隠れゲイシリーズ

芹澤柚衣

文字の大きさ
6 / 17
隠れゲイとカプチーノ

6.

しおりを挟む
 そうだ、新しい恋だ。
「……って、何べんゆうねんこれ……」
 前にも思った。あの時は、哲のことを振り切りたかっただけだと思っていたけど。何か無意識に、棚橋のことも怖かったような気がする。棚橋は脅威だ。俺はもともと彼の存在には何となく怯えていたけれど、その怖さについて今回改めて認識したと言う訳だ。脅威と思っている時点で、もっと突き放してしまえたら良かったのに。甘かった。完全に見くびっていた。もうノンケには惚れへんやろそこまで阿呆ちゃうか! て思ってた。結果がこれだよ。そこまで阿呆でしたすみません。しかも友達だろ。最悪だ。ゲイの言い分として男全員恋愛対象じゃねえっての、気持ち悪いとか考える方が自意識過剰じゃボケ! というのがあるが、これは気持ち悪がられても仕方ない。本当に見境ないみたいじゃないか。でも言わせてくれ。マイノリティじゃなくたって、友達に惚れることもあるだろ。例えば前から可愛いなとか思ってた女子に失恋直後優しくされたら、即効で落ちるだろ。だからごめん。あんまりホモを責めてくれるな。ホモは一般人よりナイーブに出来ています。いや、いかん。話が逸れた。
 そうだ。新しい恋だ。前は何となく思ってた程度だったけど、今は違う。可及的速やかに激しく熱く、どこかのホモと恋に落ちなければならないのだ。これは俺の現状維持の為でもあり、棚橋との友情を守る為でもある。このままでいい訳ない。ぼんやりイケメンだなとか好きだなとか、思ってた頃とは訳が違う。自覚したら最後だ。あとはもう、落ちるところまで落ちるだけ。
 単に他で恋愛をするだけでは駄目だ。棚橋と過ごす時間も減らさなければ。今までは、ホモと分かってくれている友達の隣なんて超居心地良いんですけどヤッタネ! な感じだったけど。もうそれに甘んじていい状況ではない。奥深くまで入り込んでしまった棚橋という脅威を、ウイルスバスターだ。ウインドウズアップデートだ。アドビフラッシュプレイヤーを、最新版に更新しなければならないのだ。
「先輩、そんなところで何やってんの」
「ゆうてる傍から!!」
 びっくりした。こいついつも足音しないんだけど何で? 前世忍者?
「先輩って、何かいつも唐突に叫ぶよね。しかも毎回意味のわからない科白をさ」
「きしょいならきしょいてゆえ、ホモは今更きしょい言われてももう傷つかへんで」
「しかも卑屈だし」
「うっといなら、うっといてゆえや」
「ううん。面白くて好きだよ」
 死ねばいいのに!
 この野郎とんでもないことさらっと言いやがって。どれだけ心臓に悪いと思ってんだ今の。駆除だ駆除。ポップアップをブロックせねば。クイックスキャンの後にコンピューター全体の総合スキャンだ。欠片でもときめきを、体内に残しておく訳にはいかない。後々の為にも。一時期世で騒がれたウイルスなんかより、お前の方が俺はよっぽど怖い。
「ね、先輩。今日何か予定ある?」
「何か予定があるやつが一人、学食の隅でアミダ作っとると思うんか、お前」
 しかも作りかけだけど。棚橋のことを占おうと思っていたので、何となく気恥かしい。見られる前にとくしゃくしゃにした。案の定、そんなゴミに棚橋の興味はないようだった。
「じゃあさ、一緒に栄行こうよ。今オアシスで、期間限定のお化け屋敷やってるんだって。超気にならない?」
「厭や」
「あれ、先輩。怖いの苦手だっけ?」
「…………」
 当たり前のように誘って来る棚橋に苛立った。くそお前、思い悩むホモの気持ちも知らないで。ホモでも何でも先輩の勝手だからと切り離したそいつが、自分に恋慕を抱いているとはよもや思わない顔だ。改めて思った。俺は、切り捨てられた部分だ。実の母でさえ別のものだからと認識出来るこいつに、一旦ひかれたホモ野郎なんかが太刀打ち出来る筈もないのだ。
「大丈夫だよ。臨時で出来たやつだから、距離も短いし。お化けも多分バイトの人ばかりだから、きっとそんなに怖くないよ」
 ――怖くない訳、あるか。
 怖いよ、棚橋。こんなに俺に興味のないお前に、これ以上惚れちゃってどうすんの? 結果なんて見えてるよ。どうにもならないって分かってんだよ。
 それなのに――俺は取り返しのつかない阿呆だ。どんな弊害があろうとも、お前と一緒に居たくて堪らない。結果お前と一緒にいるだけで、どんどん好きになって。何て最悪なループ。
 ちょっと拗ねたら、すぐ宥めてくれるところも好きだ。テスト前に漫画読んでたら、ちゃんと怒ってくれる生真面目な性格も好き。日本人離れした、明るい色の柔らかい髪も。カラオケで歌うミスチルの曲、大抵サビで外しちゃうところも。優男な風貌で、意外とクールなところも。全部、全部好きだ。
「……本当に、怖くないんやな」
 渋ったふりをして、了解の返答。棚橋は嬉しそうに笑って、顔を近づけて来る。
「うん、多分大丈夫だと思う。万一先輩が怖くなったら、俺を盾にしたらいいし」
 今の一言で完全萎えた。超行きたくない。片恋中の男と、抱きついても手を繋いでもギリギリ許される系のデートなんて逆に空し過ぎるだろ。お化け屋敷自体も、苦手は苦手だし。
 直前になってやっぱり厭だとわめいてみたが、結局聞いて貰えず。怖いのは最初だけだから、なんて訳のわからない説得で強引に押し切られてしまった。何が怖いのは最初だけだから、だ。最初が怖かったらもう、後は怖いものしか残ってねぇんだよ。馬鹿棚橋。死ね!

「死ねって言ってすみませんでした……」
 狭いダイニングキッチンでえのきを洗いながら、ぼそりと呟く俺。自分で言うのもあれだけど、超不気味だ。でもこれだけは言っておく神様。死ねなんて嘘だから。本当にあいつを、殺して貰っちゃ困るんだ。俺みたいなノンケに邪心を抱く阿呆なら構わないけど、棚橋は人畜無害。棚橋の半分が優しさで出来ています。そんな彼だからこそ、殺すなんて滅相もない。寧ろ優しく包んであげてください。
(まぁ、俺が言うかって話やねんけどな……)
 早くも三回生間近の斎藤潤也。若干二十一歳。俺は今、全力で棚橋という脅威を避けているところです。その避け方たるや全国ツアー前のボーカルがする風邪予防もかくやというくらいで、徹底に徹底を極めているのです。
 俺が決めたルールは三つある。
 まずは、会わないこと。実際会うと、絶対やばい。何かを誘われたら、大抵うんと言ってしまう。断わって残念がる顔よりも、了承して喜んでくれる顔の方が見たい――そんな下心が発動するのが視覚の脅威だ。だからまず、会わないこと。サークルなんてもっての外だ。
 そして俺ルールその二は、なるべく一人にならないこと。いつでも誰かと用事がある体を装い、気軽に声の掛けられない雰囲気を常に保つこと。友達の少ない俺には、実はこれが一番難しかった。そんなにしょっちゅう、顔会わせるような関係を築けた相手もいないし。けれどこれは一番重要なルールだ。万一避けてることに気がついた棚橋が俺を待ち伏せしてようとも、誰か一人隣に居ればまだ、上手く回避できる可能性を秘めているからだ。でも正直、毎日なんて無理に決まってる。行き詰った俺は、此方に近づく棚橋を避けようと、赤の他人とハグしたこともあるくらいだ。わお久しぶり元気にしてた? 俺超元気! 露骨にお前誰って顔された。うん、俺も今更だけど思うよ。お前誰だったマジで。やたら鳩胸だったけどお前誰だった。
 まぁ、美しくない思い出話はいいや。で、最後のルール。電話には必ず出ること。矛盾してるかもしれないが、これは、棚橋に俺が避けていると少しでも長く悟らせない為の秘策で、超重要なのだ。電話でのお誘いならまだ、断ることも出来る。若干強気になれるから。視覚がないって万歳。電話万歳ベル良くやった! ただこれには少し問題があった。いい加減断るネタも尽きてきたのだ。約束あるから、風邪引いたから、レポート追い込んでるから……さまざまな事例で回避を試みたが、正直あいつ俺を誘い過ぎ。一日何回電話掛けてくんの。嬉しいけど、正直しんどい。
 前回風邪治りかけだから、安静にしてると言ってしまった俺。今日はもう流石に風邪ネタは使えないなと早速追い詰められ、結果出た言い訳は「えのきが腐るから」だ。阿呆かこれ。完全にただの阿呆だろ。今どき小学生でももっとまともな言い訳使うぞ。何えのきって。何でえのきの腐敗を危惧してんの。遊びに出かけたせいで腐るえのきってどういう状況?
 しかし棚橋は動じなかった。そんな情けない断り文句だったにも関わらず、何かあっさりじゃあしょうがないねとか言いながら切りやがった。地味にショックだ。まぁ問い詰められるよりかは良いんだけど。
 あともう一個問題があるとしたら、棚橋に会えないのが続いて、いい加減フラストレーションをぶっちぎりそうな俺だ。やばい、超寂しい。すげえ会いたい。何だよ、えのきを理由に断られて、あっさりひくなよ馬鹿棚橋死ね! 死ねって言ってすみませんでした! の、完全ループ。本当参る。
