95 / 180
第四章「ディープな関係!?」
25 ディープな(二回目)
しおりを挟む
「ななななっ!!」
「お別れの挨拶だよ、キトリー」
アシュカはいたずらっ子のようにくすっと笑った。しかし衆目の前でキスされた俺は口を戦慄かせる。
「あばっあばっ!」
「じゃあ、そろそろ行くよ。またね」
アシュカは爽やかな顔で言うと、早々に馬車に乗り込んだ。そして全てを見ていたデンゼルさんはあんぐりと開けた口をハッと閉じて、慌てて頭を下げる。
「で、では、我々は失礼いたしますっ」
そう言うとデンゼルさんも馬車に乗り込み「出発してください」と御者に声をかけた。そうすれば馬車は動き始め、アシュカは笑顔で馬車の中から手を振る。
しかしキスされた俺と言えば、ぷるぷると震え、去って行くアシュカに叫んだ。
「やっぱ、もう二度とくんなーッ!」
その声は山向こうまで響く。
だが、馬車は颯爽と去って行き、残されたのは俺と後ろに控えるレノやお爺達。
……ふ、振り向くのが怖いし、めちゃくちゃ恥ずかしいんですけど!!
どうしよう、と俺は悶々と考える。だが、迷っている内にレノにガシッと肩を掴まれ、俺は恐る恐る振り返る。そうすればそこには今までにないほどお怒りスマイルを見せるレノがいた。
おかげで俺のお尻がぷるりっと縮み上がる。
「れ、レノきゅん。い、今のは、不可抗力と、いうやつでぇ。だからぁ……うわっ!?」
俺はいい訳を口にしたが、その途中でレノに胸倉を掴まれた。そして驚いている内に、むっちゅぅーっとレノの唇によって俺の唇は塞がれる。大分激しめに。
「んぐーッ!?」
俺は驚きのあまり目をかっぴらく。おかげでみんなが驚いている姿もバッチリ目撃ー☆
……イッヤァーーーーっ! 恥ずかしすぎるぅッ!!
なので俺はレノから離れようとする。だが、レノはがっちり俺を掴んで離さない。この隠れマッチョめ!
けど段々酸欠になり始め、俺が意識を失う前にレノはようやく手を離した。
「んふっ! ……プハッ! ハァーハァーッ!! ……ッ、レノ、何すんだ!」
……こんなみんなの目があるところで! 恥ずかしいじゃろがいっ!
俺が顔を真っ赤にして抗議すれば、レノは冷ややかな目で俺を見た。
「消毒ですよ。どっかのおまぬけさんがキスされるから」
「誰がおまぬけじゃ!!」
「アナタですよ。一度ならず二度までも……三度目されようものなら」
レノはそこまで言うと俺を赤い瞳でじっと見つめた。その目には怒りが宿っている。マジで切れる五秒前って感じ。なので俺は身を震わせて謝る。
「ごめんちゃい」
「次はありません。いいですね?」
「ひゃいっ」
俺は小さく答える。しかしお爺達に視線を向けると、なんだか生温かい目でみんな俺を見てくる。特にヒューゴなんて口に手を当てて、微笑んでる。
……ぐぅぅっ、恥ずかしい。なんで俺がこんな羞恥プレイを。アシュカめ、今度あったら覚えてろよーっ!!
俺は心の中で叫ぶのだった。
――そして、その頃のアシュカと言えば。
「全く。神聖国についたら、キトリー様にはお詫びのお手紙を書かなければなりませんね」
デンゼルは向かいに座るアシュカを呆れた目で見つめて言った。
「えー、なんでお詫び?」
「どの口が言うんですか、どの口が!」
「アハハッ、冗談だよ。でも仕方ないじゃない? キトリーが可愛い事言うんだもん」
「アシュカ様がキトリー様を恋い慕っているのは存じていますが、手を出し過ぎるとあちらの従者に何をされるか。さきほどもすごい剣幕で見つめていましたよ?」
デンゼルはため息交じりに言った。
「あれぐらい構わないさ、こっちは見向きもされてないんだから。少しぐらい意趣返ししたっていいだろう」
アシュカは悪びれもなく言った。そんなアシュカにデンゼルは呆れたため息を吐く。
「知りませんからね、どうなっても。……けれど、アシュカ様がそんなにもキトリー様を好いているとは思っていませんでしたよ」
「それはそうだよ。キトリーは元々バルト帝国皇太子の婚約者だったんだよ? 聖人である僕が手を出せば、否が応でも噂になる。それはキトリーにとって良くない」
「だから婚約破棄され、郊外にいる今、会いに行かれたと?」
「まぁねー」
アシュカは返事をしながら馬車の窓から外を眺めた。
……まあ、婚約者だった時に告白してもキトリーは僕には靡いてくれなかっただろうけれど。いつだって傍にレノがいたし……キトリーは気がついてなかったけど、きっとキトリーはレノの事。
二人の姿を思い浮かべれば、アシュカの胸はツキリと痛む。でも痛む胸をそっと抑えた。
……仕方ない、好きな気持ちは変えられないんだから。……にしても厄介な人を好きになっちゃったよなぁ。僕が聖人でも全然かまわないんだもの。僕の唯一のアピールポイントなのに。
アシュカは心の中でため息を吐く。でも聖人ではなく、一個人として相手をしてくれるキトリーだからこそ好きになったのだ。
バルト帝国とリトロール王国の国境の町で初めて会った時、アシュカはキトリーに聖人であることを隠していた。聖人であれば、それだけで人と隔たりが出来てしまうから。
でも魔獣が出て、正体を知られた時もキトリーは揺るぎなかった。
『聖人だからって、アシュカ一人で魔獣を倒しに行く理由なんてない。俺も一緒に行くぞ。お前だけに背負わせるもんか!』
……聖人だから魔獣を倒して当たり前。ほとんどの人がそう思うのに、キトリーはそうじゃなかった。聖人として孤独を感じていた僕にあの言葉がどれほど響いたか……キトリーは知らないんだろうな。キトリーがいてくれただけで救われたって事も。
アシュカはくすっと笑いながら、三人の子狐達を思い出す。自分と同じように救われたであろう彼らを。
「本当、キトリーは聖人より聖人らしいよ」
アシュカは小さく呟いた。だが、その言葉はデンゼルには聞こえず。
「何か言いましたか?」
「いーや、なんでもないさ。次はいつ会いに行こうかな」
「……勝手に抜け出すのは許しませんからね」
デンゼルはジロッとアシュカを見て言ったが、アシュカは素知らぬ顔を見せるだけだった。
「お別れの挨拶だよ、キトリー」
アシュカはいたずらっ子のようにくすっと笑った。しかし衆目の前でキスされた俺は口を戦慄かせる。
「あばっあばっ!」
「じゃあ、そろそろ行くよ。またね」
アシュカは爽やかな顔で言うと、早々に馬車に乗り込んだ。そして全てを見ていたデンゼルさんはあんぐりと開けた口をハッと閉じて、慌てて頭を下げる。
「で、では、我々は失礼いたしますっ」
そう言うとデンゼルさんも馬車に乗り込み「出発してください」と御者に声をかけた。そうすれば馬車は動き始め、アシュカは笑顔で馬車の中から手を振る。
しかしキスされた俺と言えば、ぷるぷると震え、去って行くアシュカに叫んだ。
「やっぱ、もう二度とくんなーッ!」
その声は山向こうまで響く。
だが、馬車は颯爽と去って行き、残されたのは俺と後ろに控えるレノやお爺達。
……ふ、振り向くのが怖いし、めちゃくちゃ恥ずかしいんですけど!!
