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怜思篇
追い求めた秘密(暴行描写アリ)
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怜思の背中を追って辿り着いたのは、隣町にある人気のない公園だった。
「不審者注意……」
街灯も少なければ、人の気配もない。鬱蒼とした公園を取り囲む電柱には、不審者への注意を呼び掛ける紙が貼られている。すっかり日も暮れて、辺りは不気味な気配が漂っていた。それでも、あの茂みの中に消えていく怜思を見た。
(しーちゃん……)
何でこんなところにいるのだろう。雄星はそっと覚悟を決めて息を殺した。静寂に包まれた空間では、足音一つが大きく響く。屈みながら獣道を進むと、前方に建物が見えてきた。それと同時に話し声も聞こえてくる。どうやら誰かいるらしい。
もう少し近づかないと内容が聞き取れない。雄星は細心の注意を払って進む。草木の音一つでこちらの存在がバレそうな距離まで詰めることができた。
しかし、ここで雄星は後悔する。安易な好奇心で追いかけなければよかった、と。
「……ッ、ん゛…ッ」
前方からくぐもった声が響く。低木の隙間から、雄星の視界に入ったのは地面に捨てられた短ランとシャツだった。見覚えのあるそれに、全身からどっと汗が吹き出る。体は石のように動かなかった。
……違う、そんなはずは。
必死に目を見開いて、目玉を動かす。そこは茂みで闇が深くなったトイレの陰だった。壁の前には学生が一人、膝をついたまま男に前髪を掴まれている。
「ほら、ちゃんと奥まで咥えろよ。何回も教えただろ……なァ!?」
学生はズボンを下ろされ、下着姿で膝立ちをしていた。男は学生の頭を乱暴に掴み、自身の性器を無理やり咥えさせている。学生は目に涙を浮かべながらも、従順に奉仕していた。次第に男は腰を激しく打ち付けると、抵抗の意思を示すように男の体を押し退けようとしていた。
「……ォごッ……!?っ、ぉ゛……」
窒息するような呻き声に男はいやらしい笑みを浮かべる。その瞬間を逃さないように片手で動画を撮影しているようだった。
吐き気を催すような行為に、雄星は両手で必死に口元を押さえていた。パーカーの袖がとめどなく溢れる涙で濡れていく。
雄星が尾行して暴いた怜思の秘密。それは強姦だった。
怜思が抵抗していないことに、雄星は違和感を抱いた。プライドの高い怜思が、行為に同意するとは思えない。
雄星は良くも悪くも怜思の自己愛の強さを理解していた。
自分を美しく魅せることに心血を注いでいるしーちゃんが、こんな下品な男に触らせるはずがない。喧嘩は負け知らず。その気になれば男を病院送りにすることなど容易いはずだ。それでも抵抗しない本当の理由がわからなかった。
(助けに飛び出す……?しーちゃんがどうしてあんな目に遭っているのかもわからないのに。)
好奇心で吸い込まれるように近づいてしまった雄星は、助けを呼ぶには近すぎる場所にいた。
単独で怜思を助けに行っても、相手は見知らぬ成人男性。相手が報復を考えれば、自分は真っ先に弱みになりかねない。過去に巻き込まれた喧嘩で、嫌というほどわかっていた。
自分はただの無力な高校生だった。大好きな親友が犯されていようと助けに行くには恐怖に打ち勝ってしまう。立ち上がる勇気すら残されていなかった。
行為の一部始終が見える特等席で、自分の存在を悟られぬように見守り続ける。しかし、親友の惨い姿を見るにも視界が涙で塗りつぶされ、臆病な心を悲痛な喘ぎ声が罪悪感を伴って鼓膜を刺し続けた。
「はぁっ…はぁっ……」
「ん、ぐっ、……っ、ぅ゛、ごッ」
「はぁ……っ、ほら…、出す、ぞ、…へへ、ぜん…っぶ……っ飲み込めよ……!!」
「ん゛っ、………っ!?」
男が怜思の頭を抱えたまま自らの腰の方へと押し込む。何度か激しく揺すった後、上り詰めた欲を怜思の喉奥へと吐き出せば、息が詰まったように怜思の喘ぐ声がぴたりと止んだ。
「はぁ……前よりも締め付けが上手くなったか……?」
「……っご、……かっ……ッ」
男が怜思の窒息しそうな様子を見ながら満足げに肉棒を引き抜くと、解放された怜思は涙でぐしゃぐしゃになった顔を上にあげ、ごくりと飲み込んだ。酸素を取り込もうと、ひゅうと息を吸えば怜思はそのまま背中を丸めて、倒れ込むように咳込んでしまった。
「顔上げろ」
無慈悲に浴びせられた男の命令に反応するように、鼻水も涎も垂れ流した状態で怜思は顔を上げる。その瞳に、あの日の青空が映りこむような光は存在していなかった。肩で息をしながら言葉を発さず、じっと男の言葉を待つ。
「ちゃんと飲み込んだか?なぁ、舌出せよ」
舌を出せ。その指示に怜思の呼吸が震えた。酸素不足の回らない頭であっても、脳や体に刻み付けられた記憶というものは相当に根深い。もはやこの動きに怜思の意思はなかった。躾けられた従順な犬のように、ぎこちない動きで体を男に向けると、両手を前について、べえ、と舌を出せば男は鼻で笑って彼の顎を掴んだ。
「ハハハ!!お勉強が上手になったな、なぁオイ。散々殴って教え込んだからなァ」
嘘だ、そんな、もしかして。
雄星ははっと息を呑んだ。記憶の中の怜思がこちらを振り返る。
怜思は、喧嘩こそ負け知らずであるが、その全てが売られた喧嘩だ。絶対に因縁をつけるようなことはせず、相手が手を出した時のみ反撃する。一発殴られる蹴られるが基本だ。その全てを返り討ちにするため、近所の不良たちはようやく学習したのか、彼に手を出すものはめっきりと減っていた。それにも拘わらず、月に2回くらいの頻度で怪我をしてくることがあった。自分の知らない、どこかの帰り道で。
(あの怪我は、全部……)
しーちゃんに怪我をさせるなんてどこの学校?そんな奴まだいたんだね。
あの時、怜思はどんな気持ちで、返事をしたのか。雄星は、彼のSOSに気づけなかった過去の自分を殺してしまいたいほどだった。
「……っ、うるせぇ」
呼吸を整えた怜思がようやく言葉を発した。鋭い眼光で男を睨みつけるが、凌辱されている彼にいつものような迫力はない。返って男の加虐心を煽っていた。
その反抗的な視線が気に食わないのか、男は怜思の顎を掴んで叩き伏せる。続けざまに、体勢を崩した怜思の脇腹に蹴りを入れて倒れ込ませた。
「ぐぁっ……」
「可哀そうに。お前、そんな嫌な顔したところで──」
倒れた怜思の両足を割るように開かせると、男は追い打ちをかけるように、革靴のつま先で、ある部分を刺激した。
「結局、乱暴される方が興奮してるだろうが」
そこには熱を持った昂ぶりが、下着を湿らせていた。生理現象とはいえ、興奮している親友の姿を見て、雄星は目を疑った。
「普通の奴なら苦痛で萎えるようなことも、お前の体は快楽として受け入れる。見てみろよ、その先走りを。最初の頃、お前の下着はそんなに濡れていなかっただろう」
見間違いじゃない。
雄星は理解ができなかった。こんなに苦しい思いをしてるのに、しーちゃんは……
「……っ」
何か言いたげな表情で怜思は男を睨みつける。
「正真正銘のマゾなんだよ、お前は。他人に支配されることに喜びを感じる、快楽を感じる。いい加減自分でも理解してんだから、諦めて楽しめばもっと楽しくなれるぜ……なぁ、しーちゃん」
愛称を呼ばれた瞬間、怜思に火が点いたようだった。
「てめっ……!!」
怜思の振り上げた拳が男に当たる寸前で止まる。震えるほど握りしめた拳からは、血が垂れていた。
そのあだ名で呼ぶ大切な家族と、親友の顔が浮かぶ。
しかし、その拳は男の顔にあたる寸前で止まっていた。
「……わかってるよな。俺に手を出したら、お前の家族がどうなるか」
「……っ!!クソが──」
吠える怜思を黙らせるように、男は彼の腹にめり込むような蹴りを見舞うと、蹲った怜思をさらに蹴りつけた。
「お勉強が上手になったなんて撤回だ。……いつまで経っても学習しねぇなこのガキは!!あ゛ぁ゛!?何回口のきき方を躾したら覚えんだよ、なァ!?」
「がぁ……ッ!!」
鈍い打撃音が次々と打ち込まれていくのを、雄星は現実から逃避するように耳を塞ぎ、目を閉じて蹲るしかできなかった。男は的確に服で隠れて見えない場所を重点的に痛めつけ始めた。怜思から戦意が喪失したことに満足すると、二度と逆らわぬように一際重い一撃を浴びせた。雄星にも聞こえるほど悲痛な声が響いた。
(もうやめてよ、しーちゃんがお前に何をしたんだよ……っ、誰か、誰か……)
「はぁ……っ、ぁ……っ」
どれだけ痛めつけられようと、怜思は必死に体を起こしていた。それが彼のプライドか、躾なのかはわからない。怜思の虚ろな瞳に何が映っているのか、雄星には読み取れなかった。
「準備は」
男が冷たく言い放つ。雄星は空気が言い知れぬ湿度をまとい始めたことに気が付いた。
