33 / 75
第二章・アイゼンリウト騒乱編
第30話 冒険者、旅立つ
しおりを挟む
「ふふふ。お主の期待に答えて薄気味の悪い役柄で来ても良かったのだが、それでは芸が無さ過ぎるであろう」
いや姫の、女性の部屋にいきなり魔術で飛んで来ただけで十分薄気味悪いんだけど役柄とかじゃなくて。
何やらしてやったりみたいな顔してらっしゃるからスルーして差し上げよう……。
「な、なるほど。宰相ともなるとそれなりの芸が必要になる訳ですね」
「そう、仮面は幾つあっても困らぬ。ところでわしも席についても構わんかね?」
「どうぞ」
俺は姫の同意を得ずに、宰相に席を譲る為立ちあがる。大臣はああは言ってるけど、このまま立ちっぱなしにさせてたら何されるか分からないので、さっさと座って頂きたい一刻も早く。
しかし宰相は俺の左側の席に着き丸いテーブルを囲んだ。座って貰えたなら良いかと思い再度僕もさっきまで座っていた椅子に座る。
「腹の探り合いも時には楽しめるが、今回はそのようなやりとりは省こう。今日ここに至って改革を成すというのは、長年染み付いた垢を取るよりも難しい。それはお主たちも承知の上での談判であった事と思う。そしてこれも解っている事だろうが、魔物の群れが村々を襲うべく活動を活発化させている」
「……今一歩遅かったのですね」
姫は口惜しそうに俯いて呟いた。竜と生贄を探して戦争になりそうな危険を冒してまで隣の国に来たのも、それを食い止めたかったからなのかと理解した。
相変わらず自分の独りよがりな解釈からの説教染みた非難と提案に気恥ずかしくて穴に入りたくなる。
色々あって引きこもってたけど俺にだって悪い部分はある訳で。怒鳴り散らしたり部屋で暴れたりはする気力は無かったが、ただ部屋に引きこもるだけじゃなく何か出来たんじゃないだろうか。
相手にも事情がある訳で。ひょっとしたら……そんな風に思うと体が冷たくなる。
「そんな事は無い。姫は気分を害されるかもしれんが、ハッキリ言っておく。姫以外に王族で人望と才覚に溢れる人物は居ない。その頑張りは必ずこの国の為になると思えばこそ皆声援を送っている」
「俺もそう思うよ……姫以外に適当な人物が居るのであれば王は退いている」
まだこの宰相が信用ならないので言わないが、王がやる気が無くてただどうでも良い人間なら、というのが付く。
最初に謁見した際、姫を煽っている時の目を今思い返すと何か黒い揺らめきのようなものが見えた気がした。
あの時俺もゴミ屑みたいに見られていて、今思うともう少し冷静になって観察しておけば良かった、と少し後悔している。
「そうだな。王はただ跡目を継いだのみで、国の事に関心は無い。唯一あるとすれば、それは先祖が封じた竜に生贄をささげるという行為のみ」
「……無教養なお坊ちゃまがそのまま玉座についたと」
宰相の才覚を見抜いて抜擢し飼いならしているのが天然だとしたら、相当な人物だ。
それも先祖の言いつけを護る為に、全ての能力を傾けてここまで遂行して来たのだから勿体ない。
とは言えそれにしては投げやり過ぎるし雑な対処だなと感じてならない。宰相が本心で言っているならば、知らない裏の顔があると見て間違いないだろう。
「残念ながらな。しかし無能な働き者であるよりはマシとも言える。何より先代が優秀過ぎたのだ。わしも先代の王と共に戦場を駆け従ったが、あの方を見れば跡目を継ぐのを誰も嫌がるだろう」
「確かにお爺様は優秀でありました。しかし慣習を変えようとはなさらなかったのは何故です?」
姫は父を非難する時よりも声を上ずらせながら祖父を褒めた後、トーンダウンして問う。
彼女にとっても祖父は父よりも好ましく憧れるような人だったんだなと推察出来る。
「うむ。根が深い問題ではある。実を言えば先代の王とわしは竜を退治しようとした」
「え!? あれと戦ったんですか!?」
姫はまた声のトーンが浮上し目を輝かせた。この手の話が大好きそうなのは最初に会った時の印象からして分かる。
彼女の敬愛する祖父が竜と戦ったとなれば、心躍るんだろうな。
「流石お爺様だ」
「まぁ生贄にされた彼を見れば分かるように、生きていたのだから退治には至らなかった。その際に竜が暴れた事で山が揺れてがけ崩れが起き、村に被害が多数出た」
「……それをまた神の怒りに触れたと思いこんだ……」
「そうだ。先代王もこの慣習を良しとはしておられなかった。後で解ったのだが、先祖である魔術師はかなり厳重な封印を施しており、それを濫りに解こうとすれば、何かしら起こる仕掛けを残していたのだ」
「先代王の死因は?」
「……不明だ」
宰相の言葉に重苦しい空気が流れる。亡くなったのが悲しいだけじゃなく、竜と戦った所為で呪いがとか魔術師の言いつけを護らなかったからかとか考えて皆押し黙った。
魔術を使えないものにとって魔術師の手段がどんなものかも分からない。怯えるのも当然だ。
「宰相閣下の魔術師としてのお考えは?」
俺は宰相に対して宰相としてでなく、魔術の力もあるというその点で見ての死因を尋ねてみる。封印に仕掛けられたもの、それが気になる。
「お主はどう思う?」
「あまり言いたくはありませんが、呪いだと俺は思います。恐らく民の恐怖と恨みなどが合わさって発動される類の。竜が暴れて死人が出てますし言いつけに背いた罰のような」
「……凄いな姫の連れてきた者は。わしの見解も同じだ。先代の死と共にわしの顔色も悪くなり、先代と共に戦場を駆けたころの力も消え、鍛えても鍛えても衰えが止まらなかった」
「今は何故か止まっている、と」
「そう政務が取れる位には、な」
俺と宰相が目を合わせ、お互いに考えられる状況の一致を見た。が、口には出さなかった。
確実にそうと決まった訳では無いが、間違いないんじゃないかというレベルにある。
呪いは引き継がれしっかりと運用されている。生贄を続ける必要がまだあるが、竜が実際に居なくて問題無い。
先代が死んだ件なども合わせ、民が疑問や不信より続けずに災難が自分たちに降りかかる方が怖くなってやめられないようになっていれば良いんだ。
あくまでも民に絞首台へ自分たちで送りロープを切る役目を負わせる為に。
「コウ、お主が連れて居た竜は人を喰わん。それを逃がしていたのも知っている。しかしその生贄とされた人々は生きていない」
「あれ、何で俺の名前を?」
いきなり宰相が俺の名を口にしたのに驚いた。ここに捕らえられた時も今も、名乗っては居ない。なのにどうして……。
「さてな。姫、事は大分複雑です。先ずは竜が居た近辺を魔物討伐にかこつけて調べるのが良いと思います。そこに何かがあるかもしれない」
「何故宰相閣下が」
「解りました。早速向かいましょう」
俺は姫の問いを妨げ素早く席を立つ。何が起きているのか調べる為に。解り易い解決方法があるかと思ったが、そう甘くは無いらしい。
「うむ。心遣い感謝する。表に案内の者を寄越してある。大軍は動かせんが、それに匹敵する腕前の二人組だ」
俺はそれを聞いて、誰だろうと考える。
「ありがとうございます。では早速」
「よっしゃ!小難しい話は解らんが冒険なら俺に任せろ!」
ずっと押し黙っていたビッドの声を久々に聞いた。確かにこの所小難しい話が多かったからな。冒険となれば元気になるだろう。
いや姫の、女性の部屋にいきなり魔術で飛んで来ただけで十分薄気味悪いんだけど役柄とかじゃなくて。
何やらしてやったりみたいな顔してらっしゃるからスルーして差し上げよう……。
「な、なるほど。宰相ともなるとそれなりの芸が必要になる訳ですね」
「そう、仮面は幾つあっても困らぬ。ところでわしも席についても構わんかね?」
「どうぞ」
俺は姫の同意を得ずに、宰相に席を譲る為立ちあがる。大臣はああは言ってるけど、このまま立ちっぱなしにさせてたら何されるか分からないので、さっさと座って頂きたい一刻も早く。
しかし宰相は俺の左側の席に着き丸いテーブルを囲んだ。座って貰えたなら良いかと思い再度僕もさっきまで座っていた椅子に座る。
「腹の探り合いも時には楽しめるが、今回はそのようなやりとりは省こう。今日ここに至って改革を成すというのは、長年染み付いた垢を取るよりも難しい。それはお主たちも承知の上での談判であった事と思う。そしてこれも解っている事だろうが、魔物の群れが村々を襲うべく活動を活発化させている」
「……今一歩遅かったのですね」
姫は口惜しそうに俯いて呟いた。竜と生贄を探して戦争になりそうな危険を冒してまで隣の国に来たのも、それを食い止めたかったからなのかと理解した。
相変わらず自分の独りよがりな解釈からの説教染みた非難と提案に気恥ずかしくて穴に入りたくなる。
色々あって引きこもってたけど俺にだって悪い部分はある訳で。怒鳴り散らしたり部屋で暴れたりはする気力は無かったが、ただ部屋に引きこもるだけじゃなく何か出来たんじゃないだろうか。
相手にも事情がある訳で。ひょっとしたら……そんな風に思うと体が冷たくなる。
「そんな事は無い。姫は気分を害されるかもしれんが、ハッキリ言っておく。姫以外に王族で人望と才覚に溢れる人物は居ない。その頑張りは必ずこの国の為になると思えばこそ皆声援を送っている」
「俺もそう思うよ……姫以外に適当な人物が居るのであれば王は退いている」
まだこの宰相が信用ならないので言わないが、王がやる気が無くてただどうでも良い人間なら、というのが付く。
最初に謁見した際、姫を煽っている時の目を今思い返すと何か黒い揺らめきのようなものが見えた気がした。
あの時俺もゴミ屑みたいに見られていて、今思うともう少し冷静になって観察しておけば良かった、と少し後悔している。
「そうだな。王はただ跡目を継いだのみで、国の事に関心は無い。唯一あるとすれば、それは先祖が封じた竜に生贄をささげるという行為のみ」
「……無教養なお坊ちゃまがそのまま玉座についたと」
宰相の才覚を見抜いて抜擢し飼いならしているのが天然だとしたら、相当な人物だ。
それも先祖の言いつけを護る為に、全ての能力を傾けてここまで遂行して来たのだから勿体ない。
とは言えそれにしては投げやり過ぎるし雑な対処だなと感じてならない。宰相が本心で言っているならば、知らない裏の顔があると見て間違いないだろう。
「残念ながらな。しかし無能な働き者であるよりはマシとも言える。何より先代が優秀過ぎたのだ。わしも先代の王と共に戦場を駆け従ったが、あの方を見れば跡目を継ぐのを誰も嫌がるだろう」
「確かにお爺様は優秀でありました。しかし慣習を変えようとはなさらなかったのは何故です?」
姫は父を非難する時よりも声を上ずらせながら祖父を褒めた後、トーンダウンして問う。
彼女にとっても祖父は父よりも好ましく憧れるような人だったんだなと推察出来る。
「うむ。根が深い問題ではある。実を言えば先代の王とわしは竜を退治しようとした」
「え!? あれと戦ったんですか!?」
姫はまた声のトーンが浮上し目を輝かせた。この手の話が大好きそうなのは最初に会った時の印象からして分かる。
彼女の敬愛する祖父が竜と戦ったとなれば、心躍るんだろうな。
「流石お爺様だ」
「まぁ生贄にされた彼を見れば分かるように、生きていたのだから退治には至らなかった。その際に竜が暴れた事で山が揺れてがけ崩れが起き、村に被害が多数出た」
「……それをまた神の怒りに触れたと思いこんだ……」
「そうだ。先代王もこの慣習を良しとはしておられなかった。後で解ったのだが、先祖である魔術師はかなり厳重な封印を施しており、それを濫りに解こうとすれば、何かしら起こる仕掛けを残していたのだ」
「先代王の死因は?」
「……不明だ」
宰相の言葉に重苦しい空気が流れる。亡くなったのが悲しいだけじゃなく、竜と戦った所為で呪いがとか魔術師の言いつけを護らなかったからかとか考えて皆押し黙った。
魔術を使えないものにとって魔術師の手段がどんなものかも分からない。怯えるのも当然だ。
「宰相閣下の魔術師としてのお考えは?」
俺は宰相に対して宰相としてでなく、魔術の力もあるというその点で見ての死因を尋ねてみる。封印に仕掛けられたもの、それが気になる。
「お主はどう思う?」
「あまり言いたくはありませんが、呪いだと俺は思います。恐らく民の恐怖と恨みなどが合わさって発動される類の。竜が暴れて死人が出てますし言いつけに背いた罰のような」
「……凄いな姫の連れてきた者は。わしの見解も同じだ。先代の死と共にわしの顔色も悪くなり、先代と共に戦場を駆けたころの力も消え、鍛えても鍛えても衰えが止まらなかった」
「今は何故か止まっている、と」
「そう政務が取れる位には、な」
俺と宰相が目を合わせ、お互いに考えられる状況の一致を見た。が、口には出さなかった。
確実にそうと決まった訳では無いが、間違いないんじゃないかというレベルにある。
呪いは引き継がれしっかりと運用されている。生贄を続ける必要がまだあるが、竜が実際に居なくて問題無い。
先代が死んだ件なども合わせ、民が疑問や不信より続けずに災難が自分たちに降りかかる方が怖くなってやめられないようになっていれば良いんだ。
あくまでも民に絞首台へ自分たちで送りロープを切る役目を負わせる為に。
「コウ、お主が連れて居た竜は人を喰わん。それを逃がしていたのも知っている。しかしその生贄とされた人々は生きていない」
「あれ、何で俺の名前を?」
いきなり宰相が俺の名を口にしたのに驚いた。ここに捕らえられた時も今も、名乗っては居ない。なのにどうして……。
「さてな。姫、事は大分複雑です。先ずは竜が居た近辺を魔物討伐にかこつけて調べるのが良いと思います。そこに何かがあるかもしれない」
「何故宰相閣下が」
「解りました。早速向かいましょう」
俺は姫の問いを妨げ素早く席を立つ。何が起きているのか調べる為に。解り易い解決方法があるかと思ったが、そう甘くは無いらしい。
「うむ。心遣い感謝する。表に案内の者を寄越してある。大軍は動かせんが、それに匹敵する腕前の二人組だ」
俺はそれを聞いて、誰だろうと考える。
「ありがとうございます。では早速」
「よっしゃ!小難しい話は解らんが冒険なら俺に任せろ!」
ずっと押し黙っていたビッドの声を久々に聞いた。確かにこの所小難しい話が多かったからな。冒険となれば元気になるだろう。
0
あなたにおすすめの小説
異世界転生おじさんは最強とハーレムを極める
自ら
ファンタジー
定年を半年後に控えた凡庸なサラリーマン、佐藤健一(50歳)は、不慮の交通事故で人生を終える。目覚めた先で出会ったのは、自分の魂をトラックの前に落としたというミスをした女神リナリア。
その「お詫び」として、健一は剣と魔法の異世界へと30代後半の肉体で転生することになる。チート能力の選択を迫られ、彼はあらゆる経験から無限に成長できる**【無限成長(アンリミテッド・グロース)】**を選び取る。
異世界で早速遭遇したゴブリンを一撃で倒し、チート能力を実感した健一は、くたびれた人生を捨て、最強のセカンドライフを謳歌することを決意する。
定年間際のおじさんが、女神の気まぐれチートで異世界最強への道を歩み始める、転生ファンタジーの開幕。
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
おっさん武闘家、幼女の教え子達と十年後に再会、実はそれぞれ炎・氷・雷の精霊の王女だった彼女達に言い寄られつつ世界を救い英雄になってしまう
お餅ミトコンドリア
ファンタジー
パーチ、三十五歳。五歳の時から三十年間修行してきた武闘家。
だが、全くの無名。
彼は、とある村で武闘家の道場を経営しており、〝拳を使った戦い方〟を弟子たちに教えている。
若い時には「冒険者になって、有名になるんだ!」などと大きな夢を持っていたものだが、自分の道場に来る若者たちが全員〝天才〟で、自分との才能の差を感じて、もう諦めてしまった。
弟子たちとの、のんびりとした穏やかな日々。
独身の彼は、そんな彼ら彼女らのことを〝家族〟のように感じており、「こんな毎日も悪くない」と思っていた。
が、ある日。
「お久しぶりです、師匠!」
絶世の美少女が家を訪れた。
彼女は、十年前に、他の二人の幼い少女と一緒に山の中で獣(とパーチは思い込んでいるが、実はモンスター)に襲われていたところをパーチが助けて、その場で数時間ほど稽古をつけて、自分たちだけで戦える力をつけさせた、という女の子だった。
「私は今、アイスブラット王国の〝守護精霊〟をやっていまして」
精霊を自称する彼女は、「ちょ、ちょっと待ってくれ」と混乱するパーチに構わず、ニッコリ笑いながら畳み掛ける。
「そこで師匠には、私たちと一緒に〝魔王〟を倒して欲しいんです!」
これは、〝弟子たちがあっと言う間に強くなるのは、師匠である自分の特殊な力ゆえ〟であることに気付かず、〝実は最強の実力を持っている〟ことにも全く気付いていない男が、〝実は精霊だった美少女たち〟と再会し、言い寄られ、弟子たちに愛され、弟子以外の者たちからも尊敬され、世界を救って英雄になってしまう物語。
(※第18回ファンタジー小説大賞に参加しています。
もし宜しければ【お気に入り登録】で応援して頂けましたら嬉しいです!
何卒宜しくお願いいたします!)
悪徳貴族の、イメージ改善、慈善事業
ウィリアム・ブロック
ファンタジー
現代日本から死亡したラスティは貴族に転生する。しかしその世界では貴族はあんまり良く思われていなかった。なのでノブリス・オブリージュを徹底させて、貴族のイメージ改善を目指すのだった。
異世界に転生した俺は英雄の身体強化魔法を使って無双する。~無詠唱の身体強化魔法と無詠唱のマジックドレインは異世界最強~
北条氏成
ファンタジー
宮本 英二(みやもと えいじ)高校生3年生。
実家は江戸時代から続く剣道の道場をしている。そこの次男に生まれ、優秀な兄に道場の跡取りを任せて英二は剣術、槍術、柔道、空手など様々な武道をやってきた。
そんなある日、トラックに轢かれて死んだ英二は異世界へと転生させられる。
グランベルン王国のエイデル公爵の長男として生まれた英二はリオン・エイデルとして生きる事に・・・
しかし、リオンは貴族でありながらまさかの魔力が200しかなかった。貴族であれば魔力が1000はあるのが普通の世界でリオンは初期魔法すら使えないレベル。だが、リオンには神話で邪悪なドラゴンを倒した魔剣士リュウジと同じ身体強化魔法を持っていたのだ。
これは魔法が殆ど使えない代わりに、最強の英雄の魔法である身体強化魔法を使いながら無双する物語りである。
出来損ない貴族の三男は、謎スキル【サブスク】で世界最強へと成り上がる〜今日も僕は、無能を演じながら能力を徴収する〜
シマセイ
ファンタジー
実力至上主義の貴族家に転生したものの、何の才能も持たない三男のルキウスは、「出来損ない」として優秀な兄たちから虐げられる日々を送っていた。
起死回生を願った五歳の「スキルの儀」で彼が授かったのは、【サブスクリプション】という誰も聞いたことのない謎のスキル。
その結果、彼の立場はさらに悪化。完全な「クズ」の烙印を押され、家族から存在しない者として扱われるようになってしまう。
絶望の淵で彼に寄り添うのは、心優しき専属メイドただ一人。
役立たずと蔑まれたこの謎のスキルが、やがて少年の運命を、そして世界を静かに揺るがしていくことを、まだ誰も知らない。
辺境貴族ののんびり三男は魔道具作って自由に暮らします
雪月夜狐
ファンタジー
書籍化決定しました!
(書籍化にあわせて、タイトルが変更になりました。旧題は『辺境伯家ののんびり発明家 ~異世界でマイペースに魔道具開発を楽しむ日々~』です)
壮年まで生きた前世の記憶を持ちながら、気がつくと辺境伯家の三男坊として5歳の姿で異世界に転生していたエルヴィン。彼はもともと物作りが大好きな性格で、前世の知識とこの世界の魔道具技術を組み合わせて、次々とユニークな発明を生み出していく。
辺境の地で、家族や使用人たちに役立つ便利な道具や、妹のための可愛いおもちゃ、さらには人々の生活を豊かにする新しい魔道具を作り上げていくエルヴィン。やがてその才能は周囲の人々にも認められ、彼は王都や商会での取引を通じて新しい人々と出会い、仲間とともに成長していく。
しかし、彼の心にはただの「発明家」以上の夢があった。この世界で、誰も見たことがないような道具を作り、貴族としての責任を果たしながら、人々に笑顔と便利さを届けたい——そんな野望が、彼を新たな冒険へと誘う。
没落ルートの悪役貴族に転生した俺が【鑑定】と【人心掌握】のWスキルで順風満帆な勝ち組ハーレムルートを歩むまで
六志麻あさ
ファンタジー
才能Sランクの逸材たちよ、俺のもとに集え――。
乙女ゲーム『花乙女の誓約』の悪役令息ディオンに転生した俺。
ゲーム内では必ず没落する運命のディオンだが、俺はゲーム知識に加え二つのスキル【鑑定】と【人心掌握】を駆使して領地改革に乗り出す。
有能な人材を発掘・登用し、ヒロインたちとの絆を深めてハーレムを築きつつ領主としても有能ムーブを連発して、領地をみるみる発展させていく。
前世ではロクな思い出がない俺だけど、これからは全てが報われる勝ち組人生が待っている――。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる