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第十章 背信的悪意と英雄の条件 ~背信的悪意者~
エピローグ ある事件簿は語る
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十年周期の異界の扉の災厄が去った後、
祝杯パーティが終わり一週間の後に
ロジャー・カウフマンは息を引き取った。
そして、後の歴史家が語るように、
彼の死こそはレッジョにとって
一つの時代が終焉した証であった。
それから更に数日後、
レッジョの街はいつも通りの
活気を取り戻していた。
各地に避難していた人々も、
レッジョに戻り街の復興も予定より
早く済むとの楽観的見通しを
市参事会は示すにいたる。
そんな中、ウェルス神の
与えた使命を果たしたためか、
ルロイはプロバティオの能力を喪失。
魔法公証人としての役割を終え、
今度はただの市井の公証人として
レッジョで日々過ごすことを選択する。
このことは既にルロイが
決めていた事だったが、
何であれ書類上の手続きは必要で、
フィオーレも改めてルロイの辞表を
静かに快諾した。
「これで、しばらくはわしとも
疎遠になろうかの。
まぁ、困ったことがあれば来ればよい。
聞くだけは聞こう」
別れ際、フィオーレはこの言葉を、
ルロイに送りそれっきりであったが、
ルロイは温かに笑って師と別れた。
お互い真実を司る神に仕え
人間として足掻いた身である。
今更、形式的な綺麗ごとの
言葉はいらないのだった。
ルロイは穏やかで満ち足りた
生活を送っていた。時折、
市参事会や著名な芸術家から何度か、
ルロイ自身の銅像を
中央広場に建ててはどうか、
という提案がルロイへ届いたりもした。
レッジョで生まれた英雄は数多あれども、
公証人が街を救ったという話は
ここレッジョの街でもひと際
珍しい英雄譚として
語り継がれるはずであった。
が、ルロイ自身が全てその手の
提案をやんわりと退けたのだった。
「英雄は、僕であってはいけないんです。
もともと、そういう器でないものでして」
そう言ってほろ苦く微笑むルロイに、
なんにせよ新たな時代の記念碑として
新たな英雄を欲している人々は困惑した。
このまま話がうやむやに
なってしまうことを
ルロイとしては望んでいたが、
参事会は次点として
ロジャー・カウフマンを
悲劇の英雄として
祭り上げることにしたらしく、
「魔斬のロジャー」の二つ名を
付与するに至る。
いつの世も死んだ英雄ほど、
為政者にとって利用しやすい看板はない
という現実にルロイは複雑に
思うよりほかになかったが、
それでもそんな人々の営みを
嫌いになれず、
愛惜しくさえ感じている
自分にルロイは気付くのだった。
翌年、
ルロイ・フェヘールと
アナスタシア・ローゼンスタインは
結ばれ夫婦となり、
一男一女の子宝に恵まれるに至る。
後に人生の晩年で、
ルロイはレッジョの年代記作家として
慎ましく歴史に名を残し
生涯を終えることとなる。
リーゼは異界の扉での探索において、
新たな猟奇的発見をしたとやらで、
またも碌でもない天啓を
得てしまっていた。
ルロイなど、
またリーゼが物騒な発明でもしてひと、
悶着を起こす懸念に頭を悩ませた。
だが、リーゼが発明したものは
新たに得た魔法の知識を用いた
銀色に輝く義手であった。
異界の門での戦いで
ルロイを庇ったギャリックに、
渡すものだという。
激戦の末、左腕を失ったギャリックへの
リーゼなりの労りと感謝の念だった。
「ヒッシャアァ、
なかなか良いぜぇこの銀の義手。
これならまだまだ戦えるぜぇ!」
後にギャリックは銀の義手で暴れまわる、
「銀腕のギャリック」の渾名で
レッジョの歴史に名を残す。
冒険者としても剣士としても
生涯現役であったという。
「慈善事業など私の柄じゃないんだが、
こんな形で度し難い冒険者の傷を
癒すのも、
錬金術師の務めだと今は思えるさ」
しみじみ感慨にひたるリーゼに、
松葉杖をついたアシュリーが、
怒気を吐いて突っかかる。
「テメェ、コラ変態猟奇女!
アタシの松葉杖をこんなにしやがって、
なんだこの蛇腹式松葉杖って、
杖が勝手に変形して体に絡んで……
オワァ、気色悪いぜぁ!!」
アシュリーもまた、異界の門での激戦で
命こそ取り留めたものの当面は、
杖なしで歩行ができない体であった。
「それはキミが力を入れ過ぎるからだよ、
それは力を入れずとも
楽に歩行できる松葉杖さ、
ほらもっとリラックスして……」
「できっか、ボケ!」
さしもの仲の悪かったリーゼも
心打たれ彼女のために便利な歩行用杖を
無償でこしらえて、
という美談には
当然ならなかったようである。
「やはり、この世界は楽しいモノだね。
研究対象が尽きぬ限り私は
健康的に生きてゆけるぞ」
「うっせぃ、この猟奇ボケ!」
蛇のようにくねる杖が
奇妙にたわみその先端が、
リーゼの頭に激突する。
お互いに敵意に満ちた視線を
飛ばし合うリーゼとアシュリー、
そしてその両者を宥めようと、
割って入るモリー。
これもまたレッジョの日常である。
後世、リーゼは天才と変態を兼ね備えた
偉大なる錬金術師として末永く
レッジョの歴史に名を残したという。
「クンクン……今日も情報屋としては
書入れ時なのヤァ」
ディエゴは、
サンチェスの孤児院を手伝いつつも
情報屋として相も変わらず
自由気ままに生きている。
「こちとら、しょせんは風来坊。
死ぬときゃ野垂れ死に~
宵越しの銭は持たん主義なのヤァ」
鼻歌交じりにディエゴが
何かを食べ歩いているところに、
小石が後頭部にぶつかる。
「誰だヤァ!」
「見つけたぞ、そこの豚骨ドロボー」
「堪忍してくれなのヤァ~」
毎度、肉屋の親父に追いかけられては
孤児院に逃れて姿を
くらましているらしい。
が、ついに庇いきれなくなった
サンチェスがディエゴに
暗殺者に伝わりし秘伝の関節技を決め、
ディエゴの悶絶が今日もレッジョの
裏路地界隈に木霊するのであった。
アナはルロイと夫婦となり姓を改め、
アナスタシア・フェヘールとなった後も、
アナの目にはいつも通り、
執務机に向かって仕事をしている
夫のルロイの姿が見える。
そろそろ、彼が仕事の合間に
紅茶を啜るため休憩をとる時間だ。
アナがティーポットに茶を入れて
執務机に近づくと、
珍しくルロイはまだ、
意気揚々と書類に向かい
ペンを走らせていた。
彼が一心不乱に書き込んでいる
その書類は登記簿でも
遺言書でも誰かに手紙を
書いているでもない風だった。
ルロイが仕事の合間に、
読書で暇を持て余すことは
これまでにもよくあったが、
アナにとってこれは初めて見る光景。
思わず興味をそそられ、
アナはティーカップを置きがてら
執務机に身を乗り出す。
「それ、どうしたのロイ?」
「この時代のレッジョにおける……
僕らの物語を書き残しておきたくってね」
「へぇ、年代記みたいな?」
「まぁ、チェーザレの『レッジョ史』には
遠く及ばないだろうけどね。
僕自身の覚え書き程度のものだよ」
「題名はもう決めてるの?」
「ええ、『魔法公証人ルロイ・
フェヘールの事件簿』とかね」
口元は冗談交じりだが、
ルロイは会心の笑みを浮かべていた。
魔法公証人
ルロイ・フェヘールの事件簿
(完)
祝杯パーティが終わり一週間の後に
ロジャー・カウフマンは息を引き取った。
そして、後の歴史家が語るように、
彼の死こそはレッジョにとって
一つの時代が終焉した証であった。
それから更に数日後、
レッジョの街はいつも通りの
活気を取り戻していた。
各地に避難していた人々も、
レッジョに戻り街の復興も予定より
早く済むとの楽観的見通しを
市参事会は示すにいたる。
そんな中、ウェルス神の
与えた使命を果たしたためか、
ルロイはプロバティオの能力を喪失。
魔法公証人としての役割を終え、
今度はただの市井の公証人として
レッジョで日々過ごすことを選択する。
このことは既にルロイが
決めていた事だったが、
何であれ書類上の手続きは必要で、
フィオーレも改めてルロイの辞表を
静かに快諾した。
「これで、しばらくはわしとも
疎遠になろうかの。
まぁ、困ったことがあれば来ればよい。
聞くだけは聞こう」
別れ際、フィオーレはこの言葉を、
ルロイに送りそれっきりであったが、
ルロイは温かに笑って師と別れた。
お互い真実を司る神に仕え
人間として足掻いた身である。
今更、形式的な綺麗ごとの
言葉はいらないのだった。
ルロイは穏やかで満ち足りた
生活を送っていた。時折、
市参事会や著名な芸術家から何度か、
ルロイ自身の銅像を
中央広場に建ててはどうか、
という提案がルロイへ届いたりもした。
レッジョで生まれた英雄は数多あれども、
公証人が街を救ったという話は
ここレッジョの街でもひと際
珍しい英雄譚として
語り継がれるはずであった。
が、ルロイ自身が全てその手の
提案をやんわりと退けたのだった。
「英雄は、僕であってはいけないんです。
もともと、そういう器でないものでして」
そう言ってほろ苦く微笑むルロイに、
なんにせよ新たな時代の記念碑として
新たな英雄を欲している人々は困惑した。
このまま話がうやむやに
なってしまうことを
ルロイとしては望んでいたが、
参事会は次点として
ロジャー・カウフマンを
悲劇の英雄として
祭り上げることにしたらしく、
「魔斬のロジャー」の二つ名を
付与するに至る。
いつの世も死んだ英雄ほど、
為政者にとって利用しやすい看板はない
という現実にルロイは複雑に
思うよりほかになかったが、
それでもそんな人々の営みを
嫌いになれず、
愛惜しくさえ感じている
自分にルロイは気付くのだった。
翌年、
ルロイ・フェヘールと
アナスタシア・ローゼンスタインは
結ばれ夫婦となり、
一男一女の子宝に恵まれるに至る。
後に人生の晩年で、
ルロイはレッジョの年代記作家として
慎ましく歴史に名を残し
生涯を終えることとなる。
リーゼは異界の扉での探索において、
新たな猟奇的発見をしたとやらで、
またも碌でもない天啓を
得てしまっていた。
ルロイなど、
またリーゼが物騒な発明でもしてひと、
悶着を起こす懸念に頭を悩ませた。
だが、リーゼが発明したものは
新たに得た魔法の知識を用いた
銀色に輝く義手であった。
異界の門での戦いで
ルロイを庇ったギャリックに、
渡すものだという。
激戦の末、左腕を失ったギャリックへの
リーゼなりの労りと感謝の念だった。
「ヒッシャアァ、
なかなか良いぜぇこの銀の義手。
これならまだまだ戦えるぜぇ!」
後にギャリックは銀の義手で暴れまわる、
「銀腕のギャリック」の渾名で
レッジョの歴史に名を残す。
冒険者としても剣士としても
生涯現役であったという。
「慈善事業など私の柄じゃないんだが、
こんな形で度し難い冒険者の傷を
癒すのも、
錬金術師の務めだと今は思えるさ」
しみじみ感慨にひたるリーゼに、
松葉杖をついたアシュリーが、
怒気を吐いて突っかかる。
「テメェ、コラ変態猟奇女!
アタシの松葉杖をこんなにしやがって、
なんだこの蛇腹式松葉杖って、
杖が勝手に変形して体に絡んで……
オワァ、気色悪いぜぁ!!」
アシュリーもまた、異界の門での激戦で
命こそ取り留めたものの当面は、
杖なしで歩行ができない体であった。
「それはキミが力を入れ過ぎるからだよ、
それは力を入れずとも
楽に歩行できる松葉杖さ、
ほらもっとリラックスして……」
「できっか、ボケ!」
さしもの仲の悪かったリーゼも
心打たれ彼女のために便利な歩行用杖を
無償でこしらえて、
という美談には
当然ならなかったようである。
「やはり、この世界は楽しいモノだね。
研究対象が尽きぬ限り私は
健康的に生きてゆけるぞ」
「うっせぃ、この猟奇ボケ!」
蛇のようにくねる杖が
奇妙にたわみその先端が、
リーゼの頭に激突する。
お互いに敵意に満ちた視線を
飛ばし合うリーゼとアシュリー、
そしてその両者を宥めようと、
割って入るモリー。
これもまたレッジョの日常である。
後世、リーゼは天才と変態を兼ね備えた
偉大なる錬金術師として末永く
レッジョの歴史に名を残したという。
「クンクン……今日も情報屋としては
書入れ時なのヤァ」
ディエゴは、
サンチェスの孤児院を手伝いつつも
情報屋として相も変わらず
自由気ままに生きている。
「こちとら、しょせんは風来坊。
死ぬときゃ野垂れ死に~
宵越しの銭は持たん主義なのヤァ」
鼻歌交じりにディエゴが
何かを食べ歩いているところに、
小石が後頭部にぶつかる。
「誰だヤァ!」
「見つけたぞ、そこの豚骨ドロボー」
「堪忍してくれなのヤァ~」
毎度、肉屋の親父に追いかけられては
孤児院に逃れて姿を
くらましているらしい。
が、ついに庇いきれなくなった
サンチェスがディエゴに
暗殺者に伝わりし秘伝の関節技を決め、
ディエゴの悶絶が今日もレッジョの
裏路地界隈に木霊するのであった。
アナはルロイと夫婦となり姓を改め、
アナスタシア・フェヘールとなった後も、
アナの目にはいつも通り、
執務机に向かって仕事をしている
夫のルロイの姿が見える。
そろそろ、彼が仕事の合間に
紅茶を啜るため休憩をとる時間だ。
アナがティーポットに茶を入れて
執務机に近づくと、
珍しくルロイはまだ、
意気揚々と書類に向かい
ペンを走らせていた。
彼が一心不乱に書き込んでいる
その書類は登記簿でも
遺言書でも誰かに手紙を
書いているでもない風だった。
ルロイが仕事の合間に、
読書で暇を持て余すことは
これまでにもよくあったが、
アナにとってこれは初めて見る光景。
思わず興味をそそられ、
アナはティーカップを置きがてら
執務机に身を乗り出す。
「それ、どうしたのロイ?」
「この時代のレッジョにおける……
僕らの物語を書き残しておきたくってね」
「へぇ、年代記みたいな?」
「まぁ、チェーザレの『レッジョ史』には
遠く及ばないだろうけどね。
僕自身の覚え書き程度のものだよ」
「題名はもう決めてるの?」
「ええ、『魔法公証人ルロイ・
フェヘールの事件簿』とかね」
口元は冗談交じりだが、
ルロイは会心の笑みを浮かべていた。
魔法公証人
ルロイ・フェヘールの事件簿
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