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第七回 悪党弁天丸の追跡の巻
七
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「妙だね……。まるで、外の音が聞こえない」
それまで退屈そうにしていた吉弥が、急に目を光らせ、腰を浮かせた。
言われて、俺も気付いた。
いつの間にか、辺りは静寂に包まれている。あれほど騒々しい寄場の、人足たちの仕事場から聞こえてくる騒音が、今は全然、耳に届いてこない。
最初に反応したのは、雷蔵だった。
ちょこちょこと小走りになって、窓に近づくと、桟にしがみつくようにして外を覗き込む。
「むっ! 何事じゃ?」
俺たちは、雷蔵の背後から、窓の外に一斉に身を乗り出すようにして、見下ろす。
「わっ!」と悲鳴のような声を上げたのは、玄之介だった。
見渡す限り、灯台の下に、人足たちがこちらを見上げ、黙りこくって立っている。どうやら、寄場の全員が集まっているらしい。
人足の集団の背後には、役人たちが真っ青な顔で立ち、壮んに「何をしておるか? 仕事はどうした!」「早く持ち場に帰らぬか!」と喚いている。
だが、人足たちは役人たちを完全に無視している。
俺は人足たちの顔を、じっくりと眺めた。どれもこれも、呆れるほどの無表情で、こちらを真っ直ぐ見上げている。
いずれの瞳にも、一欠片ほどの感情も浮かんではいない。
玄之介は、おどおどしながら、俺を見た。
「ど、どうしたのでしょう? なぜ、このように集まっているのか、判りますか?」
俺に聞かれても、判るはずがない。俺は無言で頭を振った。
背後の役人の一人が、堪りかねて目の前の人足の肩をむんずと掴む。ぐい、と捻って、顔を近づけ、怒鳴った。
「おい、何をしておるのか! さっさと、持ち場へ戻らんか!」
人足は、黙って無視している。役人は、かっとなったのか、肩を掴む腕に力を込めた。
勢い、突き飛ばされる格好になった人足は、どたりと地面に倒れこんだ。
瞬間、その場にいた人足の全員が、役人たちを睨んだ。まるで耳に聞こえない合図があったかのように、一斉に顔をぐるりと向けたのである。
役人たちは、たじたじとなった。
恐怖がそんな行動を起こさせたのか、愚かにも、腰の刀を抜き放つ。ぎらり、と日差しに、役人の刀身が青白い光を放った。
「お上に逆らうのかっ! せ、成敗してくれる!」
声は完全に上ずり、裏返っている。
人足たちは黙って立っているだけだ。しかし、役人たちには、無言の圧力が痛いほど感じられたのだろう。それぞれ、刀を振り上げ「きえーいっ!」と気合を上げていた。
だだっ、と地面を蹴り、人足たちに殺到する。
ひゅっ、と風を切り、小石が宙を飛ぶ。
がっ、と先頭の役人の頬に、握り拳ほどの小石がぶち当たった!
「ぐわっ!」
小石を投げつけられた役人は、頬を押さえ、蹲った。
それが合図だったのか、次々に人足たちは足元の石を拾い上げ、役人たちに向け投げつける。
何しろ人足の数は数百人はいる。武器を持たないとはいえ、投石で役人たちは足止めを余儀なくされていた。
何より、人足たちはまるっきり感情を見せず、無言で行動しているのが不気味だ。怒りではなく、何か機械的に義務を果たしている、といった印象である。
その内、灯台の入口近くにいた数十人が、一斉に扉に取り付き、ぐいぐいと力を込めて抉じ開けようとしていた。
入口は一応しっかりとした造りだが、何しろ数十人が一度に押し寄せているのだ。がちゃん、がちゃんと戸が軋み、今にも壊れそうだ。
総ては無言で行われている。
「どうするのっ!」
遂に晶が立ち上がり、叫んだ。
俺は決意した。
「逃げ出そう! 吉弥!」
「あいよっ!」
吉弥は頼もしく立ち上がった。今までの茫洋とした印象は完璧に拭い去られ、今は闘志が全身に漲っている。
「お前が先頭だ! 晶は、俺と玄之介の間に入れ! 俺が殿軍をやるっ!」
「任せなっ!」
吉弥は、にんまりと笑い、どんと自分の胸を叩く。ぶんぶんと腕を撫し、かきこきと首と肩の関節を鳴らした。
俺は雷蔵を見た。
「おいっ、お前さんは、どうするね?」
雷蔵は胡坐を掻き、両手で自分の足首を掴むという妙な格好をしている。雷蔵はニヤリと笑うと、俺を見上げた。
「あんたが手伝ってくれれば、儂は自分で逃げ出すさ。最初にちょっと手伝って貰えば、後は自分の面倒くらい見られる」
「判った、どうすればいい?」
雷蔵は素早く立ち上がると、壁の一部を手探りした。ぱかん、と音がして、天井の一部が開く。
火皿の真上だった。ばらりと穴から、鉤手のついて縄が数本、降りてきた。雷蔵は手早く、縄の鉤を火皿に噛み合わせる。
次に、縄梯子が降りてきた。
するすると縄梯子を攀じ登り、雷蔵は穴に姿を消した。縄梯子が戻り、天井から雷蔵の声が降ってきた。
「すまんが、火皿に灯を点して貰えんか!」
玄之介が素早く火打石を擦り合わせ、付け木を口に咥える。付け木の先に火花が移り、玄之介は火皿に灯を点した。
ぼっ、と軽く音を立て、火皿の油が燃え上がる。意外と大きな火だった。
するすると火皿が、上がっていく。
ばたん! と大きな音がして、灯台の屋根が四方に広がった。一瞬にして、屋根は消え失せている。
後に残っているのは、燃え上がる火皿の上にでろんとなっている、袋の固まりだった。
袋は、どうやら布と、紙で造られているらしかった。糊で、布の袋の上に、紙を貼り合わせている。
袋は、火皿の熱で徐々に膨らみ始めた。
「雷蔵っ! 貴様っ!」
俺は完全に呆気に取られ、叫んでいた。
袋には小さな駕籠がぶら下がり、雷蔵がちょこんと首を突き出した。雷蔵の目が俺と合い、ニッタリと会心の笑みを浮かべた。
「済まんな。儂は、お先に失礼するよ!」
手を振っている。
袋は、すでにパンパンに膨らんでいる。熱気球だった!
雷蔵は、灯台の屋根裏に、熱気球を隠していたのだ!
ふわふわと、熱気球は宙に浮かんで行く。
どこで英語を憶えたのか、雷蔵は「バイバーイ! あばよ!」と叫んでいた。
俺は、くるりと振り返り、階段の下を睨んだ。
どんどんと、外側から無数の拳が戸を叩く。ぎしぎしと、戸を支えている蝶番が、今にも弾け飛びそうになっている。
俺は吉弥、玄之介、晶を順々に見詰めた。
「お前ら、覚悟を決めろよ! 俺たちは、ここから渡し場へ突っ切るぞ!」
「おう!」と全員が気を揃える。
俺は喚き声を上げ、吉弥と共に、階段を目掛けて走り出した。どどどっ、と音を立て、階段を降りていく俺の頭に、ちらと疑問が浮かぶ。
なぜ、こんな羽目に陥ったのか?
なぜか《暗闇検校》という名前が浮かんでいた。
それまで退屈そうにしていた吉弥が、急に目を光らせ、腰を浮かせた。
言われて、俺も気付いた。
いつの間にか、辺りは静寂に包まれている。あれほど騒々しい寄場の、人足たちの仕事場から聞こえてくる騒音が、今は全然、耳に届いてこない。
最初に反応したのは、雷蔵だった。
ちょこちょこと小走りになって、窓に近づくと、桟にしがみつくようにして外を覗き込む。
「むっ! 何事じゃ?」
俺たちは、雷蔵の背後から、窓の外に一斉に身を乗り出すようにして、見下ろす。
「わっ!」と悲鳴のような声を上げたのは、玄之介だった。
見渡す限り、灯台の下に、人足たちがこちらを見上げ、黙りこくって立っている。どうやら、寄場の全員が集まっているらしい。
人足の集団の背後には、役人たちが真っ青な顔で立ち、壮んに「何をしておるか? 仕事はどうした!」「早く持ち場に帰らぬか!」と喚いている。
だが、人足たちは役人たちを完全に無視している。
俺は人足たちの顔を、じっくりと眺めた。どれもこれも、呆れるほどの無表情で、こちらを真っ直ぐ見上げている。
いずれの瞳にも、一欠片ほどの感情も浮かんではいない。
玄之介は、おどおどしながら、俺を見た。
「ど、どうしたのでしょう? なぜ、このように集まっているのか、判りますか?」
俺に聞かれても、判るはずがない。俺は無言で頭を振った。
背後の役人の一人が、堪りかねて目の前の人足の肩をむんずと掴む。ぐい、と捻って、顔を近づけ、怒鳴った。
「おい、何をしておるのか! さっさと、持ち場へ戻らんか!」
人足は、黙って無視している。役人は、かっとなったのか、肩を掴む腕に力を込めた。
勢い、突き飛ばされる格好になった人足は、どたりと地面に倒れこんだ。
瞬間、その場にいた人足の全員が、役人たちを睨んだ。まるで耳に聞こえない合図があったかのように、一斉に顔をぐるりと向けたのである。
役人たちは、たじたじとなった。
恐怖がそんな行動を起こさせたのか、愚かにも、腰の刀を抜き放つ。ぎらり、と日差しに、役人の刀身が青白い光を放った。
「お上に逆らうのかっ! せ、成敗してくれる!」
声は完全に上ずり、裏返っている。
人足たちは黙って立っているだけだ。しかし、役人たちには、無言の圧力が痛いほど感じられたのだろう。それぞれ、刀を振り上げ「きえーいっ!」と気合を上げていた。
だだっ、と地面を蹴り、人足たちに殺到する。
ひゅっ、と風を切り、小石が宙を飛ぶ。
がっ、と先頭の役人の頬に、握り拳ほどの小石がぶち当たった!
「ぐわっ!」
小石を投げつけられた役人は、頬を押さえ、蹲った。
それが合図だったのか、次々に人足たちは足元の石を拾い上げ、役人たちに向け投げつける。
何しろ人足の数は数百人はいる。武器を持たないとはいえ、投石で役人たちは足止めを余儀なくされていた。
何より、人足たちはまるっきり感情を見せず、無言で行動しているのが不気味だ。怒りではなく、何か機械的に義務を果たしている、といった印象である。
その内、灯台の入口近くにいた数十人が、一斉に扉に取り付き、ぐいぐいと力を込めて抉じ開けようとしていた。
入口は一応しっかりとした造りだが、何しろ数十人が一度に押し寄せているのだ。がちゃん、がちゃんと戸が軋み、今にも壊れそうだ。
総ては無言で行われている。
「どうするのっ!」
遂に晶が立ち上がり、叫んだ。
俺は決意した。
「逃げ出そう! 吉弥!」
「あいよっ!」
吉弥は頼もしく立ち上がった。今までの茫洋とした印象は完璧に拭い去られ、今は闘志が全身に漲っている。
「お前が先頭だ! 晶は、俺と玄之介の間に入れ! 俺が殿軍をやるっ!」
「任せなっ!」
吉弥は、にんまりと笑い、どんと自分の胸を叩く。ぶんぶんと腕を撫し、かきこきと首と肩の関節を鳴らした。
俺は雷蔵を見た。
「おいっ、お前さんは、どうするね?」
雷蔵は胡坐を掻き、両手で自分の足首を掴むという妙な格好をしている。雷蔵はニヤリと笑うと、俺を見上げた。
「あんたが手伝ってくれれば、儂は自分で逃げ出すさ。最初にちょっと手伝って貰えば、後は自分の面倒くらい見られる」
「判った、どうすればいい?」
雷蔵は素早く立ち上がると、壁の一部を手探りした。ぱかん、と音がして、天井の一部が開く。
火皿の真上だった。ばらりと穴から、鉤手のついて縄が数本、降りてきた。雷蔵は手早く、縄の鉤を火皿に噛み合わせる。
次に、縄梯子が降りてきた。
するすると縄梯子を攀じ登り、雷蔵は穴に姿を消した。縄梯子が戻り、天井から雷蔵の声が降ってきた。
「すまんが、火皿に灯を点して貰えんか!」
玄之介が素早く火打石を擦り合わせ、付け木を口に咥える。付け木の先に火花が移り、玄之介は火皿に灯を点した。
ぼっ、と軽く音を立て、火皿の油が燃え上がる。意外と大きな火だった。
するすると火皿が、上がっていく。
ばたん! と大きな音がして、灯台の屋根が四方に広がった。一瞬にして、屋根は消え失せている。
後に残っているのは、燃え上がる火皿の上にでろんとなっている、袋の固まりだった。
袋は、どうやら布と、紙で造られているらしかった。糊で、布の袋の上に、紙を貼り合わせている。
袋は、火皿の熱で徐々に膨らみ始めた。
「雷蔵っ! 貴様っ!」
俺は完全に呆気に取られ、叫んでいた。
袋には小さな駕籠がぶら下がり、雷蔵がちょこんと首を突き出した。雷蔵の目が俺と合い、ニッタリと会心の笑みを浮かべた。
「済まんな。儂は、お先に失礼するよ!」
手を振っている。
袋は、すでにパンパンに膨らんでいる。熱気球だった!
雷蔵は、灯台の屋根裏に、熱気球を隠していたのだ!
ふわふわと、熱気球は宙に浮かんで行く。
どこで英語を憶えたのか、雷蔵は「バイバーイ! あばよ!」と叫んでいた。
俺は、くるりと振り返り、階段の下を睨んだ。
どんどんと、外側から無数の拳が戸を叩く。ぎしぎしと、戸を支えている蝶番が、今にも弾け飛びそうになっている。
俺は吉弥、玄之介、晶を順々に見詰めた。
「お前ら、覚悟を決めろよ! 俺たちは、ここから渡し場へ突っ切るぞ!」
「おう!」と全員が気を揃える。
俺は喚き声を上げ、吉弥と共に、階段を目掛けて走り出した。どどどっ、と音を立て、階段を降りていく俺の頭に、ちらと疑問が浮かぶ。
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