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第十八章 悪役令嬢VS学院四天王
98本目
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あれから1週間……決闘の日がやって来た。
わたし達決闘の参加者は学院内の闘技場にいた。
「よく来てくれた……この決闘に勝利して私は貴女を手に入れる」
「そのお気持ちにも決闘の結果も、ルビィさんの望んだものにはならないですよ」
わたしとルビィさんはお互いに前に出て対峙していた。その後ろに先日決闘の仲間に勧誘して断られた3人と……誰? 全く見た事の無い生徒が立っていた。
え? わたしの知らない凄く強い助っ人がいたの? でも、なんというか何の特徴も無い顔の男子だ……油断出来ないのかも?
そして不敵な笑みを浮かべて歩いてくる女性と……キャレルさんだ。
「今日は貴族に何の関係も無い私が審判をします……もちろんちゃんと公平に見ますから。と言うよりも試合の魔道具がしっかりと判断してくれますから」
キャレルさんが手に持った板を見せてくる……なんだか前世のタブレットみたい。タブレット? の表面には人の輪郭のイラスト……ピクトグラムっていうのかな? が二つ並んでいる。
「身体に剣が当たると当たった部分に色が付いてわかるから、私はただそれを見てジャッジするだけです……心配なら正しく動くか確認しても良いですよ? どうぞマクシス様」
キャレルさんがタブレットをまーくんに渡そうとするがそれをわたしが遮ってササッと受け取る。
「せっかくだから確認させてもらいますね」
「どうぞ、存分に確認して下さい」
わたしはそのまままーくんの元に行くと、まーくんはそのタブレットの使い方を知っているらしく使って見せてくれた。
タブレットの左のピクトグラムにタッチするとそれは点灯する。まーくんが自分の持った木剣で反対の手を軽く叩くと、タブレットのピクトグラムの腕が赤く光った。
「昔から使われていた魔道具だから不正は出来ないように出来ている。心配はいらない」
「わかりました。それでは始めましょうか?」
タブレットの確認を終えてキャレルさんにそれを返すとルビィさんとわたしは壁際の大きな掲示板前を確認する。対戦内容を表示する魔道具……事前に学校側に対戦順を提出している……に対戦者の名前が表示された。
___________________________________
先鋒
マクシス・アルヴァリス モブ・ハイケーノ
次鋒
ドラン フレッド・イキリ
中堅
ベスティー・マイラ ポルック・カスト
副将
ヘレナ・オスティオ サーム・ロディック
大将
アーリャ・アルダーク ルビィ・テンカー
___________________________________
ルビィさんが大将なの? まーくんが3回勝てば勝利だから連戦で疲れた所って作戦は意味ないのにどういうことなんだろう?
「ちょっとアーリャさん次鋒の方は明らかに学院の生徒に見えないんですけど……これではルビィ様の不戦勝になるわよ」
キャレルさんが攻撃ポイントを見つけて鬼の首を取ったようやって来た。
「いえ、学院のルールには生徒である必要があるとは表記されていなかったので、学院の御用係の人に協力してもらいました」
「そんな屁理屈がまかり通るとでも!?」
「事前に教師の方にも確認してありますので問題は無いと思います。これもどなたかがわたしにメンバーを集めさせないよう根回しをされてしまったせいでもあるんですけどね」
「ふん、メンバーを集めるのだって戦いの内よ……いいわよ、そんな何処の馬の骨かも分からない数あわせを入れても公正な勝負には影響が無いもの」
色々言い返したい事もあるんだけど、どうせいっても無駄だと思うからささっと戦って勝利してしまう方が良いよね。
「それでは互いの代表者である大将の二人は前に出て宣誓をして下さい」
え? 本当にあれやるの? わたしはしぶしぶ前に出ると再び決闘場の中心でルビィさんと向かい合った。そして真剣な顔でルビィさんとわたしは決闘の前口上である宣誓をする。
「勝敗は剣の性能のみで決まらず」
「剣士の技のみで決まらず」
「「ただ、結果のみが真実!!」」
……こうして戦いの火蓋は切って落とされたのでした。
わたし達決闘の参加者は学院内の闘技場にいた。
「よく来てくれた……この決闘に勝利して私は貴女を手に入れる」
「そのお気持ちにも決闘の結果も、ルビィさんの望んだものにはならないですよ」
わたしとルビィさんはお互いに前に出て対峙していた。その後ろに先日決闘の仲間に勧誘して断られた3人と……誰? 全く見た事の無い生徒が立っていた。
え? わたしの知らない凄く強い助っ人がいたの? でも、なんというか何の特徴も無い顔の男子だ……油断出来ないのかも?
そして不敵な笑みを浮かべて歩いてくる女性と……キャレルさんだ。
「今日は貴族に何の関係も無い私が審判をします……もちろんちゃんと公平に見ますから。と言うよりも試合の魔道具がしっかりと判断してくれますから」
キャレルさんが手に持った板を見せてくる……なんだか前世のタブレットみたい。タブレット? の表面には人の輪郭のイラスト……ピクトグラムっていうのかな? が二つ並んでいる。
「身体に剣が当たると当たった部分に色が付いてわかるから、私はただそれを見てジャッジするだけです……心配なら正しく動くか確認しても良いですよ? どうぞマクシス様」
キャレルさんがタブレットをまーくんに渡そうとするがそれをわたしが遮ってササッと受け取る。
「せっかくだから確認させてもらいますね」
「どうぞ、存分に確認して下さい」
わたしはそのまままーくんの元に行くと、まーくんはそのタブレットの使い方を知っているらしく使って見せてくれた。
タブレットの左のピクトグラムにタッチするとそれは点灯する。まーくんが自分の持った木剣で反対の手を軽く叩くと、タブレットのピクトグラムの腕が赤く光った。
「昔から使われていた魔道具だから不正は出来ないように出来ている。心配はいらない」
「わかりました。それでは始めましょうか?」
タブレットの確認を終えてキャレルさんにそれを返すとルビィさんとわたしは壁際の大きな掲示板前を確認する。対戦内容を表示する魔道具……事前に学校側に対戦順を提出している……に対戦者の名前が表示された。
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先鋒
マクシス・アルヴァリス モブ・ハイケーノ
次鋒
ドラン フレッド・イキリ
中堅
ベスティー・マイラ ポルック・カスト
副将
ヘレナ・オスティオ サーム・ロディック
大将
アーリャ・アルダーク ルビィ・テンカー
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ルビィさんが大将なの? まーくんが3回勝てば勝利だから連戦で疲れた所って作戦は意味ないのにどういうことなんだろう?
「ちょっとアーリャさん次鋒の方は明らかに学院の生徒に見えないんですけど……これではルビィ様の不戦勝になるわよ」
キャレルさんが攻撃ポイントを見つけて鬼の首を取ったようやって来た。
「いえ、学院のルールには生徒である必要があるとは表記されていなかったので、学院の御用係の人に協力してもらいました」
「そんな屁理屈がまかり通るとでも!?」
「事前に教師の方にも確認してありますので問題は無いと思います。これもどなたかがわたしにメンバーを集めさせないよう根回しをされてしまったせいでもあるんですけどね」
「ふん、メンバーを集めるのだって戦いの内よ……いいわよ、そんな何処の馬の骨かも分からない数あわせを入れても公正な勝負には影響が無いもの」
色々言い返したい事もあるんだけど、どうせいっても無駄だと思うからささっと戦って勝利してしまう方が良いよね。
「それでは互いの代表者である大将の二人は前に出て宣誓をして下さい」
え? 本当にあれやるの? わたしはしぶしぶ前に出ると再び決闘場の中心でルビィさんと向かい合った。そして真剣な顔でルビィさんとわたしは決闘の前口上である宣誓をする。
「勝敗は剣の性能のみで決まらず」
「剣士の技のみで決まらず」
「「ただ、結果のみが真実!!」」
……こうして戦いの火蓋は切って落とされたのでした。
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