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黒の帳 『一つ目の帳』
お買い物 〔日曜日〕
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「鈴ちゃん!これとかどう?」
「バカっ、それは甘すぎ。さきちゃん、これとがいいよ。これめっちゃ旨くてさ、レンジでチンするとー」
「鈴、やっぱ板チョコだ。ホワイトミルク。…あ、いや、そっ、そんな意図があるわけじゃなくてっ!」
大型ショッピングモールのスーパーで、わあわあと騒ぐ三人の不良達。
「…ごめん、鈴」
「まあいいよ。人数は多い方が楽しいから!」
申し訳なさそうに龍牙が謝る。まあ仕方ない。
こうなったら皆でお菓子を選ぼう!
金曜日、紅陵さんに持っていくお菓子を買おうと決めた私。とはいえ、病み上がりだし、自分が体調を崩しやすいのは理解しているので、家で大人しくしていたのが土曜日。
そうして、体調が本調子に戻り、少し歩こう、買い物に行こうと家を出たのが今日、日曜日だ。
一人で行くとろくな事にならない…というよりは寂しいので、龍牙に電話をかけると、二つ返事で来てくれた。
ところが、駅前で待ち合わせた所、その場所には龍牙以外に三人組も居た。如月先生に冊子を投げつけた遠藤君と、オシャレな菊池君と、無口な新村君の三人だ。
どうやら、龍牙が駅前で待っていた時に話しかけられ、うっかり私が来るということを言ってしまったらしい。別にいいんだけどな、デートでもないし。
私が来るとなった途端、遠藤君は服装を気にし出し、菊池くんは手鏡を取り出し、新村君はひたすらソワソワし始めたらしい。面白いぞと龍牙が電話で話してくれた。
まあ、今週の平日を思うと、その態度は不可解なものではない。そこまで意識されると段々恥ずかしくなってくる。私もちょっと身だしなみを気にした。
家の中では暑いので、白の長袖Tシャツ、調節が出来るように黒のカーディガン、下はグレーのトラウザーだ。よし、毛玉とかついてない、寝癖もついてないぞ!
髪型は非常に迷った。顔のことだ。
この顔面で外に出ていいものか、判断しかねる。今いる高校では高頻度で絡まれている。今のところ、一日に一回は大変なことが起きている。今まで気楽に出かけていたのが不思議なくらい。
…ん?本当に不思議だ。
入学する前にシナノンちゃんのぬいぐるみを買いに行った時、変な人には一切絡まれなかった。
………まさかとは、思うけど、雅弘さん?
いや、いやいやいや、たかが高校生に護衛をつけるわけがない。考えすぎだ。
まあ、小学生の時は気軽に出歩いたし、ちょっと可愛いな、みたいに言われるだけだった。
顔が完成した中学生の時は殆ど外出していなかった。クリミツにいじめられていたし、御屋敷もバタバタしていた。行くとしても、雅弘さんとずっと一緒だったし、短時間しか無理だったからな。
そして、高校生か…どうしよう。
金曜のゲームセンターの騒ぎを思い出す。振り返る人皆が驚いていた。あれは天野君から逃げていたからだ、とは言い難い。
ふと、紅陵さんが貸してくれたピンを思い出す。そういえば、ピンを持ち歩かなくてはと言った私に、何か言っていた。
『俺が守ってやれる時だけ顔を出すってことで、俺が貸すから』
うーん、どうしよう。龍牙に聞こうかな。迷った私は、水色のピンを小さめの鞄に入れた。
到着して皆に聞いてみたけど、皆曰く、私の見た目だと天野レベルの奴が寄ってくるって分かってるし、そうなったら俺らじゃ敵わない、とのこと。折角のお出かけなのに、視界が悪いのが残念だ。まあ今更か。ちょっとしょんぼりしながらピンを仕舞った。
私たちは、私が紅陵さんに持っていくお菓子を買いに、ショッピングモールへ向かった。そして今に至るというわけだ。
そういえば、龍牙とこの三人は既に仲が良さそうに見える。そこまで交流しただろうか。私が知らないだけで、龍牙は既に色々な人と話したのかも。金曜日は私が学校を休んだから、その可能性は高いだろう。
「龍牙と皆って仲良いよね。どこか遊びに行ったりとかしたの?」
「あーね。俺ら、初めてさきちゃん見た日の放課後、C組の12人でカラオケ行ったんだわ。もうそこでめちゃめちゃ打ち解けてさ」
「だからさ、翌日皆で集まって話とかしてたわけ。…鈴ちゃん可愛いから。んで片桐はね、木曜日だったかな?」
「そうそう、俺は木曜の出欠とった後だな。鈴がなんか…騒ぎまくってるC組の奴らにキレて出てった後、皆と話した。案外悪い奴らではない!」
にししと龍牙が笑った。成程、龍牙は既にC組の不良さん達と仲良くなっていたのか。
ふと、お菓子コーナーに目を向ける。そうだ、選びにきたんだ。
「ペッキーとかトッペが好きな人って何が好きかなあ」
「ん、自分用じゃないの?」
「…ペッキーって、さきちゃんまさか」
「…トッペって、鈴まさか」
「紅陵先輩か!?」
「裏番か!?」
「「はァ!?」」
よ、四人の声量はちょっとうるさいかも…。
遠藤君と龍牙が紅陵さんの食べていたお菓子だと気づき、新村君と菊池君がその名を聞いて顔を真っ青にしている。
「皆、大丈夫だから。私がちょっとお喋りしたくて…、甘いもの好きだから、何か持っていきたいなーって」
「マジ?裏番あのツラで甘党?」
「……ダメだ。危ないぞ。もし脅されてるんなら俺に言え、鈴、守ってやるから」
「危なくないよ、新村君。だってこの前だってカフェ行った時は」
「鈴っそれ言わない方が」
「「「カフェ!!??」」」
「あっちゃあ…」
この三人組騒がしいなあ。でも仲良さそう。私とクリミツと龍牙みたいなものかな。
一気に三人に質問攻めにされた。
でも、私、そんなことより、もう限界なんだ。
この三人は煩すぎる。
「さきちゃんっ、裏番とはどういう」
「三人とも、ちょっとうるさいんじゃないかな。周りを見た方がいいよ。話をしたいのは分かるけど、もう少し声を抑えてくれると嬉しいな」
日曜日、言わずもがな休日のお昼。そんな中大騒ぎする不良さん達。こんな迷惑があるだろうか、いや、ない。不良さんじゃなくても迷惑だろう。
しかもここは小さな子も大好きなお菓子コーナー。
今も私達男子高校生が居るのをチラチラと見て、ペッキーを取りたがっている小さな女の子が居る。その子は、不安そうにこちらを窺っている。
菊池君を退け、女の子からかなりの距離をとってしゃがみ、話しかけた。これ以上怖がらせてはいけない。
「菊池君、ちょっとそこどいて」
「ん?」
「ごめんね、君。僕達退くからね、怖かったね…ごめんね。ほら行くよ!」
適当に、そこらにあったペッキーとトッペを手に取る。
結局のところ、紅陵さんに聞かない限り、彼の好きなお菓子なんて分からないのだ。紅陵さんが食べていたものと同じ物なら確実だろう。好きな物は会った時に聞くことにする。
グイグイと三人の背を押す。龍牙も女の子に気づいていたみたいで、三人を促してくれた。三人はちょっと不満げな顔をしながらも従ってくれた。
龍牙達が行った後を着いていく、いや、着いていこうとした。
後ろから誰かに服を掴まれ、立ち止まる。振り返ると、今話しかけた女の子だ。どうしたのかな。
「あのね、ちょこ、これ、おいしいよ」
私達の話を聞いていたのか。女の子が嬉しそうに差し出してくる、それは…
サンミオのチョコビスケットだった。
嘘っ、こんなのあったの!?
パッケージには丸い文字でイースターと書いてある。成程、期間限定とかあるもんなあ。
「…」
「…いらないの?」
女の子が泣きそうな顔になる。ああ待って泣かないで。要らないわけがない、その反対だ。
「とっても美味しそうだね、ありがとう」
「それ、まな、すきなの。おいしいよ」
私が受け取ると、とても嬉しそうにふふふと笑ってくれた。幼稚園か、小学一年生くらいだろうか。舌っ足らずな声で紹介してくれた。可愛らしいな。
お礼を言って立ち去る。
なんて掘り出し物だ。気づかなかったなあ。下の方にあったのかもしれない。そりゃあ、小さい子が取るだろうし?身長が高い年齢層なんか狙ってないだろうし?…まあ、拗ねても仕方ない。
ウキウキな気持ちでお菓子を見た。
マナちゃん、ありがとう!
パッケージは捨てずに家に置いておこう。シナノンちゃんがパッケージに居ないのが寂しいけど、充分な宝物だ。
「どうした、めちゃめちゃ嬉しそうだな」
「さきちゃん口めっちゃ可愛い…」
「ん?ペッキーとトッペと…それ何?」
「あっ、女の子にもらったんだ。返すわけにもいかないし、買おうかな」
咄嗟の言い訳!中々じゃないか、私。
渡されたとはいえ、自分が欲しいから手に持っている。だけど、サンミオ好きと知られ、もし嫌悪の目を向けられたのなら…ゾッとする。あまり知られない方がいいだろう。
龍牙もそれを察してくれたらしい。私が手に持っているお菓子を見たが、何も言わなかった。
「やっさしー!」
「女の子居るの気が付かなかったなあ」
「……可愛いな、鈴」
三人が口々に何か言っているが気にせずお会計をした。
よし、これで目的は果たしたぞ。
「バカっ、それは甘すぎ。さきちゃん、これとがいいよ。これめっちゃ旨くてさ、レンジでチンするとー」
「鈴、やっぱ板チョコだ。ホワイトミルク。…あ、いや、そっ、そんな意図があるわけじゃなくてっ!」
大型ショッピングモールのスーパーで、わあわあと騒ぐ三人の不良達。
「…ごめん、鈴」
「まあいいよ。人数は多い方が楽しいから!」
申し訳なさそうに龍牙が謝る。まあ仕方ない。
こうなったら皆でお菓子を選ぼう!
金曜日、紅陵さんに持っていくお菓子を買おうと決めた私。とはいえ、病み上がりだし、自分が体調を崩しやすいのは理解しているので、家で大人しくしていたのが土曜日。
そうして、体調が本調子に戻り、少し歩こう、買い物に行こうと家を出たのが今日、日曜日だ。
一人で行くとろくな事にならない…というよりは寂しいので、龍牙に電話をかけると、二つ返事で来てくれた。
ところが、駅前で待ち合わせた所、その場所には龍牙以外に三人組も居た。如月先生に冊子を投げつけた遠藤君と、オシャレな菊池君と、無口な新村君の三人だ。
どうやら、龍牙が駅前で待っていた時に話しかけられ、うっかり私が来るということを言ってしまったらしい。別にいいんだけどな、デートでもないし。
私が来るとなった途端、遠藤君は服装を気にし出し、菊池くんは手鏡を取り出し、新村君はひたすらソワソワし始めたらしい。面白いぞと龍牙が電話で話してくれた。
まあ、今週の平日を思うと、その態度は不可解なものではない。そこまで意識されると段々恥ずかしくなってくる。私もちょっと身だしなみを気にした。
家の中では暑いので、白の長袖Tシャツ、調節が出来るように黒のカーディガン、下はグレーのトラウザーだ。よし、毛玉とかついてない、寝癖もついてないぞ!
髪型は非常に迷った。顔のことだ。
この顔面で外に出ていいものか、判断しかねる。今いる高校では高頻度で絡まれている。今のところ、一日に一回は大変なことが起きている。今まで気楽に出かけていたのが不思議なくらい。
…ん?本当に不思議だ。
入学する前にシナノンちゃんのぬいぐるみを買いに行った時、変な人には一切絡まれなかった。
………まさかとは、思うけど、雅弘さん?
いや、いやいやいや、たかが高校生に護衛をつけるわけがない。考えすぎだ。
まあ、小学生の時は気軽に出歩いたし、ちょっと可愛いな、みたいに言われるだけだった。
顔が完成した中学生の時は殆ど外出していなかった。クリミツにいじめられていたし、御屋敷もバタバタしていた。行くとしても、雅弘さんとずっと一緒だったし、短時間しか無理だったからな。
そして、高校生か…どうしよう。
金曜のゲームセンターの騒ぎを思い出す。振り返る人皆が驚いていた。あれは天野君から逃げていたからだ、とは言い難い。
ふと、紅陵さんが貸してくれたピンを思い出す。そういえば、ピンを持ち歩かなくてはと言った私に、何か言っていた。
『俺が守ってやれる時だけ顔を出すってことで、俺が貸すから』
うーん、どうしよう。龍牙に聞こうかな。迷った私は、水色のピンを小さめの鞄に入れた。
到着して皆に聞いてみたけど、皆曰く、私の見た目だと天野レベルの奴が寄ってくるって分かってるし、そうなったら俺らじゃ敵わない、とのこと。折角のお出かけなのに、視界が悪いのが残念だ。まあ今更か。ちょっとしょんぼりしながらピンを仕舞った。
私たちは、私が紅陵さんに持っていくお菓子を買いに、ショッピングモールへ向かった。そして今に至るというわけだ。
そういえば、龍牙とこの三人は既に仲が良さそうに見える。そこまで交流しただろうか。私が知らないだけで、龍牙は既に色々な人と話したのかも。金曜日は私が学校を休んだから、その可能性は高いだろう。
「龍牙と皆って仲良いよね。どこか遊びに行ったりとかしたの?」
「あーね。俺ら、初めてさきちゃん見た日の放課後、C組の12人でカラオケ行ったんだわ。もうそこでめちゃめちゃ打ち解けてさ」
「だからさ、翌日皆で集まって話とかしてたわけ。…鈴ちゃん可愛いから。んで片桐はね、木曜日だったかな?」
「そうそう、俺は木曜の出欠とった後だな。鈴がなんか…騒ぎまくってるC組の奴らにキレて出てった後、皆と話した。案外悪い奴らではない!」
にししと龍牙が笑った。成程、龍牙は既にC組の不良さん達と仲良くなっていたのか。
ふと、お菓子コーナーに目を向ける。そうだ、選びにきたんだ。
「ペッキーとかトッペが好きな人って何が好きかなあ」
「ん、自分用じゃないの?」
「…ペッキーって、さきちゃんまさか」
「…トッペって、鈴まさか」
「紅陵先輩か!?」
「裏番か!?」
「「はァ!?」」
よ、四人の声量はちょっとうるさいかも…。
遠藤君と龍牙が紅陵さんの食べていたお菓子だと気づき、新村君と菊池君がその名を聞いて顔を真っ青にしている。
「皆、大丈夫だから。私がちょっとお喋りしたくて…、甘いもの好きだから、何か持っていきたいなーって」
「マジ?裏番あのツラで甘党?」
「……ダメだ。危ないぞ。もし脅されてるんなら俺に言え、鈴、守ってやるから」
「危なくないよ、新村君。だってこの前だってカフェ行った時は」
「鈴っそれ言わない方が」
「「「カフェ!!??」」」
「あっちゃあ…」
この三人組騒がしいなあ。でも仲良さそう。私とクリミツと龍牙みたいなものかな。
一気に三人に質問攻めにされた。
でも、私、そんなことより、もう限界なんだ。
この三人は煩すぎる。
「さきちゃんっ、裏番とはどういう」
「三人とも、ちょっとうるさいんじゃないかな。周りを見た方がいいよ。話をしたいのは分かるけど、もう少し声を抑えてくれると嬉しいな」
日曜日、言わずもがな休日のお昼。そんな中大騒ぎする不良さん達。こんな迷惑があるだろうか、いや、ない。不良さんじゃなくても迷惑だろう。
しかもここは小さな子も大好きなお菓子コーナー。
今も私達男子高校生が居るのをチラチラと見て、ペッキーを取りたがっている小さな女の子が居る。その子は、不安そうにこちらを窺っている。
菊池君を退け、女の子からかなりの距離をとってしゃがみ、話しかけた。これ以上怖がらせてはいけない。
「菊池君、ちょっとそこどいて」
「ん?」
「ごめんね、君。僕達退くからね、怖かったね…ごめんね。ほら行くよ!」
適当に、そこらにあったペッキーとトッペを手に取る。
結局のところ、紅陵さんに聞かない限り、彼の好きなお菓子なんて分からないのだ。紅陵さんが食べていたものと同じ物なら確実だろう。好きな物は会った時に聞くことにする。
グイグイと三人の背を押す。龍牙も女の子に気づいていたみたいで、三人を促してくれた。三人はちょっと不満げな顔をしながらも従ってくれた。
龍牙達が行った後を着いていく、いや、着いていこうとした。
後ろから誰かに服を掴まれ、立ち止まる。振り返ると、今話しかけた女の子だ。どうしたのかな。
「あのね、ちょこ、これ、おいしいよ」
私達の話を聞いていたのか。女の子が嬉しそうに差し出してくる、それは…
サンミオのチョコビスケットだった。
嘘っ、こんなのあったの!?
パッケージには丸い文字でイースターと書いてある。成程、期間限定とかあるもんなあ。
「…」
「…いらないの?」
女の子が泣きそうな顔になる。ああ待って泣かないで。要らないわけがない、その反対だ。
「とっても美味しそうだね、ありがとう」
「それ、まな、すきなの。おいしいよ」
私が受け取ると、とても嬉しそうにふふふと笑ってくれた。幼稚園か、小学一年生くらいだろうか。舌っ足らずな声で紹介してくれた。可愛らしいな。
お礼を言って立ち去る。
なんて掘り出し物だ。気づかなかったなあ。下の方にあったのかもしれない。そりゃあ、小さい子が取るだろうし?身長が高い年齢層なんか狙ってないだろうし?…まあ、拗ねても仕方ない。
ウキウキな気持ちでお菓子を見た。
マナちゃん、ありがとう!
パッケージは捨てずに家に置いておこう。シナノンちゃんがパッケージに居ないのが寂しいけど、充分な宝物だ。
「どうした、めちゃめちゃ嬉しそうだな」
「さきちゃん口めっちゃ可愛い…」
「ん?ペッキーとトッペと…それ何?」
「あっ、女の子にもらったんだ。返すわけにもいかないし、買おうかな」
咄嗟の言い訳!中々じゃないか、私。
渡されたとはいえ、自分が欲しいから手に持っている。だけど、サンミオ好きと知られ、もし嫌悪の目を向けられたのなら…ゾッとする。あまり知られない方がいいだろう。
龍牙もそれを察してくれたらしい。私が手に持っているお菓子を見たが、何も言わなかった。
「やっさしー!」
「女の子居るの気が付かなかったなあ」
「……可愛いな、鈴」
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よし、これで目的は果たしたぞ。
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