怜思は唾を飲み込むと、嫌悪を滲ませながら男を見据えた。
「……できてる」
「不審者注意……」
街灯も少なければ、人の気配もない。鬱蒼とした公園を取り囲む電柱には、不審者への注意を呼び掛ける紙が貼られている。すっかり日も暮れて、辺りは不気味な気配が漂っていた。それでも、あの茂みの中に消えていく怜思を見た。
(しーちゃん……)
何でこんなところにいるのだろう。雄星はそっと覚悟を決めて息を殺した。静寂に包まれた空間では、足音一つが大きく響く。屈みながら獣道を進むと、前方に建物が見えてきた。それと同時に話し声も聞こえてくる。どうやら誰かいるらしい。
もう少し近づかないと内容が聞き取れない。雄星は細心の注意を払って進む。草木の音一つでこちらの存在がバレそうな距離まで詰めることができた。
しかし、ここで雄星は後悔する。安易な好奇心で追いかけなければよかった、と。
「……ッ、ん゛…ッ」
前方からくぐもった声が響く。低木の隙間から、雄星の視界に入ったのは地面に捨てられた短ランとシャツだった。見覚えのあるそれに、全身からどっと汗が吹き出る。体は石のように動かなかった。
……違う、そんなはずは。
必死に目を見開いて、目玉を動かす。そこは茂みで闇が深くなったトイレの陰だった。壁の前には学生が一人、膝をついたまま男に前髪を掴まれている。
「ほら、ちゃんと奥まで咥えろよ。何回も教えただろ……なァ!?」
学生はズボンを下ろされ、下着姿で膝立ちをしていた。男は学生の頭を乱暴に掴み、自身の性器を無理やり咥えさせている。学生は目に涙を浮かべながらも、従順に奉仕していた。次第に男は腰を激しく打ち付けると、抵抗の意思を示すように男の体を押し退けようとしていた。
「……ォごッ……!?っ、ぉ゛……」
窒息するような呻き声に男はいやらしい笑みを浮かべる。その瞬間を逃さないように片手で動画を撮影しているようだった。
吐き気を催すような行為に、雄星は両手で必死に口元を押さえていた。パーカーの袖がとめどなく溢れる涙で濡れていく。
雄星が尾行して暴いた怜思の秘密。それは強姦だった。
怜思が抵抗していないことに、雄星は違和感を抱いた。プライドの高い怜思が、行為に同意するとは思えない。
雄星は良くも悪くも怜思の自己愛の強さを理解していた。
自分を美しく魅せることに心血を注いでいるしーちゃんが、こんな下品な男に触らせるはずがない。喧嘩は負け知らず。その気になれば男を病院送りにすることなど容易いはずだ。それでも抵抗しない本当の理由がわからなかった。
(助けに飛び出す……?しーちゃんがどうしてあんな目に遭っているのかもわからないのに。)
好奇心で吸い込まれるように近づいてしまった雄星は、助けを呼ぶには近すぎる場所にいた。
単独で怜思を助けに行っても、相手は見知らぬ成人男性。相手が報復を考えれば、自分は真っ先に弱みになりかねない。過去に巻き込まれた喧嘩で、嫌というほどわかっていた。
自分はただの無力な高校生だった。大好きな親友が犯されていようと助けに行くには恐怖に打ち勝ってしまう。立ち上がる勇気すら残されていなかった。
行為の一部始終が見える特等席で、自分の存在を悟られぬように見守り続ける。しかし、親友の惨い姿を見るにも視界が涙で塗りつぶされ、臆病な心を悲痛な喘ぎ声が罪悪感を伴って鼓膜を刺し続けた。
「はぁっ…はぁっ……」
「ん、ぐっ、……っ、ぅ゛、ごッ」
「はぁ……っ、ほら…、出す、ぞ、…へへ、ぜん…っぶ……っ飲み込めよ……!!」
「ん゛っ、………っ!?」
男が怜思の頭を抱えたまま自らの腰の方へと押し込む。何度か激しく揺すった後、上り詰めた欲を怜思の喉奥へと吐き出せば、息が詰まったように怜思の喘ぐ声がぴたりと止んだ。
「はぁ……前よりも締め付けが上手くなったか……?」
「……っご、……かっ……ッ」
男が怜思の窒息しそうな様子を見ながら満足げに肉棒を引き抜くと、解放された怜思は涙でぐしゃぐしゃになった顔を上にあげ、ごくりと飲み込んだ。酸素を取り込もうと、ひゅうと息を吸えば怜思はそのまま背中を丸めて、倒れ込むように咳込んでしまった。
「顔上げろ」
無慈悲に浴びせられた男の命令に反応するように、鼻水も涎も垂れ流した状態で怜思は顔を上げる。その瞳に、あの日の青空が映りこむような光は存在していなかった。肩で息をしながら言葉を発さず、じっと男の言葉を待つ。
「ちゃんと飲み込んだか?なぁ、舌出せよ」
舌を出せ。その指示に怜思の呼吸が震えた。酸素不足の回らない頭であっても、脳や体に刻み付けられた記憶というものは相当に根深い。もはやこの動きに怜思の意思はなかった。躾けられた従順な犬のように、ぎこちない動きで体を男に向けると、両手を前について、べえ、と舌を出せば男は鼻で笑って彼の顎を掴んだ。
「ハハハ!!お勉強が上手になったな、なぁオイ。散々殴って教え込んだからなァ」
嘘だ、そんな、もしかして。
雄星ははっと息を呑んだ。記憶の中の怜思がこちらを振り返る。
怜思は、喧嘩こそ負け知らずであるが、その全てが売られた喧嘩だ。絶対に因縁をつけるようなことはせず、相手が手を出した時のみ反撃する。一発殴られる蹴られるが基本だ。その全てを返り討ちにするため、近所の不良たちはようやく学習したのか、彼に手を出すものはめっきりと減っていた。それにも拘わらず、月に2回くらいの頻度で怪我をしてくることがあった。自分の知らない、どこかの帰り道で。
(あの怪我は、全部……)
しーちゃんに怪我をさせるなんてどこの学校?そんな奴まだいたんだね。
あの時、怜思はどんな気持ちで、返事をしたのか。雄星は、彼のSOSに気づけなかった過去の自分を殺してしまいたいほどだった。
「……っ、うるせぇ」
呼吸を整えた怜思がようやく言葉を発した。鋭い眼光で男を睨みつけるが、凌辱されている彼にいつものような迫力はない。返って男の加虐心を煽っていた。
その反抗的な視線が気に食わないのか、男は怜思の顎を掴んで叩き伏せる。続けざまに、体勢を崩した怜思の脇腹に蹴りを入れて倒れ込ませた。
「ぐぁっ……」
「可哀そうに。お前、そんな嫌な顔したところで──」
倒れた怜思の両足を割るように開かせると、男は追い打ちをかけるように、革靴のつま先で、ある部分を刺激した。
「結局、乱暴される方が興奮してるだろうが」
そこには熱を持った昂ぶりが、下着を湿らせていた。生理現象とはいえ、興奮している親友の姿を見て、雄星は目を疑った。
「普通の奴なら苦痛で萎えるようなことも、お前の体は快楽として受け入れる。見てみろよ、その先走りを。最初の頃、お前の下着はそんなに濡れていなかっただろう」
見間違いじゃない。
雄星は理解ができなかった。こんなに苦しい思いをしてるのに、しーちゃんは……
「……っ」
何か言いたげな表情で怜思は男を睨みつける。
「正真正銘のマゾなんだよ、お前は。他人に支配されることに喜びを感じる、快楽を感じる。いい加減自分でも理解してんだから、諦めて楽しめばもっと楽しくなれるぜ……なぁ、しーちゃん」
愛称を呼ばれた瞬間、怜思に火が点いたようだった。
「てめっ……!!」
怜思の振り上げた拳が男に当たる寸前で止まる。震えるほど握りしめた拳からは、血が垂れていた。
そのあだ名で呼ぶ大切な家族と、親友の顔が浮かぶ。
しかし、その拳は男の顔にあたる寸前で止まっていた。
「……わかってるよな。俺に手を出したら、お前の家族がどうなるか」
「……っ!!クソが──」
吠える怜思を黙らせるように、男は彼の腹にめり込むような蹴りを見舞うと、蹲った怜思をさらに蹴りつけた。
「お勉強が上手になったなんて撤回だ。……いつまで経っても学習しねぇなこのガキは!!あ゛ぁ゛!?何回口のきき方を躾したら覚えんだよ、なァ!?」
「がぁ……ッ!!」
鈍い打撃音が次々と打ち込まれていくのを、雄星は現実から逃避するように耳を塞ぎ、目を閉じて蹲るしかできなかった。男は的確に服で隠れて見えない場所を重点的に痛めつけ始めた。怜思から戦意が喪失したことに満足すると、二度と逆らわぬように一際重い一撃を浴びせた。雄星にも聞こえるほど悲痛な声が響いた。
(もうやめてよ、しーちゃんがお前に何をしたんだよ……っ、誰か、誰か……)
「はぁ……っ、ぁ……っ」
どれだけ痛めつけられようと、怜思は必死に体を起こしていた。それが彼のプライドか、躾なのかはわからない。怜思の虚ろな瞳に何が映っているのか、雄星には読み取れなかった。
「準備は」
男が冷たく言い放つ。雄星は空気が言い知れぬ湿度をまとい始めたことに気が付いた。
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「……できてる」
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