53 / 107
キャシーの打ち明け話
3
しおりを挟む
砲声が遠くから響き、ぱらぱらと天井から細かな埃が落ちてくる中、キャシーは必死に瀕死のフリント教授を介抱していた。ヘロヘロは家の中を探し回り、ようやく救急セットを見つけてきて、キャシーに手渡した。
救急セットの診断キットをベッドに横になっている教授の腕にあてがう。診断キットは教授の静脈から血液を採取し、血糖値、インシュリン、アドレナリン、血小板などの分析をして、救急セットから応急の点滴セットを呼び出し、教授の静脈にチューブを差し込んだ。
様々な薬液が混合された溶液が体内に送り込まれ、教授の状態を安定させる。診断キットの表示は、即座に病院に搬送し、専門医に診断させるよう忠告をしていた。
しかし今は、病院どころではない。それどころか、教授を移動させることができるかどうか。
シルバーは軍を掌握し、戦争を引き起こしていた。キャシーの住んでいる場所も巻き添えになり、教授の家は直撃を受けたのだった。通信網は寸断され、避難民が続々と移動を開始していた。戦闘により、行政サービスは完全に麻痺していた。
べっとりと血糊がこびり付いた顔を上げ、フリント教授は薄目を開けた。
「お祖父ちゃん!」
「キャシー……か!」
教授の目の焦点が合い、唐突に意識がはっきりしたようだった。
ずしずしずし……と震動が近づいてくる。戦車が走行しているのだ。時折、ずしんという砲声が響き、どこかで砲弾が落下したのか、炸裂音が何度も聞こえてくる。
ベッドに寝かされた教授は、きょろきょろと目だけ動かした。
「もうすぐ軍が、ここを通過する……キャシー、お前はお逃げ。わたしは、もう動けない……」
キャシーは驚いて叫んだ。
「駄目よ! 何を言ってるの?」
震える手を挙げた教授は、がっしりとキャシーの肩を掴んだ。
「キャシー……〝伝説の星〟というのを知っているかね?」
キャシーは首を振った。
「知らないわ、それが大事なことなの?」
教授は頷いた。その両目はひた、とキャシーに向けられている。
「そうだ! 伝説の星とは、人類の故郷、地球のことだ! 地球は人類の故郷だったが、今ではその位置は判らなくなり、伝説の霧の中に消えかかっている……。わたしは、その星の位置を突きとめた!」
キャシーは教授の顔を見つめ囁いた。
「どうしてそんなこと、今になって言うの? 地球がどうして、そんなに重要なの?」
ごくり、と教授は唾を飲み込む。喉仏がひくりと動き、苦痛に一瞬その背中が弓なりに反り返る。
キャシーは必死になって教授の背中を擦った。
「お祖父ちゃん、痛いの?」
はあはあと荒い息をつき、教授は再び話し出す。
「わたしは間違っていた! 超〝種族〟など、研究するのではなかった……。シルバーの奴は、あの身体になって性格が激変した! あいつは不死身だ! あの身体と、もともとのロボットの知性が結びついた今、どこまでも突き進むだろう……。わたしは、あいつにも秘密にしている研究がある……。それをわたしは地球に隠したのだ……!」
不意に診断キットが、けたたましい警告音を響かせた。モニターに、教授の命が危険に瀕していることが表示されている。
教授はポケットから一枚のメモリー・クリスタルを取り出した。薄い、指先ほどの透明な板。それが夕日を受け、煌いた。
「これを、お前に渡す! この中に〝伝説の星〟地球の位置が記されている……。地球には、われわれ原型のために、ある秘密を隠した! それを、お前に託そう」
キャシーは教授からメモリーを受け取った。教授の手の平はべっとりと汗で濡れている。
気がつくと、教授の全身は燃えるように熱い
「宇宙港へ行け! そこに、わたしの宇宙艇《呑竜》を預けてある。それに乗り込み、地球へ向かえ! いいな、シルバーには気付かれてはならぬ! あれは、われわれ原型のための……」
ごろごろと喉がなり、教授の身体から急速に生命の輝きが消え去っていく。皮膚がチアノーゼにより、どす黒く変色し、教授は目を閉じた。
ぱたり、と教授の手がキャシーの肩から落ちて垂れ下がった。
「お祖父ちゃん……」
ぽつりとキャシーが呟き、診断キットのモニターに目をやる。総ての表示が教授の生命活動の停止を告げていた。
ドアが開く音に、キャシーは顔を上げた。
夕日が逆光になって、一人の人物がシルエットとなって立ちはだかっている。
「教授は……死んだのか?」
太く、轟くような声。キャシーは大きく目を見開いた。
「あなたは……シルバー!」
ゆらり、と人影が動き、足が一歩を無遠慮に踏み出し、室内に入ってくる。
銀色の顔、軍の制服を身につけ、胸には数々の勲章や階級章が光っている。
シルバーであった。
まるで、その沈鬱な場の様子を気にすることもなく、シルバーは無神経に歩いてくると、横たわる教授の顔を覗きこんだ。
「どうやら、死んでいるらしいな。気の毒なことだ」
だが、まるっきり哀悼の口調ではない。どちらかというと、面白がっているような調子だ。
キャシーは徐々に怒りが高まってくるのを感じていた。
「何しに来たの? あんたが引き起こした戦争で、お祖父ちゃんは死んだわ!」
「おれが? 戦争を?」
シルバーは肩を竦めた。
「おれが引き起こした訳ではないよ。ただ、あちこちの政治家を、ちょいと突っついてやっただけの話だ。戦争を決定したのは、奴らだ! おれは軍の代表として、その命令に従っただけさ」
まるで悪びれることもなく、しゃあしゃあと言ってのける。
シルバーの視線がキャシーの手にあるメモリー・クリスタルに止まった。
「そいつは……教授のメモリー・クリスタルだな!」
キャシーは、はっとなってメモリー・クリスタルを握りしめた。
「あんたに何の関係があるの!」
シルバーは手を伸ばしてきた。その手を躱し、キャシーは立ち上がって部屋の隅へと逃げた。
「よこせ! そいつがおれの思っているものなら、それを使うのは、おれの権利でもある!」
「あんたの権利? あんたに何の権利があるって言うのよ!」
シルバーは、ぐいっと身につけている制服の胸をはだけた。銀色のボディが剥き出しになる。
「おれをこんな身体にしたのは、フリント教授だ! 教授の研究には、おれを本物の人間にしてくれる秘密が記されているはずだ!」
キャシーはあっけにとられた。
「本物の人間? 何を言っているの! あんたは、お祖父ちゃんにその身体にしてもらって、あれほど喜んでいたじゃないの!」
シルバーは吠えた。
「違う! おれの今の身体は、教授の研究していた超〝種族〟のためだ! あれから、おれは人間たちと暮らし、本物の血と肉とできている人間たちがおれには手が届かない感覚を持っていることに気付いた。おれは……おれは……人間になりたい……!」
ぎらぎらとした目で、シルバーはキャシーに詰め寄った。
「フリント教授は話していた。原型こそが、この銀河系で重要な役割を果たすと……。キャシー、おれは原型の人間になりたい! 教授の研究に、その答えがあるんだ。おれなら教授の研究を役立たせることができる! この銀河系で〝種族〟に馬鹿にされ、蔑みの対象となっている原型たちに、力を貸してやれるんだ! さあ、お前の手にあるメモリーを、こっちへよこせ!」
そろそろとシルバーの背後からヘロヘロが近づいてきている。
ヘロヘロは太い電源コードを手にしていた。その先端は千切れ、内部の電線が剥き出しになっている。コードの先には、教授が研究のため利用している装置のための変圧器に繋がっている。
はっ、とシルバーは気配を察知して振り返った。
ヘロヘロは一気に飛び上がり、コードを振り回す。シルバーが片手を上げ、剥き出しの腕に、ヘロヘロの振り翳したコードの先端が触れた!
「ぐわあああああっ!」
シルバーの獣のような咆哮が室内に響き渡る。大電圧に身体を貫かれ、がくがくがくと壊れた人形のように、全身が痙攣した!
びしっ! とコードの先の変圧器がサージ電流に耐え切れず、白煙を吹き出して燃え上がる。
即座に家の中に備え付けられた消火装置が働き、猛然と幾つもの噴出口から真っ白な泡が迸った。たちまちシルバーは白い泡に全身が包まれていく。
ヘロヘロがキャシーに駆け寄った。
「キャシー! 逃げようっ!」
キャシーは我に帰った。
さっと、ヘロヘロと一緒に家の中から外へ飛び出す!
納屋に駆け込み、中からスクーターを引き出すと、全速力で走り出した。
目指すは《呑竜》が停泊している宇宙港である。
ちらりと振り返ると、シルバーが家から飛び出し、何か喚いていた。
全身から消火液の白い泡が垂れていた。
救急セットの診断キットをベッドに横になっている教授の腕にあてがう。診断キットは教授の静脈から血液を採取し、血糖値、インシュリン、アドレナリン、血小板などの分析をして、救急セットから応急の点滴セットを呼び出し、教授の静脈にチューブを差し込んだ。
様々な薬液が混合された溶液が体内に送り込まれ、教授の状態を安定させる。診断キットの表示は、即座に病院に搬送し、専門医に診断させるよう忠告をしていた。
しかし今は、病院どころではない。それどころか、教授を移動させることができるかどうか。
シルバーは軍を掌握し、戦争を引き起こしていた。キャシーの住んでいる場所も巻き添えになり、教授の家は直撃を受けたのだった。通信網は寸断され、避難民が続々と移動を開始していた。戦闘により、行政サービスは完全に麻痺していた。
べっとりと血糊がこびり付いた顔を上げ、フリント教授は薄目を開けた。
「お祖父ちゃん!」
「キャシー……か!」
教授の目の焦点が合い、唐突に意識がはっきりしたようだった。
ずしずしずし……と震動が近づいてくる。戦車が走行しているのだ。時折、ずしんという砲声が響き、どこかで砲弾が落下したのか、炸裂音が何度も聞こえてくる。
ベッドに寝かされた教授は、きょろきょろと目だけ動かした。
「もうすぐ軍が、ここを通過する……キャシー、お前はお逃げ。わたしは、もう動けない……」
キャシーは驚いて叫んだ。
「駄目よ! 何を言ってるの?」
震える手を挙げた教授は、がっしりとキャシーの肩を掴んだ。
「キャシー……〝伝説の星〟というのを知っているかね?」
キャシーは首を振った。
「知らないわ、それが大事なことなの?」
教授は頷いた。その両目はひた、とキャシーに向けられている。
「そうだ! 伝説の星とは、人類の故郷、地球のことだ! 地球は人類の故郷だったが、今ではその位置は判らなくなり、伝説の霧の中に消えかかっている……。わたしは、その星の位置を突きとめた!」
キャシーは教授の顔を見つめ囁いた。
「どうしてそんなこと、今になって言うの? 地球がどうして、そんなに重要なの?」
ごくり、と教授は唾を飲み込む。喉仏がひくりと動き、苦痛に一瞬その背中が弓なりに反り返る。
キャシーは必死になって教授の背中を擦った。
「お祖父ちゃん、痛いの?」
はあはあと荒い息をつき、教授は再び話し出す。
「わたしは間違っていた! 超〝種族〟など、研究するのではなかった……。シルバーの奴は、あの身体になって性格が激変した! あいつは不死身だ! あの身体と、もともとのロボットの知性が結びついた今、どこまでも突き進むだろう……。わたしは、あいつにも秘密にしている研究がある……。それをわたしは地球に隠したのだ……!」
不意に診断キットが、けたたましい警告音を響かせた。モニターに、教授の命が危険に瀕していることが表示されている。
教授はポケットから一枚のメモリー・クリスタルを取り出した。薄い、指先ほどの透明な板。それが夕日を受け、煌いた。
「これを、お前に渡す! この中に〝伝説の星〟地球の位置が記されている……。地球には、われわれ原型のために、ある秘密を隠した! それを、お前に託そう」
キャシーは教授からメモリーを受け取った。教授の手の平はべっとりと汗で濡れている。
気がつくと、教授の全身は燃えるように熱い
「宇宙港へ行け! そこに、わたしの宇宙艇《呑竜》を預けてある。それに乗り込み、地球へ向かえ! いいな、シルバーには気付かれてはならぬ! あれは、われわれ原型のための……」
ごろごろと喉がなり、教授の身体から急速に生命の輝きが消え去っていく。皮膚がチアノーゼにより、どす黒く変色し、教授は目を閉じた。
ぱたり、と教授の手がキャシーの肩から落ちて垂れ下がった。
「お祖父ちゃん……」
