手の届く存在

スカーレット

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Girls side59話~桜井家の真実3~

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神界に到着して目にした光景に、私たちは言葉を失った。
暗雲立ち込める空に、無数の稲光。
人間界と同じ様に神界も時刻は夜のはずだが、ここまでひどい空模様になったのはラグナロク以来じゃないか?

「これは一体……」
「朋美の中の魔力が暴走した結果、と考えるのが自然ではあるかもしれないな。だけど、大輝たちが見当たらないのは……」
「スルーズ、あっちだ!」

炎の様な光が一瞬闇を照らして、大きな力がいくつか感じられる。
中には人間の気配……私たちがタコ坊主のところへ行く前にあの部屋にいたのは桜子、愛美さん、朋美……一人足りない。

「嫌な予感がするな、急ぐぞロキ!」

慌ててはいけない。
だけども急いで、かつ慎重に、私たちはその大きな力の発信源へと向かった。
気配が感じられるということは生きている、ということではある。

しかし、その気配が一個足りないとなると……。

「足りないのは朋美の気配だ。魔力が暴走すると同時に朋美を乗っ取ったと考えるのが自然だね。そしてこの敵意……」
「……最悪だな」


私たちが到着した時、上空でまたしても力がぶつかり合う衝撃が発生して、突風がいくつも辺りを飛び交った。

「おお、スルーズ!それと……ロキか!」
「ヘイムダル?今どういう状況なんだ?」
「それが……大輝がそこの人間二人とあそこに飛んでいる人間を抱えて転移してきたと思ったら、あの飛んでいる方の人間の体から一気に魔力が噴出して……」
「なるほど、大体考えていた通りだな」

桜子と愛美さんは気を失っているが、怪我などをしている様子はない。
大輝の姿もそこにはない。

「そうなると、今大輝が戦ってるのか。まずいな、これは……」
「スルーズ、大輝を援護しよう。魔力に支配されているとは言え、大輝が本気で朋美とやり合えるとは思えない」
「同感だな。しかし、何で他の神は援護をしなかったんだ?」
「それが大輝の意志だったからだ。自分が絶対何とかするから、手を出さないで人間を守ってくれ、と」
「なるほど、大輝らしい言い分だ」

となれば、大輝は朋美に直接的な攻撃をできないでいる可能性が高い。
先ほどから行使されている力はおそらく、朋美から発せられる攻撃を回避もしくは防御するために使っているのだろう。
何か考えがあるのか、それとも今考えている最中なのか。

いずれにしてもこのままじゃじり貧になる一方だ。

「ロキ、とりあえず朋美の動きを止めるぞ。一旦大輝も避難させて……」
「そんな余裕がある様に見えるのかい?もう既に、選ばないといけない状況まできていると考えた方がいい」
「……何をだ?まさかとは思うが」
「こうなってしまった以上、朋美を殺すか、朋美に殺されるかの二択だ。だけど後者は僕たち神にはあり得ない。だからと言って放置していたら神界は壊滅的な打撃を被ることになる」
「…………」
「そして大輝も、今は死なないかもしれないけど神力が切れたら?君は大輝を死なせたいのか?」
「くそ、それしか方法がないのか……?」

あの朋美を殺すなんてこと、私は……もちろん大輝だって、できないだろう。
だけど、やらなきゃ、やられる……。

「くそ!!とりあえず話は後だ!!まずは朋美を止めろ!!殺すなよ!?」
「やれやれ、甘いことだ……しかし方法を模索する時間はそんなにない、ということだけ、覚えておいてくれ」

そう言ってロキが両手に槍を召喚して朋美の元へと飛んで行った。
私もひとまず大輝と合流する為に大輝の元へと向かう。


「睦月!」
「大輝!何で飲ませたの!?待っててって言ったのに!」
「それが……朋美が自分でやらないと意味ないからって言って……」
「飲んだ結果がこれ、ってこと?」
「すぐにああなったわけじゃないんだ。飲んで少しして、朋美が苦しみだして……少しずつ魔力があふれてきたから、慌ててこっちに連れてきたんだけど」
「愛美さんと桜子までいるのは?」
「加減間違えて、一緒に転移させちまった……面目ない」

なるほど、状況は大体把握できた。
ロキも苦戦している様だ。
この魔力、グルヴェイグと同列かそれ以上……。

このままロキを生贄にして……なんて冗談を言っている場合ではないな。

「なぁ睦月、朋美を殺さなくても済む方法はないのか?」
「わからない……だけど、今のままじゃやられるのはこっちだから。現状何も思いつかない以上やるかやられるかだね」
「そんな……」
「ロキが時間を稼いでくれているけど、それもいつまでもつかわからない」
「くそ、俺があの時止めてれば……」
「悔やんでる時間はない。このままじゃ愛美さんや桜子も危ないかもしれないんだから。とりあえず、殺すところまではいかないまでも、一度沈黙させる必要はあるね」
「あいつを傷つけないといけないってのかよ……」
「よく考えて、大輝。肉体の傷ならすぐ治すことができる。でも、愛美さんや桜子が死んじゃったら、治すことはできないんだよ?」

本当に、こんな方法しかないのか……状況が状況だからまともに頭が働かない。

「スルーズ!こっちはもう限界だ!!何か策があるなら早くしてくれ!!」

ロキも段々追い詰められている様だ。
殺すなと言った以上、ロキも全力で、というわけにはいかないのだろう。
私が引き受けて一気にやるしか……。

「睦月、俺がやる。せめて、俺の手で朋美を……」
「大輝……?」
「ロキと二人で、朋美の動きを一瞬止めてくれたら、俺がとどめを刺すから」

大輝は覚悟を決めた様だ。
ここへきて、私はまだ躊躇っている。
本当に方法はないのか……?

「行くぞ!!」

考えている間に、大輝が飛び出していった。
先ほどまでと違い、攻撃する意思を持って立ち向かっている。
だけど、心のどこかでまだ躊躇いはあるのだろう、その威力は殲滅するには至らない様に見える。

考えている時間はない、か。

「くっそおおおおおおおおおおお!!!」

咆哮し、私も飛び出す。

初めて会った時、朋美も私たちもまだ中学生だった。
あの頃から、自分の思いを隠そうとはしなかった朋美。
そして運命に突き動かされる形で、私と朋美は大輝を共有した。

しかし運命のいたずらに巻き込まれて朋美と大輝は離れることになって……。
そんな悲運の少女を、ここで殺さないといけないなんて、そんなふざけた運命は、認めない。
私は絶対に、朋美を生かして連れて帰るんだ。

「ロキ、避けろ!!」

私は叫び、朋美の体にありったけの力でドロップキックを見舞う。
インパクトの瞬間にロキが慌てて飛びのいて、私の蹴りを受けた朋美が体をくの字に折ったまま勢いよく地面に落下して、地面がえぐれた。
私の推測が正しければ、あの程度で朋美の体は死んだりしない。

なにしろあれだけの魔力に守られているんだ。
決定打はもちろん、ダメージを与えられたかどうかも怪しい。
ここで追い打ちをかけておかねば。

朋美が落下した地点に到着すると、朋美はまだ立ち上がっていない様だった。
まさか、あの一撃で気を失ったなんてことはないと思うが……。

「睦月!やりすぎじゃないのか!?」

大輝が叫ぶ。
私はついその方向を向いてしまい、一瞬生まれた隙を、朋美は見逃さなかった。

「ハハァ!!」

朋美の体から発せられたとは思えないおぞましい声がするのと同時に、私の体を何かが貫いていった。
そして、直後に朋美が私の体に組み付いてきて、私は身動きが取れなくなってしまった。