どうしよう、と俺は悶々と考える。だが、迷っている内にレノにガシッと肩を掴まれ、俺は恐る恐る振り返る。そうすればそこには今までにないほどお怒りスマイルを見せるレノがいた。
おかげで俺のお尻がぷるりっと縮み上がる。
「れ、レノきゅん。い、今のは、不可抗力と、いうやつでぇ。だからぁ……うわっ!?」
俺はいい訳を口にしたが、その途中でレノに胸倉を掴まれた。そして驚いている内に、むっちゅぅーっとレノの唇によって俺の唇は塞がれる。大分激しめに。
「んぐーッ!?」
俺は驚きのあまり目をかっぴらく。おかげでみんなが驚いている姿もバッチリ目撃ー☆
……イッヤァーーーーっ! 恥ずかしすぎるぅッ!!
なので俺はレノから離れようとする。だが、レノはがっちり俺を掴んで離さない。この隠れマッチョめ!
けど段々酸欠になり始め、俺が意識を失う前にレノはようやく手を離した。
「んふっ! ……プハッ! ハァーハァーッ!! ……ッ、レノ、何すんだ!」
……こんなみんなの目があるところで! 恥ずかしいじゃろがいっ!
俺が顔を真っ赤にして抗議すれば、レノは冷ややかな目で俺を見た。
「消毒ですよ。どっかのおまぬけさんがキスされるから」
「誰がおまぬけじゃ!!」
「アナタですよ。一度ならず二度までも……三度目されようものなら」
レノはそこまで言うと俺を赤い瞳でじっと見つめた。その目には怒りが宿っている。マジで切れる五秒前って感じ。なので俺は身を震わせて謝る。
「ごめんちゃい」
「次はありません。いいですね?」
「ひゃいっ」
俺は小さく答える。しかしお爺達に視線を向けると、なんだか生温かい目でみんな俺を見てくる。特にヒューゴなんて口に手を当てて、微笑んでる。
……ぐぅぅっ、恥ずかしい。なんで俺がこんな羞恥プレイを。アシュカめ、今度あったら覚えてろよーっ!!
俺は心の中で叫ぶのだった。
――そして、その頃のアシュカと言えば。
「全く。神聖国についたら、キトリー様にはお詫びのお手紙を書かなければなりませんね」
デンゼルは向かいに座るアシュカを呆れた目で見つめて言った。
「えー、なんでお詫び?」
「どの口が言うんですか、どの口が!」
「アハハッ、冗談だよ。でも仕方ないじゃない? キトリーが可愛い事言うんだもん」
「アシュカ様がキトリー様を恋い慕っているのは存じていますが、手を出し過ぎるとあちらの従者に何をされるか。さきほどもすごい剣幕で見つめていましたよ?」
デンゼルはため息交じりに言った。
「あれぐらい構わないさ、こっちは見向きもされてないんだから。少しぐらい意趣返ししたっていいだろう」
アシュカは悪びれもなく言った。そんなアシュカにデンゼルは呆れたため息を吐く。
「知りませんからね、どうなっても。……けれど、アシュカ様がそんなにもキトリー様を好いているとは思っていませんでしたよ」
「それはそうだよ。キトリーは元々バルト帝国皇太子の婚約者だったんだよ? 聖人である僕が手を出せば、否が応でも噂になる。それはキトリーにとって良くない」
「だから婚約破棄され、郊外にいる今、会いに行かれたと?」
「まぁねー」
アシュカは返事をしながら馬車の窓から外を眺めた。
……まあ、婚約者だった時に告白してもキトリーは僕には靡いてくれなかっただろうけれど。いつだって傍にレノがいたし……キトリーは気がついてなかったけど、きっとキトリーはレノの事。
二人の姿を思い浮かべれば、アシュカの胸はツキリと痛む。でも痛む胸をそっと抑えた。
……仕方ない、好きな気持ちは変えられないんだから。……にしても厄介な人を好きになっちゃったよなぁ。僕が聖人でも全然かまわないんだもの。僕の唯一のアピールポイントなのに。
アシュカは心の中でため息を吐く。でも聖人ではなく、一個人として相手をしてくれるキトリーだからこそ好きになったのだ。
バルト帝国とリトロール王国の国境の町で初めて会った時、アシュカはキトリーに聖人であることを隠していた。聖人であれば、それだけで人と隔たりが出来てしまうから。
でも魔獣が出て、正体を知られた時もキトリーは揺るぎなかった。
『聖人だからって、アシュカ一人で魔獣を倒しに行く理由なんてない。俺も一緒に行くぞ。お前だけに背負わせるもんか!』
……聖人だから魔獣を倒して当たり前。ほとんどの人がそう思うのに、キトリーはそうじゃなかった。聖人として孤独を感じていた僕にあの言葉がどれほど響いたか……キトリーは知らないんだろうな。キトリーがいてくれただけで救われたって事も。
アシュカはくすっと笑いながら、三人の子狐達を思い出す。自分と同じように救われたであろう彼らを。
「本当、キトリーは聖人より聖人らしいよ」
アシュカは小さく呟いた。だが、その言葉はデンゼルには聞こえず。
「何か言いましたか?」
「いーや、なんでもないさ。次はいつ会いに行こうかな」
「……勝手に抜け出すのは許しませんからね」
デンゼルはジロッとアシュカを見て言ったが、アシュカは素知らぬ顔を見せるだけだった。
48
あなたにおすすめの小説
魔界最強に転生した社畜は、イケメン王子に奪い合われることになりました
タタミ
BL
ブラック企業に務める社畜・佐藤流嘉。
クリスマスも残業確定の非リア人生は、トラックの激突により突然終了する。
死後目覚めると、目の前で見目麗しい天使が微笑んでいた。
「ここは天国ではなく魔界です」
天使に会えたと喜んだのもつかの間、そこは天国などではなく魔法が当たり前にある世界・魔界だと知らされる。そして流嘉は、魔界に君臨する最強の支配者『至上様』に転生していたのだった。
「至上様、私に接吻を」
「あっ。ああ、接吻か……って、接吻!?なんだそれ、まさかキスですか!?」
何が起こっているのかわからないうちに、流嘉の前に現れたのは美しい4人の王子。この4王子にキスをして、結婚相手を選ばなければならないと言われて──!?
拝啓、目が覚めたらBLゲームの主人公だった件
碧月 晶
BL
さっきまでコンビニに向かっていたはずだったのに、何故か目が覚めたら病院にいた『俺』。
状況が分からず戸惑う『俺』は窓に映った自分の顔を見て驚いた。
「これ…俺、なのか?」
何故ならそこには、恐ろしく整った顔立ちの男が映っていたのだから。
《これは、現代魔法社会系BLゲームの主人公『石留 椿【いしどめ つばき】(16)』に転生しちゃった元平凡男子(享年18)が攻略対象たちと出会い、様々なイベントを経て『運命の相手』を見つけるまでの物語である──。》
────────────
~お知らせ~
※第3話を少し修正しました。
※第5話を少し修正しました。
※第6話を少し修正しました。
※第11話を少し修正しました。
※第19話を少し修正しました。
※第22話を少し修正しました。
※第24話を少し修正しました。
※第25話を少し修正しました。
※第26話を少し修正しました。
※第31話を少し修正しました。
※第32話を少し修正しました。
※第33話を少し修正しました。
────────────
※感想(一言だけでも構いません!)、いいね、お気に入り、近況ボードへのコメント、大歓迎です!!
※表紙絵は作者が生成AIで試しに作ってみたものです。
秘匿された第十王子は悪態をつく
なこ
BL
ユーリアス帝国には十人の王子が存在する。
第一、第二、第三と王子が産まれるたびに国は湧いたが、第五、六と続くにつれ存在感は薄れ、第十までくるとその興味関心を得られることはほとんどなくなっていた。
第十王子の姿を知る者はほとんどいない。
後宮の奥深く、ひっそりと囲われていることを知る者はほんの一握り。
秘匿された第十王子のノア。黒髪、薄紫色の瞳、いわゆる綺麗可愛(きれかわ)。
ノアの護衛ユリウス。黒みかがった茶色の短髪、寡黙で堅物。塩顔。
少しずつユリウスへ想いを募らせるノアと、頑なにそれを否定するユリウス。
ノアが秘匿される理由。
十人の妃。
ユリウスを知る渡り人のマホ。
二人が想いを通じ合わせるまでの、長い話しです。
虚ろな檻と翡翠の魔石
篠雨
BL
「本来の寿命まで、悪役の身体に入ってやり過ごしてよ」
不慮の事故で死んだ僕は、いい加減な神様の身勝手な都合により、異世界の悪役・レリルの器へ転生させられてしまう。
待っていたのは、一生を塔で過ごし、魔力を搾取され続ける孤独な日々。だが、僕を管理する強面の辺境伯・ヨハンが運んでくる薪や食事、そして不器用な優しさが、凍てついた僕の心を次第に溶かしていく。
しかし、穏やかな時間は長くは続かない。魔力を捧げるたびに脳内に流れ込む本物のレリルの記憶と領地を襲う未曾有の魔物の群れ。
「僕が、この場所と彼を守る方法はこれしかない」
記憶に翻弄され頭は混乱する中、魔石化するという残酷な決断を下そうとするが――。
天啓によると殿下の婚約者ではなくなります
ふゆきまゆ
BL
この国に生きる者は必ず受けなければいけない「天啓の儀」。それはその者が未来で最も大きく人生が動く時を見せる。
フィルニース国の貴族令息、アレンシカ・リリーベルは天啓の儀で未来を見た。きっと殿下との結婚式が映されると信じて。しかし悲しくも映ったのは殿下から婚約破棄される未来だった。腕の中に別の人を抱きながら。自分には冷たい殿下がそんなに愛している人ならば、自分は穏便に身を引いて二人を祝福しましょう。そうして一年後、学園に入学後に出会った友人になった将来の殿下の想い人をそれとなく応援しようと思ったら…。
●婚約破棄ものですが主人公に悪役令息、転生転移、回帰の要素はありません。
性表現は一切出てきません。
BL世界に転生したけど主人公の弟で悪役だったのでほっといてください
わさび
BL
前世、妹から聞いていたBL世界に転生してしまった主人公。
まだ転生したのはいいとして、何故よりにもよって悪役である弟に転生してしまったのか…!?
悪役の弟が抱えていたであろう嫉妬に抗いつつ転生生活を過ごす物語。
腐男子♥異世界転生
よしの こひな
BL
ある日、腐男子で新卒サラリーマン・伊丹トキヤの自室にトラックが突っ込む。
目覚めたトキヤがそこで目にしたのは、彼が長年追い続けていたBL小説の世界――。しかも、なんとトキヤは彼が最推しするスパダリ攻め『黒の騎士』ことアルチュール・ド・シルエットの文武のライバルであり、恋のライバルでもあるサブキャラの「当て馬」セレスタン・ギレヌ・コルベールに転生してしまっていた。
トキヤは、「すぐそばで推しの2人を愛でられる!」と思っていたのに、次々と原作とは異なる展開が……。 ※なろうさん、Caitaさん、PIXIVさんでも掲載しています。
ブレスレットが運んできたもの
mahiro
BL
第一王子が15歳を迎える日、お祝いとは別に未来の妃を探すことを目的としたパーティーが開催することが発表された。
そのパーティーには身分関係なく未婚である女性や歳の近い女性全員に招待状が配られたのだという。
血の繋がりはないが訳あって一緒に住むことになった妹ーーーミシェルも例外ではなく招待されていた。
これまた俺ーーーアレットとは血の繋がりのない兄ーーーベルナールは妹大好きなだけあって大いに喜んでいたのだと思う。
俺はといえば会場のウェイターが足りないため人材募集が貼り出されていたので応募してみたらたまたま通った。
そして迎えた当日、グラスを片付けるため会場から出た所、廊下のすみに光輝く何かを発見し………?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる