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第6話
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「はぁ?」
明日夏が現場に着きマネージャーから言われた一言に明日夏は思わず声を上げた。
その内容とは、明日夏が発情期になった日まで遡る。
通話の終わったマネージャーが急いで車に戻ると、車内には誰もおらず心配になり明日夏の携帯に何度も掛けたそうだ。
暫くその場で待機していると、瀬戸から電話が掛かってきたらしい。
マネージャーは明日夏が居ないことを瀬戸に伝えると。けろっとした声で「明日夏さんと俺、付き合ってるんで。発情期は任せてください」と言ったそうだ。そして瀬戸はある事無いこと、色々とマネージャーに吹き込んだらしい。
その中で明日夏が一番耳を疑った事は、瀬戸と明日夏が互いの家を行き来している事になっていた事だ。「そんなわけあるかっ!」と言ってやりたいが、言ったところでこの頭のふわふわしたマネージャーに信じさせるのは、労力が無駄になるだけだ。
朝からゴリゴリに心をけずられた…。そんな疲弊した明日夏は何か文句を言ってやろうと、瀬戸を探す。
すると、瀬戸も明日夏を見ていたようで目が合った。
明日夏は瀬戸を引きづり、人気のない所へ連れてきく。
「ちょっと…。お前、マジであり得ない。」
明日夏は静かに瀬戸へ詰め寄る。しかし、瀬戸は悪びれる様子もなく意地悪く笑っている。
「まぁまぁ。落ち着けよ。アンタも発情期の時、苦しむ事も無くなったってことでWinWinの関係だろ?」
瀬戸はそうどや顔を浮かべ言ってのける。明日夏はイラっとして、瀬戸に更に詰め寄った。
「お前な…。っ!!」
すると突然、瀬戸に腰を抱かれた。明日夏は我に返り急いで身を引いた。しかし気付いた時にはもう遅く、がっちりと瀬戸の腕により互いの顔が近い状態で固定されてた。
「なに?怖いの…?でも人気のない所に連れて来たのは、あんたでしょ?」
「ぅ…。そ、だけど…!」
明日夏は顔を近づけられて顔が赤くなっていくのが分かった。そんな明日夏の反応を楽しむように、瀬戸は話を掘り返してきた。
「ねぇ。俺ら、仮にも恋人だぜ?キスくらいしても、なーんにも問題ないよな?」
「は、はぁ?何言ってっ…んっ!」
反論しようと瀬戸の方を向くと、顎を寄せられキスをされた。軽くちゅっと吸われるだけのキスだったが、明日夏は腰を抜かしてしまった。
そのキスをした一瞬で甘いフェロモンを発した明日夏に瀬戸はふっと笑った。そして、おもむろに明日夏の首筋に鼻を寄せる。すんっとその甘い匂いを嗅げば、瀬戸はどこか中毒的になるその感覚に溺れそうになる。
瀬戸が気付けば、明日夏はふるふると震えていた。服の裾を強く握り締め、何かを耐えるように目を閉じて眉間にシワを寄せている。
そこでようやく、明日夏が自分に恐怖している事を理解した。それに気付いた瞬間から面白くないと、心で思った。
「…はぁ。もういい。休憩終わるし戻る。」
瀬戸はそう言って去ってしまった。
明日夏は鼻を寄せられた時、項を噛まれるのでは無いかと覚悟してしまった。
勝手に震える身体に明日夏は少し後悔を覚えた。自分が悪い訳では無い。でもだからこそ、"仮にも恋人"と言う言葉が凄く引っかかったのだ。訳の分からない気持ちのせいで、明日夏は今日の撮影でミスが続いてしまった。
◇◆◇◆◇
散々なミスを冒して内心へこんでマネージャーの車に乗り込もうとする。
すると、突然手首を引かれた。振り向くと瀬戸が立っており、車内にいるマネージャーに「俺が送っていくんで。」とだけ言い残しまたあの時の様に、瀬戸の車まで引き摺られて行く。
「お、おい…!って聞けよ。」
明日夏は手を振りほどき数歩後ずさった。そして、不機嫌な瀬戸の顔を覗き込む。何に対して怒っているのか、そんな事を考えを巡らせる。
「そんなに俺の事嫌いかよ…。」
「今なんて…?」
明日夏は瀬戸の声を聞き取れず、聞き返すが瀬戸は何も言わなかった。けれど、ただ瀬戸はどこか悲しげな顔をするだけで何も言わない。
「…お前。もしかして寂しがってる…?」
明日夏がそう問うと瀬戸は「はぁ?」っと訳が分からないと言う様な表情を浮かべた。でも、すぐにいつもの人を馬鹿にしたような顔に戻った。
「そうかもな。俺寂しいわ。だからアンタが慰めてよ?」
そう言って瀬戸は明日夏の手を優しく繋いできた。先程までとは違う優しい握り方。引き摺るのでは無く、リードする手の引き方。
そんな瀬戸に連れられ車に乗る。するとカーナビのテレビがついており、明日夏が出演したcmが流れていた。それはコスメ用品のcmで明日夏は中性的なメイクをして画面に写っていた。
「アンタ、こういう仕事する時どんな事を考えてる…?」
そう神妙な面持ちで瀬戸は聞いてきた。
明日夏は自分が何を考えていたのか思い出す。
「…両親の事…かな?」
明日夏はずっと自分を捨てた両親の事を考えていた。学生の頃は憎しみや怒りの感情もあったが、今はなぜ捨てたのか疑問の方が考えている。良くも悪くも、両親に見放された為、この世界で生きていくしか出来なかったから。どうしても両親の事は仕事中に考えてしまう。
「ふんっ。両親を大切にってか。本当にいい子ちゃんを演じるのが得意だな。」
瀬戸は間違った解釈をしてしまったが、明日夏は特に訂正はしなかった。教えたくないというよりかは、教える程の事では無いと思ったからだった。
それから暫く車に揺られ瀬戸の家に着く頃には、もう明日夏は寝ていた。
朝に起きた時には、この前買い出しに行った時に購入したベッドの上に寝ていた。あの買い物はこの為だったのか、と何処か呆れてしまった明日夏だった。
明日夏が現場に着きマネージャーから言われた一言に明日夏は思わず声を上げた。
その内容とは、明日夏が発情期になった日まで遡る。
通話の終わったマネージャーが急いで車に戻ると、車内には誰もおらず心配になり明日夏の携帯に何度も掛けたそうだ。
暫くその場で待機していると、瀬戸から電話が掛かってきたらしい。
マネージャーは明日夏が居ないことを瀬戸に伝えると。けろっとした声で「明日夏さんと俺、付き合ってるんで。発情期は任せてください」と言ったそうだ。そして瀬戸はある事無いこと、色々とマネージャーに吹き込んだらしい。
その中で明日夏が一番耳を疑った事は、瀬戸と明日夏が互いの家を行き来している事になっていた事だ。「そんなわけあるかっ!」と言ってやりたいが、言ったところでこの頭のふわふわしたマネージャーに信じさせるのは、労力が無駄になるだけだ。
朝からゴリゴリに心をけずられた…。そんな疲弊した明日夏は何か文句を言ってやろうと、瀬戸を探す。
すると、瀬戸も明日夏を見ていたようで目が合った。
明日夏は瀬戸を引きづり、人気のない所へ連れてきく。
「ちょっと…。お前、マジであり得ない。」
明日夏は静かに瀬戸へ詰め寄る。しかし、瀬戸は悪びれる様子もなく意地悪く笑っている。
「まぁまぁ。落ち着けよ。アンタも発情期の時、苦しむ事も無くなったってことでWinWinの関係だろ?」
瀬戸はそうどや顔を浮かべ言ってのける。明日夏はイラっとして、瀬戸に更に詰め寄った。
「お前な…。っ!!」
すると突然、瀬戸に腰を抱かれた。明日夏は我に返り急いで身を引いた。しかし気付いた時にはもう遅く、がっちりと瀬戸の腕により互いの顔が近い状態で固定されてた。
「なに?怖いの…?でも人気のない所に連れて来たのは、あんたでしょ?」
「ぅ…。そ、だけど…!」
明日夏は顔を近づけられて顔が赤くなっていくのが分かった。そんな明日夏の反応を楽しむように、瀬戸は話を掘り返してきた。
「ねぇ。俺ら、仮にも恋人だぜ?キスくらいしても、なーんにも問題ないよな?」
「は、はぁ?何言ってっ…んっ!」
反論しようと瀬戸の方を向くと、顎を寄せられキスをされた。軽くちゅっと吸われるだけのキスだったが、明日夏は腰を抜かしてしまった。
そのキスをした一瞬で甘いフェロモンを発した明日夏に瀬戸はふっと笑った。そして、おもむろに明日夏の首筋に鼻を寄せる。すんっとその甘い匂いを嗅げば、瀬戸はどこか中毒的になるその感覚に溺れそうになる。
瀬戸が気付けば、明日夏はふるふると震えていた。服の裾を強く握り締め、何かを耐えるように目を閉じて眉間にシワを寄せている。
そこでようやく、明日夏が自分に恐怖している事を理解した。それに気付いた瞬間から面白くないと、心で思った。
「…はぁ。もういい。休憩終わるし戻る。」
瀬戸はそう言って去ってしまった。
明日夏は鼻を寄せられた時、項を噛まれるのでは無いかと覚悟してしまった。
勝手に震える身体に明日夏は少し後悔を覚えた。自分が悪い訳では無い。でもだからこそ、"仮にも恋人"と言う言葉が凄く引っかかったのだ。訳の分からない気持ちのせいで、明日夏は今日の撮影でミスが続いてしまった。
◇◆◇◆◇
散々なミスを冒して内心へこんでマネージャーの車に乗り込もうとする。
すると、突然手首を引かれた。振り向くと瀬戸が立っており、車内にいるマネージャーに「俺が送っていくんで。」とだけ言い残しまたあの時の様に、瀬戸の車まで引き摺られて行く。
「お、おい…!って聞けよ。」
明日夏は手を振りほどき数歩後ずさった。そして、不機嫌な瀬戸の顔を覗き込む。何に対して怒っているのか、そんな事を考えを巡らせる。
「そんなに俺の事嫌いかよ…。」
「今なんて…?」
明日夏は瀬戸の声を聞き取れず、聞き返すが瀬戸は何も言わなかった。けれど、ただ瀬戸はどこか悲しげな顔をするだけで何も言わない。
「…お前。もしかして寂しがってる…?」
明日夏がそう問うと瀬戸は「はぁ?」っと訳が分からないと言う様な表情を浮かべた。でも、すぐにいつもの人を馬鹿にしたような顔に戻った。
「そうかもな。俺寂しいわ。だからアンタが慰めてよ?」
そう言って瀬戸は明日夏の手を優しく繋いできた。先程までとは違う優しい握り方。引き摺るのでは無く、リードする手の引き方。
そんな瀬戸に連れられ車に乗る。するとカーナビのテレビがついており、明日夏が出演したcmが流れていた。それはコスメ用品のcmで明日夏は中性的なメイクをして画面に写っていた。
「アンタ、こういう仕事する時どんな事を考えてる…?」
そう神妙な面持ちで瀬戸は聞いてきた。
明日夏は自分が何を考えていたのか思い出す。
「…両親の事…かな?」
明日夏はずっと自分を捨てた両親の事を考えていた。学生の頃は憎しみや怒りの感情もあったが、今はなぜ捨てたのか疑問の方が考えている。良くも悪くも、両親に見放された為、この世界で生きていくしか出来なかったから。どうしても両親の事は仕事中に考えてしまう。
「ふんっ。両親を大切にってか。本当にいい子ちゃんを演じるのが得意だな。」
瀬戸は間違った解釈をしてしまったが、明日夏は特に訂正はしなかった。教えたくないというよりかは、教える程の事では無いと思ったからだった。
それから暫く車に揺られ瀬戸の家に着く頃には、もう明日夏は寝ていた。
朝に起きた時には、この前買い出しに行った時に購入したベッドの上に寝ていた。あの買い物はこの為だったのか、と何処か呆れてしまった明日夏だった。
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