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悪魔の使い
牧場の国マキハラ
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牧場の国マキハラ
英雄サイレスが作ったこの国は、150年間サイレスの子孫が領主として君臨してきた牧畜国家だ。
収入源は畜産業とホースマウントの販売をなりわいとしている。
現在の領主は英雄の末裔サイレント。
寡黙な男だが、その人柄はしゃべらずとも伝わり、民に愛される領主である。
サイレントには心を通わせる愛馬がいた。
かつては山に巣くう暴れ馬だったが、サイレントの猛烈なアピールによって今ではすっかり丸くなった。
サイレントは愛馬にアレスと名付けた。
サイレントは今日もアレスとマキハラを一望できる丘で風になびかれていた。
ベルモット
「あいやぁ!?」
ベルモットはしりもちをついた。
私
「おっと!」
私はぎりぎりで体制を整えて着地に成功。
漆黒の狩人はふわりと地面に降り立った。
漆黒の狩人
「ここは一体・・・ちょっと聞き込みをしてみますね」
そう言って漆黒の狩人はさっさと歩いて行った。
ベルモット
「ここは漆黒さんの情報を待ちましょう、むやみで出歩くと何に会うかわかりませんから」
私
「そうだね、狩りドンを待とう」
ベルモット
「・・・そのニックネーム、どうにかなりません?」
私
「何でよ!」
ベルモット
「いやぁ、センスがねぇ?」
そんなこんなで私とベロちんは漆黒の狩人が帰ってくのを待った。
英雄サイレスが作ったこの国は、150年間サイレスの子孫が領主として君臨してきた牧畜国家だ。
収入源は畜産業とホースマウントの販売をなりわいとしている。
現在の領主は英雄の末裔サイレント。
寡黙な男だが、その人柄はしゃべらずとも伝わり、民に愛される領主である。
サイレントには心を通わせる愛馬がいた。
かつては山に巣くう暴れ馬だったが、サイレントの猛烈なアピールによって今ではすっかり丸くなった。
サイレントは愛馬にアレスと名付けた。
サイレントは今日もアレスとマキハラを一望できる丘で風になびかれていた。
ベルモット
「あいやぁ!?」
ベルモットはしりもちをついた。
私
「おっと!」
私はぎりぎりで体制を整えて着地に成功。
漆黒の狩人はふわりと地面に降り立った。
漆黒の狩人
「ここは一体・・・ちょっと聞き込みをしてみますね」
そう言って漆黒の狩人はさっさと歩いて行った。
ベルモット
「ここは漆黒さんの情報を待ちましょう、むやみで出歩くと何に会うかわかりませんから」
私
「そうだね、狩りドンを待とう」
ベルモット
「・・・そのニックネーム、どうにかなりません?」
私
「何でよ!」
ベルモット
「いやぁ、センスがねぇ?」
そんなこんなで私とベロちんは漆黒の狩人が帰ってくのを待った。
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