「隠れ有能主人公が勇者パーティから追放される話」(作者:オレ)の無能勇者に転生しました

湖町はの

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【後日譚】幸せ貞操危機生活 〜ちゃすてぃてぃくらいしす・らいふ!〜

Days4.5『ご奉仕させていただきます』

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    ―― side:グレン ――


 触らない、と宣言してからずっと……ずっと、目を逸らしてきたその場所。

 期待するように赤く尖った小さな果実と、その周りの薄桃がたまらなく淫靡だった。
 
「ベル……本当に、自分でするときも触ってないんですか?」

「触んないって……てか、お前としょっちゅうヤってるから、一人ですることもないし……」

 シーツを握りしめて恥じらう姿は、さっきまで自分で触らせてた彼とは別人みたいだ。

「そう……なら、今日はいっぱい可愛がってあげますね」

 組み敷いた彼の身体に覆い被さる。

「オッサンくさい言い方やめろ……」

「貴方も俺も中身は三十超えてるんですから、おじさんですよ」

 
 目に染みるような白磁の肌の上の紅に、唇を落とす。

「ん……っ、う」

 口の中で転がすと、そこは芯を持ってさらに尖っていった。

「あ、ッ……ま、て……って……もっと、ゆっくり……あっ」

「嫌です」

 息を吹きかければ白い肢体はビクビクと跳ねる。

「やっ……ああ……っう」
 
 俺の頭を抱き込むようにして悶える彼の顔は見えないが、きっといつも通り――いや、より一層美しく淫らな表情をしているのだろう。

 ああ、見たいな。見ようと思えば見れるけどさすがにやめとこう――なんて考えながら、右の乳首を舌で、左側は指先で左右にコリコリと動かす。

「あ……うう、だめ……あっ」

 動かすたびに反応が増していくのが可愛くて。
 もっと、もっと……と執拗に責め立てる。

「グレ……あっ、や……っ――!!」

 乳輪ごと吸い上げるようにきつく舐めると、彼の身体が激しく揺れた。


 身を起こすと、涙目になって、耳まで真っ赤になった彼が俺を睨みつけてくる。

「お前……っ! やっぱ乳首に執着してるだろ!!」

「…………そうですね。乳首だけじゃないんですけど、乳首にも執着してます」

「認めんな馬鹿!!」
 
 隠す必要もないので正直に答えると、何故か余計に怒られた。

「すみません。ね……イっちゃったんですか?」

 訊きながら下肢に手を伸ばす。
 服の上からでもわかるぐらいに、そこは濡れそぼっていた。

「……っるさい」

「脱がせますよ」

 気持ち悪いだろうな、と思って手っ取り早く魔法で服を床へと飛ばす。

 晒された秘部は白濁で濡れて、それでもまだ少し首をもたげている。

「ああ……もうすっかり、乳首と後ろだけで感じれるようになりましたね」

「……誰かさんのせいでな。もうオレ、普通のじゃイけなくなったんだ……」

 だから、ちゃんと責任取れ――。
 そう囁いて背にしなやかな腕がまわされる。

「……煽り方も、随分と小慣れましたね」

「はっ……いつまでもお前にされるがままじゃないからな。前に言っただろ? そのうちオレが超絶テクでお前のことイかせてやるって」

 ああ、そういえば言ってたな。童貞なこと忘れるぐらいのテクニックでどう、とか……。

「で? 今日はその超絶テクニックとやらは披露してくださるんですか?」

「……まだむり。イメトレ中だから……」

 想像の中の俺が羨ましい。
 一体どんなことをしてもらってるんだろうか。

「なら、今日のところは俺が貴方にご奉仕させていただきますね」

「だから……おっさん臭い、ん……っ」

 綺麗にした孔に指をさし入れる。

「ふ、ぁ……う、ン……」
 
 溢れ出した精液が後ろまで滴って潤んだそこをグチュグチュとかき混ぜるように弄れば、彼の瞳は蕩けて、唇からは欲に媚びた吐息が溢れ出した。

「ベル……好き、好きです……」

 ローションを用意する手間も惜しくて、手のひらに唾液を垂らして、より一層激しく掻き乱す。

「う、あ……っ! や、ぁ……っグレン、ん……」

 一年で変わったのは身体だけじゃない。

「はやく……挿れて……お前ので、イきたい」

 心も――前よりずっと素直になった。
 まっすぐに俺を求めてくれるようになった。

 
「はい、ベル……」

 自身のモノを取り出して、後孔へと押し当てる。

「……っ」

 ベルンハルトが息を吐くのに合わせて力を入れると、孔の縁が俺の形に開かれていく。

「あ……あ、う……グレン……きす、して……」

 促されるまま唇を貪って、そのままズブズブと根元まで飲み込ませていった。

「っ、ふ……あ……」

 吐息の隙間の嬌声は甘い。

「ベル……気持ちいい、です……」

「あ、っ……ん、う……オレ、も……」


 もう幾度となく繰り返した行為なのに、どうしてこんなにも幸せで満ちるんだろう。


「好き……愛してます……貴方だけが、ずっと……好きです、ベルンハルト……っ!!」

「は……あ、ああっ――!」

 麗しい面貌が苦悶の表情に歪められ、内側が強く締め付けられた。



 ◇



「お盛んですね」

「ベルこそ、おじさんみたいなこと言わないで……」

 白皙の美貌に似つかわしくない言葉を吐いたって、それでも彼はどうしたって魅力的だ。

「だってさぁ、週の半分ぐらいはしてるのに……出しすぎだろ」

 内側におさまらずシーツにまでこぼれ落ちた精を掬い取って、ベルンハルトは笑う。

「汚いですから触らないでください」

 汚れた手を清めるよりも先に、彼はあろうことか――精液の着いた指を、口に含んだ。

「いいよ、お前のだったら……さすがに美味しくはないけど、うん。いける」

「そんなのいけなくていいです……!! もう……っ、ベルの……ベルなんか!!」

 その先の言葉が出てこない。
 だってベルは馬鹿じゃないし。嫌いじゃないし。


「…………好きです」

「相変わらず脈絡ないね、グレン」
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