「睦月!!今助けるからな!!」
「スルーズ!!」

大輝とロキが同時に叫んで、こちらへ向かってくる。

「来るな!!」

残った力を振り絞って、私も叫ぶ。
あの二人までこうなってしまったら、いよいよ終わりだ。
二人はぴたっと動きを停めて私と朋美を見ている。

「私なら大丈夫だから、こっちには来るなよ……」
「だけど、お前……」
「大丈夫だって」

目で二人を制して、私は考える。
この状況なら、一つだけ打てる手があった。
予め予測してやったことではないが、もうこれしかないだろう。

「朋美……このまま私と心中、しようか」
「何ダト……」

やはり精神までも支配されている様だ。
朋美の意識はきっと魔力に呑まれてしまっている。

「ちょーっと痛いかもしれないけど、すぐ済むから、覚悟してね」

こんなことを言っている私も、正直貫かれた箇所……脇腹がズキズキと痛む。
しかし、回復に神力を割く余裕はない。
この後の展開が未知数である以上、できる限り温存しておくべきだと私は判断した。

「行くよ、朋美。覚悟してね」

渾身の力を込めて、朋美を蹴り飛ばす。
腹部に強烈な蹴りを受けて一瞬顔を歪めた朋美が、私から距離を取った。
しかし私もその瞬間距離を詰めて、勢いそのままに朋美の眼前まで迫る。

「逃がさない。私に接近戦を挑んだ時点で、あんたは負けてるんだよ」

もちろん勝利してるわけでもないし、ハッタリと言えばハッタリなのだが、朋美の魔力に多少の揺さぶりをかけることには成功した様だ。
ムキになって朋美が取ろうとしていた距離を、また詰めてくる。

「面白イ……コノチカラ……滅ボセルモノナラヤッテミルガイイ……」
「ああ、今、やってやる」

キスでもするんじゃないかってくらい、私たちの距離は近い。
先に手を出してきたのは朋美だった。
私を捕らえて力にでもしようと言うのか、傷つけるよりも捕縛しようという様な意志が感じられる。

一方の私は、その手を払い、受け止め防御に回る。
なかなか隙が見つけられない辺り、厄介だとは思う。
だけど、隙は必ずできるはずだ。

万一に備えてロキと大輝は、いつでも飛び出せる様身構えている様だがおそらく出番はないはずだ。
上手く行けば勝負は一瞬で決するはず。
今は一瞬の隙も見逃せない。

なんてことを考えてから、体感で十分ほどが経過したが、一向に現れない隙。
こいつ、できる……。

「ドウシタ、今ト言ッタガソノ今ハ十分ホド前ニ過ギテシマッタゾ」

うるさいな、わかってるよ!!
だったら今すぐ隙を見せろこの野郎!!
段々と大輝も焦れてきてるのが感じられる。

こらえ性ないからなぁ……。
でも、もう少しだけ我慢してほしい。

「ドウヤラ隙ヲ見セタノハオ前ノ方ダッタナ」

私が大輝を気にした一瞬の隙を突いて、朋美が勝負を決めるべく手を出してくる。
実を言うと、これを待っていた。
向こうが見せないのであれば、隙を突こうとする隙を探すしかないのだ。

苦痛と共に私の胸に鋭く刺しこまれた手を、筋力で止める。

「ナッ……」
「おらあああああああああ!!」

そのまま怯んだ隙を突いて、私も朋美の胸に手を突き入れた。

「ロキ!!」
「よしきた!!」

示し合わせたわけではないが、ロキは私の意を汲んだ様で、すぐに集中する。
その一瞬の間でわたしは朋美の心臓をえぐり出した。

「び、ビンゴだ……」

朋美の体から魔力が消え、心臓に全魔力が集中しているのが見える。
ロキはひとまず朋美の体の出血を止めていた。

「やっと会えたな、この野郎……」
「グ……」

心臓が喋っている様で何となく絵面がやばい。
しかし宿主が行動不能になった今、この心臓のみで出来ることなどたかが知れている。
ちなみに脳か心臓に動力源があると考えてはいたが、脳だったらさすがにここまでできる自信はなかった。

「コ、コウナッタラ……」
「あん?往生際悪いな……」
「オ前ニ寄生シテ復活シテクレルワ!!」

何と、心臓だけになっても尚魔力は私を諦めていなかった様だ。
魔力が私を取り込むべく、その力を増幅させる。
うーん、このままだとさすがに……ちょっと痛いかもしれないけど、仕方ないか。

「大輝!!私ごとこいつを焼き尽くして!!」
「はぁ!?できるわけ……」
「いいからやれ!!やらなかったら今までにないほどのきっついお仕置きだからね!!」
「あ、悪魔かお前……ちくしょう、いっけえええええええ!!!」

背後から迫る、超高熱の火球。
私は瞬間的に力を放出して朋美の体と心臓を、ロキの元に転移させた。
私を取り込むべく集中していた魔力はその大きな隙を補うことができず、心臓からも切り離された状態で佇んでいる。

「バ、バカナ……狂ッテイル……」
「言ったでしょ、心中しようって。まさかあんたと一緒、ってのは考えなかったけどね……でも、もう逃げられないよ」

一瞬の高熱と熱風を感じて、私の意識はそこで途切れた。



「おい、スルーズ……スルーズ!!」

キャンキャンとうるさい声が響いて、私の意識は覚醒した。
見覚えのある天井……ヴァルハラのエントランスか。
闘気を一切感じないってことは、上手く行ったっぽいな。

「まったく、無茶しおって……」
「いや、もうあれしか思いつかなくて」

オーディンが私を見下ろしている。
周りを見ると、朋美の体を抱いた大輝とロキ、意識を取り戻した愛美さんに桜子、ノルンにロヴンがいる。
体を起こして朋美を見ると、これまた気を失っているだけの様だが、私が心臓をえぐり出した時に服が破れたからなのか、大輝が上半身裸だ。

ちゃんと女の子を優先するなんてさすがは大輝だ。

「お前、バカじゃねーの?あんな方法しか思いつかなかったのかよ」
「バカってひどいなぁ……。でも、結果的にうまく行ったでしょ?」
「ロヴンがいたからできた作戦ではあったね。いなかったら再生に何年かかってたか……」

ロキはかつて私に滅ぼされた時のことでも思い出しているのか、身震いしている。

「まぁ、何はともあれ、ロキと大輝がいなかったらまず成功しなかったよ、ありがとう」

とは言ったものの、ぶっちゃけ戦えるんだったらロキの役目は他の神でも良かった気がしなくもないが。
しかしロキが持ってきた神々の血……あれがあったから……あれ?

「なぁ、何で神々の血を飲んだのに、魔力が暴走したんだ?」
「あくまで推測なんじゃが……あの中に不純物が入っていた可能性が高い」

オーディンが少し考えて、ロキを見る。

「ロキ、あの血はこの神界の者の血を集めて作られたもので間違いない、そうじゃな?」
「ああ、そうだね。僕もそう聞いているよ」
「どの神の血が入っているのか、わかるかの?」

確か……と呟いてロキが神々の名を列挙していく。
その中には私やフレイヤ、オーディン、そして大輝の名前もあった。

「む?だとすると、考えられるのは……その中に不純物が混じっておった、ということじゃ」
「まさか……」

大輝か。
確かに大輝は生粋の女神ではない。
半分人間だし、通常時も人間だ。

おそらくヘルとの戦いの時に、大輝が痛めつけられた時のものを集めたのだろうが、それが純粋な女神の血液だった保証はないのだ。

「ということは、拒絶反応みたいなものか」
「そうなるかの。結果としてうまく行ったからよかったものの……」
「かと言って神力で成分を調べるなんてこと、できなかったからねぇ……」

まぁ、確かにそうなるが……。
人間界の機械類で何とかなったかと言えば、やってみなければわからないとは言っても望みは薄い。
どの道行き当たりばったりのぶっつけ本番しか、方法はなかったということになる。

「ん……大輝……?」
「あ、朋美!目が覚めたのか」

大輝が床に朋美をおろして、朋美が少しよろめきながらもその場に立った。

「私、どうなったの……?」
「朋美、実は……」
「大輝、私から話すから」

朋美をエントランスのテーブルに着かせて、私もかける。

「辛い話になるかもしれないけど、聞いて信じるかどうかは朋美に任せるから。だから、とりあえず聞いてくれる?」

朋美は少し顔をこわばらせたが、しっかりと頷いて私を見返してきた。



次回に続きます。
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