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TriazoruM
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「まぁ、仕方ないですよ。俺も言われて知ったくらいですから。大丈夫です、全然。俺も男ですからね…」
「マネ変えるの?」
「いや、平中くん、ごめんね…。俺は大丈夫だから本当に気にしないでやって欲しいけど…。君は君で嫌なこと良いことをこちらに」
「あんたらに人権がない訳じゃないっしょ。別に俺だって男だし」
状況を見る眞田さんは「…取り敢えず二人はそんな感じなのね?」と言った。
「…もう、良いんじゃないかと思って私も平中くんに伝えてなかったよね。西賀くんはそう…まぁ、そういう仕事をしていたことがあって、3、4年くらい前だっけ?経験者だしこっちに引っ張ったんだ。
それで、平中くんは前回、女性マネージャーと喧嘩したから男がいいって言ってたし、ウチ男の子少な」
「…で?」
平中くんの方がどうやら突っ掛かっている。
こればかりは春雪も口出しする権利がないなと黙っていれば、平中くんがぞんざいな態度で台本をぺいっと投げ「俺多分ゲイ寄りなんで」と言ったのに、大人二人ではっとした。
「わかりませんけどね。けど、眞田さんは察したんだと思いましたよ、最初で。なんで、別にその人の過去とか気にしませんけど。
あんたがそんな態度だと俺もその人もやりにくくなる」
…若さとは、時にグサッとくるもんだなと、ついつい春雪は眞田さんと顔を見合わせてしまった。
「…そっか。そうだね」
「あんたが差別的でないからこうもなってるんだろうと正直思っていたけど、あまり気遣いが過ぎると、と俺は思う。
一言、見世物が腫れ物に変わる瞬間てのは、大抵経験がないヤツの烏合なんですよ。
まぁどうでもいいや、俺は出てきますんで、二人でどうぞ」
そう言って一人楽屋を出て行く平中くんを追う勇気は、春雪にも眞田さんにもなかったけれど。
「…若いって怖い」
「俺も同じこと思いました…」
「貴方もまだ若いから。…まぁ、居なくなったなら違う話ね。
西賀くん、脅されたりしてないかなって方。あの感じだと平中くんも、だから私に言ってきたのかなとか、旦那さんも来たからより思って…」
「……正直言ってしまうと…まぁ…じゃなきゃ監督も平中くんに見せたりしないと思うし。
本人からは実は何も…見せられたとしか聞いてません。だから、平中くんも1/3くらい人質に取られた気分だったんです」
「それもそうね…だからと言っていま送迎を変えると」
「まぁ、平中くんの言葉じゃないんですが、大丈夫ですよ。流石に若気の至りが今来るのは予想外で驚きました、巻き込んでしまってすみません。
こればかりは平中くんに任せるしかないかなぁ、マネジメントとしては。彼に少し何かを与えてしまったのだとは思います。ここはどうしても俺じゃ入っていけないケアだから…」
「…いや、見てて思った。そこは大丈夫そうかなって。
私も丸投げはしないから、二人とも何かあったら絶対に言って」
「わかりました」
そうして眞田さんとの会議を終え、春雪は後れ馳せながら朝の情報番組へ向かう。
まだ出番前の平中くんは睨むように、監督のインタビューを仁王立ちで見ていた。
撮影裏シーンは全て、BGM効果なのか、いや、単純にイメージダウンしそうなシーンは使っておらず、いかにも“良い現場”を演出していた。
みるるんが思わず笑ってしまったところやら、平中くんがふと『あー、マジごめん、』とラフに謝るシーンやら。
本当はこれ、裏ではわからないよなと複雑な心境になる、こちらは。
経験がないやつの烏合、か。
カットが変わるかな、というところで平中くんは用意されていた椅子に着席し、MCが「それでは、CMの後」と繋げていた。
本来ここで休憩に入るが、平中くんは来たばかりだ。
ただただそこに座り、一点を眺めていた。ボーッとしているようにも見えるし、考え事をしているようにも見える。
使われても10分くらいの尺だろうか。
しかし、考え事というのは顔が強張って見えるものだ、司会のアナウンサーも上手いことやんわりと話掛けているが、いつもの調子で「あぁ、はい」だの、素っ気なく返していた。
台本でも思い出しているのかもしれない。
「おいマネージャー、そんなんでいーのかぁ?」
監督から春雪の方へ、さっきまでの朝の顔とは全く違う威圧的な態度でヤジを飛ばされる。
更には「はーあ、」と不機嫌そうにわざとらしい溜め息まで吐き、最早威嚇してきていた。
「平中、わかってるよな?」
…なんだろう。
平中くんはしかし、アナウンサーとの態度とも一切変えず「はい」と素っ気ない。
それだけで一瞬、朝番組の雰囲気は静まったが、皆カメラの外と内が違う事には慣れている。
ただそれだけのこと、というように大して空気が変わることもなかった。
そのままCMが終わり、平中レイアのインタビューが始まった。
男のアナウンサーだからかもしれない。以前に春雪が見た番宣よりも…というか、やはりテレビに出る人間にこんな時、感心する。
全く何も感じさせないにこやかな顔で、「同年代が多いので」だなんて、とても“良い環境ですよ”アピールが出来るている彼に、5年で這い上がれた力を感じた。
多分あんな、打ち切りになるくらいのクソドラマ番宣でも、こうして朝に顔を出すだけで、もしかするとこの子は“平中レイア”を確立し暴上がりするのも早いかもしれないなと春雪は感じた。
何より…。
女性のアナウンサーに話を振られても、平中くんは前に春雪が言ったことをちゃんと覚えていたようだ。
より爽やかに目を見て対応している姿に「凄いかも…」と、ついつい小さな声が漏れていた。
「マネ変えるの?」
「いや、平中くん、ごめんね…。俺は大丈夫だから本当に気にしないでやって欲しいけど…。君は君で嫌なこと良いことをこちらに」
「あんたらに人権がない訳じゃないっしょ。別に俺だって男だし」
状況を見る眞田さんは「…取り敢えず二人はそんな感じなのね?」と言った。
「…もう、良いんじゃないかと思って私も平中くんに伝えてなかったよね。西賀くんはそう…まぁ、そういう仕事をしていたことがあって、3、4年くらい前だっけ?経験者だしこっちに引っ張ったんだ。
それで、平中くんは前回、女性マネージャーと喧嘩したから男がいいって言ってたし、ウチ男の子少な」
「…で?」
平中くんの方がどうやら突っ掛かっている。
こればかりは春雪も口出しする権利がないなと黙っていれば、平中くんがぞんざいな態度で台本をぺいっと投げ「俺多分ゲイ寄りなんで」と言ったのに、大人二人ではっとした。
「わかりませんけどね。けど、眞田さんは察したんだと思いましたよ、最初で。なんで、別にその人の過去とか気にしませんけど。
あんたがそんな態度だと俺もその人もやりにくくなる」
…若さとは、時にグサッとくるもんだなと、ついつい春雪は眞田さんと顔を見合わせてしまった。
「…そっか。そうだね」
「あんたが差別的でないからこうもなってるんだろうと正直思っていたけど、あまり気遣いが過ぎると、と俺は思う。
一言、見世物が腫れ物に変わる瞬間てのは、大抵経験がないヤツの烏合なんですよ。
まぁどうでもいいや、俺は出てきますんで、二人でどうぞ」
そう言って一人楽屋を出て行く平中くんを追う勇気は、春雪にも眞田さんにもなかったけれど。
「…若いって怖い」
「俺も同じこと思いました…」
「貴方もまだ若いから。…まぁ、居なくなったなら違う話ね。
西賀くん、脅されたりしてないかなって方。あの感じだと平中くんも、だから私に言ってきたのかなとか、旦那さんも来たからより思って…」
「……正直言ってしまうと…まぁ…じゃなきゃ監督も平中くんに見せたりしないと思うし。
本人からは実は何も…見せられたとしか聞いてません。だから、平中くんも1/3くらい人質に取られた気分だったんです」
「それもそうね…だからと言っていま送迎を変えると」
「まぁ、平中くんの言葉じゃないんですが、大丈夫ですよ。流石に若気の至りが今来るのは予想外で驚きました、巻き込んでしまってすみません。
こればかりは平中くんに任せるしかないかなぁ、マネジメントとしては。彼に少し何かを与えてしまったのだとは思います。ここはどうしても俺じゃ入っていけないケアだから…」
「…いや、見てて思った。そこは大丈夫そうかなって。
私も丸投げはしないから、二人とも何かあったら絶対に言って」
「わかりました」
そうして眞田さんとの会議を終え、春雪は後れ馳せながら朝の情報番組へ向かう。
まだ出番前の平中くんは睨むように、監督のインタビューを仁王立ちで見ていた。
撮影裏シーンは全て、BGM効果なのか、いや、単純にイメージダウンしそうなシーンは使っておらず、いかにも“良い現場”を演出していた。
みるるんが思わず笑ってしまったところやら、平中くんがふと『あー、マジごめん、』とラフに謝るシーンやら。
本当はこれ、裏ではわからないよなと複雑な心境になる、こちらは。
経験がないやつの烏合、か。
カットが変わるかな、というところで平中くんは用意されていた椅子に着席し、MCが「それでは、CMの後」と繋げていた。
本来ここで休憩に入るが、平中くんは来たばかりだ。
ただただそこに座り、一点を眺めていた。ボーッとしているようにも見えるし、考え事をしているようにも見える。
使われても10分くらいの尺だろうか。
しかし、考え事というのは顔が強張って見えるものだ、司会のアナウンサーも上手いことやんわりと話掛けているが、いつもの調子で「あぁ、はい」だの、素っ気なく返していた。
台本でも思い出しているのかもしれない。
「おいマネージャー、そんなんでいーのかぁ?」
監督から春雪の方へ、さっきまでの朝の顔とは全く違う威圧的な態度でヤジを飛ばされる。
更には「はーあ、」と不機嫌そうにわざとらしい溜め息まで吐き、最早威嚇してきていた。
「平中、わかってるよな?」
…なんだろう。
平中くんはしかし、アナウンサーとの態度とも一切変えず「はい」と素っ気ない。
それだけで一瞬、朝番組の雰囲気は静まったが、皆カメラの外と内が違う事には慣れている。
ただそれだけのこと、というように大して空気が変わることもなかった。
そのままCMが終わり、平中レイアのインタビューが始まった。
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全く何も感じさせないにこやかな顔で、「同年代が多いので」だなんて、とても“良い環境ですよ”アピールが出来るている彼に、5年で這い上がれた力を感じた。
多分あんな、打ち切りになるくらいのクソドラマ番宣でも、こうして朝に顔を出すだけで、もしかするとこの子は“平中レイア”を確立し暴上がりするのも早いかもしれないなと春雪は感じた。
何より…。
女性のアナウンサーに話を振られても、平中くんは前に春雪が言ったことをちゃんと覚えていたようだ。
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