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23話 三番目の共犯者
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(アルト視点)
地下書庫の冷たく澱んだ空気の中で、俺とリリアーナ王女の奇妙な「契約」は成立した。
期間は一年。
俺は彼女に「知識」を貸し、彼女は俺の「平穏」を守る。
口で言うのは簡単だが、相手はこの国の頂点に立つ王女だ。その重みは、ずしりと俺の肩にのしかかっていた。
「……では、契約成立ですわね」
リリアーナは、目元に滲んでいた涙を指先でそっと拭うと、先ほどまでの弱々しい少女の顔を脱ぎ捨てた。
そこに現れたのは、知的好奇心に瞳を輝かせる、凛とした「王女」の表情だった。
彼女は、傍らに置かれた『禁書』を愛おしげに手に取り、俺に向き直る。
「さあ、アルト先生。時間はまだありますわ。早速、昨日の続きを始めましょう」
「……本気ですか?」
俺は呆れて、懐中時計を確認した。
確かに、まだ寮の門限までは時間がある。
だが、問題は時間ではない。
「昨日は、どうしても外せない用事があったんでしょう? それなのに、ここにこうして長居していて、側近たちに怪しまれないんですか?」
俺の指摘はもっともなはずだ。
王女が一人で姿を消せば、大騒ぎになる。侍女や護衛騎士たちが血眼になって捜索を始めるだろう。そうなれば、俺の「平穏」など瞬時に吹き飛ぶ。今までの三日間、その事が頭に浮かぶことはあったが、王女と言えども学生だ。数日くらい図書館で勉強しても気にならないか、と思っていたのだ。
だが、これからも続けていくとなると、そうは言ってはいられないだろう。俺の懸念に対し、リリアーナは悪戯を見つけられた子供のように、ふわりと微笑んだ。
「あら。それなら心配いりませんわ」
彼女は優雅に立ち上がると、豪奢なドレスの裾を翻し、書庫の奥まった壁際へと歩み寄った。
そこは、崩れかけた本棚と壁の隙間にある、デッドスペースだ。
床には、俺がただの古いシミだと思っていた、幾何学的な模様が描かれていた。
「ここには、私が独自に編み上げた『認識阻害』と『物理遮断』の結界を張りました。外からは、ただの壁にしか見えませんし、無意識に足を逸らすように暗示もかけてあります」
……なるほど。どうりで、ここ数日、誰にも邪魔されなかったわけだ。
だが、彼女の「仕掛け」はそれだけではなかった。
「……そして」
彼女が、胸元に下げていた蒼い宝石のペンダントに触れる。
微かな、しかし高密度の魔力の波動が走り、床のシミだと思っていた模様が、淡く、青白く発光し始めた。
複雑怪奇な術式が、空中に浮かび上がる。
「これは、学園内の『離宮』にある私の部屋と直結する、短距離転移の術式です」
「……転移、魔法?」
俺は絶句した。
空間転移。それは、現代魔法学においては「ロストテクノロジー」に近い、最高難度の古代魔法だ。
王家が緊急時に使う「転移門」があるとは聞いていたが、それは国家予算レベルの魔石と、複数の高位魔術師の儀式が必要なはず。
それを、こんな学園の地下で、しかも個人運用しているだと?
