だが――5歳の洗礼の儀式を境に、運命は動き出す。
くどいようだが、俺の望みはスローライフ。
……のはずだったのに。
呪いのような“女難の相”が炸裂し、
気づけば婚約者たちに囲まれる毎日。
どうしてこうなった!?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる