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第四部
第一章・潮音の誕生日(その6)
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みんなが席につくと、まずケーキの上に立てたろうそくに、綾乃が火をともしていった。そしてその火を潮音が吹き消すと、その場にいた全員がジュースで乾杯し、パーティーが始まった。
皆が料理やケーキに舌鼓を打つ中で、暁子はとりわけにこやかな顔をしていた。
「やっぱり綾乃お姉ちゃんはケーキを焼くのがうまいわ。あたしもたまにお菓子作ることがあるけど、もっと見習わなくちゃね」
この暁子の言葉には、綾乃も照れくさそうな顔をしていた。
しかし皆が談笑している中で、漣だけが会話に乗れずに一人でぽつんと寂しそうにしているように見えた。潮音は漣のそのような様子を気にして、漣に声をかけた。潮音は自分が漣をパーティーに誘った以上、漣がこの場になじめるようにする責任があると感じていた。
「漣もせっかくパーティーに来てくれたのだから、もっと積極的にみんなとおしゃべりしたらいいのに」
潮音に言われると、漣はますます赤面しながら戸惑いの色を浮べていた。それを見た綾乃が、潮音をたしなめるように言った。
「潮音、たしかに気持ちはわかるけれども無理に会話に参加させることもないわ。この子にはこの子のペースがあるのだから」
しかしそれでも、漣もパーティーが進むにつれて、緊張していた表情が多少はほぐれてきたように見えた。潮音はそれを見て、ここぞとばかりに漣に話しかけてみた。
「漣も今日は割とおしゃれなかっこしてるじゃん」
潮音はこれまで漣に会ったときは、学校の制服を着ているとき以外はいつも、保護者代わりの伯母から買ってもらった服をそのまま着古しているかのような、およそファッションには無頓着なあか抜けない装いばかりをしているのが気になっていた。しかし今日の漣は、パンツスタイルとはいえ多少は整った装いをしており、むしろそれがボーイッシュな漣の様子によく似合っているように見えた。そしていつもはボサボサのことが多い髪も、この日はきちんとブラシを当てられていた。
潮音の言葉に対して、漣は気恥ずかしそうに答えた。
「潮音の誕生パーティーに行くと伯母に言ったら、伯母が『この子が友達の誕生会にお呼ばれするなんて今までなかったわ』と言ってとても喜んでくれてね…。で、今日のためにこのよそ行きの服を用意してくれたんだ」
潮音はこの漣の話を聞いて、漣のことは伯母も心配しているのだと感じていた。しかしそこで、流風が漣にそっと話しかけた。
「漣ちゃんも今日わざわざここに来たのは、やっぱり自分のことをわかってくれる友達がほしいと思ったからでしょ? そんなに遠慮することなんかないよ。今ここに来たる子たちは漣ちゃんと学校は違うけれども、漣ちゃんが心を開いたらきっと仲良くしてくれるような子ばかりだから」
そこで漣は、紫と玲花に目を向けた。漣は今日このパーティーに参加している顔ぶれの中でも、お嬢様然としてとりすました紫と、ギャル風の装いをした玲花のことが特に気になるようだった。玲花もそのような漣のまなざしに気がつくと、笑顔で漣に声をかけた。
「漣ちゃんとか言うたかな。そんなに遠慮することなんかあらへんよ。それとも布引には私みたいなギャルっぽい子はおらへんの?」
そこから玲花が漣に対しても気さくに話しかけるうちに、漣も多少は玲花の言葉に相槌を打つことができるようになった。それを見て潮音はそっと綾乃に耳打ちすると、綾乃はパーティーに参加しているみんなを落ち着かせて声を上げた。
「えっと、せっかくパーティーも盛り上がっているところだけど、ここで今日の主役の潮音からみんなにあいさつがあるの。ちょっと静かに聞いてもらえないかしら」
潮音は内心で、綾乃に対してそこまでしてくれなくてもと思っていたが、それでもみんなが拍手をするとさすがに気恥ずかしくなって、テーブルの上座に立って話し始めた。
