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第三章
居なくなると静かに感じる
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【悠理side】
「じゃあそろそろ帰るね」
夕方、17時半くらいになってひなたが帰りの準備をして、立ち上がる。
「そうだな、秋になって日も沈むの早くなったし…。
暗くなる前に帰った方がいいな」
そう言って、俺も立ち上がりソファでまだ寝てる日和を軽く揺すって起こす。
「日和、ひなた帰るって。
見送りしなくていいのか?」
するとむくりと体を起こして目を擦りながら小さく
「送る…」
とだけ呟いた。
「もう夕方だしそのまま起きろよ?
ほら、ひなた行っちまうぞ」
「あっ、ひなたちゃん待ってー!」
寝ぼけ眼だった日和の目が、カッと見開いて急いでひなたの元に飛んでいく。
こりゃかなり懐いちまったな…。
小さく息を吐きながら笑って、俺も2人の元に行く。
「じゃあ今日はありがとね、悠理、日和ちゃん」
「うん!
ひなたちゃん、また遊びに来てね!」
玄関で日和と一緒に見送る。
ひなたは微笑み返して、背を向け家から出て行った。
「あーぁ、ひなたちゃん帰っちゃったー」
残念そうに肩を落としてリビングに戻る日和を横目に、俺は風呂に入る準備を始める。
「ねぇお兄ちゃん、今度いつひなたちゃん遊びに来てくれるかな?」
ソファに座り直しながら、クッションを抱きしめる日和を特に気に留める事もなく、タンスからパジャマや下着を取り出しつつ、返事を返す。
「…さぁな。
ひなたもそんな毎回暇じゃねぇだろ」
実際彼女役は今回だけの1度きりだしな。
日和には申し訳ねぇけど、その後はひなたと別れたって事にするしかない。
…こんなに懐くと思わなかったな。
それだけが今回の誤算だ。
日和には寂しい思いさせちまうかもな。
罪悪感で胸がチクリと痛む。
まぁひなたは誰にでも優しいし、穏やかだし、そう言うところが好まれるんだろうな。
まぁ俺も出会ってからすぐ絆されてるし…。
好きになる気持ちもわかる。
実際俺だって…。
何気なく思った事に、自分で驚く。
は?
俺だって…何だ?
俺は今何を考えた?
自分の思考回路に全力で否定する。
いやいや!
俺は別にそういうんじゃない!
俺は友達として、妹みたいな存在としてひなたの事可愛がってるだけだし!
1人自問自答して頭を抱える。
「お兄ちゃん?
どうかした?」
後ろで日和が心配そうに声をかけてくれた所で、俺はハッとして動揺を隠す様に笑って誤魔化した。
「何でもねぇよ。
先風呂行ってくるから、上がったら日和も入れよ?」
「え?
うん…わかった」
不思議そうにしながらも頷いた日和を見て、風呂場へ向かう。
「じゃあそろそろ帰るね」
夕方、17時半くらいになってひなたが帰りの準備をして、立ち上がる。
「そうだな、秋になって日も沈むの早くなったし…。
暗くなる前に帰った方がいいな」
そう言って、俺も立ち上がりソファでまだ寝てる日和を軽く揺すって起こす。
「日和、ひなた帰るって。
見送りしなくていいのか?」
するとむくりと体を起こして目を擦りながら小さく
「送る…」
とだけ呟いた。
「もう夕方だしそのまま起きろよ?
ほら、ひなた行っちまうぞ」
「あっ、ひなたちゃん待ってー!」
寝ぼけ眼だった日和の目が、カッと見開いて急いでひなたの元に飛んでいく。
こりゃかなり懐いちまったな…。
小さく息を吐きながら笑って、俺も2人の元に行く。
「じゃあ今日はありがとね、悠理、日和ちゃん」
「うん!
ひなたちゃん、また遊びに来てね!」
玄関で日和と一緒に見送る。
ひなたは微笑み返して、背を向け家から出て行った。
「あーぁ、ひなたちゃん帰っちゃったー」
残念そうに肩を落としてリビングに戻る日和を横目に、俺は風呂に入る準備を始める。
「ねぇお兄ちゃん、今度いつひなたちゃん遊びに来てくれるかな?」
ソファに座り直しながら、クッションを抱きしめる日和を特に気に留める事もなく、タンスからパジャマや下着を取り出しつつ、返事を返す。
「…さぁな。
ひなたもそんな毎回暇じゃねぇだろ」
実際彼女役は今回だけの1度きりだしな。
日和には申し訳ねぇけど、その後はひなたと別れたって事にするしかない。
…こんなに懐くと思わなかったな。
それだけが今回の誤算だ。
日和には寂しい思いさせちまうかもな。
罪悪感で胸がチクリと痛む。
まぁひなたは誰にでも優しいし、穏やかだし、そう言うところが好まれるんだろうな。
まぁ俺も出会ってからすぐ絆されてるし…。
好きになる気持ちもわかる。
実際俺だって…。
何気なく思った事に、自分で驚く。
は?
俺だって…何だ?
俺は今何を考えた?
自分の思考回路に全力で否定する。
いやいや!
俺は別にそういうんじゃない!
俺は友達として、妹みたいな存在としてひなたの事可愛がってるだけだし!
1人自問自答して頭を抱える。
「お兄ちゃん?
どうかした?」
後ろで日和が心配そうに声をかけてくれた所で、俺はハッとして動揺を隠す様に笑って誤魔化した。
「何でもねぇよ。
先風呂行ってくるから、上がったら日和も入れよ?」
「え?
うん…わかった」
不思議そうにしながらも頷いた日和を見て、風呂場へ向かう。
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