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第1章
1-4「自己紹介」
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「自己紹介」
紅茶を一口飲むと零の興奮もいくらか落ち着いてきた。彗星が、
「零ちゃん、後で改めて全員の前で自己紹介はしてもらうけど、先にあなたのこと聞かせてもらってええかな?いきなりサバゲー部に来る女の子って想定してへんかったから、零ちゃんのことを知りたいしな。」
と言って、2022年版のMOMCOMのレーションランキングで連続で1位を取り続けてる「フランス陸軍」、3位の「ロシア軍」、7位の「イギリス陸軍」のレーションをテーブルに並べた。
「どれ食べたい?フランスのレーションは堂々の1位、ロシアは3位、イギリスは7位。どれもおやつ付きやで。イギリスのは、紅茶もついてるからみんなが帰ってきたらそれを入れてビスケット食べるも良しやし、フランスとロシアのおやつもなかなかのお勧めやで。以前は2位のイタリア軍のレーションも置いててんけど、食前酒が入ってるんを顧問の先生に見つかって、取り上げられてしもてん。」
と彗星はケラケラケラと笑った。零は、真剣に考えたのち、それまでに食べたことのない「ロシア軍」のレーションを希望した。
「零ちゃん、じゃあ、このごっついエネルギーバー食べてみてな。日本のチョコバーの3倍のカロリーあるから、多いようやったら、彗星と分けたらええわ。超甘やから紅茶との相性はええと思うで。
まあ、ロシアやヨーロッパには日本で言うところの「いただきます」って言葉はあれへんから「与えられた食べ物に感謝します」っていう意味の「スパシーバ・ザ・ピターニエ」って言って食べたらええかな?
余談やけどロシアのレーションのええとこは、副食は「肉」、「肉」、「肉」やねんな。「牛」、「豚」、「鶏」の肉の三冠王や!おまけにおやつは2個ついてるんが普通やからなぁ。そんでもって「旨い」!自衛隊もちょっと見習ってほしいなぁって思うことがあるわ。」
と言いながら疾風がレーションのパックを開けて、おやつを取り出して零に渡した。(ん、確かにでかい!こりゃ彗星先輩と半分こでも多いくらいだべ。)と3等分してもらうよう疾風に頼んだ。
疾風は棚から「スペナッズ」ナイフを取り出すと、エネルギーバーを3つに切り分け、一つを「ひょいっ!」と口に放り込むと、残りを零と彗星の前に置いた。
(へー、カットするにもロシア軍特殊部隊の「スペナッズ」ナイフを選ぶこだわりだべ。なかなか、この部長さん面白そうだべな。)と思いながら、「スパシーバ・ザ・ピターニエ」と手を合わせ一口かじった。口の中に日本のチョコの5倍の甘さが広がった。
それを見てほほ笑む彗星が零に言った。
「じゃあ、零ちゃんの自己紹介お願いしようかな?」
紅茶を一口飲むと零の興奮もいくらか落ち着いてきた。彗星が、
「零ちゃん、後で改めて全員の前で自己紹介はしてもらうけど、先にあなたのこと聞かせてもらってええかな?いきなりサバゲー部に来る女の子って想定してへんかったから、零ちゃんのことを知りたいしな。」
と言って、2022年版のMOMCOMのレーションランキングで連続で1位を取り続けてる「フランス陸軍」、3位の「ロシア軍」、7位の「イギリス陸軍」のレーションをテーブルに並べた。
「どれ食べたい?フランスのレーションは堂々の1位、ロシアは3位、イギリスは7位。どれもおやつ付きやで。イギリスのは、紅茶もついてるからみんなが帰ってきたらそれを入れてビスケット食べるも良しやし、フランスとロシアのおやつもなかなかのお勧めやで。以前は2位のイタリア軍のレーションも置いててんけど、食前酒が入ってるんを顧問の先生に見つかって、取り上げられてしもてん。」
と彗星はケラケラケラと笑った。零は、真剣に考えたのち、それまでに食べたことのない「ロシア軍」のレーションを希望した。
「零ちゃん、じゃあ、このごっついエネルギーバー食べてみてな。日本のチョコバーの3倍のカロリーあるから、多いようやったら、彗星と分けたらええわ。超甘やから紅茶との相性はええと思うで。
まあ、ロシアやヨーロッパには日本で言うところの「いただきます」って言葉はあれへんから「与えられた食べ物に感謝します」っていう意味の「スパシーバ・ザ・ピターニエ」って言って食べたらええかな?
余談やけどロシアのレーションのええとこは、副食は「肉」、「肉」、「肉」やねんな。「牛」、「豚」、「鶏」の肉の三冠王や!おまけにおやつは2個ついてるんが普通やからなぁ。そんでもって「旨い」!自衛隊もちょっと見習ってほしいなぁって思うことがあるわ。」
と言いながら疾風がレーションのパックを開けて、おやつを取り出して零に渡した。(ん、確かにでかい!こりゃ彗星先輩と半分こでも多いくらいだべ。)と3等分してもらうよう疾風に頼んだ。
疾風は棚から「スペナッズ」ナイフを取り出すと、エネルギーバーを3つに切り分け、一つを「ひょいっ!」と口に放り込むと、残りを零と彗星の前に置いた。
(へー、カットするにもロシア軍特殊部隊の「スペナッズ」ナイフを選ぶこだわりだべ。なかなか、この部長さん面白そうだべな。)と思いながら、「スパシーバ・ザ・ピターニエ」と手を合わせ一口かじった。口の中に日本のチョコの5倍の甘さが広がった。
それを見てほほ笑む彗星が零に言った。
「じゃあ、零ちゃんの自己紹介お願いしようかな?」
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