「貴女……魔力の無駄遣いが過ぎませんか? 一回の起動にどれだけの魔力を……」
「ふふっ。私の魔力量なら、この程度は誤差ですわ」
彼女はこともなげに言ってのけた。
誇らしげに胸を張るその姿に、俺は改めて思い知らされる。
この少女は、単に身分が高いだけではない。
「歴代最強の魔力を持つ」という噂は、伊達ではなかったのだ。
「それに、これなら誰にも見られずに、一瞬で部屋に戻れますでしょう? アリバイ工作も完璧ですわ」
「……はあ。それはどうも」
俺は乾いた笑いを漏らすしかなかった。
通学路に古代魔法を使う王女。
規格外にも程がある。だが、その規格外さが、今の俺には頼もしくもあった。
これなら確かに、誰にも見つからずに密会を続けられる。
「それに……私、どうしても貴方に聞きたいことがあったのです」
リリアーナは、発光する魔法陣を背にして、俺を机の方へと促した。
彼女が広げたのは、昨日俺たちが読んでいた歴史書ではなく、現代の魔導書だった。
ページには、複雑な魔法陣の図解が載っている。
「この術式……『聖なる守り』。教会の教えでは『神への祈りの長さ』と『信仰心の深さ』で威力が変わるとされています。……けれど、どうしても計算が合わないのです」
彼女は、眉間に愛らしい皺を寄せて、羽ペンで図解の一点を指し示した。
「同じ魔力量を込めても、術者によって効果にバラつきが出すぎます。祈りの差だと言われればそれまでですが……貴方の『物理的』な視点なら、これをどう解釈しますか?」
俺は、ため息をつきつつも、その図解を覗き込んだ。
……まただ。
知識を前にすると、俺の前世の血が騒いでしまう。
空腹も、警戒心も、彼女への畏怖も、すべて後回しになってしまう。
そこにある「非効率」を見ると、修正したくてたまらなくなるのだ。
「……ペンを、貸してください」
俺は彼女から羽ペンを受け取ると、羊皮紙の余白にさらさらと図を描き始めた。
前世の記憶。流体力学と、電子回路の知識を総動員する。
「祈りなんて関係ありません。これは、構造的欠陥の問題です」
「欠陥……?」
「ええ。この魔法陣、魔力の流れるラインが直角に曲がりすぎています。パイプの中を流れる水と同じで、魔力も急カーブさせれば『抵抗』が生まれる。ここでエネルギーの大半が熱として失われているんです」
俺は、既存の角ばった魔法陣の横に、新しい図を描いた。
直角を廃し、滑らかな曲線と螺旋で構成された図形。
「こうして、魔力を螺旋状に編むことで、流れをスムーズにするんです。いわば、抵抗値を下げる。そうすれば、同じ魔力量でも出力は上がりますし、無駄な熱《ロス》を三割は減らせます」
リリアーナが、息を呑んで俺の図面に見入った。
彼女の蒼い瞳が、驚愕と、そして歓喜に揺れる。
「……まあ! なるほど……。魔力を『流体』として捉え、抵抗を減らす……。確かに、これならスムーズに循環しますわ! 美しい……なんて合理的な形なのかしら」
彼女は、俺が描いた図を、まるで至宝の美術品でも見るかのように見つめた。
そして、顔を上げて俺に熱っぽい視線を向ける。
「アルト先生、やはり貴方は天才ですわ!」
「……先生はやめてくださいと言っているでしょう。それに、これはただの幾何学の応用で……」
俺は照れ隠しに視線を逸らした。
天才なのは、俺の拙い説明を一瞬で理解し、その本質を見抜く彼女の方だ。
この世界で「常識」とされている非効率な魔法理論に、疑問を持ち続けていた彼女の聡明さこそが、真に賞賛されるべきものだろう。
薄暗い地下書庫。
カビと古書の匂いの中で、俺たちの熱っぽい議論は続いていく。
身分の差も、男女の壁も忘れ、ただ「真理」という共通の敵に立ち向かう同志として。
俺は、この時間が、自分にとっても救いになっていることを、認めざるを得なかった。
前世で誰にも理解されなかった「理屈」が、ここでは彼女を救い、彼女を笑顔にしている。
それが、どうしようもなく心地よかった。
――だが。
俺たちは、熱中するあまり、周囲への警戒を解きすぎていたのかもしれない。
あるいは、リリアーナの展開した結界が優秀すぎたがゆえの油断か。
ふと。
地下書庫の空気が、変わった気がした。
「……?」
俺は、ペンを止めて顔を上げた。
リリアーナも、不思議そうに視線を彷徨わせる。
静寂。
いや、何かが近づいてくる気配。
それは、書庫の入り口である鉄扉からではない。
リリアーナの背後。
壁際にある、あの「転移魔法陣」の方からだ。
ブゥン……。
低く、重い音が響いた。
淡い光を放っていた魔法陣が、輝きを増していく。
リリアーナが息を呑む。
「……まさか」
彼女が誰かを呼んだ様子はない。
だとすれば、この転移陣を使える人間は、世界にあと一人しかいない。
リリアーナが「鍵」を預け、絶対の信頼を置いている人物。
光の粒子が舞い上がり、空間が歪む。
俺たちは、まだ気づいていなかった。
この秘密の空間に、もう一人、静かな足音で近づいてくる「訪問者」がいることに。
そしてその人物が、俺たちの「共犯関係」を決定的に変えることになるということに。
俺は、固唾を呑んで、光の中から現れようとする人影を見つめた。
地下書庫の冷たく澱んだ空気の中で、俺とリリアーナ王女の奇妙な「契約」は成立した。
期間は一年。
俺は彼女に「知識」を貸し、彼女は俺の「平穏」を守る。
口で言うのは簡単だが、相手はこの国の頂点に立つ王女だ。その重みは、ずしりと俺の肩にのしかかっていた。
「……では、契約成立ですわね」
リリアーナは、目元に滲んでいた涙を指先でそっと拭うと、先ほどまでの弱々しい少女の顔を脱ぎ捨てた。
そこに現れたのは、知的好奇心に瞳を輝かせる、凛とした「王女」の表情だった。
彼女は、傍らに置かれた『禁書』を愛おしげに手に取り、俺に向き直る。
「さあ、アルト先生。時間はまだありますわ。早速、昨日の続きを始めましょう」
「……本気ですか?」
俺は呆れて、懐中時計を確認した。
確かに、まだ寮の門限までは時間がある。
だが、問題は時間ではない。
「昨日は、どうしても外せない用事があったんでしょう? それなのに、ここにこうして長居していて、側近たちに怪しまれないんですか?」
俺の指摘はもっともなはずだ。
王女が一人で姿を消せば、大騒ぎになる。侍女や護衛騎士たちが血眼になって捜索を始めるだろう。そうなれば、俺の「平穏」など瞬時に吹き飛ぶ。今までの三日間、その事が頭に浮かぶことはあったが、王女と言えども学生だ。数日くらい図書館で勉強しても気にならないか、と思っていたのだ。
だが、これからも続けていくとなると、そうは言ってはいられないだろう。俺の懸念に対し、リリアーナは悪戯を見つけられた子供のように、ふわりと微笑んだ。
「あら。それなら心配いりませんわ」
彼女は優雅に立ち上がると、豪奢なドレスの裾を翻し、書庫の奥まった壁際へと歩み寄った。
そこは、崩れかけた本棚と壁の隙間にある、デッドスペースだ。
床には、俺がただの古いシミだと思っていた、幾何学的な模様が描かれていた。
「ここには、私が独自に編み上げた『認識阻害』と『物理遮断』の結界を張りました。外からは、ただの壁にしか見えませんし、無意識に足を逸らすように暗示もかけてあります」
……なるほど。どうりで、ここ数日、誰にも邪魔されなかったわけだ。
だが、彼女の「仕掛け」はそれだけではなかった。
「……そして」
彼女が、胸元に下げていた蒼い宝石のペンダントに触れる。
微かな、しかし高密度の魔力の波動が走り、床のシミだと思っていた模様が、淡く、青白く発光し始めた。
複雑怪奇な術式が、空中に浮かび上がる。
「これは、学園内の『離宮』にある私の部屋と直結する、短距離転移の術式です」
「……転移、魔法?」
俺は絶句した。
空間転移。それは、現代魔法学においては「ロストテクノロジー」に近い、最高難度の古代魔法だ。
王家が緊急時に使う「転移門」があるとは聞いていたが、それは国家予算レベルの魔石と、複数の高位魔術師の儀式が必要なはず。
それを、こんな学園の地下で、しかも個人運用しているだと?
