身体

二色燕𠀋

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 広い、深い、丸い
 神経物質が後を束ねて

 暗い、青い、食らい
 脳内物質に喉が痞て

 多い、沢山、一杯、
 重ねて絡めて隠して見つめて見殺して居座り居残り光に闇に狂いに繰るって浅ましい恨めしい聞こえる、どこに、記憶に、未来に、潰れて、吐いて、青目は、茶色で、どこも、かしこも、誰かが側に、誰も側に、殺して、下ろして、上げて、聞こえる、聞こえる、残像が、二つの、対立した、私と私。

 右、左、
 左、右。

 核心に寄らないその皿の上に浮かぶ人は少女で彼女は一人で小さい背中に震えた焦点が、焦点が、どうしたの、どうしてそこに佇んでるの、抱えた人形を大切にしている。

 古くなったら捨てなさい。

 いつかくるまったクマの毛布はいつのまにか廃棄物になった。それは大人じゃない。ただ一本回路が死んでしまっただけ。

 思い出したゾートロープと万華鏡に、貴方はいつか、気付くだろうか。それは誰でもない。ただ過呼吸を食べてみるだけ。

 突け、見ろ、揺らげ、交ざれ。
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