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マリのお城探検
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マリは、ルキが寝たことを確認した。ルキ、下半身が辛そうだったけど、
大丈夫だったかな。なんかかわいそうだったけど、ウサギの私になにもできないし。
正直あのまま人間だったら、抱かれていただろう。いや、本音は抱いてほしかった。
だって、ウサギとして抱っこしてもらった時は、二枚目俳優くらいに
思っていた。でも、人間の姿で見たルキは、若手イケメン俳優ランキング1位の
あの人に激似の格好良さだった。そんなイケメンに、あそこまで言わせたら、
普通抱かれるでしょ。ドキドキしながら、目なんかも瞑っちゃったりなんかして、
期待して待ってた私。でも、急に貧血の時みたいに、頭がクラッとなったと
思ったら、視点が低くなり、ウサギの姿に戻っていた。
なんで一瞬だけ人間になってたんだろ。わからないけど、人間に戻ったとしても、
人間関係とか大変だし、自由なウサギのままがいいな。ルキも寝たみたいだし、
探索に出発しよう。マリは部屋から出ようとしたが、ウサギなので扉の取っ手を
握ることができない。どうしようと悩んでいた時に、執事が扉をノックする。
「ルキ様、開けますよ」
扉は開かれ、その隙に私は部屋から出ることに成功した。
執事は、やはり女性に逃げられたのですねと憐れみながら、寝ているルキを
起こさないように言っている。
部屋を出ると、長い廊下が続いており、どちらに進もうかマリは考える。
耳を澄ましてみると、遠くの左手方向からメイドたちの声がしたので、
私は右に進むことにした。長い廊下を進んで行くと、ところどころに、高級そうな
壺、絵画、甲冑が飾れている。私はさすがお城だと思いながら進んでいた。
すると、ある部屋から光が漏れていた。私はそちらに向かうことにした。
その部屋の隙間から、声が聞こえる。
「幸せになれるウサギをルキが見つけたそうだな」
「さようでございます。イノシシ狙ったはずなのにね。アッハッハ」
この声は、聞いたことがある。この下品な笑い方は、あのルキの付き人だ。
もう一人は、誰なんだろう。自分の話をされているので気になってしまい、
その部屋の前で、動くことができなかった。
「手に入るか」
「今は難しいかと。第2王子が部屋で飼われておりますので」
「そうか。タイミングを見て手に入れろ。無理そうなら殺せ」
「第1王子も、人が悪い。ウサギを殺してしまったとなるとさらに第2王子の評判は
下がりますもんね」
「俺、アイツ苦手なんだよ。小さい頃から、動物に話しかけたりしてて、
気持ち悪かったし、何しても鈍くさいしな」
今、あの下品な人、第1王子って言ったよね。兄弟仲が悪いのかな。
とりあえず、この二人は要注意だと記憶の片隅に入れ、その場を後にした。
そのはずだったが、なぜか今わたしは小さな箱に入れられながら、
ゆらゆらと揺れている。何がどうなって、こうなった。私はゆらゆらが激しくて、
車酔いのような気持ち悪さになってきて、考えることもしんどくなり、目を閉じた。
大丈夫だったかな。なんかかわいそうだったけど、ウサギの私になにもできないし。
正直あのまま人間だったら、抱かれていただろう。いや、本音は抱いてほしかった。
だって、ウサギとして抱っこしてもらった時は、二枚目俳優くらいに
思っていた。でも、人間の姿で見たルキは、若手イケメン俳優ランキング1位の
あの人に激似の格好良さだった。そんなイケメンに、あそこまで言わせたら、
普通抱かれるでしょ。ドキドキしながら、目なんかも瞑っちゃったりなんかして、
期待して待ってた私。でも、急に貧血の時みたいに、頭がクラッとなったと
思ったら、視点が低くなり、ウサギの姿に戻っていた。
なんで一瞬だけ人間になってたんだろ。わからないけど、人間に戻ったとしても、
人間関係とか大変だし、自由なウサギのままがいいな。ルキも寝たみたいだし、
探索に出発しよう。マリは部屋から出ようとしたが、ウサギなので扉の取っ手を
握ることができない。どうしようと悩んでいた時に、執事が扉をノックする。
「ルキ様、開けますよ」
扉は開かれ、その隙に私は部屋から出ることに成功した。
執事は、やはり女性に逃げられたのですねと憐れみながら、寝ているルキを
起こさないように言っている。
部屋を出ると、長い廊下が続いており、どちらに進もうかマリは考える。
耳を澄ましてみると、遠くの左手方向からメイドたちの声がしたので、
私は右に進むことにした。長い廊下を進んで行くと、ところどころに、高級そうな
壺、絵画、甲冑が飾れている。私はさすがお城だと思いながら進んでいた。
すると、ある部屋から光が漏れていた。私はそちらに向かうことにした。
その部屋の隙間から、声が聞こえる。
「幸せになれるウサギをルキが見つけたそうだな」
「さようでございます。イノシシ狙ったはずなのにね。アッハッハ」
この声は、聞いたことがある。この下品な笑い方は、あのルキの付き人だ。
もう一人は、誰なんだろう。自分の話をされているので気になってしまい、
その部屋の前で、動くことができなかった。
「手に入るか」
「今は難しいかと。第2王子が部屋で飼われておりますので」
「そうか。タイミングを見て手に入れろ。無理そうなら殺せ」
「第1王子も、人が悪い。ウサギを殺してしまったとなるとさらに第2王子の評判は
下がりますもんね」
「俺、アイツ苦手なんだよ。小さい頃から、動物に話しかけたりしてて、
気持ち悪かったし、何しても鈍くさいしな」
今、あの下品な人、第1王子って言ったよね。兄弟仲が悪いのかな。
とりあえず、この二人は要注意だと記憶の片隅に入れ、その場を後にした。
そのはずだったが、なぜか今わたしは小さな箱に入れられながら、
ゆらゆらと揺れている。何がどうなって、こうなった。私はゆらゆらが激しくて、
車酔いのような気持ち悪さになってきて、考えることもしんどくなり、目を閉じた。
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