緑の家

くるっ🐤ぽ

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千歳

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 若葉さんは、幽霊だ。
「常盤くんのことが好きで、成仏ができなかったの?」
 そう訊くと、若葉さんは、首から肩にかけての線を、優しく揺らした。白く光っているようで、けれど、幽霊とは思えないような、それでいて、幽霊だとはっきり分かるような、綺麗な肌の色だった。
 常盤のことが、好き。だから、ここにいたいだけ。
 若葉さんの声は、しっとりとして、温かかった。
 ノースリーブの、淡い色をしたワンピースを着た若葉さんの肩から腕が、むき出しになっていた。若葉さんの腕に触れてみる。幽霊だから、本当に触れられると思って触れようとしたわけではないけれど、若葉さんが、本当に触れられたように身をよじるので、私も、若葉さんに、本当に触れたような気がする。その、肌触りまで、掌が記憶しているようだった。滑らかな陶器のような感触で、けれど、冷たくはない。撫でてみると、ところどころに微妙な凹凸のあることが分かる、肌。
 私に触れられようとして、若葉さんは逃れたけれど、常盤くんに触れられたら、寄りかかったり、甘えたりするのだろうか。

 今、私は家出をしている。
 文字通り、家を、出ている。
 ここで私のいう、家、というのは、私の母の家のことで、そこから出て、母の弟の、常盤くんの家に転がり込んだわけだから、家出、という言い方も、まぁ、間違ってはいないわけだ。
 私が常盤くんの家に転がり込んだのは、衝動に突き動かされてのことだったけれど、衝動に突き動かされることを決意してからの私の行動や思考は、決して、支離滅裂なものではなく、寧ろ、普段より落ち着いていたのではないかと思う。バスに揺られている間、小腹が空くだろうからと、バス停前のコンビニでお菓子や飲み物を買おうとして財布を取り出したときや、バスから降りて小雨に降られながら、常盤くんの家を目指していたときなんかは、特にそうだった。ああいうのを「腹を括った」とかいうのだろうか。
 けれど、衝動で突き動かされただけあって、着替えも下着も何もかも準備するのを忘れていたのに気が付いたときは、さすがに「腹を括った」私も気弱く動揺してしまって、顔に勝手に熱が集まるのが、恥ずかしかった。けれど、翠さんは、そんなことはちっとも恥ずかしがることではない、くらいのあっさりした顔をして、常盤くんが帰ってきたら一緒に買い物に行けばいい、と言ってくれた。そのときの、実にあっさりとし過ぎているような表情や口調は、私を気遣ってくれているのか、それとも、本当に物さえ揃えてしまえば頓着するようなことでもない、と思ってそのような表情と口調になったのか、はたまたもっと単純に、気にしていないのか分からなかったけれど、私は、翠さんのそういう態度が、少しだけ、恥ずかしかった。
 翠さん、というのは、若葉さんのお兄さんだ。
「翠さんって、昔から、あんな感じ?」
 若葉さんは、今は袖口に綺麗なレースのついたワンピースを着て、常盤くんの描いた絵を見ていた。常盤くんは、時々、葉書くらいの大きさの絵を描いて、壁にかかっているボードに飾る。それらは、私が使うと反発し合う色合いだったけれど、常盤くんが使うと、不思議な調和が生まれた。大胆に。伸びやかに。
 あんな感じって?
 若葉さんは、小さく笑った。
「あっさり、し過ぎている気がするよ、色々と」
 幽霊の若葉さんの笑い方は、少し、妙だ。温かみがあって、空気が、タプタプと揺らぐようだった。何だか、眠気を誘われるような気がするのを、ゆっくりと瞬きをする仕草で、堪えた。
「知らない子が家に転がり込んできたら、もっと動揺したり、気を遣ったりするものでは、ないの?」
 千歳ちゃんは、そうして欲しかったの?
「……そうでもないけれど」
 そうでもない、どころか、実際にそうされたら、困る、くらいには、思っていた。それにしても、こんなにもすんなり受け入れてしまうものかと、それはそれで、驚きだったのだ。普段、翠さんはアトリエに籠って制作活動をしているから、そんなに関わる機会もないからかもしれない、というのもあるけれど、朝昼晩の食事は一緒に食べるし、会話も、ないわけではない。翠さんが制作に疲れてリビングでぼぅっとしているときは、私も一緒に、ぼぅっとしたりしている。
 以前、常盤くんは手紙の中で「翠がいなければ、僕は土くれを食べてゴミにまみれながら生活することになっていたでしょう。」と書いてきたことがあった。実際、いくらか大げさに書いていたところはあるのだろうとも思われるけれど、常盤くん一人なら、卵の殻を割ったその隙間から、生の卵をそのまま啜るくらいの生活は送っていただろう。それくらい、生活能力に関して言えば信用がない常盤くんが、どうにか人並の生活を送れているのは、翠さんの力が大きく貢献しているのだろう。私の母は、会社員の常盤くんが売れない画家の翠さんを支えている、くらいのことを言うけれど、私から見ると、常盤くんの方が、翠さんに支えてもらっているところも、たくさんある。でも、何でもやってあげている、ということでもなく、常盤くん一人でもできることは、すっかりほったらかしにしている。
 翠さんは、適度に人のお世話を焼いて、適度に人をほったらかす天才だった。

 制作をしている間の翠さんは、少し怖い。
 元々、口数の多い人ではないのだろうけれど、それが更に無口になって、表情もどこか獣じみて険しい。
 そういう翠さんに、なるべく近寄らないように、私は翠さんが主に使っている二部屋のうち、アトリエではない方、完成した作品が並べられている場所に引っ込んでいる。殆ど足の踏み場がなくて、快適とは言い難い場所ではあるけれど、体が窮屈さを感じるのに対して、頭の中は不思議と落ち着いていた。
 翠さんの絵は、心、というよりは、頭の中を刺激する。刺激された後で、シン、とした静けさが、長くやってくる。
 それが、美術として、芸術として、いいのか、悪いのか、私にはよく分からなかったけれど、とにかく、落ち着くことは落ち着いた。同時に、落ち着かない。
 要するに、翠さんの絵が、好きなのだ。

「翠さんのこと、好き?」
 私が問うと、若葉さんが答える。
 深いところで、ずっと思っているくらい、好き。
「常盤くんのこと、好き?」
 私が問うと、若葉さんが答える。
 ずっと、優しかったから、好き。
「何だか、常盤くんの方より、翠さんの方が、若葉さんの恋人だったみたいよ」
 私が言うと、若葉さんが答える。
 お兄ちゃんだもの。恋人になれようはずがないじゃない。
「その言い方だと、若葉さんにその気がなくとも、翠さんには、その気があったように思われるよ」
 私は、軽く聞こえるように言ったつもりだったけれど、笑い声は、却って、震えた。
 若葉さんの姿が、ふと、薄くなって、向こう側の景色が、透けて見えた。段々と、若葉さんの方が淡くなって、向こう側の色が濃くなって、このまま、消える、と思って見ていたけれど、若葉さんの姿は、また、ぽぅっと色濃くなった。
 時々、分からなくなって、だから、不安定だったのかもしれない。
 若葉さんの、笑いながら言う言葉の方が、落ち着いていた。不安定、という言葉が、殊更安定して聞こえた。
「翠さんのこと、恋愛として、好きだったかもしれない、ということ?」
 あれは恋愛ではなかったと、今ならはっきりと分かるわ。
 私の問いに、落ち着いたまま、若葉さんは答えた。池の中に、小さくて滑らかな石を投げ込んだかのようにその姿が揺らいで、揺らぎながら、安定した。
 私は、お兄ちゃんを、お兄ちゃんとして好きだった。けれど、心のどこかでは、お兄ちゃんというより、翠、という人間を好きになりたい、という気持ちがあったの。恋愛的な意味ではないのよ。翠を、理解したい、という気持ちだったかもしれない。
「理解?」
 翠の悲しむことには悲しいと、翠の嬉しいことには嬉しいと、そう感じる心が欲しかったのよ。兄妹、という血の繋がりよりも、もっと純粋に、心の繋がりを求めていたのよ。そして、翠には、それが出来ていると思っていた。つまり、純粋に、心で私……若葉を理解することが出来ていたと、思っていたの。
「うーん……でもそれって、すごく難しいことでしょう」
 そう。お兄ちゃんだって、本当のところ、そんなことが出来ていたか分からない。幽霊になってからも。けれど、生きている私は、どこまでも翠という人間を信じていた。理解できない、翠という人間を、好きになりたかった。それで、不安定になって、常盤に寄りかかっていたのかもしれない。
「若葉さん、これは個人的な私の考えだけれど、好きになりたい、は、理解の始まりだと思うよ」
 あなたは、常盤と同じことを言うのね。
「若葉さん、もう少し長生きすれば良かったのに」
 私がそう言うと、若葉さんは、消えた。

 翠さんの描くものは好き勝手な抽象画が多いけれど、他人から依頼を受けて、商業美術としての作品も描く。本の挿絵や装丁、包装紙のデザイン、イベントの告知ポスター、などだった。翠さんのホームページに、メッセージが届くのだ。
「ホームページがあるなんて、知らなかった」
「常盤が、管理してくれている。料理は絶望だけれど、パソコンには強い」
 常盤くんからパソコンを借りてインターネットで検索してみると、翠さんのホームページは、すぐに見つかった。思ったよりデザインは凝っていなくて、けれど、シンプルで見やすい。プロフィールには、翠さんの制作風景が、白黒写真で載っていた。顔は影になっていて、分からないようになっている。今より、髪も長いようだ。
「翠さん、こんな写真、常盤くんに撮らせたの?」
「こういう写真があった方が、見る人には分かりやすいって、煩いから」
 翠さんは、ふっと、迷惑そうな顔をして答えた。
「腕はもう少し上げろ、とか、絵の具をもっと筆にべったりつけておかないと制作風景っていう感じがしないだろ、とか、線の一本でも描いてみろとか、とにかく煩かった。しつこかったし」
 翠さんの言い方から、実際に制作風景の写真を撮ったわけではなく、制作している風に見える写真を撮ったのだと、分かった。
 翠さんが、商業美術として描いた作品の原画は、ファイルに挟まれて翠さんの作品を置く部屋に、置かれていた。投げ出している風でもなく、キチンと本棚に仕舞われていたのを、私が見つけて、勝手に見た。
 その中に、見覚えのあるものがあった。翠さんに、そのことを、言おうか、言うまいか、だいぶ迷って、結局言わないまま過ごしていたけれど、二人ですることもなくてぼぅっとしているときに、ふっと、言ってしまった。言ってしまうと、簡単だった。
「翠さんがデザインした作品の中に、私が好きなのがあったよ」
「はぁ?」
 翠さんは、気の抜けたような顔をして、気の抜けたような声で返事をした。私がそのとき、何を言ったのかも、よく分かっていない風で、そもそも私がそこにいたのも、私が声を出して漸く思い出した風だった。
 翠さんは、片方のひじをソファの上に乗せて、真っ暗なテレビ画面を、ぼんやり見ていた。お付き合いにぼんやりしていた私の目には、その光景が見えていたようでもあり、何も見ていなかったようでもあった。
「翠さんがデザインしていたのね。あの『月の輪』の包装紙」
 翠さんは、少し顔をしかめた。不機嫌なわけではなく、ぼんやりしかかっていたところに、急に、声をかけられて、まだ覚醒しきっていない、寝起きの顔だった。
 『月の輪』は、関西の方の和菓子屋さんで、母の友達が関西の方に出張に行った帰りに、そこの和菓子をお土産に買ってきてくれたのだ。その、包装紙のデザインが私は好きだった。『月の輪』のホームページを検索すると、季節によって包装紙を使い分けているのだった。母の友達がお土産に買ってきてくれた包装紙は、冬のデザインだった。梅の花と雪が描かれていた。
「冬のデザインなのに、どうして、お花と雪を一緒に描いたの?」
「和服とかだと、季節を先取りするだろう。まだ雪の降る季節に桜の柄の振袖を着たり、夏の盛りに秋草の柄を着たり……最初は梅の花だけだったけれど、それだと冬らしくないからって戻されて、それで、雪を描いた」
 けれど、すぐに梅の花とか、雪とか分かるようなデザインでもなく、巧みに崩されていた。下地には、伝統的な日本の和柄が使われているらしかった。春は、市松模様。夏は、青海波。秋は、矢絣。冬は、麻の葉。こちらは、和服の柄でも季節関係なく、通年使うことが出来る。下地の柄も、伝統的柄を伝統的柄のまま使うでもなく、翠さん流が潜んでいた。もっと、デザイン方面に集中すれば、まとまった収入が得られそうだったが、翠さんは面倒がりそうだ。
 翠さんの見た目は、何となく、くたびれている。着る物も特におしゃれというわけではない。髪は長い方だろうけれど、整えることもなく、無造作に眉の上にかかっている。時々、寝足りないような目つきをしていることもある。
 けれど、翠さんのおしゃれでもなく、絵の具で汚れた作業用のエプロンや、ペンや筆を握り続けるために膨らんだ指が、ふっと視界に入ると同じことを思う。この人は、才能で輝く人なのだ、と。何を言うのだと、翠さんには、ふふん、と鼻先で笑われそうなことだ。
 ふっと、涙が滲みそうになって、目元を拭った。
 悲しくない。本当に悲しいのは、病気になったときや、大切な人がいなくなってしまったときだけだ。私は、悲しくない。悲しいフリをしてめそめそするくらいなら、絵を描かなければ、画家にはなれない。
 いや、画家でなくてもいい。
 翠さんみたいな、人になりたい。翠さんにはなれないから、翠さんみたいな人になりたい。

 千歳ちゃん、私の気持ち、ほんの少しでも、分かった?
 久しぶりに現れた若葉さんがそう言って、うふふ、と笑った。
 意地悪しようと思って、暫く隠れていたのよ。
「若葉さん、子どもみたいだよ」
 私は言って、手の中の鉛筆を握り直した。スケッチブックに、若葉さんを、描こうとしている。描いては握りつぶし、描いては、握りつぶしている。
 若葉さんが髪を纏めているリボンが白い。若葉さんの着ている、ゆったりとしたワンピースも白い。若葉さんの、肌も白い。髪と眉と目は、はっきりと黒い。若葉さんは退屈なのか、座っている位置から足首を伸ばしたり、首を回したり、モデルには、不向きな人だと分かった。
 若葉さんの絵を、次々と握りつぶしていくうちに、最後のページになってしまった。これだけは無駄にできない、と思うと、却って、手が震えた。鉛筆の粉が擦れて、白い紙の上に黒い靄が生まれる。額をゴシゴシと拭いながら、若葉さんを描いた。
 そうして描かれた若葉さんは、私が描いた若葉さんでもなさそうだった。幽霊の若葉さんでも、なさそうだった。鉛筆を持った腕をダラリとさせると、どっと疲れて、その場に倒れ込んだ。フローリングの床の上に倒れ込むなんて、母の前では許されないことだった。
 若葉さんも、すぅっと私の隣に横たわった。
「若葉さんは、夢を見ること、あるの?」
 寝ているときに見る夢、という意味での、夢、だった。
 常盤とこの家にいる間、ずっと、夢の中にいるみたいだった。
 仰向けになって、胸の前で両手を組む若葉さんは、何かを祈る仕草にも、何かを夢見る仕草にも、ただそうしているだけの仕草にも見えた。
 常盤は、ずっと優しかった。私たち、喧嘩したこともなかったの。お兄ちゃんとは、喧嘩したこともあったけれど。
「それは、幸せだった、ということ?」
 若葉さんは、何かを言おうとするかのように口を開きかけて、それから、言葉が途中で迷子になってしまったかのように、口を閉ざした。そういう若葉さんの表情は、迷子になった言葉に狼狽えて、寂しそうだった。
 寝そべったまま、若葉さんの額の辺りを撫でた。撫でるフリ、ではなく、本当に撫でることが出来たのだった。陽だまりを、手の中でぬるめたような、不思議な体温に、この人は幽霊なのだと、感じた。けれど、触れてはいけない人だとは、思わなかった。
 千歳ちゃんの、絵を見せて。私を描いた、千歳ちゃんの絵。
 若葉さんが言うので、隣り合って寝そべったまま、見せた。若葉さんの黒い目は、丁寧に、私が描いた若葉さんを見つめているようで、少し、恥ずかしかった。
 ありがとう。
 若葉さんは、絵の感想らしいことは言わないで、ただ、ありがとう、と言った。それから、言葉を続けた。
 千歳ちゃん、私、生きていたかった。長生きすれば、良かったのよ。

 お元気で。
 常盤くんが、手紙の最後に必ず使う言葉だった。
 今思えば、その言葉には常盤くんの色々な願いや、想いと呼ばれるものが、込められていたのだ。
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