ぽつりとキャシーが呟き、診断キットのモニターに目をやる。総ての表示が教授の生命活動の停止を告げていた。
ドアが開く音に、キャシーは顔を上げた。
夕日が逆光になって、一人の人物がシルエットとなって立ちはだかっている。
「教授は……死んだのか?」
太く、轟くような声。キャシーは大きく目を見開いた。
「あなたは……シルバー!」
ゆらり、と人影が動き、足が一歩を無遠慮に踏み出し、室内に入ってくる。
銀色の顔、軍の制服を身につけ、胸には数々の勲章や階級章が光っている。
シルバーであった。
まるで、その沈鬱な場の様子を気にすることもなく、シルバーは無神経に歩いてくると、横たわる教授の顔を覗きこんだ。
「どうやら、死んでいるらしいな。気の毒なことだ」
だが、まるっきり哀悼の口調ではない。どちらかというと、面白がっているような調子だ。
キャシーは徐々に怒りが高まってくるのを感じていた。
「何しに来たの? あんたが引き起こした戦争で、お祖父ちゃんは死んだわ!」
「おれが? 戦争を?」
シルバーは肩を竦めた。
「おれが引き起こした訳ではないよ。ただ、あちこちの政治家を、ちょいと突っついてやっただけの話だ。戦争を決定したのは、奴らだ! おれは軍の代表として、その命令に従っただけさ」
まるで悪びれることもなく、しゃあしゃあと言ってのける。
シルバーの視線がキャシーの手にあるメモリー・クリスタルに止まった。
「そいつは……教授のメモリー・クリスタルだな!」
キャシーは、はっとなってメモリー・クリスタルを握りしめた。
「あんたに何の関係があるの!」
シルバーは手を伸ばしてきた。その手を躱し、キャシーは立ち上がって部屋の隅へと逃げた。
「よこせ! そいつがおれの思っているものなら、それを使うのは、おれの権利でもある!」
「あんたの権利? あんたに何の権利があるって言うのよ!」
シルバーは、ぐいっと身につけている制服の胸をはだけた。銀色のボディが剥き出しになる。
「おれをこんな身体にしたのは、フリント教授だ! 教授の研究には、おれを本物の人間にしてくれる秘密が記されているはずだ!」
キャシーはあっけにとられた。
「本物の人間? 何を言っているの! あんたは、お祖父ちゃんにその身体にしてもらって、あれほど喜んでいたじゃないの!」
シルバーは吠えた。
「違う! おれの今の身体は、教授の研究していた超〝種族〟のためだ! あれから、おれは人間たちと暮らし、本物の血と肉とできている人間たちがおれには手が届かない感覚を持っていることに気付いた。おれは……おれは……人間になりたい……!」
ぎらぎらとした目で、シルバーはキャシーに詰め寄った。
「フリント教授は話していた。原型こそが、この銀河系で重要な役割を果たすと……。キャシー、おれは原型の人間になりたい! 教授の研究に、その答えがあるんだ。おれなら教授の研究を役立たせることができる! この銀河系で〝種族〟に馬鹿にされ、蔑みの対象となっている原型たちに、力を貸してやれるんだ! さあ、お前の手にあるメモリーを、こっちへよこせ!」
そろそろとシルバーの背後からヘロヘロが近づいてきている。
ヘロヘロは太い電源コードを手にしていた。その先端は千切れ、内部の電線が剥き出しになっている。コードの先には、教授が研究のため利用している装置のための変圧器に繋がっている。
はっ、とシルバーは気配を察知して振り返った。
ヘロヘロは一気に飛び上がり、コードを振り回す。シルバーが片手を上げ、剥き出しの腕に、ヘロヘロの振り翳したコードの先端が触れた!
「ぐわあああああっ!」
シルバーの獣のような咆哮が室内に響き渡る。大電圧に身体を貫かれ、がくがくがくと壊れた人形のように、全身が痙攣した!
びしっ! とコードの先の変圧器がサージ電流に耐え切れず、白煙を吹き出して燃え上がる。
即座に家の中に備え付けられた消火装置が働き、猛然と幾つもの噴出口から真っ白な泡が迸った。たちまちシルバーは白い泡に全身が包まれていく。
ヘロヘロがキャシーに駆け寄った。
「キャシー! 逃げようっ!」
キャシーは我に帰った。
さっと、ヘロヘロと一緒に家の中から外へ飛び出す!
納屋に駆け込み、中からスクーターを引き出すと、全速力で走り出した。
目指すは《呑竜》が停泊している宇宙港である。
ちらりと振り返ると、シルバーが家から飛び出し、何か喚いていた。
全身から消火液の白い泡が垂れていた。
0
あなたにおすすめの小説
三十年後に届いた白い手紙
RyuChoukan
ファンタジー
三十年前、帝国は一人の少年を裏切り者として処刑した。
彼は最後まで、何も語らなかった。
その罪の真相を知る者は、ただ一人の女性だけだった。
戴冠舞踏会の夜。
公爵令嬢は、一通の白い手紙を手に、皇帝の前に立つ。
それは復讐でも、告発でもない。
三十年間、辺境の郵便局で待ち続けられていた、
「渡されなかった約束」のための手紙だった。
沈黙のまま命を捨てた男と、
三十年、ただ待ち続けた女。
そして、すべてを知った上で扉を開く、次の世代。
これは、
遅れて届いた手紙が、
人生と運命を静かに書き換えていく物語。
「がっかりです」——その一言で終わる夫婦が、王宮にはある
柴田はつみ
恋愛
妃の席を踏みにじったのは令嬢——けれど妃の心を折ったのは、夫のたった一言だった
王太子妃リディアの唯一の安らぎは、王太子アーヴィンと交わす午後の茶会。だが新しく王宮に出入りする伯爵令嬢ミレーユは、妃の席に先に座り、殿下を私的に呼び、距離感のない振る舞いを重ねる。
リディアは王宮の礼節としてその場で正す——正しいはずだった。けれど夫は「リディア、そこまで言わなくても……」と、妃を止めた。
「わかりました。あなたには、がっかりです」
微笑んで去ったその日から、夫婦の茶会は終わる。沈黙の王宮で、言葉を失った王太子は、初めて“追う”ことを選ぶが——遅すぎた。
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます
菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。
嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。
「居なくていいなら、出ていこう」
この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【完結】捨て去られた王妃は王宮で働く
ここ
ファンタジー
たしかに私は王妃になった。
5歳の頃に婚約が決まり、逃げようがなかった。完全なる政略結婚。
夫である国王陛下は、ハーレムで浮かれている。政務は王妃が行っていいらしい。私は仕事は得意だ。家臣たちが追いつけないほど、理解が早く、正確らしい。家臣たちは、王妃がいないと困るようになった。何とかしなければ…
夫と息子に邪険にされたので王太子妃の座を譲ります~死に戻ってから溺愛されても今更遅い
青の雀
恋愛
夫婦喧嘩の末に置き去りにされた妻は、旦那が若い愛人とイチャついている間に盗賊に襲われ、命を落とした。
神様の温情により、10日間だけこの世に戻った妻と護衛の騎士は、その10日間の間に心残りを処分する。それは、娘の行く末と……もし、来世があるならば、今度は政略といえども夫以外の人の妻になるということ。
もう二度と夫と出会いたくない彼女は、彼女を蔑ろにしてきた息子とも縁を切ることを決意する。
生まれかわった妻は、新しい人生を強く生きることを決意。
過去世と同じ轍を踏みたくない……
初夜に暴言を吐いた夫は後悔し続ける──10年後の償い【完結】
星森 永羽(ほしもりとわ)
恋愛
王命により、辺境伯ロキアのもとへ嫁いだのは、金髪翠眼の美しき公爵令嬢スフィア。
だが、初夜に彼が告げたのは、愛も権限も与えないという冷酷な宣言だった。噂に踊らされ、彼女を「穢れた花嫁」と罵ったロキア。
しかし、わずか一日でスフィアは姿を消し、教会から届いたのは婚姻無効と慰謝料請求の書状──。
王と公爵の怒りを買ったロキアは、爵位も領地も名誉も奪われ、ただの補佐官として生きることに。
そして十年後、運命のいたずらか、彼は被災地で再びスフィアと出会う。
地位も捨て、娘を抱えて生きる彼女の姿に、ロキアの胸に去来するのは、悔恨と赦しを乞う想い──。
⚠️本作はAIの生成した文章を一部に使用しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる