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悪魔の使い
災禍の悪魔vsギルドランク2位アヴァロン
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バタン!
獄扉は勢いよく閉まり、空中に霧散した。
その数秒後、ドラゴンに跨った無数のプレイヤーが一瞬にして災禍の悪魔を覆い囲んだ。
竜騎士ゼロドライブ
「我らギルドランク2位!アヴァロンである!貴様は総ギルドメンバー1002名に包囲されている!おとなしくお縄につけい!」
災禍の悪魔
「あのお兄ちゃんがリーダー?」
災禍の悪魔はゼロドライブを指差してそう話した。そして
災禍の悪魔
「早場帰(さばき)!」
災禍の悪魔の詠唱破棄の神聖魔法に撃たれて、竜騎士ゼロドライブは跡形もなく消滅した。災禍の悪魔はキャッキャと喜んだ。
災禍の悪魔
「リーダー倒した~!」
忍79
「んなわけねぇだろ」
「スキルNo99。峰殺し」
災禍の悪魔
「カハッ」
何処からともなく現れた忍79が災禍の悪魔のHPを1までに減らす。
ゼッタ&ノッタ
「魔力暴走・究極浄化」
災禍の悪魔
「あぎゃー!!!???」
姉妹の最上級神聖魔法は悪魔の体を焼き焦がす。しかしこれは、ギルドマスターに最高の一撃を与えさせる下準備のような物。
ヘルズ・オブ・カラミティ
「増怒(ゾッド)」
増怒・・・ヘルズ・オブ・カラミティ専用スキル。大槌を叩きつけるシンプルな攻撃だがその威力は最上級魔法の10倍。圧倒的破壊力。それがアヴァロンのギルドマスター。ヘルズ・オブ・カラミティだ。
攻撃が終わるとサッと現れるのは長身のイケメン。サブマスターを務める狐兄だ。
狐兄
「忍びの技で体力を1まで削って、悪魔に効果抜群の神聖魔法。ヘルズの増怒(ゾッド)が入ったんやから、もう死んだやろ~」
忍び79
「…手ごたえはあった」
ゼッタ&ノッタ
「コン兄ほめて~!」
狐兄は姉妹の頭を優しくぽんぽんした。
狐兄
「偉いで~2人とも、お陰で出番無しや~」
災禍の悪魔がいた場所を睨みつけた後
ヘルズ・オブ・カラミティ
「・・・撤収するぞ。ドラゴンを飛ばせ!」
と、号令を出す。
だがその号令はあまりにも早すぎた。
災禍の悪魔
「・・・いったいなぁ~!もう!!」
土や岩をかき分けて災禍の悪魔が再び姿を表した。ひどく怒っている様子だ。
狐兄
「大丈夫?お嬢ちゃん怪我とかしてないか~?」
災禍の悪魔
「そこの馬鹿力のせいで怪我してるよ!!ひどいじゃないか怒ったぞ!!」
災禍の悪魔は空に舞うドラゴンを眺めた。
ヘルズ・オブ・カラミティ
「・・・む!?」
ヘルズだけが、危機感を抱いた。
ゼッタ&ノッタ
「ヘルズ、どうかしたの?」
ヘルズ・オブ・カラミティ
「退避だ!!!」
災禍の悪魔
「もうおそいよ~だ!魂食(こんじき)!」
災禍の悪魔の魂食は力のない魂を吸収し食べるスキルだ。
これによりアヴァロンのメンバーほぼ半数が数秒で息絶えた。
災禍の悪魔
「蛍光巨人!ゴツゴツ!侍!トリガーハッピー!あと~もういいや!全員出ておいで!」
災禍の悪魔は自らの眷属を現世へと呼び込んだ。
ヘルズ・オブ・カラミティ
「すべて殺す」
災禍の悪魔
「やってみろよ」
過去最大の殺し合いが始まった。
番外編・災禍の悪魔の眷属紹介
蛍光巨人・・・魔界に住む巨人族の転生モンスター。光源魔法を扱う山並みに大きい化け物。
ゴツゴツ・・・モンスター名「骸骨を統べる物」全ての骸骨系モンスターの頂点。3本の剣を自らの前で回転させている。
侍・・・魔界に生まれた謎の生命体。鎧兜に身を包む様は戦国時代の武将の様だ。
トリガーハッピー・・・とある人間と契約している銃の魔物。ほぼ全ての銃を体に仕舞い込んでいる。
獄扉は勢いよく閉まり、空中に霧散した。
その数秒後、ドラゴンに跨った無数のプレイヤーが一瞬にして災禍の悪魔を覆い囲んだ。
竜騎士ゼロドライブ
「我らギルドランク2位!アヴァロンである!貴様は総ギルドメンバー1002名に包囲されている!おとなしくお縄につけい!」
災禍の悪魔
「あのお兄ちゃんがリーダー?」
災禍の悪魔はゼロドライブを指差してそう話した。そして
災禍の悪魔
「早場帰(さばき)!」
災禍の悪魔の詠唱破棄の神聖魔法に撃たれて、竜騎士ゼロドライブは跡形もなく消滅した。災禍の悪魔はキャッキャと喜んだ。
災禍の悪魔
「リーダー倒した~!」
忍79
「んなわけねぇだろ」
「スキルNo99。峰殺し」
災禍の悪魔
「カハッ」
何処からともなく現れた忍79が災禍の悪魔のHPを1までに減らす。
ゼッタ&ノッタ
「魔力暴走・究極浄化」
災禍の悪魔
「あぎゃー!!!???」
姉妹の最上級神聖魔法は悪魔の体を焼き焦がす。しかしこれは、ギルドマスターに最高の一撃を与えさせる下準備のような物。
ヘルズ・オブ・カラミティ
「増怒(ゾッド)」
増怒・・・ヘルズ・オブ・カラミティ専用スキル。大槌を叩きつけるシンプルな攻撃だがその威力は最上級魔法の10倍。圧倒的破壊力。それがアヴァロンのギルドマスター。ヘルズ・オブ・カラミティだ。
攻撃が終わるとサッと現れるのは長身のイケメン。サブマスターを務める狐兄だ。
狐兄
「忍びの技で体力を1まで削って、悪魔に効果抜群の神聖魔法。ヘルズの増怒(ゾッド)が入ったんやから、もう死んだやろ~」
忍び79
「…手ごたえはあった」
ゼッタ&ノッタ
「コン兄ほめて~!」
狐兄は姉妹の頭を優しくぽんぽんした。
狐兄
「偉いで~2人とも、お陰で出番無しや~」
災禍の悪魔がいた場所を睨みつけた後
ヘルズ・オブ・カラミティ
「・・・撤収するぞ。ドラゴンを飛ばせ!」
と、号令を出す。
だがその号令はあまりにも早すぎた。
災禍の悪魔
「・・・いったいなぁ~!もう!!」
土や岩をかき分けて災禍の悪魔が再び姿を表した。ひどく怒っている様子だ。
狐兄
「大丈夫?お嬢ちゃん怪我とかしてないか~?」
災禍の悪魔
「そこの馬鹿力のせいで怪我してるよ!!ひどいじゃないか怒ったぞ!!」
災禍の悪魔は空に舞うドラゴンを眺めた。
ヘルズ・オブ・カラミティ
「・・・む!?」
ヘルズだけが、危機感を抱いた。
ゼッタ&ノッタ
「ヘルズ、どうかしたの?」
ヘルズ・オブ・カラミティ
「退避だ!!!」
災禍の悪魔
「もうおそいよ~だ!魂食(こんじき)!」
災禍の悪魔の魂食は力のない魂を吸収し食べるスキルだ。
これによりアヴァロンのメンバーほぼ半数が数秒で息絶えた。
災禍の悪魔
「蛍光巨人!ゴツゴツ!侍!トリガーハッピー!あと~もういいや!全員出ておいで!」
災禍の悪魔は自らの眷属を現世へと呼び込んだ。
ヘルズ・オブ・カラミティ
「すべて殺す」
災禍の悪魔
「やってみろよ」
過去最大の殺し合いが始まった。
番外編・災禍の悪魔の眷属紹介
蛍光巨人・・・魔界に住む巨人族の転生モンスター。光源魔法を扱う山並みに大きい化け物。
ゴツゴツ・・・モンスター名「骸骨を統べる物」全ての骸骨系モンスターの頂点。3本の剣を自らの前で回転させている。
侍・・・魔界に生まれた謎の生命体。鎧兜に身を包む様は戦国時代の武将の様だ。
トリガーハッピー・・・とある人間と契約している銃の魔物。ほぼ全ての銃を体に仕舞い込んでいる。
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