 会わなきゃ忘れられると思っていた。別に、何年来の親友って訳じゃない。大学で知り合って、サークルで時々話す程度の関係だ。最近はやたら一緒に遊びに行っていたけれど、それを元に戻せば良いだけの話で。なのに、それがどうしても出来ない。会わなきゃ会わないで、愛しさは募る一方。もう何をどうやっても、今更俺は、あいつのことを嫌いになれないんだと思う。こんなくさくさした気持ちで叶わぬ想いを引き摺るくらいなら、いっそ玉砕してものの見事に振られた方がまだ諦めもつくんじゃないかって気もする。いやいやいや、それは駄目だろ。絶対ひかれる。もう二度と友達としても会えなくなる。そんなの厭だ。でも、それってどれだけの意味がある? 告白して気まずくなって喋れなくなるのと、理由も言わず避けまくって喋れてない今現在は、何がどう違う訳?
 そんなことを繰り返し考えながら、結局いつもの結論に至る訳だ。大して変わらない。それは認めよう。でも後者の方が、まだ希望がある――棚橋と、友達でいられる希望が。
(我ながら、女々しい男だな……)
 情けない。そんな小さな希望に縋って、棚橋に厭な気持ちをさせている。直せばいいと思うのに、直らない。俺はどんな手を使ってでも、絶対に棚橋を失いたくない――だから、新しい恋人を作らなければならないのだ。
(かといって、二丁目とか、それっぽいバーに一人で行くのは……)
 無理。試す前からそう思う。今までひた隠してきた性癖を、丸出しにしなければならないってことだろ。どんな顔で行ったらいいの。もうそんな初歩的なところからわからん。ヘイ! 俺ホモだぜ! 抱いて! みたいな? うわーないわ。だいぶない。そんなやつ居たら俺ならひく。許されるなら一発殴る。店のドアの取っ手を持つところからやり直せって思う。
 ……駄目だ。やっぱりそういう店に行くとか、いきなりハードルが高すぎる。もっと身近でお手軽な恋とかしてみたい。だいぶ無茶だな。無茶なのはわかってるんだけど。そんな身近にお手軽ホモがいたら、俺だってこんなに苦労してないし。あーあ、ゲイ専用の婚活パーティとかないかな。
 えのきを片手にぐるぐるしていたら、電話が鳴った。わお、棚橋? だよな。そりゃそうだ。えのきが心配で遊べへんとか、どないやねん! の突っ込み電話だよな。しかし何という時間差。お前いつのまにそんな高度な突っ込みマスターしたんだ。
 困るのに、どこかうきうきと携帯を掴む。我ながら超矛盾。電話はいいのだ。俺ルールで電話には出て良いことになってる。遊べない分、電話でめいっぱい棚橋といる時間を味わってやろう――そんな浮足立った気分は、着信元を確認するなり一気に冷めた。てゆうか萎えた。
 何だこのタイミング。確かに身近でお手軽な恋がしたいと言った。それは認めよう。そんな風に新しい相手が出来たらって理想は、間違っていない、勿論。だけど。
『ねー……潤也、今何してんの?』
 ちょっと前なら、聞き慣れた一番愛しい声。
 だからって、このタイミングでお前とか。
「どないやねん!!」
 八つ当たり任せに怒鳴ってやると、電話口の向こうでえ、何何? と暢気に慌てる哲の声が聞こえた。死ねばいいのに!
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

