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暴風雨の清廉
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ふらっと、狭い路地を歩き、「依田ちゃん」と、真面目そうに勇咲は言った。
「まぁさぁ、明日の会議は暴れないでよね。絶対葬式は言われるから」
「暴れないよ、君じゃないんだから」
「何言っちゃってんの、俺知ってんだかんね。葬式めちゃくちゃごねたらしいじゃんか」
「まぁね」
「雀三がすげぇ俺に相談してきたわ。だから事前にお知らせしてやったんだよ?感謝してよね」
「ねぇマジで殺されるかな」
「んぁ?大丈夫じゃね?実際穂咲兄さん案外ノリノリだしあんたもよく3日も切腹したよね。俺あの演目嫌いだけど好きになったわ」
「いやぁ…」
褒めるの上手いんだよなぁ。
てことは明日はこの落差に耐えられなきゃならない位の鉄の精神を今持って用意しなきゃなぁ。嫌だなぁ。ぶっ殺叱咤なんだろうなぁ、この感じ。
「まぁあとは今日の接待次第だよ依田ちゃん」
あ、なるほどね。
それで…え?なんで亀ちゃんの店?
師匠達の趣味を考慮したの?てかなんでウチの師匠の性癖までご存知なの勇咲くん。
穂咲、勇咲の師匠である花太夫は、ウチの雀生師匠とSM仲間である。
初めてあそこに連れて行かれたのは、俺と雀三と、確か…。
「あぁ、なるほど」
銭湯についた。お金を払っている最中に俺がふと言ったもんだから「え何依田ちゃん」と勇咲は身構えた。
「あの日SMバーにいたの勇咲くんもだっけ!」
「ちょ、依田ちゃん、勘弁してここ公衆浴場!」
「あっ、」
視線を浴びていた。色々な人から。
勇咲くんは爽やかな引きつり苦笑で「あ、ども~」と、なんかまわりに挨拶している。
目を反らされて撃沈。
「はぁ~、変態を見る目で見られたわ~」
銭湯の脱衣所で脱力。
ごめん勇咲くん。
「ごめんってごめん!」
「あーもういいや依田ちゃん」
そして突然勇咲、迫り来る。怒気がハンパナイ。
「いやマジすまんごめん殴らないでごめん痛いの嫌だせめて指先はダメ!」
「俺はねぇ!」
脱いだ一枚。
「はぇっ!?」
思わず変な声出た。
勇咲、浴衣の下の襦袢。
亀甲縛りなんすけど。
「な、なにその過酷」
「性癖ってやつ。着付けの師匠や弟弟子達と、依田ちゃんしか知らないよ」
いや。
「衝撃だよ勇咲くん!」
こんな涼しい顔して。
あんな勇ましい語りの下、それかよ。
「でしょうな」
「マジ?ネタ?今日のSM接待のために仕込んだの?」
「ははー、依田ちゃんわりとアホだね」
マジか。
「え、待って着付けでって…まさか君舞台でも」
「エロ本開いてるあんたよかマシだと思うけど」
「マジかぁぁぁ!」
なんでその情報知ってんだよ勇咲!ウチの一門しか知らないと思ってたんですけど。
「はい、おあいこ~。今日の接待頑張ろ~」
「え何マジどこまでがマジ?」
「頭悪そうそれ。
一から十までぜーんぶマジ」
「あ、はい」
もう怖い。
取り敢えずマジ風呂入ろう。
江戸情緒の銭湯にて。
仮にも弟分くらいに匹敵する文楽研修上がりでひとつ年下の彼に、俺はだいぶ度肝を抜かれています。
「色々劣るなぁ俺…」
最早へこむしかない。
「なにネガティブこいてんの。大丈夫だって。なんなら師匠より若さあって良いじゃん判官」
「いや、はぁ…」
ねがてぃぶ。
「まぁ穂咲兄さんにはキツかったかもね。“ 艶の穂咲”だからね」
「いやまぁあれはあれで俺も不慣れだったから、正直。
俺ぶっちゃけ初めて穂咲兄さんと組んだときさぁ、まさか前の相方が勇咲くん系の、もう男っ!な人だったからさぁ、艶の穂咲に慣れなくてさぁ。いまそんな感じで夫婦仲めちゃくちゃ悪いんだよ」
「あぁ、あんたそういや相方居たって聞いたことあるな。
前の人の後は特定の相方持たずふらふらしてた浮気野郎って聞いたとき、俺どんな奴かなって思ったよ。なんでウチの兄さんにしたの?前の人、門すら違うんじゃなかったっけ」
「うん、まぁ…」
なんで知ってんの?怖いわぁ。
確か勇咲が竹垣一門に入門したとき、兄さんと俺はもうすでに組んでたじゃん。
「心機一転て言うかさ」
「あーなるほどね」
「てかなんで知ってるの」
「いやみんな言わないだけであんたわりと有名だよその話。兄さんが目を掛けるの珍しいし」
「まぁ確かに兄さんはね…てか有名なんだ」
「そうだよ。
まぁだからね、葬式行かなくても仕方ないと俺は他人事ながら思うけどねぇ」
「はは、そう言ってくれるの勇咲くんだけだわ」
「まぁね。俺全体的に紳士だからさ」
確かにそうだけど。
「自分で言わなきゃもっと良いのに」
「それ俺も思うや。
で、リアル話。SM姐ちゃんとは上手くいってんの?」
「ん?」
「だって責任取って婚約したんでしょ」
いやいやいやいや。
「それは違うよ勇咲くん。
だって彼女、そう言うんじゃないもん。俺別に好きな人おるしな」
「マジ?不埒だなぁ…まぁ、いいんじゃねエキセントリックで」
えきせ…。
「ごめんさっきからさ。
俺英語わかんないんだよね」
「は?」
「マジ」
「…流石古典芸能の鬼だね。え、家元に生まれるとそうなっちゃうの?」
「うんわりと」
「あんたじゃぁ次のテンペストどーすんの?」
「あぁ…そのためにも英語勉強中。
シェイクユアハンズさん、人生初読んだよ」
「シェイクスピアですけど。大丈夫そうだな」
「うん」
「あんたらしかも大トリだよね確か」
「そう。間に合うかな、殺されるかな」
「花添えてやるよ」
あはぁ~。
「喪失」
マジでへこんできた。
嫌だなぁ、このあと接待SMとか。
「マジあれの三味線案とか俺どうすんの」
「最早バンド呼べよレベルの話だよねあれ」
「バンド?」
あ、なるほど。
「バンド!」
「え、何どーしたの依田ちゃん」
「亀ちゃんに電話する!」
「まぁさぁ、明日の会議は暴れないでよね。絶対葬式は言われるから」
「暴れないよ、君じゃないんだから」
「何言っちゃってんの、俺知ってんだかんね。葬式めちゃくちゃごねたらしいじゃんか」
「まぁね」
「雀三がすげぇ俺に相談してきたわ。だから事前にお知らせしてやったんだよ?感謝してよね」
「ねぇマジで殺されるかな」
「んぁ?大丈夫じゃね?実際穂咲兄さん案外ノリノリだしあんたもよく3日も切腹したよね。俺あの演目嫌いだけど好きになったわ」
「いやぁ…」
褒めるの上手いんだよなぁ。
てことは明日はこの落差に耐えられなきゃならない位の鉄の精神を今持って用意しなきゃなぁ。嫌だなぁ。ぶっ殺叱咤なんだろうなぁ、この感じ。
「まぁあとは今日の接待次第だよ依田ちゃん」
あ、なるほどね。
それで…え?なんで亀ちゃんの店?
師匠達の趣味を考慮したの?てかなんでウチの師匠の性癖までご存知なの勇咲くん。
穂咲、勇咲の師匠である花太夫は、ウチの雀生師匠とSM仲間である。
初めてあそこに連れて行かれたのは、俺と雀三と、確か…。
「あぁ、なるほど」
銭湯についた。お金を払っている最中に俺がふと言ったもんだから「え何依田ちゃん」と勇咲は身構えた。
「あの日SMバーにいたの勇咲くんもだっけ!」
「ちょ、依田ちゃん、勘弁してここ公衆浴場!」
「あっ、」
視線を浴びていた。色々な人から。
勇咲くんは爽やかな引きつり苦笑で「あ、ども~」と、なんかまわりに挨拶している。
目を反らされて撃沈。
「はぁ~、変態を見る目で見られたわ~」
銭湯の脱衣所で脱力。
ごめん勇咲くん。
「ごめんってごめん!」
「あーもういいや依田ちゃん」
そして突然勇咲、迫り来る。怒気がハンパナイ。
「いやマジすまんごめん殴らないでごめん痛いの嫌だせめて指先はダメ!」
「俺はねぇ!」
脱いだ一枚。
「はぇっ!?」
思わず変な声出た。
勇咲、浴衣の下の襦袢。
亀甲縛りなんすけど。
「な、なにその過酷」
「性癖ってやつ。着付けの師匠や弟弟子達と、依田ちゃんしか知らないよ」
いや。
「衝撃だよ勇咲くん!」
こんな涼しい顔して。
あんな勇ましい語りの下、それかよ。
「でしょうな」
「マジ?ネタ?今日のSM接待のために仕込んだの?」
「ははー、依田ちゃんわりとアホだね」
マジか。
「え、待って着付けでって…まさか君舞台でも」
「エロ本開いてるあんたよかマシだと思うけど」
「マジかぁぁぁ!」
なんでその情報知ってんだよ勇咲!ウチの一門しか知らないと思ってたんですけど。
「はい、おあいこ~。今日の接待頑張ろ~」
「え何マジどこまでがマジ?」
「頭悪そうそれ。
一から十までぜーんぶマジ」
「あ、はい」
もう怖い。
取り敢えずマジ風呂入ろう。
江戸情緒の銭湯にて。
仮にも弟分くらいに匹敵する文楽研修上がりでひとつ年下の彼に、俺はだいぶ度肝を抜かれています。
「色々劣るなぁ俺…」
最早へこむしかない。
「なにネガティブこいてんの。大丈夫だって。なんなら師匠より若さあって良いじゃん判官」
「いや、はぁ…」
ねがてぃぶ。
「まぁ穂咲兄さんにはキツかったかもね。“ 艶の穂咲”だからね」
「いやまぁあれはあれで俺も不慣れだったから、正直。
俺ぶっちゃけ初めて穂咲兄さんと組んだときさぁ、まさか前の相方が勇咲くん系の、もう男っ!な人だったからさぁ、艶の穂咲に慣れなくてさぁ。いまそんな感じで夫婦仲めちゃくちゃ悪いんだよ」
「あぁ、あんたそういや相方居たって聞いたことあるな。
前の人の後は特定の相方持たずふらふらしてた浮気野郎って聞いたとき、俺どんな奴かなって思ったよ。なんでウチの兄さんにしたの?前の人、門すら違うんじゃなかったっけ」
「うん、まぁ…」
なんで知ってんの?怖いわぁ。
確か勇咲が竹垣一門に入門したとき、兄さんと俺はもうすでに組んでたじゃん。
「心機一転て言うかさ」
「あーなるほどね」
「てかなんで知ってるの」
「いやみんな言わないだけであんたわりと有名だよその話。兄さんが目を掛けるの珍しいし」
「まぁ確かに兄さんはね…てか有名なんだ」
「そうだよ。
まぁだからね、葬式行かなくても仕方ないと俺は他人事ながら思うけどねぇ」
「はは、そう言ってくれるの勇咲くんだけだわ」
「まぁね。俺全体的に紳士だからさ」
確かにそうだけど。
「自分で言わなきゃもっと良いのに」
「それ俺も思うや。
で、リアル話。SM姐ちゃんとは上手くいってんの?」
「ん?」
「だって責任取って婚約したんでしょ」
いやいやいやいや。
「それは違うよ勇咲くん。
だって彼女、そう言うんじゃないもん。俺別に好きな人おるしな」
「マジ?不埒だなぁ…まぁ、いいんじゃねエキセントリックで」
えきせ…。
「ごめんさっきからさ。
俺英語わかんないんだよね」
「は?」
「マジ」
「…流石古典芸能の鬼だね。え、家元に生まれるとそうなっちゃうの?」
「うんわりと」
「あんたじゃぁ次のテンペストどーすんの?」
「あぁ…そのためにも英語勉強中。
シェイクユアハンズさん、人生初読んだよ」
「シェイクスピアですけど。大丈夫そうだな」
「うん」
「あんたらしかも大トリだよね確か」
「そう。間に合うかな、殺されるかな」
「花添えてやるよ」
あはぁ~。
「喪失」
マジでへこんできた。
嫌だなぁ、このあと接待SMとか。
「マジあれの三味線案とか俺どうすんの」
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