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第五章 ノーヴォヴェルデ ~無権代理人~
緑色の夢
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「レッジョに新生なる緑を!」
数人の男が部屋に入るなり、
その中でもけばけばしい貴族服の
中年の小男が、
リーゼに対して甲高い声で宣誓する。
「フフ、ご機嫌麗しゅうドルップ殿」
リーゼが相槌を打って見せる。
「ご機嫌麗しゅう。リーゼさん。
貴女がアテクシの崇高なる理念に
協力してくれたおかげで、
何もかも順調ザマス」
ドルップは上機嫌で会釈してみせる。
そんな様子のドルップの元に、
部下らしい職員が
慌てて駆け足でやってきて
ドルップの元で膝を付く。
「ドルップ様……
たった今、地下の植物ゾンビたちが
何体か、何者かに倒された模様でして」
ルロイたちの館への侵入と
犯行は既にバレてしまたらしい。
だが、ドルップは自らの悪だくみを
邪魔されて怒る風でもなかった。
「フン、問題ないですぃ。
リーゼの薬液さえ手に入れば、
材料不足で作れなかった
新生なる緑が大量に
製造できるのザマス」
「そりゃよかったねぇ」
ドルップの言葉にリーゼが、
どうでも良さそうに呟く。
机の下に隠れているルロイは、
まだ最後に残された謎に頭を悩ませる。
また新生なる緑か、
それがこの商会の目玉となる
新商品の名前らしいが、
発言の内容とこれまでの所業といい、
ロクでもないことは確かだと
ルロイたちは眉をひそめる。
「はは、新生なる緑の製造は
滞りなく進んでおります。
すでに我々は既定の量の
製造に成功しました」
「よろすぃ。『冥府の泉』から回収した
死体も合わせればかなりの数の
植物ゾンビを瞬時に発生させることが
できようザマス」
「そのようで」
「薄汚いレッジョの市参事会や冒険者どもを
一掃し植物ゾンビでレッジョを覆い、
やがてレッジョをかつての緑あふれる
廃墟にお戻しぃする。
植物ゾンビによる緑地化計画。
なんと崇高な……
レッジョに新生なる緑を!」
「そ、そのようでぇ……」
勝手に自己陶酔しているドルップに
部下も引き気味に追従する。
「アテクシの理想郷の実現は
まさに目前なのザァマス!!」
勝手にドルップが
所信演説をしてくれた
おかげでドルップの悪事の
全貌は明らかになった。
ここまで聞けばあとは、
年貢の納め時とルロイたちが、
執務机の下から飛び出す。
「話は聴かせてもらいました」
「ここまでだ観念しなぁ」
「ケヤァハー、ぶっ殺しぃ!」
三人とも各々武器を持ち、
ドルップに立ちはだかる。
「何奴っすぃ!」
自分の企みを盗み聞きされ、
ドルップは思わず奇声を上げる。
「ドルップさん。
リーゼの工房で働く
モリーと言う女の子を
知っていますね?」
ルロイは証書を取り出し、
ドルップに問いただす。
「何かと思えばあの小娘が、
どうかしたのでザマスか?」
ルロイたちの出現に、
動揺していたドルップも、
肝が据わっているのか、
ふてぶてしい態度で聞き返す。
「真実を司りし神ウェルスの名の下に
問う、汝ドルップはモリーの代理権が
ないことを知りリーゼの発明品の
売買契約を持ち掛けたか?」
「アテクシはそんなことなど知らない!」
「なにっ」
驚愕の表情を浮かべるルロイを、
ドルップはあざ笑うかのように
執務机の謎の粉袋を飲み込む。
「馬鹿め、アテクシはウェルスの神などに
信心は捧げませんですぃ。
アテクシが真実に信じる神は……」
ドルップは気持ち悪いほど、
早口でまくしたて吐き捨てると、
ウェルス証書の赤い輝きと共に、
気を失い倒れる。
ドルップは嘘を承知で
ルロイの問いを拒絶したのだ。
「相手が捨てばちなら、
プロバティオで抑止する
こともできませんね」
ルロイが虚しく呟くと同時、
商館全体が僅かに揺れ始める。
地震かとルロイたちは身構えるが、
それにしては揺れ方が奇妙だ。
しばらくして、
大量の木の枝がきしむような音が
下の方から響いてきた。
「は、始まった……」
商館の職員の一人が、
真っ青な顔で呟く。
「お、お終いだ」
「逃げろー!」
その呟きが合図であるかのように、
執務室にいたドルップの部下たちが
一斉に逃げ出す。
「ヒャア、待ちゃあがれ!
一体何が始まるってんでぇ?」
ギャリックが続いて
逃げようとした職員の一人の襟首を
乱暴にひっつかみ詰問する。
「は、早く逃げるんだよ、
アンタらも植物ゾンビの餌食になるぞ!」
職員はそう喚くと、
ギャリックの腕を振りほどき、
必死の形相で逃げ出していった。
「ど、ど~なってんだよぉ?」
あまりの急展開に、
アシュリーは頭を抱える。
「既に最悪の事態って事ですよ」
これから起こることを
ルロイは想像したくはない。
だが最悪の渦中にあるからこそ、
冷静にならなければ
生還の望みなどない。
ルロイはチンクエデアで、
椅子に拘束されているリーゼの
縄を切り解放する。
「ありがとう。
ルロイ・フェヘール」
リーザが張りつめた表情のルロイに
艶っぽくウィンクしてみせる。
執務室から眺める中庭はすでに、
地下庭園から這い出した植物ゾンビで
埋まり始めている。
その数のおびただしい事、
緑色のアンデッドの海が、
逃げ遅れた商館の職員を飲み込む。
遠からず緑の波は商館からあふれ出し、
レッジョの街をも
飲み込もうとするだろう。
「さて、囚われのお姫様ごっこも
お終いといこうか」
リーゼが指を軽快に鳴らすと、
中庭の地面から、
複数体のゴーレムが姿を現す。
「切り札を予め仕込んでおくとは
さすがはリーゼさんですね」
リーゼは余裕の笑みを見せる。
「まさか、まだまだありふれた
カードの一枚目さ」
地下から這い出して来るゴーレム達が、
豪腕を振り回し植物ゾンビをまとめて
倒しつつも押し寄せる植物ゾンビの波を
身を挺してせき止める。
「ボヤボヤしちゃいられねぇ。
アタシらも逃げるよ」
アシュリーが執務室から飛び出す。
ゴーレムで防げる数にはやはり
限りがある。
中庭を埋め尽くしたゾンビたちは
すでに執務室のある二階にまで
押し寄せている。
「ヒャァ、ブッた斬ったらぁう!」
ギャリックも双剣を振り回し、
執務室前のゾンビをなぎ倒す。
「さぁ、急ぎましょう」
ルロイの言葉にリーゼは、
首を横に振る。
「先に行っててくれたまえ。
私は没収された装備を
回収せねばならん」
「死なないで下さいよ」
「無論だとも」
少しためらった後に、
部屋から出て行ったルロイを
リーゼは見送る。
「ぐ……がが」
その時、プロバティオにより
気絶していたドルップが、
体を痙攣させ上半身を起こす。
体の表面は異様な暗緑色に染まり、
気味の悪い植物の蔦や根が、
体から生え始めている。
既に植物ゾンビと化したドルップが、
床をもつれ這いながら、
部屋を出ようとするリーゼに襲い掛かる。
「あの世で緑色の夢でも見てな」
リーゼはためらう事なく、
ドルップの首を踵でへし折り絶命させる。
数人の男が部屋に入るなり、
その中でもけばけばしい貴族服の
中年の小男が、
リーゼに対して甲高い声で宣誓する。
「フフ、ご機嫌麗しゅうドルップ殿」
リーゼが相槌を打って見せる。
「ご機嫌麗しゅう。リーゼさん。
貴女がアテクシの崇高なる理念に
協力してくれたおかげで、
何もかも順調ザマス」
ドルップは上機嫌で会釈してみせる。
そんな様子のドルップの元に、
部下らしい職員が
慌てて駆け足でやってきて
ドルップの元で膝を付く。
「ドルップ様……
たった今、地下の植物ゾンビたちが
何体か、何者かに倒された模様でして」
ルロイたちの館への侵入と
犯行は既にバレてしまたらしい。
だが、ドルップは自らの悪だくみを
邪魔されて怒る風でもなかった。
「フン、問題ないですぃ。
リーゼの薬液さえ手に入れば、
材料不足で作れなかった
新生なる緑が大量に
製造できるのザマス」
「そりゃよかったねぇ」
ドルップの言葉にリーゼが、
どうでも良さそうに呟く。
机の下に隠れているルロイは、
まだ最後に残された謎に頭を悩ませる。
また新生なる緑か、
それがこの商会の目玉となる
新商品の名前らしいが、
発言の内容とこれまでの所業といい、
ロクでもないことは確かだと
ルロイたちは眉をひそめる。
「はは、新生なる緑の製造は
滞りなく進んでおります。
すでに我々は既定の量の
製造に成功しました」
「よろすぃ。『冥府の泉』から回収した
死体も合わせればかなりの数の
植物ゾンビを瞬時に発生させることが
できようザマス」
「そのようで」
「薄汚いレッジョの市参事会や冒険者どもを
一掃し植物ゾンビでレッジョを覆い、
やがてレッジョをかつての緑あふれる
廃墟にお戻しぃする。
植物ゾンビによる緑地化計画。
なんと崇高な……
レッジョに新生なる緑を!」
「そ、そのようでぇ……」
勝手に自己陶酔しているドルップに
部下も引き気味に追従する。
「アテクシの理想郷の実現は
まさに目前なのザァマス!!」
勝手にドルップが
所信演説をしてくれた
おかげでドルップの悪事の
全貌は明らかになった。
ここまで聞けばあとは、
年貢の納め時とルロイたちが、
執務机の下から飛び出す。
「話は聴かせてもらいました」
「ここまでだ観念しなぁ」
「ケヤァハー、ぶっ殺しぃ!」
三人とも各々武器を持ち、
ドルップに立ちはだかる。
「何奴っすぃ!」
自分の企みを盗み聞きされ、
ドルップは思わず奇声を上げる。
「ドルップさん。
リーゼの工房で働く
モリーと言う女の子を
知っていますね?」
ルロイは証書を取り出し、
ドルップに問いただす。
「何かと思えばあの小娘が、
どうかしたのでザマスか?」
ルロイたちの出現に、
動揺していたドルップも、
肝が据わっているのか、
ふてぶてしい態度で聞き返す。
「真実を司りし神ウェルスの名の下に
問う、汝ドルップはモリーの代理権が
ないことを知りリーゼの発明品の
売買契約を持ち掛けたか?」
「アテクシはそんなことなど知らない!」
「なにっ」
驚愕の表情を浮かべるルロイを、
ドルップはあざ笑うかのように
執務机の謎の粉袋を飲み込む。
「馬鹿め、アテクシはウェルスの神などに
信心は捧げませんですぃ。
アテクシが真実に信じる神は……」
ドルップは気持ち悪いほど、
早口でまくしたて吐き捨てると、
ウェルス証書の赤い輝きと共に、
気を失い倒れる。
ドルップは嘘を承知で
ルロイの問いを拒絶したのだ。
「相手が捨てばちなら、
プロバティオで抑止する
こともできませんね」
ルロイが虚しく呟くと同時、
商館全体が僅かに揺れ始める。
地震かとルロイたちは身構えるが、
それにしては揺れ方が奇妙だ。
しばらくして、
大量の木の枝がきしむような音が
下の方から響いてきた。
「は、始まった……」
商館の職員の一人が、
真っ青な顔で呟く。
「お、お終いだ」
「逃げろー!」
その呟きが合図であるかのように、
執務室にいたドルップの部下たちが
一斉に逃げ出す。
「ヒャア、待ちゃあがれ!
一体何が始まるってんでぇ?」
ギャリックが続いて
逃げようとした職員の一人の襟首を
乱暴にひっつかみ詰問する。
「は、早く逃げるんだよ、
アンタらも植物ゾンビの餌食になるぞ!」
職員はそう喚くと、
ギャリックの腕を振りほどき、
必死の形相で逃げ出していった。
「ど、ど~なってんだよぉ?」
あまりの急展開に、
アシュリーは頭を抱える。
「既に最悪の事態って事ですよ」
これから起こることを
ルロイは想像したくはない。
だが最悪の渦中にあるからこそ、
冷静にならなければ
生還の望みなどない。
ルロイはチンクエデアで、
椅子に拘束されているリーゼの
縄を切り解放する。
「ありがとう。
ルロイ・フェヘール」
リーザが張りつめた表情のルロイに
艶っぽくウィンクしてみせる。
執務室から眺める中庭はすでに、
地下庭園から這い出した植物ゾンビで
埋まり始めている。
その数のおびただしい事、
緑色のアンデッドの海が、
逃げ遅れた商館の職員を飲み込む。
遠からず緑の波は商館からあふれ出し、
レッジョの街をも
飲み込もうとするだろう。
「さて、囚われのお姫様ごっこも
お終いといこうか」
リーゼが指を軽快に鳴らすと、
中庭の地面から、
複数体のゴーレムが姿を現す。
「切り札を予め仕込んでおくとは
さすがはリーゼさんですね」
リーゼは余裕の笑みを見せる。
「まさか、まだまだありふれた
カードの一枚目さ」
地下から這い出して来るゴーレム達が、
豪腕を振り回し植物ゾンビをまとめて
倒しつつも押し寄せる植物ゾンビの波を
身を挺してせき止める。
「ボヤボヤしちゃいられねぇ。
アタシらも逃げるよ」
アシュリーが執務室から飛び出す。
ゴーレムで防げる数にはやはり
限りがある。
中庭を埋め尽くしたゾンビたちは
すでに執務室のある二階にまで
押し寄せている。
「ヒャァ、ブッた斬ったらぁう!」
ギャリックも双剣を振り回し、
執務室前のゾンビをなぎ倒す。
「さぁ、急ぎましょう」
ルロイの言葉にリーゼは、
首を横に振る。
「先に行っててくれたまえ。
私は没収された装備を
回収せねばならん」
「死なないで下さいよ」
「無論だとも」
少しためらった後に、
部屋から出て行ったルロイを
リーゼは見送る。
「ぐ……がが」
その時、プロバティオにより
気絶していたドルップが、
体を痙攣させ上半身を起こす。
体の表面は異様な暗緑色に染まり、
気味の悪い植物の蔦や根が、
体から生え始めている。
既に植物ゾンビと化したドルップが、
床をもつれ這いながら、
部屋を出ようとするリーゼに襲い掛かる。
「あの世で緑色の夢でも見てな」
リーゼはためらう事なく、
ドルップの首を踵でへし折り絶命させる。
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