オッサン課長のくせに、無自覚に色気がありすぎる~ヨレヨレ上司とエリート部下、恋は仕事の延長ですか?

中岡 始
BL
「新しい営業課長は、超敏腕らしい」 そんな噂を聞いて、期待していた橘陽翔(28)。 しかし、本社に異動してきた榊圭吾(42)は―― ヨレヨレのスーツ、だるそうな関西弁、ネクタイはゆるゆる。 (……いやいや、これがウワサの敏腕課長⁉ 絶対ハズレ上司だろ) ところが、初めての商談でその評価は一変する。 榊は巧みな話術と冷静な判断で、取引先をあっさり落としにかかる。 (仕事できる……! でも、普段がズボラすぎるんだよな) ネクタイを締め直したり、書類のコーヒー染みを指摘したり―― なぜか陽翔は、榊の世話を焼くようになっていく。 そして気づく。 「この人、仕事中はめちゃくちゃデキるのに……なんでこんなに色気ダダ漏れなんだ?」 煙草をくゆらせる仕草。 ネクタイを緩める無防備な姿。 そのたびに、陽翔の理性は削られていく。 「俺、もう待てないんで……」 ついに陽翔は榊を追い詰めるが―― 「……お前、ほんまに俺のこと好きなんか?」 攻めるエリート部下 × 無自覚な色気ダダ漏れのオッサン上司。 じわじわ迫る恋の攻防戦、始まります。 【最新話:主任補佐のくせに、年下部下に見透かされている(気がする)ー関西弁とミルクティーと、春のすこし前に恋が始まった話】 主任補佐として、ちゃんとせなあかん── そう思っていたのに、君はなぜか、俺の“弱いとこ”ばっかり見抜いてくる。 春のすこし手前、まだ肌寒い季節。 新卒配属された年下部下・瀬戸 悠貴は、無表情で口数も少ないけれど、妙に人の感情に鋭い。 風邪気味で声がかすれた朝、佐倉 奏太は、彼にそっと差し出された「ミルクティー」に言葉を失う。 何も言わないのに、なぜか伝わってしまう。 拒むでも、求めるでもなく、ただそばにいようとするその距離感に──佐倉の心は少しずつ、ほどけていく。 年上なのに、守られるみたいで、悔しいけどうれしい。 これはまだ、恋になる“少し前”の物語。 関西弁とミルクティーに包まれた、ふたりだけの静かな始まり。 (5月14日より連載開始)

情けない男を知っている

makase
BL
一見接点のない同僚二人は週末に飲みに行く仲である。

有能課長のあり得ない秘密

みなみ ゆうき
BL
地方の支社から本社の有能課長のプロジェクトチームに配属された男は、ある日ミーティングルームで課長のとんでもない姿を目撃してしまう。 しかもそれを見てしまったことが課長にバレて、何故か男のほうが弱味を握られたかのようにいいなりになるはめに……。

イケメンモデルと新人マネージャーが結ばれるまでの話

タタミ
BL
新坂真澄…27歳。トップモデル。端正な顔立ちと抜群のスタイルでブレイク中。瀬戸のことが好きだが、隠している。 瀬戸幸人…24歳。マネージャー。最近新坂の担当になった社会人2年目。新坂に仲良くしてもらって懐いているが、好意には気付いていない。 笹川尚也…27歳。チーフマネージャー。新坂とは学生時代からの友人関係。新坂のことは大抵なんでも分かる。

【完結】エデンの住処

社菘
BL
親の再婚で義兄弟になった弟と、ある日二人で過ちを犯した。 それ以来逃げるように実家を出た椿由利は実家や弟との接触を避けて8年が経ち、モデルとして自立した道を進んでいた。 ある雑誌の専属モデルに抜擢された由利は今をときめく若手の売れっ子カメラマン・YURIと出会い、最悪な過去が蘇る。 『彼』と出会ったことで由利の楽園は脅かされ、地獄へと変わると思ったのだが……。 「兄さん、僕のオメガになって」 由利とYURI、義兄と義弟。 重すぎる義弟の愛に振り回される由利の運命の行く末は―― 執着系義弟α×不憫系義兄α 義弟の愛は、楽園にも似た俺の住処になるのだろうか? ◎表紙は装丁cafe様より︎︎𓂃⟡.·

BL 男達の性事情

蔵屋
BL
漁師の仕事は、海や川で魚介類を獲ることである。 漁獲だけでなく、養殖業に携わる漁師もいる。 漁師の仕事は多岐にわたる。 例えば漁船の操縦や漁具の準備や漁獲物の処理等。 陸上での魚の選別や船や漁具の手入れなど、 多彩だ。 漁師の日常は毎日漁に出て魚介類を獲るのが主な業務だ。 漁獲とは海や川で魚介類を獲ること。 養殖の場合は魚介類を育ててから出荷する養殖業もある。 陸上作業の場合は獲った魚の選別、船や漁具の手入れを行うことだ。 漁業の種類と言われる仕事がある。 漁師の仕事だ。 仕事の内容は漁を行う場所や方法によって多様である。 沿岸漁業と言われる比較的に浜から近い漁場で行われ、日帰りが基本。 日本の漁師の多くがこの形態なのだ。 沖合(近海)漁業という仕事もある。 沿岸漁業よりも遠い漁場で行われる。 遠洋漁業は数ヶ月以上漁船で生活することになる。 内水面漁業というのは川や湖で行われる漁業のことだ。 漁師の働き方は、さまざま。 漁業の種類や狙う魚によって異なるのだ。 出漁時間は早朝や深夜に出漁し、市場が開くまでに港に戻り魚の選別を終えるという仕事が日常である。 休日でも釣りをしたり、漁具の手入れをしたりと、海を愛する男達が多い。 個人事業主になれば漁船や漁具を自分で用意し、漁業権などの資格も必要になってくる。 漁師には、豊富な知識と経験が必要だ。 専門知識は魚類の生態や漁場に関する知識、漁法の技術と言えるだろう。 資格は小型船舶操縦士免許、海上特殊無線技士免許、潜水士免許などの資格があれば役に立つ。 漁師の仕事は、自然を相手にする厳しさもあるが大きなやりがいがある。 食の提供は人々の毎日の食卓に新鮮な海の幸を届ける重要な役割を担っているのだ。 地域との連携も必要である。 沿岸漁業では地域社会との結びつきが強く、地元のイベントにも関わってくる。 この物語の主人公は極楽翔太。18歳。 翔太は来年4月から地元で漁師となり働くことが決まっている。 もう一人の主人公は木下英二。28歳。 地元で料理旅館を経営するオーナー。 翔太がアルバイトしている地元のガソリンスタンドで英二と偶然あったのだ。 この物語の始まりである。 この物語はフィクションです。 この物語に出てくる団体名や個人名など同じであってもまったく関係ありません。

経理部の美人チーフは、イケメン新人営業に口説かれています――「凛さん、俺だけに甘くないですか?」年下の猛攻にツンデレ先輩が陥落寸前!

中岡 始
BL
社内一の“整いすぎた男”、阿波座凛(あわざりん)は経理部のチーフ。 無表情・無駄のない所作・隙のない資料―― 完璧主義で知られる凛に、誰もが一歩距離を置いている。 けれど、新卒営業の谷町光だけは違った。 イケメン・人懐こい・書類はギリギリ不備、でも笑顔は無敵。 毎日のように経費精算の修正を理由に現れる彼は、 凛にだけ距離感がおかしい――そしてやたら甘い。 「また会えて嬉しいです。…書類ミスった甲斐ありました」 戸惑う凛をよそに、光の“攻略”は着実に進行中。 けれど凛は、自分だけに見せる光の視線に、 どこか“計算”を感じ始めていて……? 狙って懐くイケメン新人営業×こじらせツンデレ美人経理チーフ 業務上のやりとりから始まる、じわじわ甘くてときどき切ない“再計算不能”なオフィスラブ!

平凡ワンコ系が憧れの幼なじみにめちゃくちゃにされちゃう話(小説版)

優狗レエス
BL
Ultra∞maniacの続きです。短編連作になっています。 本編とちがってキャラクターそれぞれ一人称の小説です。

処理中です...