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The 4th episode
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枝野はエレベーターの下ボタンを押して溜め息を吐いた。
銀縁眼鏡。髪を後ろにセットしていて、体格は中肉中背。しかしなんとなくな頬のラインや目の吊りかた、黒スーツに襟元をあけた白シャツ、そして独特な殺気立った雰囲気からその筋感が滲み出ている。
「兄ちゃんあれか、組抜けか?」
「…さぁ」
「まぁ、別にいいけどな。ウチのボスが気に入ったんだからな」
「みたいっすね」
「珍しいよ。あんな即決で仕事くれるなんて」
エレベーターを降りて、前にある駐車場の奥にあった車に促され、乗り込んだ。全部ベンツ。露骨すぎるだろう。
「今から行くゼウスっちゅーとこの社長、ウチのお得意先だから、失礼のないようにな」
「はい。ゼウスってあの?」
「…証券会社大手のや。あそこの社長とウチのボスが仲良くてな。今回もホストクラブやるっつったらちぃとだけど金出してくれてな」
「へぇ…」
「まぁ持ちつ持たれつだな。ウチも助けてもらっとるし、助けてやっとるし」
これはいい情報かも。
「もっと健全な会社かと思ってましたわ。あれだけの商社、よくお上にバレませんなぁ」
「ははっ。当たり前だろ。お上もあそこに世話になっとるし、目ぇ瞑ってるところはあんだろ。
あそこはなぁ、お上がいるから成り立ってるようなもんだしな」
「へぇ…」
「所謂インサイダーやね。あそこはこれから検挙されるような会社の株とかは取り扱わんから、外れがないしな」
「…悪いやつがいたもんですね、お上にも」
「やっぱそう思うか?」
そりゃぁ完璧に内部に情報を流してるやつがいるだろう。
あれだけの会社だと、そいつらを買収して情報を得ている可能性もある。
「で、今日の取引は?」
「あぁ、まぁ取り立てと、あとは買いもんだな。俺たちも金貸しはビジネスだ。次に金になりそうな話がありそうだからな」
「なるほどねぇ」
そこから車を走らせること10分。証券会社ゼウスが見える運動公園に着いた。
「冨多、後ろに乗れ」
「はーい」
一度降りて後部座席の運転席側に乗る。枝野が電話で相手を呼び出している隙に、先程もらったケータイの機種を高田にメールした。
多分このケータイには発信器が取り付けられている。そんな物を持ち歩いてはこちらも仕事にならない。
政宗にでも新しいケータイを持ってきてもらおう。このケータイは水没したことにして鑑識に回してやれ。
通話が終わったタイミングでケータイをしまい、代わりにタバコを出した。
「吸ってもいいですか」
「ああ」
後ろの灰皿を引っ張り出す。久しぶりに吸ったタバコは美味い。
まもなくして、一人の男が現れた。枝野が頭を下げる。乗り込んできた男は、どことなく銀河に似た、さっぱりとした男だった。
しかしどうも、称えた笑顔が胡散臭い。
「どうも。こっち新人の冨多です」
「はじめまして」
軽く頭を下げると、「どうも」と笑顔を崩さず名刺を渡された。
証券会社 ゼウス 代表取締役 鮫島佑
社長直々にお出ましか。本格的にブラックだな。
「お待たせしてしまって申し訳ないね。ここに全部入ってますから」
「毎度ご苦労さんです。
冨多、そこのシートを開けてくれ」
俺の隣を指差して枝野は言う。
マジか、開くのかこれ。
少し力を入れたらあっさり開いた。アタッシュケースが入っていた。
うあぁぁあ。怖い。てか何入ってんだよ。
だが自我を保って米粒サイズの盗聴器をアタッシュケースの口に滑り込ませる。
小さいから最早入ったかわからない。
それを鮫島に渡す。バレてはいないだろう。
「ありがとう。
そういえば、お宅、ギリシャ団体から買い物してるよね?」
「はい、まぁ」
「あそこ最近、ちょっとヤバくない?」
鮫島の言葉に、枝野が息を呑むのがわかった。
「まぁ君らの理念には敵ってるけどね。どうも、対策本部が立ったみたいだよ」
「あぁ…」
「しかもかなり優秀なんだってさ。小規模な対策本部なんだけど、経歴が最早日本警察じゃないような。多分FBIかなんかだろうね」
ん?
「マジっすか」
「あくまで相手先の対策本部だけどね。でもあんな分かりやすいテロ集団、捕まったら間違いなくお宅らが先に潰されるよね」
「…ご忠告、ありがとうございます」
なんだこの男。
只の商社の社長じゃねぇな。
「じゃぁ、俺はちょっとこの後取引があるから。ご苦労様。
あ、えっと冨多くん、だっけ?」
「はい」
「君、入ってどれくらい?」
「ここですか?
今日が初仕事です」
「あぁ、そうなの!?まぁ聞いてみただけなんだけどね」
「そうですか。お疲れ様です」
鮫島が車を出ていくと、枝野が止まっていた呼吸を再開したのが見えた。
ヤバイな。
まぁ別に龍ヶ崎連合会を潰すのが目的ではないが、なんとなくだがあの男、こことはもう、取引しないのだろう。
もしかすると、龍ヶ崎連合会より、証券会社ゼウスの方が真っ黒だったりして。あまりにも知りすぎだ。いずれにしてもそれで有価証券を取り扱っているなら、証券取引法違反だ。
「お前、凄いな」
「え?」
「あんな一瞬であの人に気に入られるなんてな。余程好みだったんだろうな」
取り敢えずこれは高田に報告しておいた方が良さそうだ。やはり警察組織は少し黒い。行政でどうにかするしか…。
「なんか言いました?」
「いや、なんでもねぇけど。考え事か?」
「いや…ぼーっとしてました」
「…そうか。変なやつだな」
「あの、ウチの取引先ってどこなんです?」
「あぁ、なんかどっかの研究機関らしいが、ウチがヤク買ってるとこだよ」
「へぇ…」
「まぁそこがちぃとヤバイっちゅー話だな、いまの感じだと」
まぁ、そこまでまだヤバくはないがな。目をつけてるのは事実だ。
「帰って伝えた方がいいよな…。
冨多、お前さ、一回二手に別れね?」
「いいですよ」
「向井ん家と…俺は一度クラブ行くわ。向井ん家まで送ってくから」
「住所見せてもらっていいですか?なんなら俺一人で行ってきますけど。
事務所に連れてくればいいんですよね?あとは金とブツを回収すりゃぁ」
「話が早ぇな。そう言うことだ。
市ヶ谷にある。新宿と錦糸町の間に丁度あるから、取り敢えず向井ん家まで送ってって、帰り拾ってくわ」
「了解」
それから、向井の家で降ろされた。
銀縁眼鏡。髪を後ろにセットしていて、体格は中肉中背。しかしなんとなくな頬のラインや目の吊りかた、黒スーツに襟元をあけた白シャツ、そして独特な殺気立った雰囲気からその筋感が滲み出ている。
「兄ちゃんあれか、組抜けか?」
「…さぁ」
「まぁ、別にいいけどな。ウチのボスが気に入ったんだからな」
「みたいっすね」
「珍しいよ。あんな即決で仕事くれるなんて」
エレベーターを降りて、前にある駐車場の奥にあった車に促され、乗り込んだ。全部ベンツ。露骨すぎるだろう。
「今から行くゼウスっちゅーとこの社長、ウチのお得意先だから、失礼のないようにな」
「はい。ゼウスってあの?」
「…証券会社大手のや。あそこの社長とウチのボスが仲良くてな。今回もホストクラブやるっつったらちぃとだけど金出してくれてな」
「へぇ…」
「まぁ持ちつ持たれつだな。ウチも助けてもらっとるし、助けてやっとるし」
これはいい情報かも。
「もっと健全な会社かと思ってましたわ。あれだけの商社、よくお上にバレませんなぁ」
「ははっ。当たり前だろ。お上もあそこに世話になっとるし、目ぇ瞑ってるところはあんだろ。
あそこはなぁ、お上がいるから成り立ってるようなもんだしな」
「へぇ…」
「所謂インサイダーやね。あそこはこれから検挙されるような会社の株とかは取り扱わんから、外れがないしな」
「…悪いやつがいたもんですね、お上にも」
「やっぱそう思うか?」
そりゃぁ完璧に内部に情報を流してるやつがいるだろう。
あれだけの会社だと、そいつらを買収して情報を得ている可能性もある。
「で、今日の取引は?」
「あぁ、まぁ取り立てと、あとは買いもんだな。俺たちも金貸しはビジネスだ。次に金になりそうな話がありそうだからな」
「なるほどねぇ」
そこから車を走らせること10分。証券会社ゼウスが見える運動公園に着いた。
「冨多、後ろに乗れ」
「はーい」
一度降りて後部座席の運転席側に乗る。枝野が電話で相手を呼び出している隙に、先程もらったケータイの機種を高田にメールした。
多分このケータイには発信器が取り付けられている。そんな物を持ち歩いてはこちらも仕事にならない。
政宗にでも新しいケータイを持ってきてもらおう。このケータイは水没したことにして鑑識に回してやれ。
通話が終わったタイミングでケータイをしまい、代わりにタバコを出した。
「吸ってもいいですか」
「ああ」
後ろの灰皿を引っ張り出す。久しぶりに吸ったタバコは美味い。
まもなくして、一人の男が現れた。枝野が頭を下げる。乗り込んできた男は、どことなく銀河に似た、さっぱりとした男だった。
しかしどうも、称えた笑顔が胡散臭い。
「どうも。こっち新人の冨多です」
「はじめまして」
軽く頭を下げると、「どうも」と笑顔を崩さず名刺を渡された。
証券会社 ゼウス 代表取締役 鮫島佑
社長直々にお出ましか。本格的にブラックだな。
「お待たせしてしまって申し訳ないね。ここに全部入ってますから」
「毎度ご苦労さんです。
冨多、そこのシートを開けてくれ」
俺の隣を指差して枝野は言う。
マジか、開くのかこれ。
少し力を入れたらあっさり開いた。アタッシュケースが入っていた。
うあぁぁあ。怖い。てか何入ってんだよ。
だが自我を保って米粒サイズの盗聴器をアタッシュケースの口に滑り込ませる。
小さいから最早入ったかわからない。
それを鮫島に渡す。バレてはいないだろう。
「ありがとう。
そういえば、お宅、ギリシャ団体から買い物してるよね?」
「はい、まぁ」
「あそこ最近、ちょっとヤバくない?」
鮫島の言葉に、枝野が息を呑むのがわかった。
「まぁ君らの理念には敵ってるけどね。どうも、対策本部が立ったみたいだよ」
「あぁ…」
「しかもかなり優秀なんだってさ。小規模な対策本部なんだけど、経歴が最早日本警察じゃないような。多分FBIかなんかだろうね」
ん?
「マジっすか」
「あくまで相手先の対策本部だけどね。でもあんな分かりやすいテロ集団、捕まったら間違いなくお宅らが先に潰されるよね」
「…ご忠告、ありがとうございます」
なんだこの男。
只の商社の社長じゃねぇな。
「じゃぁ、俺はちょっとこの後取引があるから。ご苦労様。
あ、えっと冨多くん、だっけ?」
「はい」
「君、入ってどれくらい?」
「ここですか?
今日が初仕事です」
「あぁ、そうなの!?まぁ聞いてみただけなんだけどね」
「そうですか。お疲れ様です」
鮫島が車を出ていくと、枝野が止まっていた呼吸を再開したのが見えた。
ヤバイな。
まぁ別に龍ヶ崎連合会を潰すのが目的ではないが、なんとなくだがあの男、こことはもう、取引しないのだろう。
もしかすると、龍ヶ崎連合会より、証券会社ゼウスの方が真っ黒だったりして。あまりにも知りすぎだ。いずれにしてもそれで有価証券を取り扱っているなら、証券取引法違反だ。
「お前、凄いな」
「え?」
「あんな一瞬であの人に気に入られるなんてな。余程好みだったんだろうな」
取り敢えずこれは高田に報告しておいた方が良さそうだ。やはり警察組織は少し黒い。行政でどうにかするしか…。
「なんか言いました?」
「いや、なんでもねぇけど。考え事か?」
「いや…ぼーっとしてました」
「…そうか。変なやつだな」
「あの、ウチの取引先ってどこなんです?」
「あぁ、なんかどっかの研究機関らしいが、ウチがヤク買ってるとこだよ」
「へぇ…」
「まぁそこがちぃとヤバイっちゅー話だな、いまの感じだと」
まぁ、そこまでまだヤバくはないがな。目をつけてるのは事実だ。
「帰って伝えた方がいいよな…。
冨多、お前さ、一回二手に別れね?」
「いいですよ」
「向井ん家と…俺は一度クラブ行くわ。向井ん家まで送ってくから」
「住所見せてもらっていいですか?なんなら俺一人で行ってきますけど。
事務所に連れてくればいいんですよね?あとは金とブツを回収すりゃぁ」
「話が早ぇな。そう言うことだ。
市ヶ谷にある。新宿と錦糸町の間に丁度あるから、取り敢えず向井ん家まで送ってって、帰り拾ってくわ」
「了解」
それから、向井の家で降ろされた。
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