突撃!門工サバゲー部!~ウクライナを救った6人のミリオタの物語 第1章「国内大会編」~

たぬ吉R&D&P

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第1章

1-14「トーナメント表」

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「トーナメント表」
 彗星が、零を連れて疾風と屠龍のもとに走った。
「部長、副長、えらい難しい顔してどないしたん?なんか問題でもあったんですか?」
彗星が尋ねた。疾風はトーナメント表を彗星と零に見えるように示し答えた。
「俺らのブロック、1、 3回戦が山岳フィールドに当たってしもたんや。零ちゃんと隼には体力的にきついスタートになってしもたなって屠龍と話しとったんや。1回戦は全員男で何とか建設チームってことやから「ガテン系」チームやねんやろな。振り回されると、その後に響くでなぁ…。」
「部長、幸い曇りで気温も上がってけえへんみたいやから隼先輩のドローンで迎え撃ちの作戦でええんとちゃうの?零ちゃんは40分、木の上ちゅうのは、大変やろうけど、対戦相手はくじ引きやろうからしゃあないやん。
 後半疲れてきて、雨降っての山岳戦より「まし」やって前向きシンキングいでいこうや!副長と紫電はしっかりエネルギーバー食べてしっかりと蓄えてや!
 今回の作戦は「デコイ」の二人にかかってるんやからな。」
と彗星が笑顔で答えると、
「せやな、先にしんどいもん済ましとったらええがな。2回戦で「廃墟戦」、準決勝は「廃墟戦」か「山岳戦」、決勝が「廃墟戦」や。地元メリットの薄い市街地戦に当たらんかったんは、ある意味「優勝」を狙う俺らには好都合と思うようにしようや。
 後は、作戦通りやって零ちゃんと隼を走らさんようにするだけや!」
と屠龍がフォローしてくれたことで、場の空気は緩んだ。

 「おーい、下見を済ませてきたでー!山岳エリアはスナイプポイントも下見の時より草や枝が伸びてて有利に進みそうやで。ドローンもええ反応示してたわ。門工の「シモ・ヘイヘ」と新「リュドミラ・バウリシェンコ」に期待やな。」
「こっちも廃墟エリアの下見、今、終わったで―!屠龍君と隼君の作戦でいけるし、ドアも撤去されてへんかったから、例の仕掛けも使えそうや。セッティングは彗星も手伝ってや。スタート前が一番忙しいで!」
と隼と紫電が戻ってきた。

 「ほら、やっぱり、「吉兆」やん!意外と、「地元の利」で地元参加のチームと当たらん限りはスムーズに行けるんとちゃうんかな?
 関西チームは同じブロックにおんの?」
「「いや、準決勝までは当たらへん。それは助かるわな。」
と彗星の問いに、疾風は答えた。
 6人は頭を寄せ合い、5戦すべての予定フィールドとフラグ設置エリアを再確認し、朝食として彗星特製のホットドッグを頬張りながら作戦の詳細を再確認し、食べ終わると、試射エリアに移り、各々の銃の作動を確認した。
 (さあ、「しょうちゃん」、「ぐろっぐちゃん」、「ぴーちゃん」いよいよデビュー戦だでなー!がんばるべや!)零は3丁の銃に語り掛けた。


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