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緑の指を持つ娘 温泉湯けむり編
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王族という生き物は、実に雲上の生き物である。
そして、雲上には、雲上人でなければ決して辿り着けない情報というものがある。
そんな王族の端くれのナーランダが、親善大使の役目を終えて離宮にやってきた。
視察ついでの温泉観光休暇というのが表向きの理由らしい。
その紫の長い髪、微笑みを浮かべた完璧な美貌。優雅な物腰。
まるで神殿の天使の像の如きその美しい姿。
だというのに、なんと婚約者もおらず、未だ独身だという。
美しい王侯貴族の訪れには慣れているはずの、この離宮のある村の乙女という乙女たちが美貌のナーランダの訪問に沸き立った。
「フェリクス殿下。輝ける王国の一番星に、ご挨拶を申し上げます」
「ああ、遠い所をよく来てくれた。感謝する」
午後の早い時間、ナーランダが離宮に到着すると、フェリクスは久しぶりの王太子としての威風堂々たる態度で挨拶を受けた。
ちなみに、離宮にフェリクスが客人を受けるのは、皮膚の疾患が発症してから実に、初めての事だ。
まだ人前では包帯まみれのままではあるが、貴人と面会できるようになったほどに、フェリクスの心と体は回復していたのだ。
尚ナーランダの訪問は、もちろん視察でも、そのついでの休暇でもない。
どうにも、フェリクスの症状について、ベスが招かれた温泉について、ノエルには分かりかねた事があったのだ。
ノエルは内密にナーランダに調査を依頼して、この離宮についてとアビーブ建国神話について、独自調査してもらっていた。
ナーランダは端くれではあるが、王家の属柄に籍をおく。
王族のみに閲覧が許される、王族専用の「黄金の間」と呼ばれる図書室でナーランダは調査を行い、そこで得た情報の報告の為帰国を伸ばしこの離宮に立ち寄ったのだ。
なぜベスが、あの建国の乙女と神亀との出会いがもたらされた神々の温泉に呼ばれたのか。
そして、なぜ、ベスは帰り道には眷属まで付けられて、人の世界に送り届けられたのか。
(ベスが妖精の取り替え子であるが故に、人外の領域に招かれたのであれば温泉に偶然たどり着いた事への説明はつく。だが、理解できないのは、なぜわざわざベスを無事に人の世界に帰したのか、だ)
「調査結果を聞かせてくれ」
ノエルとフェリクスは、一階の応接室に並んで、ナーランダの報告を聞く体制に入る。
ナーランダはは頷いた。
「良いですかノエル様。フェリクス様。まず、あそこに見える離宮の温室ですが、建立当初は温室内に温泉があったそうです」
「温泉?」
「はい。こちらをご覧ください」
ナーランダは持ってきた大きな古い建築物の設計図を紐解いて、テーブルに置くと、ノエルとフェリクスの前に広げた。
「温泉の源泉の周りのみに生息する植物を育成するために、わざわざ源泉を引き込んでいた様子です。あの温室が、非常に背の高い作りになっているのは、湯気が温室の中こもらずに、すんなりと出て行く特別な建築の工法をとっているかららしいのです」
「なるほど。建立当初は温室内で背の高い木でも育てていたのかと思っていたが、違うのだな」
ノエルは眉を顰めた。
「後で温室の古い土壌を鑑定してみましょう。温泉の成分である硫黄の反応が出るでかと」
フェリクスは続ける。
「しかし源泉を温室に引き込んでまで、育成の価値がある植物など聞いたことがない。当時はそこまでして育成する価値のある植物がこの離宮の温室で育成されいた、という事か」
「鋭いですね。さすがは完全無欠の王太子との名高いフェリクス殿下です」
ナーランダはそう褒めたが、今のフェリクスにとって、一番居心地の悪くなる、かつてのフェリクスの代名詞だ。
今やメイドのオリビアが、フェリクスを揶揄うときに半笑いでそう呼ぶくらい。
「・・だが、貴殿はそんな事を伝えるためにここまで足を伸ばした訳ではあるまい。一体何を王宮で見つけた」
フェリクスは、わざわざナーランダが黄金の間まで足を踏み入れて、わざわざ遠い離宮まで訪問してきた事には、もっと深い理由がある。そう察した。
「ええ。フェリクス様。あなたのその皮膚の症状に関する事です」
「なんだ・・と」
部屋の空気が一気に凍る。
ナーランダは淡々と続けた。
「フェリクス様。あなたの症状は歴史上、王家の、それも、雷属性の王族の男子に定期的に表れた症状です」
「王族の疾患については、国家機密です。特に王子の肌の疾患などは政治的なバランスにも影響しますので、深く秘されてきた様子です。黄金の間に保存されていた、医療日記を発見して、ようやくその事実を発見しました」
「そして、その症状を持つ男子が現れるのは、アビーブの火山の噴火時期と、完全に合致します」
ガタリ、とフェリクスが立ち上がる。
「最後に噴火が確認されたのは、確か三百年前だと記録にありますね」
ナーランダは、続けた。
「フェリクス様。アビーブ山が最近活性化しているという話を、聞きませんか?」
「まだ、何も聞いていないが・・いや、そういえば、オリビアの恋人が言っていた。青竹の花が咲いていたと」
青竹の花は、数百年に一度しか咲かない事で有名だ。
花が咲くと凶事が起こるという言い伝えがあり、オリビアの恋人は、神殿に行って厄祓いをしてきたと、この間言っていたばかりだ。
「もし王太子を苦しめるほどの多すぎる魔力が、何か理由があって授けられているものであるとすれば」
ノエルの言葉が終わることを待つことなく、完全無欠の王太子・フェリクスは立ち上がった。
「・・火山に調査隊を。今すぐだ、メイソン!」
そして、雲上には、雲上人でなければ決して辿り着けない情報というものがある。
そんな王族の端くれのナーランダが、親善大使の役目を終えて離宮にやってきた。
視察ついでの温泉観光休暇というのが表向きの理由らしい。
その紫の長い髪、微笑みを浮かべた完璧な美貌。優雅な物腰。
まるで神殿の天使の像の如きその美しい姿。
だというのに、なんと婚約者もおらず、未だ独身だという。
美しい王侯貴族の訪れには慣れているはずの、この離宮のある村の乙女という乙女たちが美貌のナーランダの訪問に沸き立った。
「フェリクス殿下。輝ける王国の一番星に、ご挨拶を申し上げます」
「ああ、遠い所をよく来てくれた。感謝する」
午後の早い時間、ナーランダが離宮に到着すると、フェリクスは久しぶりの王太子としての威風堂々たる態度で挨拶を受けた。
ちなみに、離宮にフェリクスが客人を受けるのは、皮膚の疾患が発症してから実に、初めての事だ。
まだ人前では包帯まみれのままではあるが、貴人と面会できるようになったほどに、フェリクスの心と体は回復していたのだ。
尚ナーランダの訪問は、もちろん視察でも、そのついでの休暇でもない。
どうにも、フェリクスの症状について、ベスが招かれた温泉について、ノエルには分かりかねた事があったのだ。
ノエルは内密にナーランダに調査を依頼して、この離宮についてとアビーブ建国神話について、独自調査してもらっていた。
ナーランダは端くれではあるが、王家の属柄に籍をおく。
王族のみに閲覧が許される、王族専用の「黄金の間」と呼ばれる図書室でナーランダは調査を行い、そこで得た情報の報告の為帰国を伸ばしこの離宮に立ち寄ったのだ。
なぜベスが、あの建国の乙女と神亀との出会いがもたらされた神々の温泉に呼ばれたのか。
そして、なぜ、ベスは帰り道には眷属まで付けられて、人の世界に送り届けられたのか。
(ベスが妖精の取り替え子であるが故に、人外の領域に招かれたのであれば温泉に偶然たどり着いた事への説明はつく。だが、理解できないのは、なぜわざわざベスを無事に人の世界に帰したのか、だ)
「調査結果を聞かせてくれ」
ノエルとフェリクスは、一階の応接室に並んで、ナーランダの報告を聞く体制に入る。
ナーランダはは頷いた。
「良いですかノエル様。フェリクス様。まず、あそこに見える離宮の温室ですが、建立当初は温室内に温泉があったそうです」
「温泉?」
「はい。こちらをご覧ください」
ナーランダは持ってきた大きな古い建築物の設計図を紐解いて、テーブルに置くと、ノエルとフェリクスの前に広げた。
「温泉の源泉の周りのみに生息する植物を育成するために、わざわざ源泉を引き込んでいた様子です。あの温室が、非常に背の高い作りになっているのは、湯気が温室の中こもらずに、すんなりと出て行く特別な建築の工法をとっているかららしいのです」
「なるほど。建立当初は温室内で背の高い木でも育てていたのかと思っていたが、違うのだな」
ノエルは眉を顰めた。
「後で温室の古い土壌を鑑定してみましょう。温泉の成分である硫黄の反応が出るでかと」
フェリクスは続ける。
「しかし源泉を温室に引き込んでまで、育成の価値がある植物など聞いたことがない。当時はそこまでして育成する価値のある植物がこの離宮の温室で育成されいた、という事か」
「鋭いですね。さすがは完全無欠の王太子との名高いフェリクス殿下です」
ナーランダはそう褒めたが、今のフェリクスにとって、一番居心地の悪くなる、かつてのフェリクスの代名詞だ。
今やメイドのオリビアが、フェリクスを揶揄うときに半笑いでそう呼ぶくらい。
「・・だが、貴殿はそんな事を伝えるためにここまで足を伸ばした訳ではあるまい。一体何を王宮で見つけた」
フェリクスは、わざわざナーランダが黄金の間まで足を踏み入れて、わざわざ遠い離宮まで訪問してきた事には、もっと深い理由がある。そう察した。
「ええ。フェリクス様。あなたのその皮膚の症状に関する事です」
「なんだ・・と」
部屋の空気が一気に凍る。
ナーランダは淡々と続けた。
「フェリクス様。あなたの症状は歴史上、王家の、それも、雷属性の王族の男子に定期的に表れた症状です」
「王族の疾患については、国家機密です。特に王子の肌の疾患などは政治的なバランスにも影響しますので、深く秘されてきた様子です。黄金の間に保存されていた、医療日記を発見して、ようやくその事実を発見しました」
「そして、その症状を持つ男子が現れるのは、アビーブの火山の噴火時期と、完全に合致します」
ガタリ、とフェリクスが立ち上がる。
「最後に噴火が確認されたのは、確か三百年前だと記録にありますね」
ナーランダは、続けた。
「フェリクス様。アビーブ山が最近活性化しているという話を、聞きませんか?」
「まだ、何も聞いていないが・・いや、そういえば、オリビアの恋人が言っていた。青竹の花が咲いていたと」
青竹の花は、数百年に一度しか咲かない事で有名だ。
花が咲くと凶事が起こるという言い伝えがあり、オリビアの恋人は、神殿に行って厄祓いをしてきたと、この間言っていたばかりだ。
「もし王太子を苦しめるほどの多すぎる魔力が、何か理由があって授けられているものであるとすれば」
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