160 / 180
最終章「プロポーズは指輪と共に!」
31 好きにしろ!
しおりを挟む
―――そして、豊穣祭が終わった夜。
使用人達も早めに休ませ、しんしんっと降る雪と闇で屋敷の中は静寂に包まれていた。だがそんな中、レノは俺に呼び出されて部屋へと訪れる。
「キトリー様、何か御用ですか?」
何も知らないレノは部屋にやってきて、俺に尋ねた。そして俺はと言えば、すでに風呂に入って体をピッカピカに洗って、寝る準備を万端に整えていた。
だが今日の俺はある目的を持っている。とっても大事な目的を。
「レノ……その、告白の事なんだが」
「告白……もしかしてロマンティックでスウィートな告白をしてくれるって約束の事ですか?」
「そう。その事だが……全くもって思い浮かばない。という訳で、これだ」
俺は上着のポケットに入れていた小瓶をレノに見せる。
「それは!」
レノは驚きの声を上げた。それもその筈、それはちょっとラブラブ・イチャイチャしたいカップルが薬局で手軽に買える、国認定の安心安全な飲み薬。その名も『愛の吐息』という媚薬だからだ。
そして以前レノが俺に飲んだと思い込ませたものだ。まあ、あの時はそういうフリだったんだけど(※第一章・二十三話)
でも今回は中身入りの本物だ。
「坊ちゃん、どうしてそれを?」
レノは怪訝な顔で媚薬の入った小瓶と俺を見る。だから俺は意を決して、レノに伝えた。
「いいか。これをな、こうするんだ」
俺はきゅぽんっと小瓶の蓋を開けると、中身をぐいーっと飲み干した。そうすればレノは「坊ちゃん!?」と驚きの声を上げて、俺の手を取る。しかし、もうすでに飲み干した後だ。
「坊ちゃん、どうして」
レノは困惑顔で俺に尋ねたが、俺は空になった小瓶を棚に置いて、ごろんっとベッドに寝転がる。
「坊ちゃん?」
「告白も思い浮かばないし、レノの誕生日プレゼントも思い浮かばない……という訳で、お前が一番喜びそうな俺をやる! 好きにしろ!!」
俺はででんっとベッドの上で大の字に寝て、半ばやけくそで言った。
だって、これ以上のものを思い浮かばなかった。ヒューゴだって前にベッドで誘惑すればいいみたいな感じで言ってたし。
……まあ、代わりに俺の尻は今日命日を迎える訳だが。俺のおちり、四つに割れたりしないよね? ぷるるるっ。
俺は内心、ちょっと怖さに震えながら天井を見上げる。しかし、静かな部屋に笑い声が響いた。
「プッ、プハッ、アッハッハッハ!! ほ、ホント、ハハッ、貴方って人は!!」
顔を上げてみれば、レノが腹を抱えて笑っていた。こんなにも笑うレノを見るのは初めてかもしれない。だが、そんなに笑う事あるか? こっちは真剣に考えた結果だっていうのによぉー。
「なんだよぉ、不服かよ?」
俺は思わずむっとして尋ねる。だが、レノは笑いながら答えた。
「いいえ、そんなわけありません。フフッ。とても嬉しいですよ? でも、私はもうロマンティックな告白もしていただきましたし、誕生日プレゼントも貰いました」
「え? 俺、告白してないじゃん。それに誕プレ、その組紐だけだし」
俺が首を傾げるとレノはにっこりと笑った。
「いいえ、告白してくださいましたよ。それにこの組紐だけで私は十分です」
「そーなのか?」
……俺ってば、いつの間に告白したんだ? まあ、でもレノが告白されたってんならいいか。組紐だけじゃ、物足りないかもって思ったけどレノが良ければ。
「じゃー……イマノ、カイワハ、ナカッタコトニ」
俺はそろりとベッドの端に逃げようとする。だが、俺の足首をレノがガシッと捕まえた。ひぇっ!
「なかったことにできるわけないでしょう?」
「い、いやー、それは。って、おい! なに、ベッドに上がってんだ!」
「今はそういう流れでしょう?」
「流れってなんだ、流れって!」
「私と坊ちゃんがもっとえっちな事をする流れです」
レノはニコッと笑って言い、俺はボッと頬が火照る。
「ええええ、えっち!」
「坊ちゃんだって、そういうつもりだったんでしょ? だから媚薬を飲んだ。それに据え膳食わぬは男の恥とも言いますし」
「そ、それは、そうだけど!」
……その据え膳、オレッ!!
だがレノは問答無用で俺に覆いかぶさってきた。
「それとも、坊ちゃんは私とえっちな事をするのは嫌ですか?」
「い、嫌って。嫌ならあんなもん飲むわけねーだろ!」
「じゃあ、いいじゃないですか」
レノはそう言うと俺の首筋に顔を寄せて、ちゅっちゅっと吸い付いてくる。レノはやる気満々だ。まあ好きな子がいたら、男ならこうなるだろう……まあ、その相手は俺なんだが。
……しかしちょっと前まで、チューも拒否してたくせに。なんだ、この変わりよう。でも、そう言えば父様がどうのこうのって。
「お、おい、レノ、レノって!」
俺はレノを押しのけて、無理やり話をしようとする。するとレノは不機嫌そうな顔を見せた。
「何です?」
「前に父様がどうのこうのって言ってただろ? あれ、何だったんだよ?」
「なんで今、そんな事を」
「だって、この前までチューするのも拒否ってたのに今じゃノリノリで、不思議に思うのも当然だろ?!」
俺が答えるとレノは俺の言い分が一理あると思ったのか、少し考えた後「まあ、そうですね」と答えた。
「じゃ、何だったんだ? あれは」
「あれは……」
レノはそこまで答えた後、またしばらく間を置いてから言い直した。
「ところで坊ちゃん、これからも私と一緒にいてくれますか?」
……いきなり何!?
「は!? いや、さっきの解答」
「これから先もずっと私と一緒にいてくれます? どうなんですか?」
レノはずいっと俺に顔を寄せて尋ねる。こんな風に聞かれたら、一つしか答えらんねーじゃん。
「一緒にいるよ! 今までも一緒だったんだから、これからも変わるわけないだろ?!」
俺が答えるとレノはニッコリと笑った。
「そうですか。なら、大丈夫です」
レノはそう言うと、今度は俺の頬にキスしてきた。
「んっ、ちょ、レノ! 答えになってな」
「明日には教えてあげます。だから今はこっちに集中して」
「んむっ!」
とうとう唇にキスされて俺は何も言えなくなってしまう。レノの舌が俺の口腔内を這いまわる。
「ん、んむーっ。ぷはっ!」
「はぁ、坊ちゃん……大好きです」
レノは俺の眼前で、嬉しそうに笑って言う。
……も、も、もーっ、こんな間近で言うんじゃなぁーーい!!
俺はポポポポポッと頬が、体が熱くなる。だが、そんな俺にレノはわざわざ問いかけた。
「坊ちゃん、優しくします。だから、今日は最後まで付き合ってください」
煌めく赤い瞳が熱を灯しながら俺に問いかける。そして、俺が欲しいと全身で求めていた。だから俺は恥ずかしいけど、ちょっと間を置きながらもちゃんと答える。
「……優しく、だぞ。痛いのは、ヤだかんな?」
「わかってます」
レノは微笑んで言うと、俺の頬にもう一度キスをした。
―――そうして俺とレノの初めての夜は深く、深く、更けていったのだった。
使用人達も早めに休ませ、しんしんっと降る雪と闇で屋敷の中は静寂に包まれていた。だがそんな中、レノは俺に呼び出されて部屋へと訪れる。
「キトリー様、何か御用ですか?」
何も知らないレノは部屋にやってきて、俺に尋ねた。そして俺はと言えば、すでに風呂に入って体をピッカピカに洗って、寝る準備を万端に整えていた。
だが今日の俺はある目的を持っている。とっても大事な目的を。
「レノ……その、告白の事なんだが」
「告白……もしかしてロマンティックでスウィートな告白をしてくれるって約束の事ですか?」
「そう。その事だが……全くもって思い浮かばない。という訳で、これだ」
俺は上着のポケットに入れていた小瓶をレノに見せる。
「それは!」
レノは驚きの声を上げた。それもその筈、それはちょっとラブラブ・イチャイチャしたいカップルが薬局で手軽に買える、国認定の安心安全な飲み薬。その名も『愛の吐息』という媚薬だからだ。
そして以前レノが俺に飲んだと思い込ませたものだ。まあ、あの時はそういうフリだったんだけど(※第一章・二十三話)
でも今回は中身入りの本物だ。
「坊ちゃん、どうしてそれを?」
レノは怪訝な顔で媚薬の入った小瓶と俺を見る。だから俺は意を決して、レノに伝えた。
「いいか。これをな、こうするんだ」
俺はきゅぽんっと小瓶の蓋を開けると、中身をぐいーっと飲み干した。そうすればレノは「坊ちゃん!?」と驚きの声を上げて、俺の手を取る。しかし、もうすでに飲み干した後だ。
「坊ちゃん、どうして」
レノは困惑顔で俺に尋ねたが、俺は空になった小瓶を棚に置いて、ごろんっとベッドに寝転がる。
「坊ちゃん?」
「告白も思い浮かばないし、レノの誕生日プレゼントも思い浮かばない……という訳で、お前が一番喜びそうな俺をやる! 好きにしろ!!」
俺はででんっとベッドの上で大の字に寝て、半ばやけくそで言った。
だって、これ以上のものを思い浮かばなかった。ヒューゴだって前にベッドで誘惑すればいいみたいな感じで言ってたし。
……まあ、代わりに俺の尻は今日命日を迎える訳だが。俺のおちり、四つに割れたりしないよね? ぷるるるっ。
俺は内心、ちょっと怖さに震えながら天井を見上げる。しかし、静かな部屋に笑い声が響いた。
「プッ、プハッ、アッハッハッハ!! ほ、ホント、ハハッ、貴方って人は!!」
顔を上げてみれば、レノが腹を抱えて笑っていた。こんなにも笑うレノを見るのは初めてかもしれない。だが、そんなに笑う事あるか? こっちは真剣に考えた結果だっていうのによぉー。
「なんだよぉ、不服かよ?」
俺は思わずむっとして尋ねる。だが、レノは笑いながら答えた。
「いいえ、そんなわけありません。フフッ。とても嬉しいですよ? でも、私はもうロマンティックな告白もしていただきましたし、誕生日プレゼントも貰いました」
「え? 俺、告白してないじゃん。それに誕プレ、その組紐だけだし」
俺が首を傾げるとレノはにっこりと笑った。
「いいえ、告白してくださいましたよ。それにこの組紐だけで私は十分です」
「そーなのか?」
……俺ってば、いつの間に告白したんだ? まあ、でもレノが告白されたってんならいいか。組紐だけじゃ、物足りないかもって思ったけどレノが良ければ。
「じゃー……イマノ、カイワハ、ナカッタコトニ」
俺はそろりとベッドの端に逃げようとする。だが、俺の足首をレノがガシッと捕まえた。ひぇっ!
「なかったことにできるわけないでしょう?」
「い、いやー、それは。って、おい! なに、ベッドに上がってんだ!」
「今はそういう流れでしょう?」
「流れってなんだ、流れって!」
「私と坊ちゃんがもっとえっちな事をする流れです」
レノはニコッと笑って言い、俺はボッと頬が火照る。
「ええええ、えっち!」
「坊ちゃんだって、そういうつもりだったんでしょ? だから媚薬を飲んだ。それに据え膳食わぬは男の恥とも言いますし」
「そ、それは、そうだけど!」
……その据え膳、オレッ!!
だがレノは問答無用で俺に覆いかぶさってきた。
「それとも、坊ちゃんは私とえっちな事をするのは嫌ですか?」
「い、嫌って。嫌ならあんなもん飲むわけねーだろ!」
「じゃあ、いいじゃないですか」
レノはそう言うと俺の首筋に顔を寄せて、ちゅっちゅっと吸い付いてくる。レノはやる気満々だ。まあ好きな子がいたら、男ならこうなるだろう……まあ、その相手は俺なんだが。
……しかしちょっと前まで、チューも拒否してたくせに。なんだ、この変わりよう。でも、そう言えば父様がどうのこうのって。
「お、おい、レノ、レノって!」
俺はレノを押しのけて、無理やり話をしようとする。するとレノは不機嫌そうな顔を見せた。
「何です?」
「前に父様がどうのこうのって言ってただろ? あれ、何だったんだよ?」
「なんで今、そんな事を」
「だって、この前までチューするのも拒否ってたのに今じゃノリノリで、不思議に思うのも当然だろ?!」
俺が答えるとレノは俺の言い分が一理あると思ったのか、少し考えた後「まあ、そうですね」と答えた。
「じゃ、何だったんだ? あれは」
「あれは……」
レノはそこまで答えた後、またしばらく間を置いてから言い直した。
「ところで坊ちゃん、これからも私と一緒にいてくれますか?」
……いきなり何!?
「は!? いや、さっきの解答」
「これから先もずっと私と一緒にいてくれます? どうなんですか?」
レノはずいっと俺に顔を寄せて尋ねる。こんな風に聞かれたら、一つしか答えらんねーじゃん。
「一緒にいるよ! 今までも一緒だったんだから、これからも変わるわけないだろ?!」
俺が答えるとレノはニッコリと笑った。
「そうですか。なら、大丈夫です」
レノはそう言うと、今度は俺の頬にキスしてきた。
「んっ、ちょ、レノ! 答えになってな」
「明日には教えてあげます。だから今はこっちに集中して」
「んむっ!」
とうとう唇にキスされて俺は何も言えなくなってしまう。レノの舌が俺の口腔内を這いまわる。
「ん、んむーっ。ぷはっ!」
「はぁ、坊ちゃん……大好きです」
レノは俺の眼前で、嬉しそうに笑って言う。
……も、も、もーっ、こんな間近で言うんじゃなぁーーい!!
俺はポポポポポッと頬が、体が熱くなる。だが、そんな俺にレノはわざわざ問いかけた。
「坊ちゃん、優しくします。だから、今日は最後まで付き合ってください」
煌めく赤い瞳が熱を灯しながら俺に問いかける。そして、俺が欲しいと全身で求めていた。だから俺は恥ずかしいけど、ちょっと間を置きながらもちゃんと答える。
「……優しく、だぞ。痛いのは、ヤだかんな?」
「わかってます」
レノは微笑んで言うと、俺の頬にもう一度キスをした。
―――そうして俺とレノの初めての夜は深く、深く、更けていったのだった。
56
あなたにおすすめの小説
魔界最強に転生した社畜は、イケメン王子に奪い合われることになりました
タタミ
BL
ブラック企業に務める社畜・佐藤流嘉。
クリスマスも残業確定の非リア人生は、トラックの激突により突然終了する。
死後目覚めると、目の前で見目麗しい天使が微笑んでいた。
「ここは天国ではなく魔界です」
天使に会えたと喜んだのもつかの間、そこは天国などではなく魔法が当たり前にある世界・魔界だと知らされる。そして流嘉は、魔界に君臨する最強の支配者『至上様』に転生していたのだった。
「至上様、私に接吻を」
「あっ。ああ、接吻か……って、接吻!?なんだそれ、まさかキスですか!?」
何が起こっているのかわからないうちに、流嘉の前に現れたのは美しい4人の王子。この4王子にキスをして、結婚相手を選ばなければならないと言われて──!?
拝啓、目が覚めたらBLゲームの主人公だった件
碧月 晶
BL
さっきまでコンビニに向かっていたはずだったのに、何故か目が覚めたら病院にいた『俺』。
状況が分からず戸惑う『俺』は窓に映った自分の顔を見て驚いた。
「これ…俺、なのか?」
何故ならそこには、恐ろしく整った顔立ちの男が映っていたのだから。
《これは、現代魔法社会系BLゲームの主人公『石留 椿【いしどめ つばき】(16)』に転生しちゃった元平凡男子(享年18)が攻略対象たちと出会い、様々なイベントを経て『運命の相手』を見つけるまでの物語である──。》
────────────
~お知らせ~
※第3話を少し修正しました。
※第5話を少し修正しました。
※第6話を少し修正しました。
※第11話を少し修正しました。
※第19話を少し修正しました。
※第22話を少し修正しました。
※第24話を少し修正しました。
※第25話を少し修正しました。
※第26話を少し修正しました。
※第31話を少し修正しました。
※第32話を少し修正しました。
※第33話を少し修正しました。
────────────
※感想(一言だけでも構いません!)、いいね、お気に入り、近況ボードへのコメント、大歓迎です!!
※表紙絵は作者が生成AIで試しに作ってみたものです。
秘匿された第十王子は悪態をつく
なこ
BL
ユーリアス帝国には十人の王子が存在する。
第一、第二、第三と王子が産まれるたびに国は湧いたが、第五、六と続くにつれ存在感は薄れ、第十までくるとその興味関心を得られることはほとんどなくなっていた。
第十王子の姿を知る者はほとんどいない。
後宮の奥深く、ひっそりと囲われていることを知る者はほんの一握り。
秘匿された第十王子のノア。黒髪、薄紫色の瞳、いわゆる綺麗可愛(きれかわ)。
ノアの護衛ユリウス。黒みかがった茶色の短髪、寡黙で堅物。塩顔。
少しずつユリウスへ想いを募らせるノアと、頑なにそれを否定するユリウス。
ノアが秘匿される理由。
十人の妃。
ユリウスを知る渡り人のマホ。
二人が想いを通じ合わせるまでの、長い話しです。
虚ろな檻と翡翠の魔石
篠雨
BL
「本来の寿命まで、悪役の身体に入ってやり過ごしてよ」
不慮の事故で死んだ僕は、いい加減な神様の身勝手な都合により、異世界の悪役・レリルの器へ転生させられてしまう。
待っていたのは、一生を塔で過ごし、魔力を搾取され続ける孤独な日々。だが、僕を管理する強面の辺境伯・ヨハンが運んでくる薪や食事、そして不器用な優しさが、凍てついた僕の心を次第に溶かしていく。
しかし、穏やかな時間は長くは続かない。魔力を捧げるたびに脳内に流れ込む本物のレリルの記憶と領地を襲う未曾有の魔物の群れ。
「僕が、この場所と彼を守る方法はこれしかない」
記憶に翻弄され頭は混乱する中、魔石化するという残酷な決断を下そうとするが――。
天啓によると殿下の婚約者ではなくなります
ふゆきまゆ
BL
この国に生きる者は必ず受けなければいけない「天啓の儀」。それはその者が未来で最も大きく人生が動く時を見せる。
フィルニース国の貴族令息、アレンシカ・リリーベルは天啓の儀で未来を見た。きっと殿下との結婚式が映されると信じて。しかし悲しくも映ったのは殿下から婚約破棄される未来だった。腕の中に別の人を抱きながら。自分には冷たい殿下がそんなに愛している人ならば、自分は穏便に身を引いて二人を祝福しましょう。そうして一年後、学園に入学後に出会った友人になった将来の殿下の想い人をそれとなく応援しようと思ったら…。
●婚約破棄ものですが主人公に悪役令息、転生転移、回帰の要素はありません。
性表現は一切出てきません。
BL世界に転生したけど主人公の弟で悪役だったのでほっといてください
わさび
BL
前世、妹から聞いていたBL世界に転生してしまった主人公。
まだ転生したのはいいとして、何故よりにもよって悪役である弟に転生してしまったのか…!?
悪役の弟が抱えていたであろう嫉妬に抗いつつ転生生活を過ごす物語。
腐男子♥異世界転生
よしの こひな
BL
ある日、腐男子で新卒サラリーマン・伊丹トキヤの自室にトラックが突っ込む。
目覚めたトキヤがそこで目にしたのは、彼が長年追い続けていたBL小説の世界――。しかも、なんとトキヤは彼が最推しするスパダリ攻め『黒の騎士』ことアルチュール・ド・シルエットの文武のライバルであり、恋のライバルでもあるサブキャラの「当て馬」セレスタン・ギレヌ・コルベールに転生してしまっていた。
トキヤは、「すぐそばで推しの2人を愛でられる!」と思っていたのに、次々と原作とは異なる展開が……。 ※なろうさん、Caitaさん、PIXIVさんでも掲載しています。
ブレスレットが運んできたもの
mahiro
BL
第一王子が15歳を迎える日、お祝いとは別に未来の妃を探すことを目的としたパーティーが開催することが発表された。
そのパーティーには身分関係なく未婚である女性や歳の近い女性全員に招待状が配られたのだという。
血の繋がりはないが訳あって一緒に住むことになった妹ーーーミシェルも例外ではなく招待されていた。
これまた俺ーーーアレットとは血の繋がりのない兄ーーーベルナールは妹大好きなだけあって大いに喜んでいたのだと思う。
俺はといえば会場のウェイターが足りないため人材募集が貼り出されていたので応募してみたらたまたま通った。
そして迎えた当日、グラスを片付けるため会場から出た所、廊下のすみに光輝く何かを発見し………?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる