4 / 70
幼年期
幼児期第2話
しおりを挟む
僕、ディオン5ヶ月。最近離乳食になり始め味の変化に感動したディオンでございます。やっぱ味のあるものは美味しいね。アホの子ことシアンも調子を取り戻し始め、俺TUEEEEEE 計画も順調である。
今回は、家中を探索し魔法の書を見つけたい。上手くいくならフェーズ2へと作戦段階を移行する。
おっといけない。わすれていた。
説明しよう!
俺TUEEEEEE 計画のフェーズ2とは魔法を使ってスキルレベルをアップしたり、魔力効率を良くしたり、魔力要領を大きくできたらなぁという願望が入り交じった作戦のことである。要約すると、チートの下地である。
では探索開始!!
まずはゆりかごからの脱出、上手いこと乗りだし宙ぶらりんになる。そして手を離す。その瞬間ディオンの脳裏にある爆発的現象が…起こらなかった。ただ尻を打ってかなりヒリヒリしているくらいだ。
第一関門突破
ドアは常に空いているのでそのままスルー。
周りを見たところほとんどのドアは取っ手を回さないといけない。しかし届かない。
周囲をうろうろしていたら両開きのドアの部屋を見つけた。もちろん入る。
今回見つけた部屋は本が何冊か置かれ、杖やら水晶がある部屋。とても怪しい。まずは文字を覚えないと。とにかく読み漁る。
『…スキルを取得しました。
魔術語Ⅰ, Ⅱ ソルシュ語Ⅰ, Ⅱ, Ⅲ
魔術語Ⅰを魔術語Ⅱへ統合。
ソルシュ語Ⅰ, Ⅱをソルシュ語Ⅲへ統合。』
頭の中に声が響く。
うわあああぁぁシャベッタアアァ!! じゃなくて。
ど、どちら様でしょうか?脳内で声を発する。
『解、■■■■による権限のもと特典として与えられたヘルプです。スキル取得、質問への解を主に担当しております。』
少し隠蔽されているが仕方ない。というか特典ってなに貰ったんだっけ?
『解、与えられた特典は、メニュー、ヘルプ、スキル早期取得、経験値取得率アップ、レベルアップ必要経験値ダウン、リスニング言語翻訳、記憶保持、魔力容量アップ、魔力転換効率アップ………』
ちょいと待って、ギブ。多い多い、明らかに多い。確かにお得とはあったがどんだけ貰ってんねん。謎なのはなんで言語は聞いたやつだけしか翻訳されんのや。文字覚えるのめんどくさいやん。
そういえば、メニュー。忘れてた。まず、どうやって出すの?まぁとりあえず心の中で念じてみよう。
“メニュー展開!!”
現れたのは半透明の板。左にはステータスらしきものが表示されている。
HP 10/10
MP 15/15
至ってシンプルだ。
右側にはログが残っている。
すげー。なんかすげー。ちよっと未来を先取りした感じだ。スキルのところには確かに魔術語Ⅱソルシュ語Ⅲがある。これで本が読めるのかな。
さきほど手に取った本を見ると、
『初級魔法大全』と書いてある。
魔法か。使えるのか?とりあえずページを開き適当に書いてある魔法を見る。
『ウォーターボール』『ファイアボール』『ウィンド』『アースバレッド』
だいたい初心者が最初に試す魔法の一覧があった。よし、やるか。こういうのはイメージの大事って言うからな。まずはウォーターボールから。シアンにできるなら俺にもできる。
宙に浮く丸い水の玉を思い浮かべる。水を魔力の膜で覆うように、破れないようにまんべんなく。
コオオオォォォ~。
パッと目を見開くとそこにはプヨプヨと浮いている水の玉があった。よし成功だ。
なんだ意外と簡単だなぁ。
次の瞬間ふっと全身から力が抜けていき。意識を失った。
目が覚めたのは気絶してから数時間後。たまたまシアンが掃除に入り、倒れている俺を発見した。その後母さんに泣かれ、シアンも泣いて大変なことになった。申し訳ない。しかし魔力は上がっている。多分魔力切れを起こしたからか。スキルもいつの間にか増えている。水魔術初級Lv 1、詠唱破棄。あぁ、おらなんだかわくわくすっぞ。頑張って増やしていこう。
ディオン
HP 10/10
MP 30/30
スキル
水魔術初級Lv 1、詠唱破棄
作者の時間
筋力とか俊敏とかはメニューが進化しないと見れない仕様にしようかな。
今はド◯クエ風メニューですね。
今回は、家中を探索し魔法の書を見つけたい。上手くいくならフェーズ2へと作戦段階を移行する。
おっといけない。わすれていた。
説明しよう!
俺TUEEEEEE 計画のフェーズ2とは魔法を使ってスキルレベルをアップしたり、魔力効率を良くしたり、魔力要領を大きくできたらなぁという願望が入り交じった作戦のことである。要約すると、チートの下地である。
では探索開始!!
まずはゆりかごからの脱出、上手いこと乗りだし宙ぶらりんになる。そして手を離す。その瞬間ディオンの脳裏にある爆発的現象が…起こらなかった。ただ尻を打ってかなりヒリヒリしているくらいだ。
第一関門突破
ドアは常に空いているのでそのままスルー。
周りを見たところほとんどのドアは取っ手を回さないといけない。しかし届かない。
周囲をうろうろしていたら両開きのドアの部屋を見つけた。もちろん入る。
今回見つけた部屋は本が何冊か置かれ、杖やら水晶がある部屋。とても怪しい。まずは文字を覚えないと。とにかく読み漁る。
『…スキルを取得しました。
魔術語Ⅰ, Ⅱ ソルシュ語Ⅰ, Ⅱ, Ⅲ
魔術語Ⅰを魔術語Ⅱへ統合。
ソルシュ語Ⅰ, Ⅱをソルシュ語Ⅲへ統合。』
頭の中に声が響く。
うわあああぁぁシャベッタアアァ!! じゃなくて。
ど、どちら様でしょうか?脳内で声を発する。
『解、■■■■による権限のもと特典として与えられたヘルプです。スキル取得、質問への解を主に担当しております。』
少し隠蔽されているが仕方ない。というか特典ってなに貰ったんだっけ?
『解、与えられた特典は、メニュー、ヘルプ、スキル早期取得、経験値取得率アップ、レベルアップ必要経験値ダウン、リスニング言語翻訳、記憶保持、魔力容量アップ、魔力転換効率アップ………』
ちょいと待って、ギブ。多い多い、明らかに多い。確かにお得とはあったがどんだけ貰ってんねん。謎なのはなんで言語は聞いたやつだけしか翻訳されんのや。文字覚えるのめんどくさいやん。
そういえば、メニュー。忘れてた。まず、どうやって出すの?まぁとりあえず心の中で念じてみよう。
“メニュー展開!!”
現れたのは半透明の板。左にはステータスらしきものが表示されている。
HP 10/10
MP 15/15
至ってシンプルだ。
右側にはログが残っている。
すげー。なんかすげー。ちよっと未来を先取りした感じだ。スキルのところには確かに魔術語Ⅱソルシュ語Ⅲがある。これで本が読めるのかな。
さきほど手に取った本を見ると、
『初級魔法大全』と書いてある。
魔法か。使えるのか?とりあえずページを開き適当に書いてある魔法を見る。
『ウォーターボール』『ファイアボール』『ウィンド』『アースバレッド』
だいたい初心者が最初に試す魔法の一覧があった。よし、やるか。こういうのはイメージの大事って言うからな。まずはウォーターボールから。シアンにできるなら俺にもできる。
宙に浮く丸い水の玉を思い浮かべる。水を魔力の膜で覆うように、破れないようにまんべんなく。
コオオオォォォ~。
パッと目を見開くとそこにはプヨプヨと浮いている水の玉があった。よし成功だ。
なんだ意外と簡単だなぁ。
次の瞬間ふっと全身から力が抜けていき。意識を失った。
目が覚めたのは気絶してから数時間後。たまたまシアンが掃除に入り、倒れている俺を発見した。その後母さんに泣かれ、シアンも泣いて大変なことになった。申し訳ない。しかし魔力は上がっている。多分魔力切れを起こしたからか。スキルもいつの間にか増えている。水魔術初級Lv 1、詠唱破棄。あぁ、おらなんだかわくわくすっぞ。頑張って増やしていこう。
ディオン
HP 10/10
MP 30/30
スキル
水魔術初級Lv 1、詠唱破棄
作者の時間
筋力とか俊敏とかはメニューが進化しないと見れない仕様にしようかな。
今はド◯クエ風メニューですね。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
2,495
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる