13 / 279
ロロ村
6
しおりを挟む
ホルンはパックとニコラ博士の視線を追い、台に近づいた。
「こりゃなんだ、人形かね?」
「ロボットだよ……」
ニコラ博士がぼそりとつぶやいた。
「ロボット……? なんだね、それは」
「人間そっくりに造られ、人間とおなじように考え、行動するものだ。この研究が完成すれば、そこにあるロボットは話し、考え、そして歩くようになる……もうすこしで、このロボットは、思考能力をもつようになるところだったのだが……」
ニコラは悔しそうに、近くの機械をどん、と叩いた。
ホルンは首をふった。
「そんなものを造ってどうするというんだ? 人間そっくりに動く人形など、おれは都会でさんざん見ているよ。チェスをしたり、絵を描いたりするやつだ……」
ホルンの言葉に、博士はきっとなった。
「そんなのはロボットとはいえん! 精巧な作り物だが自動的に動くただの玩具じゃないか! わしらの作ろうとしているのは、人間と同じように考え、行動するものなんだ!」
「それがそうだというのかね?」
ホルンは人形にむけ顎をしゃくった。
ニコラはうなずいた。
「そうさ。もしこの研究が完成すれば、われわれは人間以外の知的なパートナーを得ることができる。すばらしいことじゃないか?」
ホルンはゆっくりと首をふった。
「おれにはわからんよ……。そんなものができてもたぶん、あたらしいごたごたのもとになるんじゃないのかな?」
これには博士もぐっとなったようだった。
ホルンの背後から顔を出したのはミリィだった。
「これ、女の子なの?」
目をきらきらとさせ、台に横たわっている人形を見つめている。
ミリィの質問に、博士はなぜか顔をあからめた。
「うん、まあ……どうせ造るならそのほうが造りがいがあるからな」
「これ、本当に動くようになるの?」
「そのつもりだが……」
ミリィは興奮した。
「ねえねえ、動かして見せてよ! あたし、見たい!」
博士はゆっくりと首をふった。
「これを見てくれ……この有様だ。実験は失敗だった」
博士は絶望的な表情で地下室を見渡した。地下室の機械はほとんど水浸しになり、ボイラーの釜にはひびがはいっている。
なあんだ、とミリィは肩をすくめた。
「つまんないの……」
でも! とまた顔を輝かせる。
「つぎに実験するのいつ? その時あたしもこの……ロボットだっけ?……動くところ見たいな! ねえ、パック!」
だしぬけに名前を呼ばれ、パックはミリィに顔をねじ向けた。ミリィは無邪気に、パックに質問してきた。
「あんた、この女の子動くところ見たの?」
パックはニコラ博士を見た。
老人はうなずいた。
「ああ、動くことは動いたけどね」
「すごいじゃないの! あたし、サックさんがなんと言おうと、この研究続けるべきだと思うわ!」
ミリィの言葉に、博士はにんまりと笑みをうかべた。結構単純な性格である。
「そう思うかね?」
「そうよ! だってすばらしいじゃない! こんな綺麗なお人形が喋ったり、あたしたちと同じように動くなんて!」
ミリィの反応に、パックとホルンはあっけにとられていた。
「なるほどな……」
ホルンは顎鬚をぼりぼりとかいていた。
「あのう……」
天井から声がふってきてみな上を見上げる。
メイサが地下室につづく梯子の上から顔をのぞかせていた。
「どうでもいいけど、お掃除しないと今夜寝ることもできないんじゃないかしら。いまのうちから、お片付けしませんこと?」
ニコラ博士はうなずいた。
「まったくだ。そのことについては、すっかり忘れていたよ」
博士は梯子をのぼっていった。
メイサはミリィに声をかけた。
「ミリィ、そんなところにいつまでもいないで上がってらっしゃいな。そこは水びたしで冷えるでしょ?」
はあい、と返事をしてミリィは梯子を上っていく。
あとに残されたパックとホルンは、顔を見合わせた。
ホルンはパックを見おろし、腰に手を当てた。
「さてと……お前にはすこしばかり言うことがあるな」
うん、とパックはうつむいた。
ホルンの言うことがある、というのはわかっている。
「いったいなにが面白くてあの博士の手伝いをしているんだ? おれの仕事は面白くないか?」
ううん、とパックは首をふった。
そんなことはない。
父親のホルンはこのロロ村で鍛冶屋をやっている。鉄を鍛え、農具やさまざまな道具を造ったり、修理したりしている。パックは子供のころから父親の仕事を手伝っていた。ホルンの仕事はそれはそれで面白かった。
真赤な鉄の固まりが、ホルンのハンマーによって鍛えられ、やがていろんな形になっていくのを見守るのは、わくわくする経験だ。
パックは顔を上げた。
「父さん、父さんの仕事は面白いよ。でも、ここでの博士の手伝いもおなじくらい面白いんだ」
そうか、ホルンはかすかに肩をおとした。
ホルンは手をのばし、パックの肩に手をかけた。
「家に帰ろう。もう遅い」
ふたりは地下室から出た。
一階にもどるとミリィの母親のメイサが腕まくりをして、博士を手伝ってあと片付けをしているところだった。老人はあまり役立っておらず、メイサのあとをうろうろとついてまわっているだけだった。彼女はてきぱきと働き、床にモップをかけたり、割れているガラスを集めていたりしている。
メイサはホルンとパックに顔を向けて、にっこりと笑いかけた。
「ホルンさん、ここですこしばかり後片付けのお手伝いをしていきますから、帰りは遅くなります。食事はミリィが作りますから。よろしいですね?」
メイサはパックとホルンのため、朝食と夕食の用意をする習慣だった。ホルンはその礼に、毎月いくばくかの謝礼を渡している。
ホルンはあきらめたようにうなずいた。彼女のことはよく知っている。目の前にこのような惨状があれば、それが他人の家であれ手を出さずにいられないのが彼女なのだ。
パックは驚いてミリィを見た。
「ミリィが料理するのか?」
彼女が料理するところなど、パックは見たことがない。ミリィはつん、と顔をそらせた。
「あら、あたしだって料理くらいするのよ!」
へえ、そうかとパックは頭をかいた。
ホルンは首をふった。
「奥さん、ひとりでは片付きませんよ。おれも手伝いましょう」
あらあら、とメイサは手をふった。
「大丈夫ですわよ! ここはあたしにまかせて家に帰ってらっしゃいな。ミリィ、後は頼んだわ!」
はあい、とミリィは答える。
悪戯っぽい目つきでパックを見ると手を伸ばし、ぐいっと腕をつかんだ。
「さあ、家へ帰りましょ!」
もう一方の手でホルンの腕をつかんだ。両手にホルンとパックの二人の腕をつかみ、ぐいぐいと引っ張る。
パックは後ろをふりかえった。メイサがちょこまかと動きまわり、後片付けをしている。ホルンを見上げ口を開いた。
「父さん、やっぱりおれ、メイサ叔母さんの手伝いをするよ!」
ホルンはうん、とうなずいた。
「いってこい!」
パックは無理やりミリィの手をふりほどくと、博士の家へ走り出した。
「こりゃなんだ、人形かね?」
「ロボットだよ……」
ニコラ博士がぼそりとつぶやいた。
「ロボット……? なんだね、それは」
「人間そっくりに造られ、人間とおなじように考え、行動するものだ。この研究が完成すれば、そこにあるロボットは話し、考え、そして歩くようになる……もうすこしで、このロボットは、思考能力をもつようになるところだったのだが……」
ニコラは悔しそうに、近くの機械をどん、と叩いた。
ホルンは首をふった。
「そんなものを造ってどうするというんだ? 人間そっくりに動く人形など、おれは都会でさんざん見ているよ。チェスをしたり、絵を描いたりするやつだ……」
ホルンの言葉に、博士はきっとなった。
「そんなのはロボットとはいえん! 精巧な作り物だが自動的に動くただの玩具じゃないか! わしらの作ろうとしているのは、人間と同じように考え、行動するものなんだ!」
「それがそうだというのかね?」
ホルンは人形にむけ顎をしゃくった。
ニコラはうなずいた。
「そうさ。もしこの研究が完成すれば、われわれは人間以外の知的なパートナーを得ることができる。すばらしいことじゃないか?」
ホルンはゆっくりと首をふった。
「おれにはわからんよ……。そんなものができてもたぶん、あたらしいごたごたのもとになるんじゃないのかな?」
これには博士もぐっとなったようだった。
ホルンの背後から顔を出したのはミリィだった。
「これ、女の子なの?」
目をきらきらとさせ、台に横たわっている人形を見つめている。
ミリィの質問に、博士はなぜか顔をあからめた。
「うん、まあ……どうせ造るならそのほうが造りがいがあるからな」
「これ、本当に動くようになるの?」
「そのつもりだが……」
ミリィは興奮した。
「ねえねえ、動かして見せてよ! あたし、見たい!」
博士はゆっくりと首をふった。
「これを見てくれ……この有様だ。実験は失敗だった」
博士は絶望的な表情で地下室を見渡した。地下室の機械はほとんど水浸しになり、ボイラーの釜にはひびがはいっている。
なあんだ、とミリィは肩をすくめた。
「つまんないの……」
でも! とまた顔を輝かせる。
「つぎに実験するのいつ? その時あたしもこの……ロボットだっけ?……動くところ見たいな! ねえ、パック!」
だしぬけに名前を呼ばれ、パックはミリィに顔をねじ向けた。ミリィは無邪気に、パックに質問してきた。
「あんた、この女の子動くところ見たの?」
パックはニコラ博士を見た。
老人はうなずいた。
「ああ、動くことは動いたけどね」
「すごいじゃないの! あたし、サックさんがなんと言おうと、この研究続けるべきだと思うわ!」
ミリィの言葉に、博士はにんまりと笑みをうかべた。結構単純な性格である。
「そう思うかね?」
「そうよ! だってすばらしいじゃない! こんな綺麗なお人形が喋ったり、あたしたちと同じように動くなんて!」
ミリィの反応に、パックとホルンはあっけにとられていた。
「なるほどな……」
ホルンは顎鬚をぼりぼりとかいていた。
「あのう……」
天井から声がふってきてみな上を見上げる。
メイサが地下室につづく梯子の上から顔をのぞかせていた。
「どうでもいいけど、お掃除しないと今夜寝ることもできないんじゃないかしら。いまのうちから、お片付けしませんこと?」
ニコラ博士はうなずいた。
「まったくだ。そのことについては、すっかり忘れていたよ」
博士は梯子をのぼっていった。
メイサはミリィに声をかけた。
「ミリィ、そんなところにいつまでもいないで上がってらっしゃいな。そこは水びたしで冷えるでしょ?」
はあい、と返事をしてミリィは梯子を上っていく。
あとに残されたパックとホルンは、顔を見合わせた。
ホルンはパックを見おろし、腰に手を当てた。
「さてと……お前にはすこしばかり言うことがあるな」
うん、とパックはうつむいた。
ホルンの言うことがある、というのはわかっている。
「いったいなにが面白くてあの博士の手伝いをしているんだ? おれの仕事は面白くないか?」
ううん、とパックは首をふった。
そんなことはない。
父親のホルンはこのロロ村で鍛冶屋をやっている。鉄を鍛え、農具やさまざまな道具を造ったり、修理したりしている。パックは子供のころから父親の仕事を手伝っていた。ホルンの仕事はそれはそれで面白かった。
真赤な鉄の固まりが、ホルンのハンマーによって鍛えられ、やがていろんな形になっていくのを見守るのは、わくわくする経験だ。
パックは顔を上げた。
「父さん、父さんの仕事は面白いよ。でも、ここでの博士の手伝いもおなじくらい面白いんだ」
そうか、ホルンはかすかに肩をおとした。
ホルンは手をのばし、パックの肩に手をかけた。
「家に帰ろう。もう遅い」
ふたりは地下室から出た。
一階にもどるとミリィの母親のメイサが腕まくりをして、博士を手伝ってあと片付けをしているところだった。老人はあまり役立っておらず、メイサのあとをうろうろとついてまわっているだけだった。彼女はてきぱきと働き、床にモップをかけたり、割れているガラスを集めていたりしている。
メイサはホルンとパックに顔を向けて、にっこりと笑いかけた。
「ホルンさん、ここですこしばかり後片付けのお手伝いをしていきますから、帰りは遅くなります。食事はミリィが作りますから。よろしいですね?」
メイサはパックとホルンのため、朝食と夕食の用意をする習慣だった。ホルンはその礼に、毎月いくばくかの謝礼を渡している。
ホルンはあきらめたようにうなずいた。彼女のことはよく知っている。目の前にこのような惨状があれば、それが他人の家であれ手を出さずにいられないのが彼女なのだ。
パックは驚いてミリィを見た。
「ミリィが料理するのか?」
彼女が料理するところなど、パックは見たことがない。ミリィはつん、と顔をそらせた。
「あら、あたしだって料理くらいするのよ!」
へえ、そうかとパックは頭をかいた。
ホルンは首をふった。
「奥さん、ひとりでは片付きませんよ。おれも手伝いましょう」
あらあら、とメイサは手をふった。
「大丈夫ですわよ! ここはあたしにまかせて家に帰ってらっしゃいな。ミリィ、後は頼んだわ!」
はあい、とミリィは答える。
悪戯っぽい目つきでパックを見ると手を伸ばし、ぐいっと腕をつかんだ。
「さあ、家へ帰りましょ!」
もう一方の手でホルンの腕をつかんだ。両手にホルンとパックの二人の腕をつかみ、ぐいぐいと引っ張る。
パックは後ろをふりかえった。メイサがちょこまかと動きまわり、後片付けをしている。ホルンを見上げ口を開いた。
「父さん、やっぱりおれ、メイサ叔母さんの手伝いをするよ!」
ホルンはうん、とうなずいた。
「いってこい!」
パックは無理やりミリィの手をふりほどくと、博士の家へ走り出した。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【魔女ローゼマリー伝説】~5歳で存在を忘れられた元王女の私だけど、自称美少女天才魔女として世界を救うために冒険したいと思います!~
ハムえっぐ
ファンタジー
かつて魔族が降臨し、7人の英雄によって平和がもたらされた大陸。その一国、ベルガー王国で物語は始まる。
王国の第一王女ローゼマリーは、5歳の誕生日の夜、幸せな時間のさなかに王宮を襲撃され、目の前で両親である国王夫妻を「漆黒の剣を持つ謎の黒髪の女」に殺害される。母が最後の力で放った転移魔法と「魔女ディルを頼れ」という遺言によりローゼマリーは辛くも死地を脱した。
15歳になったローゼは師ディルと別れ、両親の仇である黒髪の女を探し出すため、そして悪政により荒廃しつつある祖国の現状を確かめるため旅立つ。
国境の街ビオレールで冒険者として活動を始めたローゼは、運命的な出会いを果たす。因縁の仇と同じ黒髪と漆黒の剣を持つ少年傭兵リョウ。自由奔放で可愛いが、何か秘密を抱えていそうなエルフの美少女ベレニス。クセの強い仲間たちと共にローゼの新たな人生が動き出す。
これは王女の身分を失った最強天才魔女ローゼが、復讐の誓いを胸に仲間たちとの絆を育みながら、王国の闇や自らの運命に立ち向かう物語。友情、復讐、恋愛、魔法、剣戟、謀略が織りなす、ダークファンタジー英雄譚が、今、幕を開ける。
【完結】異世界で魔道具チートでのんびり商売生活
シマセイ
ファンタジー
大学生・誠也は工事現場の穴に落ちて異世界へ。 物体に魔力を付与できるチートスキルを見つけ、 能力を隠しつつ魔道具を作って商業ギルドで商売開始。 のんびりスローライフを目指す毎日が幕を開ける!
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
転生したら『塔』の主になった。ポイントでガチャ回してフロア増やしたら、いつの間にか世界最強のダンジョンになってた
季未
ファンタジー
【書き溜めがなくなるまで高頻度更新!♡٩( 'ω' )و】
気がつくとダンジョンコア(石)になっていた。
手持ちの資源はわずか。迫りくる野生の魔物やコアを狙う冒険者たち。 頼れるのは怪しげな「魔物ガチャ」だけ!?
傷ついた少女・リナを保護したことをきっかけにダンジョンは急速に進化を始める。
罠を張り巡らせた塔を建築し、資源を集め、強力な魔物をガチャで召喚!
人間と魔族、どこの勢力にも属さない独立した「最強のダンジョン」が今、産声を上げる!
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
異世界転生したおっさんが普通に生きる
カジキカジキ
ファンタジー
第18回 ファンタジー小説大賞 読者投票93位
応援頂きありがとうございました!
異世界転生したおっさんが唯一のチートだけで生き抜く世界
主人公のゴウは異世界転生した元冒険者
引退して狩をして過ごしていたが、ある日、ギルドで雇った子どもに出会い思い出す。
知識チートで町の食と環境を改善します!! ユルくのんびり過ごしたいのに、何故にこんなに忙しい!?
99歳で亡くなり異世界に転生した老人は7歳の子供に生まれ変わり、召喚魔法でドラゴンや前世の世界の物を召喚して世界を変える
ハーフのクロエ
ファンタジー
夫が病気で長期入院したので夫が途中まで書いていた小説を私なりに書き直して完結まで投稿しますので応援よろしくお願いいたします。
主人公は建築会社を55歳で取り締まり役常務をしていたが惜しげもなく早期退職し田舎で大好きな農業をしていた。99歳で亡くなった老人は前世の記憶を持ったまま7歳の少年マリュウスとして異世界の僻地の男爵家に生まれ変わる。10歳の鑑定の儀で、火、水、風、土、木の5大魔法ではなく、この世界で初めての召喚魔法を授かる。最初に召喚出来たのは弱いスライム、モグラ魔獣でマリウスはガッカリしたが優しい家族に見守られ次第に色んな魔獣や地球の、物などを召喚出来るようになり、僻地の男爵家を発展させ気が付けば大陸一豊かで最強の小さい王国を起こしていた。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる