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第1章 - 6歳の章
12. 初遭遇
色々回っていたら、お昼ご飯の時間になった。
なので、ママンと一緒にフードコートでご飯を食べることにした。
勿論、ギオンモールの中には飲食店も入っている。
「サリゲナイヤ」や「かま寿司」のような有名チェーンから「Neck Pasta」や「まる吉」のような他のところにはないお店まで、色々と揃っている。
どれも美味しそうだ。
……が、俺たちはそのどれにも入らなかった。
その理由は、東さんたちからのお願いがあったから。
なんでも、飲食店の中は護衛がやりづらいそうだ。
まぁ、洋服店とかならウィンドウショッピングしてる客のフリができるけど、飲食店だとそれができないからね。
飲食店に入って何も注文しないのは不自然だし、注文しても食べないのはもっと不自然だ。
食べたら食べたで注意力が散漫になりやすいし、何より、無理に食べると咄嗟の判断や行動に支障が出る。
一応、飲食店には男性専用の安全個室というものもあるのだが、そこに入った時点で男性確定なので、今の俺では使うことができない。
なので、飲食店はパス。
で、フルオープンなフードコートでご飯を食べることになった。
俺が注文したのはお子様ランチ。
メインはオムライスとハンバーグ、サイドはスパゲッティとウィンナー、付け合せは人参のグラッセとスイートコーン、デザートはプリン。
もちろん、オムライスには小さな旗が刺さっている。
お子様なら大喜びの、ド直球のお子様ランチだ。
この幼い身体に引っ張らているのか、俺もちょっとテンションが上がってる。
「おいしい、ゆうちゃん?」
「うん。……でも、母さんの手料理ほどじゃないかな」
「あらあら、そうなのね~、うふふ~~」
満面の笑みのママン。
マジで、お世辞でもなんでもないよ。
だって、うちのママン、調理師免許持ってるからね。
俺を産んですぐの頃に、俺のために取ったらしい。
ゆうちゃんには美味しくて栄養のある食事を食べてもらいたいから、だそうだ。
どうしよう、ママンの愛が深い……。
ただ、そのおかげと言うか、そのせいと言うか、俺は外食をそこまで美味しいと思えなくなってしまった。
我が家でもたまに冷凍食品やスーパーのお惣菜といった出来合いのものを食べることはあるし、時には出前を取ったりもする。
が、どれもママンの味には叶わない。
有名メーカーの冷凍チャーハンだろうが、コンビニのお弁当だろうが、宅配のピザだろうが、出前の中華だろうが、どれもママンが作った方が美味しいのだ。
果たして、これは親子バフの為せる技か、それとも純粋にうちのママンが万能すぎるのか。
とにかく、先程の褒め言葉は俺の本心だ。
それでママンがここまで喜んでくれるなら、こちらとしても嬉しい限りである。
見てみれば、ママンはニコニコしながらこちらを見つめている。
自分の分のパスタには手を付けず、俺がお子様ランチをパクつくのをずっと眺めているのだ。
いつものことなので慣れているが……今日は違う光景が目に映った。
それは、ママンの背後。
同じフードコートの反対側に座る、一組の親子だ。
母親はキリリとした雰囲気の人だが、顔がニヨニヨと崩れている。
まるで俺に行ってらっしゃいのハグをされた時のママンのような顔だ。
そして、我が子を見つめる母親の目は、完全にトロけている。
家にあるジムで運動する俺を眺めているときのママンとほぼ一緒だ。
対する子供は、俺よりも少し年上で、10~12歳くらい。
男女兼用な格好をしているが、体つきが明らかに女の子のそれじゃない。
肩に丸みがなく、腰の位置も低い。こころなしか眉毛が濃く、顎のラインも角ばっている。
一番の特徴は、常に何かに怯えるようにキョドキョドしているところだろうか。
自分の存在を隠すように帽子を目深に被っているし、身体を丸めるようにして座っている。
これ、完全に男の子だね。
体つきもそうだけど、態度や仕草がネットで見た「男子の特徴」と一致している。
初めて見たよ、生の男の子。
テレビやネットだと本人の許可や規制が厳しいから、未成年の男子って殆ど映せないみたいだからね。
「ねぇ、東さん」
無線機越しに、小声で東さんを呼ぶ。
『はい、何でしょうか』
「あっちのテーブルの子って、男の子だよね?」
『はい。別の隊が警護しております、隣の区在住の男児です』
「あの子とお話してもいい?」
そう尋ねると、東さんの声が一瞬だけ途切れた。
『……できれば、お控えください』
言いにくそうに、東さんが続ける。
『当該男児は、既に周囲から注目を集めております。ここで裕太様が接触すれば、裕太様にも注目が集まることでしょう』
「……でもさ、僕とあの子がこうして同じ日にここに来たのってさ、男の子同士でお友達になれたらいいなって、東さんたちも思っているからでしょ?」
これは俺の分析というか、憶測だが。
国も、できるだけ男性同士で交流を持ってほしい、と考えているのではないだろうか。
男性は貴重な存在で、周囲の女性から囲われる傾向にある。
小さい頃から「女は狼だ」「外に出るのは危険だ」と教え込まれるので、男性は警戒心がかなり強い。
……その教えが結構正しかったりするところが悲しいが、それはともかく。
その教えに加えて、男性は肉体的にも精神的にも繊細な傾向にある。
なので、男性は年齢問わず、積極的に他者と関わろうとしない。
大体が自宅にこもり、読書や編み物などのインドアでセルフな趣味に興じている。
それはネット上でも同じだ。
男性垢だとバレるとすぐに群がられるので、SNS上でも男だと公開できない。
どのプラットフォームでも、男性は鍵垢のROM専だ。
そうなると必然、男性同士での繋がりは作れず、交流もできない。
俺がそのいい例だ。
家から一歩も出してもらえない俺は、他の男どころか、他の人間にすらほぼ会ったことがない。
ネットで「男仲間」を探そうにも、鍵垢にしていない男はほぼ皆無。
これでは、男同士で交流を持てる方がオカシイだろう。
多分、国としても、現状はよろしくないのだろう。
だから、こうして今日のこの「出会い」を仕組んだ。
考えてみれば簡単なこと。
そもそも男児が外に出ること自体、普通ではあり得ないこと。
そんな男児が二人、同じ日に、同じ時間帯に、同じショッピングモールに来ているのだ。
これが偶然なわけがないだろう。
そう考えたからこそ、俺は東さんに「そういうことでしょ?」と確認したのだ。
『……………………裕太様は、本当に聡明でいらっしゃいますね』
かなりの間が空いてから、東さんは俺の言葉に肯定を返した。
『どうかお気をつけください。
彼は、その態度や仕草で、既に周囲から男性疑惑を持たれております。
下手をすれば騒動に発展してしまいますので、言動にはくれぐれもご注意ください』
「わかった。ありがとうね、東さん」
『……裕太様をお守りするのが私達の役目ですので』
そう言った東さんの声は、心做しか普段よりも幾分柔らかく感じた。
さて。
「初めてのお友達をつくりに行こっか」
ハラハラしているママンにそう告げて、俺は席から立ち上がった。
なので、ママンと一緒にフードコートでご飯を食べることにした。
勿論、ギオンモールの中には飲食店も入っている。
「サリゲナイヤ」や「かま寿司」のような有名チェーンから「Neck Pasta」や「まる吉」のような他のところにはないお店まで、色々と揃っている。
どれも美味しそうだ。
……が、俺たちはそのどれにも入らなかった。
その理由は、東さんたちからのお願いがあったから。
なんでも、飲食店の中は護衛がやりづらいそうだ。
まぁ、洋服店とかならウィンドウショッピングしてる客のフリができるけど、飲食店だとそれができないからね。
飲食店に入って何も注文しないのは不自然だし、注文しても食べないのはもっと不自然だ。
食べたら食べたで注意力が散漫になりやすいし、何より、無理に食べると咄嗟の判断や行動に支障が出る。
一応、飲食店には男性専用の安全個室というものもあるのだが、そこに入った時点で男性確定なので、今の俺では使うことができない。
なので、飲食店はパス。
で、フルオープンなフードコートでご飯を食べることになった。
俺が注文したのはお子様ランチ。
メインはオムライスとハンバーグ、サイドはスパゲッティとウィンナー、付け合せは人参のグラッセとスイートコーン、デザートはプリン。
もちろん、オムライスには小さな旗が刺さっている。
お子様なら大喜びの、ド直球のお子様ランチだ。
この幼い身体に引っ張らているのか、俺もちょっとテンションが上がってる。
「おいしい、ゆうちゃん?」
「うん。……でも、母さんの手料理ほどじゃないかな」
「あらあら、そうなのね~、うふふ~~」
満面の笑みのママン。
マジで、お世辞でもなんでもないよ。
だって、うちのママン、調理師免許持ってるからね。
俺を産んですぐの頃に、俺のために取ったらしい。
ゆうちゃんには美味しくて栄養のある食事を食べてもらいたいから、だそうだ。
どうしよう、ママンの愛が深い……。
ただ、そのおかげと言うか、そのせいと言うか、俺は外食をそこまで美味しいと思えなくなってしまった。
我が家でもたまに冷凍食品やスーパーのお惣菜といった出来合いのものを食べることはあるし、時には出前を取ったりもする。
が、どれもママンの味には叶わない。
有名メーカーの冷凍チャーハンだろうが、コンビニのお弁当だろうが、宅配のピザだろうが、出前の中華だろうが、どれもママンが作った方が美味しいのだ。
果たして、これは親子バフの為せる技か、それとも純粋にうちのママンが万能すぎるのか。
とにかく、先程の褒め言葉は俺の本心だ。
それでママンがここまで喜んでくれるなら、こちらとしても嬉しい限りである。
見てみれば、ママンはニコニコしながらこちらを見つめている。
自分の分のパスタには手を付けず、俺がお子様ランチをパクつくのをずっと眺めているのだ。
いつものことなので慣れているが……今日は違う光景が目に映った。
それは、ママンの背後。
同じフードコートの反対側に座る、一組の親子だ。
母親はキリリとした雰囲気の人だが、顔がニヨニヨと崩れている。
まるで俺に行ってらっしゃいのハグをされた時のママンのような顔だ。
そして、我が子を見つめる母親の目は、完全にトロけている。
家にあるジムで運動する俺を眺めているときのママンとほぼ一緒だ。
対する子供は、俺よりも少し年上で、10~12歳くらい。
男女兼用な格好をしているが、体つきが明らかに女の子のそれじゃない。
肩に丸みがなく、腰の位置も低い。こころなしか眉毛が濃く、顎のラインも角ばっている。
一番の特徴は、常に何かに怯えるようにキョドキョドしているところだろうか。
自分の存在を隠すように帽子を目深に被っているし、身体を丸めるようにして座っている。
これ、完全に男の子だね。
体つきもそうだけど、態度や仕草がネットで見た「男子の特徴」と一致している。
初めて見たよ、生の男の子。
テレビやネットだと本人の許可や規制が厳しいから、未成年の男子って殆ど映せないみたいだからね。
「ねぇ、東さん」
無線機越しに、小声で東さんを呼ぶ。
『はい、何でしょうか』
「あっちのテーブルの子って、男の子だよね?」
『はい。別の隊が警護しております、隣の区在住の男児です』
「あの子とお話してもいい?」
そう尋ねると、東さんの声が一瞬だけ途切れた。
『……できれば、お控えください』
言いにくそうに、東さんが続ける。
『当該男児は、既に周囲から注目を集めております。ここで裕太様が接触すれば、裕太様にも注目が集まることでしょう』
「……でもさ、僕とあの子がこうして同じ日にここに来たのってさ、男の子同士でお友達になれたらいいなって、東さんたちも思っているからでしょ?」
これは俺の分析というか、憶測だが。
国も、できるだけ男性同士で交流を持ってほしい、と考えているのではないだろうか。
男性は貴重な存在で、周囲の女性から囲われる傾向にある。
小さい頃から「女は狼だ」「外に出るのは危険だ」と教え込まれるので、男性は警戒心がかなり強い。
……その教えが結構正しかったりするところが悲しいが、それはともかく。
その教えに加えて、男性は肉体的にも精神的にも繊細な傾向にある。
なので、男性は年齢問わず、積極的に他者と関わろうとしない。
大体が自宅にこもり、読書や編み物などのインドアでセルフな趣味に興じている。
それはネット上でも同じだ。
男性垢だとバレるとすぐに群がられるので、SNS上でも男だと公開できない。
どのプラットフォームでも、男性は鍵垢のROM専だ。
そうなると必然、男性同士での繋がりは作れず、交流もできない。
俺がそのいい例だ。
家から一歩も出してもらえない俺は、他の男どころか、他の人間にすらほぼ会ったことがない。
ネットで「男仲間」を探そうにも、鍵垢にしていない男はほぼ皆無。
これでは、男同士で交流を持てる方がオカシイだろう。
多分、国としても、現状はよろしくないのだろう。
だから、こうして今日のこの「出会い」を仕組んだ。
考えてみれば簡単なこと。
そもそも男児が外に出ること自体、普通ではあり得ないこと。
そんな男児が二人、同じ日に、同じ時間帯に、同じショッピングモールに来ているのだ。
これが偶然なわけがないだろう。
そう考えたからこそ、俺は東さんに「そういうことでしょ?」と確認したのだ。
『……………………裕太様は、本当に聡明でいらっしゃいますね』
かなりの間が空いてから、東さんは俺の言葉に肯定を返した。
『どうかお気をつけください。
彼は、その態度や仕草で、既に周囲から男性疑惑を持たれております。
下手をすれば騒動に発展してしまいますので、言動にはくれぐれもご注意ください』
「わかった。ありがとうね、東さん」
『……裕太様をお守りするのが私達の役目ですので』
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