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Hydrangea
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マリちゃんは月極の駐車場に車を停めた。
そうか、東京ってお店に駐車場がないんだ。車持ってる方が珍しいのか。
「ちょっと歩くけど」
「うん」
なんとなくカフェやバーやレストランが多い通りを歩く。きっと、お昼はOLとかが多いんだろうな。
昔住んでいたところとはだいぶ雰囲気が違うようだ。
「この辺に住んでるの?」
「うーん、日野」
「私三鷹!」
「あれ、ここじゃぁちょうど中間くらいじゃん」
「何だ、近いじゃん!あれ、てか学校近いかも?近くの駅って…」
「うーん、国分寺かなぁ、一番近くて」
「まさしくここだよ!
まだ学校一回しか行ったことないんだけどね。なんかこの辺の雰囲気知ってるような気がするって思ったんだ」
凄い偶然。ホント、示し会わせたかのような。
「なんかすげぇな。運命なのかね。
ちょうど着いたわ。ここ」
モダンなレンガの壁に木で出来たドア。看板には“hydrangea”と、紫色のようなピンクのような字で書かれていた。紫陽花の花の絵も描かれている。
マリちゃんがドアを開けてくれて店内に入った。扉のベルが、からんころん、鳴る。
「おつかれ」
マリちゃんが声を掛けると、後ろを向いていたみっちゃんが振り向いた。
いかにもバーテンダーという感じの、ベストにネクタイという格好がとても似合っていた。
「みっちゃん…!」
「小夜か。久しぶり」
にっこり微笑むその笑顔は、記憶の中のみっちゃんとあまり変わってなくて。やっぱりマリちゃんみたいに、昔よりは少し落ち着いた雰囲気になった気がするけど、そんなことよりもまず、込み上げてくるものが優先して。
「会いたかった…!」
やっと出てきた言葉がそんな簡単なものしかなくて。
「大きくなったな、小夜」
私がただ立ち尽くしていると、マリちゃんに肩をつつかれ、「まま、座れよ」とカウンターに促された。そう言われてやっと現実に戻ったような気がした。
目の前の席に座る。
すると奥から、40代くらいの、少し癖のある髪の毛を、ピンで止めた爽やかな印象の長身の男性が出てきた。
「いらっしゃい。
もしや噂のあのー、えーと何ちゃんだっけ?」
「そうそう。小夜」
「やっぱり!
申し遅れました。オーナーの柏原要です。通称料理長です」
「いや、おっさんでいいでしょ」
「光也だけだよそれ呼んでるの」
と言って柏原さんはみっちゃんを小突く。なんか、凄く仲が良さそう。
「今日は遥々来たの?あれ?三重じゃなかったっけ?遠くない?」
「はい…」
実はお父さんと引っ越した先は、三重県だった。昔、みっちゃんが名前の話のときに行ったことないって言っていたところ。
「なんかそんな話真里から聞いた」
「昔行ったことないって言ってたの覚えてる?」
「覚えてる。名前の漢字の話の時な」
「え、何いい話系?おっさん泣いちゃうよ?」
「はいはい」
柏原さんを流しながらみっちゃんは柏原さんに、透明な飲み物をグラスに注いで手渡した。多分お酒だ。
「遥々ってか、どうやらこっち住み始めたらしいんですよ」
「へぇー!」
「え、水野さんと?」
みっちゃんは自然な動作で私にリンゴジュースと、マリちゃんにはお酒と思わしき茶色の飲み物を、おっきな丸い氷の入ったグラスに入れて出してくれた。
「おー、さんきゅー」
「ありがと。お父さんは田舎にいる。私一人でこっちに来たの。転校した」
「え?一人暮し?」
「というか寮に住み始めたんだ」
「詳しく聞かなかったけどなんで?」
「んー、行きたい高校じゃなかったの。行かなくなっちゃったし。
そしたらお父さんが、好きなとこ行っていいよって言ったから…」
クラスに馴染めなかったし。
「あ、そうそれでね、こいつバイト先探してるみたいなんだけど、どう?なんか学校この辺らしいし」
「え、ぜーんぜんOK。やる?マジ野郎三人とかホントむさ苦しくてさー、癒し欲しかったんだよね」
「おっさん、小夜に手ぇ出したらマジぶっ飛ばしますからね。なんなら俺が頼めば真里が本出刃であんたのこと卸すと思うよ」
「うっはっは!なっつかしーネタ!
小夜ちゃん知ってる?コイツね、昔バイトの男の子にチューされて真里めっちゃキレて飲み会メチャクチャにしたんだよっ…!」
なにそれ初耳。確かにみっちゃんちょっとモテそうだけど…。
「つか迂闊なんだよ光也さんマジ。ぼーっとしてるからすぐ絡まれるし!こっちヒヤヒヤしてしょうがないわ。
あのね、クソビッチババアにね、今夜空いてる?って言われてなんで空いてるって答えちゃうわけ?そのつもりないのにさ。挙げ句ヤンデレにストーカーされるとか何なの?」
「あー!その話高校生の前ですんなよバカ!お前ガキか!」
「え?小夜もさすがにわかるだろー。あんたね、小夜も大人になったのあれよりは!」
確かにわかるけどちょっとは。
「だからダメなんだよバカなのお前?」
「みっちゃんモテそうだもんね…」
「そーなんだよこの人いい歳してなんかさ、童貞なんじゃないかって思うくらいすっげーぼーっとしてるってか、わかってないんだよね」
「どーてー?」
「あーあー黙れコラ真里!」
「なんか光也すげぇな」
思わず笑ってしまった。
昔と本当、変わらないなぁ。
「JKに笑われてるぞ二人とも」
「いやぁ、なんか昔と全然変わってないなぁって。
いつもこーやってお家でふざけっこしてた。懐かしいな」
やっぱり来てよかった。
「…よし。光也、上がっていいよ!」
「え?マジ?」
「おぅよ。てか三人ともこの後予定あんの?」
「うーん。なんとなく家に小夜一泊してー、みたいな?」
「看板しまってウチ使えば?何なら俺帰るよ。三人水入らずで楽しめよ。何年ぶりの再会なの?」
「小夜が8歳の時が最後かな」
「そうそう。花火大会の日…」
突然来たお別れだった。
「…話したいこともいっぱいあるだろ。明日小夜ちゃん休み?」
「まだ手続きの段階なんで…。しばらくは」
「じゃぁいいじゃん?たまには。ウチの店明日休みだし。あ、ホントに働くなら明後日から来ちゃっても全然いいよ。
ウチ、ランチが11時から14時、ディナーが17時から23時で、23時からは大体店閉め作業やってる。たまにお客さんを見て営業時間伸びたりもあるけどね」
「はい…ありがとうございます」
「まぁ考えといてね。
ウチ使わないにしても店閉めちゃっていいよ。客来てないし。じゃ!帰りまーす!」
そう言うと柏原さんは奥に引っ込んでしまった。それからわりとすぐに白いデニムジャケットに黒い細身のパンツ姿で裏から出てきて、「じゃ!」とか言って本当に帰ってしまった。
「駿足だな相変わらず…」
かと思いきやまたドアが開き、柏原さんが看板をしまってくれていた。
ピンをとった髪型もちょっと癖っ毛で、長めだった。
「電源はオフってあるからー」
それだけ言い残して去っていく。
三人で唖然としてるばかりだった。
「なんか凄い」
「取り敢えずなんか作るわ…。その前に着替えてくるわ」
ネクタイを緩めながらみっちゃんはそう言うと、飲み物と漬物みたいなものを出してくれて、奥に引っ込んでしまった。
「今日何があるんだろう」
マリちゃんはお酒を片手に持って奥にあるキッチンに入っていった。
「あー、小夜魚と肉だったら何食べたい?」
「…麺」
「わかった、あるけどさ」
「冗談だよー」
「あれ、てかなんだ、西京漬けある…」
しばらくマリちゃんが漁っていると、みっちゃんが着替え終えて奥を覗いた。
さっきとはうって変わって灰色の七分くらいのカーディガンを羽織ったラフな格好だ。
「あれ、真里は?」
「あ、光也さん?
西京漬けあるんだけど!」
「あー、そう、俺が置いといた。食っていいよ」
手を洗いながら答える。ぶっちゃけそれマリちゃんに届いてるんだろうか。
「え?何?」
あ、やっぱり届いてないのか。
水道を止め、「食っていいよって!ウチの母親が送ってきたらしい!」と叫び返した。
「小夜食う?西京焼き。確かなんだっけな、銀だらだったかな」
「じゃぁ食べる」
「じゃぁ作るかー。
真里、俺作るよー。お前今日休みだろ?」
「いやいいよ飯くらい」
「三人で作ろーよ」
そうか、東京ってお店に駐車場がないんだ。車持ってる方が珍しいのか。
「ちょっと歩くけど」
「うん」
なんとなくカフェやバーやレストランが多い通りを歩く。きっと、お昼はOLとかが多いんだろうな。
昔住んでいたところとはだいぶ雰囲気が違うようだ。
「この辺に住んでるの?」
「うーん、日野」
「私三鷹!」
「あれ、ここじゃぁちょうど中間くらいじゃん」
「何だ、近いじゃん!あれ、てか学校近いかも?近くの駅って…」
「うーん、国分寺かなぁ、一番近くて」
「まさしくここだよ!
まだ学校一回しか行ったことないんだけどね。なんかこの辺の雰囲気知ってるような気がするって思ったんだ」
凄い偶然。ホント、示し会わせたかのような。
「なんかすげぇな。運命なのかね。
ちょうど着いたわ。ここ」
モダンなレンガの壁に木で出来たドア。看板には“hydrangea”と、紫色のようなピンクのような字で書かれていた。紫陽花の花の絵も描かれている。
マリちゃんがドアを開けてくれて店内に入った。扉のベルが、からんころん、鳴る。
「おつかれ」
マリちゃんが声を掛けると、後ろを向いていたみっちゃんが振り向いた。
いかにもバーテンダーという感じの、ベストにネクタイという格好がとても似合っていた。
「みっちゃん…!」
「小夜か。久しぶり」
にっこり微笑むその笑顔は、記憶の中のみっちゃんとあまり変わってなくて。やっぱりマリちゃんみたいに、昔よりは少し落ち着いた雰囲気になった気がするけど、そんなことよりもまず、込み上げてくるものが優先して。
「会いたかった…!」
やっと出てきた言葉がそんな簡単なものしかなくて。
「大きくなったな、小夜」
私がただ立ち尽くしていると、マリちゃんに肩をつつかれ、「まま、座れよ」とカウンターに促された。そう言われてやっと現実に戻ったような気がした。
目の前の席に座る。
すると奥から、40代くらいの、少し癖のある髪の毛を、ピンで止めた爽やかな印象の長身の男性が出てきた。
「いらっしゃい。
もしや噂のあのー、えーと何ちゃんだっけ?」
「そうそう。小夜」
「やっぱり!
申し遅れました。オーナーの柏原要です。通称料理長です」
「いや、おっさんでいいでしょ」
「光也だけだよそれ呼んでるの」
と言って柏原さんはみっちゃんを小突く。なんか、凄く仲が良さそう。
「今日は遥々来たの?あれ?三重じゃなかったっけ?遠くない?」
「はい…」
実はお父さんと引っ越した先は、三重県だった。昔、みっちゃんが名前の話のときに行ったことないって言っていたところ。
「なんかそんな話真里から聞いた」
「昔行ったことないって言ってたの覚えてる?」
「覚えてる。名前の漢字の話の時な」
「え、何いい話系?おっさん泣いちゃうよ?」
「はいはい」
柏原さんを流しながらみっちゃんは柏原さんに、透明な飲み物をグラスに注いで手渡した。多分お酒だ。
「遥々ってか、どうやらこっち住み始めたらしいんですよ」
「へぇー!」
「え、水野さんと?」
みっちゃんは自然な動作で私にリンゴジュースと、マリちゃんにはお酒と思わしき茶色の飲み物を、おっきな丸い氷の入ったグラスに入れて出してくれた。
「おー、さんきゅー」
「ありがと。お父さんは田舎にいる。私一人でこっちに来たの。転校した」
「え?一人暮し?」
「というか寮に住み始めたんだ」
「詳しく聞かなかったけどなんで?」
「んー、行きたい高校じゃなかったの。行かなくなっちゃったし。
そしたらお父さんが、好きなとこ行っていいよって言ったから…」
クラスに馴染めなかったし。
「あ、そうそれでね、こいつバイト先探してるみたいなんだけど、どう?なんか学校この辺らしいし」
「え、ぜーんぜんOK。やる?マジ野郎三人とかホントむさ苦しくてさー、癒し欲しかったんだよね」
「おっさん、小夜に手ぇ出したらマジぶっ飛ばしますからね。なんなら俺が頼めば真里が本出刃であんたのこと卸すと思うよ」
「うっはっは!なっつかしーネタ!
小夜ちゃん知ってる?コイツね、昔バイトの男の子にチューされて真里めっちゃキレて飲み会メチャクチャにしたんだよっ…!」
なにそれ初耳。確かにみっちゃんちょっとモテそうだけど…。
「つか迂闊なんだよ光也さんマジ。ぼーっとしてるからすぐ絡まれるし!こっちヒヤヒヤしてしょうがないわ。
あのね、クソビッチババアにね、今夜空いてる?って言われてなんで空いてるって答えちゃうわけ?そのつもりないのにさ。挙げ句ヤンデレにストーカーされるとか何なの?」
「あー!その話高校生の前ですんなよバカ!お前ガキか!」
「え?小夜もさすがにわかるだろー。あんたね、小夜も大人になったのあれよりは!」
確かにわかるけどちょっとは。
「だからダメなんだよバカなのお前?」
「みっちゃんモテそうだもんね…」
「そーなんだよこの人いい歳してなんかさ、童貞なんじゃないかって思うくらいすっげーぼーっとしてるってか、わかってないんだよね」
「どーてー?」
「あーあー黙れコラ真里!」
「なんか光也すげぇな」
思わず笑ってしまった。
昔と本当、変わらないなぁ。
「JKに笑われてるぞ二人とも」
「いやぁ、なんか昔と全然変わってないなぁって。
いつもこーやってお家でふざけっこしてた。懐かしいな」
やっぱり来てよかった。
「…よし。光也、上がっていいよ!」
「え?マジ?」
「おぅよ。てか三人ともこの後予定あんの?」
「うーん。なんとなく家に小夜一泊してー、みたいな?」
「看板しまってウチ使えば?何なら俺帰るよ。三人水入らずで楽しめよ。何年ぶりの再会なの?」
「小夜が8歳の時が最後かな」
「そうそう。花火大会の日…」
突然来たお別れだった。
「…話したいこともいっぱいあるだろ。明日小夜ちゃん休み?」
「まだ手続きの段階なんで…。しばらくは」
「じゃぁいいじゃん?たまには。ウチの店明日休みだし。あ、ホントに働くなら明後日から来ちゃっても全然いいよ。
ウチ、ランチが11時から14時、ディナーが17時から23時で、23時からは大体店閉め作業やってる。たまにお客さんを見て営業時間伸びたりもあるけどね」
「はい…ありがとうございます」
「まぁ考えといてね。
ウチ使わないにしても店閉めちゃっていいよ。客来てないし。じゃ!帰りまーす!」
そう言うと柏原さんは奥に引っ込んでしまった。それからわりとすぐに白いデニムジャケットに黒い細身のパンツ姿で裏から出てきて、「じゃ!」とか言って本当に帰ってしまった。
「駿足だな相変わらず…」
かと思いきやまたドアが開き、柏原さんが看板をしまってくれていた。
ピンをとった髪型もちょっと癖っ毛で、長めだった。
「電源はオフってあるからー」
それだけ言い残して去っていく。
三人で唖然としてるばかりだった。
「なんか凄い」
「取り敢えずなんか作るわ…。その前に着替えてくるわ」
ネクタイを緩めながらみっちゃんはそう言うと、飲み物と漬物みたいなものを出してくれて、奥に引っ込んでしまった。
「今日何があるんだろう」
マリちゃんはお酒を片手に持って奥にあるキッチンに入っていった。
「あー、小夜魚と肉だったら何食べたい?」
「…麺」
「わかった、あるけどさ」
「冗談だよー」
「あれ、てかなんだ、西京漬けある…」
しばらくマリちゃんが漁っていると、みっちゃんが着替え終えて奥を覗いた。
さっきとはうって変わって灰色の七分くらいのカーディガンを羽織ったラフな格好だ。
「あれ、真里は?」
「あ、光也さん?
西京漬けあるんだけど!」
「あー、そう、俺が置いといた。食っていいよ」
手を洗いながら答える。ぶっちゃけそれマリちゃんに届いてるんだろうか。
「え?何?」
あ、やっぱり届いてないのか。
水道を止め、「食っていいよって!ウチの母親が送ってきたらしい!」と叫び返した。
「小夜食う?西京焼き。確かなんだっけな、銀だらだったかな」
「じゃぁ食べる」
「じゃぁ作るかー。
真里、俺作るよー。お前今日休みだろ?」
「いやいいよ飯くらい」
「三人で作ろーよ」
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