『残魂微光』

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前編『絆魂光(はんこんこう)』

幕間4『本音・後編』

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 二人過ごす夜の時間は長かった。二人でこの一年間を語り尽くしていた。水星も酒が入り、普段言わないことすら、べらべらと彼の前で話してしまう。
「あの時、山越えの修行中。本当は別のやつと組むはずだったけど、俺がお前とじゃなきゃ、やらないって師範に言ったんだ」
「なんだよ、それ。だから、他は三人チームなのに、俺たち二人っきりだったのか?」
「まあ、人数足りてないってのもあったけど。俺がお前の剣術と俺の剣術なら、妖が出ても大丈夫だって念を押したんだ」
「……確かに戦いやすかったし、過ごしやすかったけど」
 焔尽は恥ずかしそうに視線をそらし、「結局、俺が転んで、庇ったお前を巻き込んで二人で川に落ちただろ」と苦笑した。
「別に苦でもない。俺は誰かさんと違って、軟弱でもないしな」
「なんだと?」
「でも、お前が弾いてくれた曲。ものすごく良かった。俺は好きだぞ」
「へたくそって言った」
「……照れ隠しだったんだ。悪かった」
 美しい音色を思い出す。焔尽は顔を真っ赤にして視線をそらす。その様子が面白くて、水星はまた笑った。
「なあ、また聞かせてくれるか?」
「ここは人が多いから、また二人っきりの時だ。部屋に戻ってから弾くよ」
 焔尽の言葉に水星は「約束だぞ」と念を押す。焔尽は「うん」と微笑む。偽物ではなく、柔らかな笑顔に水星は心が温かくなる。ずっとこの顔で微笑んでくれれば、ずっと水星の心は安らぐ。
「やっぱり、お前笑った方がかわいい」
「こいつに酒飲まさない方が絶対いい」
「お前は飲まないのか?」
「水星が倒れたら、誰が運ぶと思っているんだ?」
 焔尽のあきれた声に、それもそうかと水星は思う。しかし、離れたところで、見守る帳の視線に気がついた。
 しかし、自分が倒れるまで飲むと思って、酒を我慢する彼を見ていれば、悪戯心も芽生えてきた。彼の隣に腰を下ろし、ぐいっと酒の器を彼に手渡す。
「ほらほら、ぐいっといけよ」
「水星」
「帳がいるから大丈夫だ」
 水星の視線がカウンター席へ向かう。そこには手を振って応える帳がいた。焔尽は帳から、次に水星へ視線を向けた。驚いた視線が次に酒に注がれる。
「ほら」
 焔尽は「うぅ」とおずおずと酒を受け取り、ぐいっと飲み干した。純度の高い酒を飲んだ彼は、「苦い、辛い」と愚痴をこぼした。みるみる内に顔が赤らんでいく。赤い瞳には涙が浮かび、傍らの水に手が伸びた。
 水を飲み干し、「美味しくない」と水星へ文句を言う。水星は思わず笑った。
 漏れる吐息が水星のすぐ傍らに届き、水星の視線は引きつけられるように水を飲んだ彼の口元へ向かってしまう。真っ赤に染まる彼の唇が、濡れていて、水星は思わず視線をそらしてしまった。誤魔化すように水星は言う。
「お子ちゃまだな」
「うるさい」
 怒った焔尽にぐいっと服をつかまれ、ほんのりと香る彼の匂いに呆然とする。花の優しい匂いだ。そう思っていれば、水星の体が傾いた。焔尽は傾いた水星を受け止めようとしたが、力が及ばなかったらしい。
 そのまま二人で椅子から落ちるように転んでしまった。
「いたた……」
「あはは、水星は筋肉がついたなぁ」
 水星は焔尽を庇うように下敷きになっており、二人は抱きつくような形になっていた。焔尽は肌を合わせているというのに、子供のように、無邪気に笑う。水星は彼のように無邪気ではいられない。焔尽の真っ赤に染まった頬、潤んだ瞳。乱れ開く襟元。水星は視線をそらす。思わず、自分の顔を殴りたくなった。
「ん、どうした?」
「……なんでもない。早く降りてくれ」
「うん」
 しかし、そのぬくもりが去ってしまうと寂しくも感じた。明日から、目の前の存在はいなくなってしまう。
 焔尽は起き上がり、座り込んでいた水星へ手を伸ばす。
「ん」
 火の國の元から、水の國の水星の部屋にこの数ヶ月は居た。ぼうっと差し出された手のひらを眺めていた水星だったが、意を決したように彼の腕を掴んだ。
「あれ?」
 焔尽は腕を掴んでいつまで立っても起き上がらない水星を見て首を傾げた。
「酔ってるのか?」
「いや、なあ。焔尽」
「ん?」
 今度こそ焔尽は不思議そうな顔をして見せた。
「水の國に来ないか。俺から正式にお前の父にくださいって伝える。後、お前の兄にも、はっきりと言ってやる。焔尽の母親が死んだのは、焔尽のせいじゃないって。焔尽、お前は縛られるな。お前は自由が似合う」
 そこで、水星は咳ばらいをして、頬を赤らめた。
「だけど、俺はお前を傍に置きたい」
「――」
 言葉にできなかったのだろう。驚く焔尽の視線が、こちらに突き刺さる。しかし、その表情に嫌悪感はない。
 大きく見開いた目は明かりに照らされ、潤んでいるのが良く見えた。
「ちゃんと、俺からお前の親父に、お前をくださいって話す。だったら、お前の流儀にも反さない。反対されれば、俺は諦める。どうだ?」
「それは」
 大きな目を見開いて、じっと見つめる姿。もう一押しだと水星は立ち上がった。
「俺と一緒に来てくれ。お前無しだと、ダメだって心底思った」
 どれぐらいの間が開いただろうか。仮面の笑顔、無表情のビー玉みたいな顔。彼の表情は、そんなものではなかった。赤い瞳から涙が伝い、目が柔らかく細くなる。彼の腕を握る五本の指が、必然と強くなる。
「俺は――」
 水星は焔尽の笑顔に心を奪われ、酒を傾ける手を忘れていた。
 その時、店の奥で誰かが騒ぐ声が聞こえた。目をやると、華代――水星の婚約者が、客の間を縫って近づいてくる。
 彼女の目は血走り、口元で「雲霧様、雲霧様がいい」と呟きが漏れる。雲霧に焦がれ、水星との婚約を疎ましく思う彼女の噂は、耳にしていた。
「お前は、華代?」
 水星が呟いた瞬間、彼女が叫んだ。
 「雲霧様を返して!」
 包丁を振りかざし、水星に向かって突進する。時間が止まったように動けない水星を、焔尽が咄嗟に押しのけた。
「水星!」
 刃が焔尽の肩をざっくり切り、血が飛び散る。水星が「焔尽!」と叫び、彼に駆け寄る。
 帳が華代を羽交い締めにし、店が騒然となる中、焔尽は肩を押さえ、痛みに顔を歪める。だが、彼の赤い瞳が一瞬水星を捉え、微かに揺れた。「大丈夫だ」と囁く声に、水星の胸が締め付けられる。
 華代が「雲霧様! 私はここです!」と叫び続ける中、焔尽がふらつきながら立ち上がる。
「こいつがいるから、雲霧様と結婚できない! うああああっ!」
 水星は一度だけ彼女を見たが、すぐに焔尽へ向き直る。肩はざっくりと切られていて、水星は慌てて自分の袖を破き、彼の止血を起こった。
 焔尽は「待って」と声をあげ、肩から血を流しながらも、ゆっくりと立ち上がる。その際、水星に「俺に合わせて」と耳打ちした。
「帳さん、待ってくれ」
 焔尽は掠れた声で言い、水星の止血の手をそっと押さえる。店内は騒然とし、客たちがざわめく中、華代は帳に羽交い締めにされた。それでも、彼女は「雲霧様! 雲霧様! 私はここです! ここに!」と叫び続ける。
 焔尽の赤い瞳が一瞬水星を捉え、微かに揺れる。
「全部、俺のせいだ」
 焔尽が突然大声で言い放つ。店内の視線が彼に集まり、水星が「何!?」と叫ぶ。焔尽は肩の傷を押さえ、痛みを堪えるように顔を歪めながら続ける。
「俺が……華代を焚きつけた。俺の意地で、水星を襲わせたんだ。彼の才能に嫉妬して。彼女は関係ない。まさか、こんなことをするなんて思ってなかった」
 その言葉に、店内がさらにざわつく。華代が目を大きく見開き、「何を……」と動揺する。水星が「焔尽、やめろ!」と叫び、彼の腕を掴もうとする。しかし、焔尽は一歩下がり、冷たく笑う。
「嘘じゃない。お前、鈍いな」
 その言葉はわざとらしく、焔尽の目が一瞬だけ水星に訴えかける。水星の胸が締め付けられながらも、焔尽の意図に気がつく。
 華代は駆けつけた剣士に取り押さえられ、帳はゆっくりと焔尽の方へ向かった。
 だが、店主が「騒ぎを収めな!」と叫び、帳が焔尽の肩を掴む。そこへ水星が駆け寄る。思わず、帳の襟元に掴みかかる。
「坊ちゃん、落ち着け。こいつらは俺が預かる」
「帳!」
「騒ぎを大きくするな。これは、水の國の失態だ」
 帳の声は水星だけに聞こえる音量で紡がれる。そして、剣士と帳が華代と焔尽を連れ出す動きは素早い。焔尽が連行される直前、彼の手が水星の懐に滑り込み、見慣れない金色の耳飾りの片方をそっと握らせる。指先が触れ合い、焔尽の目が水星を見つめる。
「またな、水星。俺はお前の傍に行けそうにないや……ごめん。お前との日々、楽しかったよ」
 震えた声で囁き、焔尽は微笑む。
「さようなら」
 その笑顔は、さっきまでの冷たい演技とは違い、かつての無邪気な焔尽そのものだった。
「おい、待て!」
 水星の手が震え、耳飾りを握り締める。焔尽が帳に連れられ、店の扉が閉まった。水星が慌てて後を追おうとすれば、「危ない!」と同級生たちに止められた。
「離せっ!」
 水星が暴れるが、数人がかりで抑えつけられた水星はどうすることもできなかった。
 ようやく、水星が暴れる事をやめた。店内が静まり返り、水星は金色の耳飾りをぼんやりと見つめる。焔尽の嘘、華代の罪、そして彼が庇った理由――全てが頭を駆け巡る。店内で、同級生の剣士たちが心配したように顔を覗き込んでくる。
 しかし、水星は心あらずと言った状態だ。水星は耳飾りを握り、唇を噛み締めた。
 時間は脆く、残酷だ。
 ――その後、焔尽の姿はどこにもなかった。
 同じ部屋に戻るはずの焔尽は、まるで最初から存在しなかったかのように、痕跡ひとつ残さず姿を消していた。畳まれた布団、残された着替え、何ひとつ乱れていない部屋。
 水星は何度も名を呼んだ。水の國の生徒たちが何事かと顔を覗かせていた。その中をかき分け、声を張り上げ、屋敷を出て、町を駆け回った。それでも、焔尽は現れなかった。
 戻って来た帳にも尋ねたが、火の國の使者が連れて行ってそれっきりだと言う。華代に関しては、父親が騒ぎを聞きつけ引き取りに来た。
 大金を渡してそれで終わりだとのこと。家門のから、婚約は継続されるが、今後会うことは無いだろう。
 水星の心に、じわじわと染みる寒さ。彼が残したものは、微かな香の香りと、酔い覚めの頭痛。
 そして、胸に深く突き刺さる空虚だった。
 火の國の使者に尋ねても、「焔尽に急な帰還命令があった」としか言わず、詳細を語る者はいなかった。
 水星はその場で膝をつき、唇を噛んだ。
 ――あんなに笑っていたのに、これで、本当に終わりなのか。
 ――彼の笑顔を、触れることも、見ることもできないのか。
 残り香が部屋にほんのり残っていた。部屋の片隅に置かれたローズ香を焚いた跡。それすらも、時間が経てば消えてしまうのだろう。
 焔尽が去った温もりだけを、ひとりで抱きしめていた。

 
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