「みんな今日は、私の誕生パーティーに来てくれて本当にありがとう。でも去年の誕生日は、こうやってパーティーを開くどころじゃなかったんだ…。みんなも知ってる通り、私は今からちょうど一年前ごろに、いきなり男の子から女の子になってしまって、あの頃の自分は何をすればいいのかも全くわからないまま、全てのことから目を背けるしかなかったから…。でもこれじゃいけないと思ってなんとかして高校を受験して、この一年間自分も必死で頑張ってきたんだ。その結果今の高校に入っていろんな人に会えたわけだけど、ここにいるみんながいなかったら、今でもあのときのようにずっと一人で部屋の中にこもっているしかなかったから…。だから今の私はここにいるみんなにはっきりと言いたいんだ。『本当にありがとう』と」
潮音のあいさつが一段落すると、そこにいたみんなは割れんばかりの拍手をした。特に暁子は、目を少し潤ませていた。そこで綾乃もみんなに話しかけた。
「私もこの子が一年前に女の子になってしまったときには、本当にどうすればいいか迷うしかなかったけど、これから一年間、この子は本当によく頑張ったと思うよ。でもこの子の言う通り、それができたのは本当にここにいるみんなが支えてくれたからだからね。だから私からもみんなには本当にお礼を言いたいの。そういうわけで、これからもこの子はみんなにさんざん迷惑かけると思うけど、そのときはどうぞよろしくね」
そのとき漣は、もじもじしながら何か言いたそうに口ごもるそぶりを見せた。潮音はそのような漣の様子を見ると、漣に声をかけてやった。
「漣、何か言いたいことがあるの? だったらこの場で言っていいよ」
そして漣は、椅子から立ち上がって一呼吸おくと、きっぱりと胸を張って声を上げた。そこでこの場にいたみんなは一斉に、漣の方に顔を向けた。
「ぼ、ぼくも藤坂さんと同じように、男の子から女の子になってしまったのです。僕が女の子になったのは藤坂さんよりもっと早く、小学五年生のときでした。でもそれ以来このことを打ち明けられる人もいないまま、ずっとあまり人と接しないようにしながら中学高校と過ごしてきたのです」
その漣の告白を聞いて、その場に居合わせたみんなは驚きの色を浮べて息をのんだ。潮音も漣が今になってこのような行動を取ったことは想像できなかっただけに、ますます当惑せずにはいられなかった。
「でも今年の夏休みに藤坂さんと出会って、藤坂さんもぼくと同じだったことを聞いて、やっと自分のことをわかってくれる人がいたと思ったのです。そして藤坂さんの、自分から目をそらすことなく前向きにみんなと接しようとする姿を見ていて、自分も今ここで本当のことを打ち明けようという勇気をもらえたような気がしました」
漣が話を終えると、流風が漣の傍らに来てそっと声をかけた。
「漣ちゃんも潮音ちゃんに出会ったことで、前に進む勇気をもらえたのね。でもここにいるみんなは、潮音ちゃんがいろんな壁を目の前にして悩んだこともみんな見てきたよ。だから漣ちゃんも悩むことなんかないよ。つらいときや困ったときには、私も潮音ちゃんもそばについていてあげるから」
その流風の話を聞いたとき、漣は両目から涙を流していた。流風がそっと漣の肩を抱きとめてやると、漣はすくめた肩を小刻みに揺らしながら、のどからこみ上げてくる嗚咽を抑えようとしていた。その漣の姿を、潮音たちは皆黙ったまま見守っていた。
しばらく重苦しい時間が流れた後で、紫がそのような空気を振り払おうとするかのように声をあげた。
「せっかくのパーティーなんだから、そんなに辛気臭い顔してないで、みんなでゲームでもしない? そうしたら若宮さんの緊張も少しはほぐれるんじゃないかしら」
「その通りやで。こういう時こそみんなでパーッと楽しまな」
玲花が元気よく声をあげると、その場の雰囲気がぱっと明るくなったように感じられた。潮音もその紫の提案に大きくうなづくと、家の奥の物置からボードゲームを持ち出してきた。漣もみんなに誘われるままにゲームに参加すると、いつの間にか楽しげな表情になっていた。
潮音はこうやってみんなでゲームをしているうちに、自分も幼稚園から小学校に通っている頃には、毎年誕生日が近づくたびに、暁子やその他の友達を家に集めてパーティーを開いていたことを思い出していた。しかし潮音にとって、自分が女の子になってから迎えた今年の誕生日は、今までのどの誕生日とも違っているように感じられた。潮音は今こうして自分の誕生日にこれだけの友達が来てくれるのだから、少なくともその友情がいつまでも壊れるようなことがないようにしなければと思い直していた。
皆が料理やケーキに舌鼓を打つ中で、暁子はとりわけにこやかな顔をしていた。
「やっぱり綾乃お姉ちゃんはケーキを焼くのがうまいわ。あたしもたまにお菓子作ることがあるけど、もっと見習わなくちゃね」
この暁子の言葉には、綾乃も照れくさそうな顔をしていた。
しかし皆が談笑している中で、漣だけが会話に乗れずに一人でぽつんと寂しそうにしているように見えた。潮音は漣のそのような様子を気にして、漣に声をかけた。潮音は自分が漣をパーティーに誘った以上、漣がこの場になじめるようにする責任があると感じていた。
「漣もせっかくパーティーに来てくれたのだから、もっと積極的にみんなとおしゃべりしたらいいのに」
潮音に言われると、漣はますます赤面しながら戸惑いの色を浮べていた。それを見た綾乃が、潮音をたしなめるように言った。
「潮音、たしかに気持ちはわかるけれども無理に会話に参加させることもないわ。この子にはこの子のペースがあるのだから」
しかしそれでも、漣もパーティーが進むにつれて、緊張していた表情が多少はほぐれてきたように見えた。潮音はそれを見て、ここぞとばかりに漣に話しかけてみた。
「漣も今日は割とおしゃれなかっこしてるじゃん」
潮音はこれまで漣に会ったときは、学校の制服を着ているとき以外はいつも、保護者代わりの伯母から買ってもらった服をそのまま着古しているかのような、およそファッションには無頓着なあか抜けない装いばかりをしているのが気になっていた。しかし今日の漣は、パンツスタイルとはいえ多少は整った装いをしており、むしろそれがボーイッシュな漣の様子によく似合っているように見えた。そしていつもはボサボサのことが多い髪も、この日はきちんとブラシを当てられていた。
潮音の言葉に対して、漣は気恥ずかしそうに答えた。
「潮音の誕生パーティーに行くと伯母に言ったら、伯母が『この子が友達の誕生会にお呼ばれするなんて今までなかったわ』と言ってとても喜んでくれてね…。で、今日のためにこのよそ行きの服を用意してくれたんだ」
潮音はこの漣の話を聞いて、漣のことは伯母も心配しているのだと感じていた。しかしそこで、流風が漣にそっと話しかけた。
「漣ちゃんも今日わざわざここに来たのは、やっぱり自分のことをわかってくれる友達がほしいと思ったからでしょ? そんなに遠慮することなんかないよ。今ここに来たる子たちは漣ちゃんと学校は違うけれども、漣ちゃんが心を開いたらきっと仲良くしてくれるような子ばかりだから」
そこで漣は、紫と玲花に目を向けた。漣は今日このパーティーに参加している顔ぶれの中でも、お嬢様然としてとりすました紫と、ギャル風の装いをした玲花のことが特に気になるようだった。玲花もそのような漣のまなざしに気がつくと、笑顔で漣に声をかけた。
「漣ちゃんとか言うたかな。そんなに遠慮することなんかあらへんよ。それとも布引には私みたいなギャルっぽい子はおらへんの?」
そこから玲花が漣に対しても気さくに話しかけるうちに、漣も多少は玲花の言葉に相槌を打つことができるようになった。それを見て潮音はそっと綾乃に耳打ちすると、綾乃はパーティーに参加しているみんなを落ち着かせて声を上げた。
「えっと、せっかくパーティーも盛り上がっているところだけど、ここで今日の主役の潮音からみんなにあいさつがあるの。ちょっと静かに聞いてもらえないかしら」
潮音は内心で、綾乃に対してそこまでしてくれなくてもと思っていたが、それでもみんなが拍手をするとさすがに気恥ずかしくなって、テーブルの上座に立って話し始めた。
「みんな今日は、私の誕生パーティーに来てくれて本当にありがとう。でも去年の誕生日は、こうやってパーティーを開くどころじゃなかったんだ…。みんなも知ってる通り、私は今からちょうど一年前ごろに、いきなり男の子から女の子になってしまって、あの頃の自分は何をすればいいのかも全くわからないまま、全てのことから目を背けるしかなかったから…。でもこれじゃいけないと思ってなんとかして高校を受験して、この一年間自分も必死で頑張ってきたんだ。その結果今の高校に入っていろんな人に会えたわけだけど、ここにいるみんながいなかったら、今でもあのときのようにずっと一人で部屋の中にこもっているしかなかったから…。だから今の私はここにいるみんなにはっきりと言いたいんだ。『本当にありがとう』と」
潮音のあいさつが一段落すると、そこにいたみんなは割れんばかりの拍手をした。特に暁子は、目を少し潤ませていた。そこで綾乃もみんなに話しかけた。
「私もこの子が一年前に女の子になってしまったときには、本当にどうすればいいか迷うしかなかったけど、これから一年間、この子は本当によく頑張ったと思うよ。でもこの子の言う通り、それができたのは本当にここにいるみんなが支えてくれたからだからね。だから私からもみんなには本当にお礼を言いたいの。そういうわけで、これからもこの子はみんなにさんざん迷惑かけると思うけど、そのときはどうぞよろしくね」
そのとき漣は、もじもじしながら何か言いたそうに口ごもるそぶりを見せた。潮音はそのような漣の様子を見ると、漣に声をかけてやった。
「漣、何か言いたいことがあるの? だったらこの場で言っていいよ」
そして漣は、椅子から立ち上がって一呼吸おくと、きっぱりと胸を張って声を上げた。そこでこの場にいたみんなは一斉に、漣の方に顔を向けた。
「ぼ、ぼくも藤坂さんと同じように、男の子から女の子になってしまったのです。僕が女の子になったのは藤坂さんよりもっと早く、小学五年生のときでした。でもそれ以来このことを打ち明けられる人もいないまま、ずっとあまり人と接しないようにしながら中学高校と過ごしてきたのです」
その漣の告白を聞いて、その場に居合わせたみんなは驚きの色を浮べて息をのんだ。潮音も漣が今になってこのような行動を取ったことは想像できなかっただけに、ますます当惑せずにはいられなかった。
「でも今年の夏休みに藤坂さんと出会って、藤坂さんもぼくと同じだったことを聞いて、やっと自分のことをわかってくれる人がいたと思ったのです。そして藤坂さんの、自分から目をそらすことなく前向きにみんなと接しようとする姿を見ていて、自分も今ここで本当のことを打ち明けようという勇気をもらえたような気がしました」
漣が話を終えると、流風が漣の傍らに来てそっと声をかけた。
「漣ちゃんも潮音ちゃんに出会ったことで、前に進む勇気をもらえたのね。でもここにいるみんなは、潮音ちゃんがいろんな壁を目の前にして悩んだこともみんな見てきたよ。だから漣ちゃんも悩むことなんかないよ。つらいときや困ったときには、私も潮音ちゃんもそばについていてあげるから」
その流風の話を聞いたとき、漣は両目から涙を流していた。流風がそっと漣の肩を抱きとめてやると、漣はすくめた肩を小刻みに揺らしながら、のどからこみ上げてくる嗚咽を抑えようとしていた。その漣の姿を、潮音たちは皆黙ったまま見守っていた。
しばらく重苦しい時間が流れた後で、紫がそのような空気を振り払おうとするかのように声をあげた。
「せっかくのパーティーなんだから、そんなに辛気臭い顔してないで、みんなでゲームでもしない? そうしたら若宮さんの緊張も少しはほぐれるんじゃないかしら」
「その通りやで。こういう時こそみんなでパーッと楽しまな」
玲花が元気よく声をあげると、その場の雰囲気がぱっと明るくなったように感じられた。潮音もその紫の提案に大きくうなづくと、家の奥の物置からボードゲームを持ち出してきた。漣もみんなに誘われるままにゲームに参加すると、いつの間にか楽しげな表情になっていた。
潮音はこうやってみんなでゲームをしているうちに、自分も幼稚園から小学校に通っている頃には、毎年誕生日が近づくたびに、暁子やその他の友達を家に集めてパーティーを開いていたことを思い出していた。しかし潮音にとって、自分が女の子になってから迎えた今年の誕生日は、今までのどの誕生日とも違っているように感じられた。潮音は今こうして自分の誕生日にこれだけの友達が来てくれるのだから、少なくともその友情がいつまでも壊れるようなことがないようにしなければと思い直していた。
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