「貴女……魔力の無駄遣いが過ぎませんか? 一回の起動にどれだけの魔力を……」
「ふふっ。私の魔力量なら、この程度は誤差ですわ」
彼女はこともなげに言ってのけた。
誇らしげに胸を張るその姿に、俺は改めて思い知らされる。
この少女は、単に身分が高いだけではない。
「歴代最強の魔力を持つ」という噂は、伊達ではなかったのだ。
「それに、これなら誰にも見られずに、一瞬で部屋に戻れますでしょう? アリバイ工作も完璧ですわ」
「……はあ。それはどうも」
俺は乾いた笑いを漏らすしかなかった。
通学路に古代魔法を使う王女。
規格外にも程がある。だが、その規格外さが、今の俺には頼もしくもあった。
これなら確かに、誰にも見つからずに密会を続けられる。
「それに……私、どうしても貴方に聞きたいことがあったのです」
リリアーナは、発光する魔法陣を背にして、俺を机の方へと促した。
彼女が広げたのは、昨日俺たちが読んでいた歴史書ではなく、現代の魔導書だった。
ページには、複雑な魔法陣の図解が載っている。
「この術式……『聖なる守り』。教会の教えでは『神への祈りの長さ』と『信仰心の深さ』で威力が変わるとされています。……けれど、どうしても計算が合わないのです」
彼女は、眉間に愛らしい皺を寄せて、羽ペンで図解の一点を指し示した。
「同じ魔力量を込めても、術者によって効果にバラつきが出すぎます。祈りの差だと言われればそれまでですが……貴方の『物理的』な視点なら、これをどう解釈しますか?」
俺は、ため息をつきつつも、その図解を覗き込んだ。
……まただ。
知識を前にすると、俺の前世の血が騒いでしまう。
空腹も、警戒心も、彼女への畏怖も、すべて後回しになってしまう。
そこにある「非効率」を見ると、修正したくてたまらなくなるのだ。
「……ペンを、貸してください」
俺は彼女から羽ペンを受け取ると、羊皮紙の余白にさらさらと図を描き始めた。
前世の記憶。流体力学と、電子回路の知識を総動員する。
「祈りなんて関係ありません。これは、構造的欠陥の問題です」
「欠陥……?」
「ええ。この魔法陣、魔力の流れるラインが直角に曲がりすぎています。パイプの中を流れる水と同じで、魔力も急カーブさせれば『抵抗』が生まれる。ここでエネルギーの大半が熱として失われているんです」
俺は、既存の角ばった魔法陣の横に、新しい図を描いた。
直角を廃し、滑らかな曲線と螺旋で構成された図形。
「こうして、魔力を螺旋状に編むことで、流れをスムーズにするんです。いわば、抵抗値を下げる。そうすれば、同じ魔力量でも出力は上がりますし、無駄な熱《ロス》を三割は減らせます」
リリアーナが、息を呑んで俺の図面に見入った。
彼女の蒼い瞳が、驚愕と、そして歓喜に揺れる。
「……まあ! なるほど……。魔力を『流体』として捉え、抵抗を減らす……。確かに、これならスムーズに循環しますわ! 美しい……なんて合理的な形なのかしら」
彼女は、俺が描いた図を、まるで至宝の美術品でも見るかのように見つめた。
そして、顔を上げて俺に熱っぽい視線を向ける。
「アルト先生、やはり貴方は天才ですわ!」
「……先生はやめてくださいと言っているでしょう。それに、これはただの幾何学の応用で……」
俺は照れ隠しに視線を逸らした。
天才なのは、俺の拙い説明を一瞬で理解し、その本質を見抜く彼女の方だ。
この世界で「常識」とされている非効率な魔法理論に、疑問を持ち続けていた彼女の聡明さこそが、真に賞賛されるべきものだろう。
薄暗い地下書庫。
カビと古書の匂いの中で、俺たちの熱っぽい議論は続いていく。
身分の差も、男女の壁も忘れ、ただ「真理」という共通の敵に立ち向かう同志として。
俺は、この時間が、自分にとっても救いになっていることを、認めざるを得なかった。
前世で誰にも理解されなかった「理屈」が、ここでは彼女を救い、彼女を笑顔にしている。
それが、どうしようもなく心地よかった。
――だが。
俺たちは、熱中するあまり、周囲への警戒を解きすぎていたのかもしれない。
あるいは、リリアーナの展開した結界が優秀すぎたがゆえの油断か。
ふと。
地下書庫の空気が、変わった気がした。
「……?」
俺は、ペンを止めて顔を上げた。
リリアーナも、不思議そうに視線を彷徨わせる。
静寂。
いや、何かが近づいてくる気配。
それは、書庫の入り口である鉄扉からではない。
リリアーナの背後。
壁際にある、あの「転移魔法陣」の方からだ。
ブゥン……。
低く、重い音が響いた。
淡い光を放っていた魔法陣が、輝きを増していく。
リリアーナが息を呑む。
「……まさか」
彼女が誰かを呼んだ様子はない。
だとすれば、この転移陣を使える人間は、世界にあと一人しかいない。
リリアーナが「鍵」を預け、絶対の信頼を置いている人物。
光の粒子が舞い上がり、空間が歪む。
俺たちは、まだ気づいていなかった。
この秘密の空間に、もう一人、静かな足音で近づいてくる「訪問者」がいることに。
そしてその人物が、俺たちの「共犯関係」を決定的に変えることになるということに。
俺は、固唾を呑んで、光の中から現れようとする人影を見つめた。
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