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『あつ森』から、無理矢理何かを学んでみる
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小説投稿のアレコレを語るエッセイ、前回に続き今回も小説とは関係なく、ゲーム『あつまれ どうぶつの森』について語ります。
『あつまれ どうぶつの森』、通称『あつ森』の素晴らしさはアチコチで語られていますが、今さらですが私にも語らせてください。
私は小説投稿をサボり三か月ほぼ毎日ゲームを続けていますが、理由のひとつが『あつ森』のマイレージシステムにあります。
ローンがある世界なので、マイレージもあります。釣りをする、ラジオ体操をするなど、何かアクションするとマイルが貯まる仕組みです。貯まったマイルは、いろんなグッズと交換できます。
画面には、マイルが増える五つのアクションが表示されています。そのアクションを達成すると、また新たな課題が表示されます。一つ一つの課題は簡単で、花の苗を植える、写真を撮るなどサクッとできるものばかり。が、絶えず小さな課題が提示されるので、それらをクリアしていくうちに、あっという間に二時間三時間が経つわけです。
ローンやマイレージがある世界だから、ATMもあります。マイルは、ATMにアクセスすることでも貯まります。基本は、一日に50マイルが加算されます。お金の預け下ろしといったATMの機能を使わなくても、アクセスするだけでもらえます。
なので、一日に50マイルずつATMアクセスだけで貯まるのですが、これ、二日連続でアクセスすると、100マイルに増えます。毎日続けると加算されるマイルが増え、最終的に、一週間連続で300マイルまで増えます。
つまり毎日欠かさず遊ぶと常に300マイルがもらえます。
もちろん一日空けると最初からやり直しで、50マイルからスタートします。
このマイレージシステムのお陰で、毎日遊んじゃうんですね。時間がない日も、マイルはほしーなー、せっかく一週間続けたんだからもったいないよなー、とりあえずATMアクセスだけするかって感じで、ゲームを起動します。
で、時間がなかろうが、ゲームを起動したらATMアクセスだけでは終わらず、あっという間に一時間二時間たってしまいます。
一週間の連続プレイで300マイルをもらえますが、これは二十日間続けても、一日にもらえるマイルは300までです。
この一週間という上限設定が絶妙なんですね。
一週間続ければ、大体どんな習慣も定着します。
では、一か月続けた人にもっとマイルをサービスしたらどうでしょう?
上限を一か月にすると、一度中断したら元に戻すのに一か月かかります。ちょっと重いですね。やる気がなくなってしまいます。
しかし上限が一週間程度なら、すぐ取り返せます。この一週間という設定が絶妙だからなのか、結果、ほぼ毎日遊んでいます。
このマイルシステムにペナルティーはありません。なにか行動を間違えたから減るということはありません。ちょっとした行動で増えていきます。
『あつ森』の魅力は世界中で語られていますが、ひとつは、この絶妙なバランスのマイレージシステムにあるのではないでしょうか。
小説に関するエッセイのくせに、小説をサボった原因のゲームについて二回もしつこく語ってしまいました。なんだかなーです。
なので無理矢理、ここから小説に絡めてみます。
この『あつ森』のマイレージシステム、やる気ない仕事や家事、そしてサボっている小説に応用してみてはどうかと考えてみました。
・数分で終われる課題を決める。草取りなら、目の前の草五本を抜くというレベル。
・できたらポイントを記録する。
・ポイント貯まったらご褒美……でもいいが、たとえば、仮装宇宙旅行とかどうでしょ? 百ポイントで月、千ポイントで太陽、一万ポイントでマゼラン星雲なんていいなあ。
……と思ったら、行動を習慣づけるための優れたアプリがいっぱいあるようです。みなさん、すでにアプリを使って充実した暮らしを満喫されているのでしょうか?
話はずれますが、私が最近使ったお仕事系アプリでお勧めなのが、PCのWindows11に標準装備されている「クロック」です。そう、時計です。
このパソコン時計にはいろんなおまけ機能がありますが、「フォーカスセッション」という機能が優れものです。
これは、集中作業をサポートしてくれるタイマーです。
たとえば2時間がんばろう! と決めたら、アプリに「2時間」とセットします。すると自動的に休憩時間がセットされ、最初の休憩までの時間を表示してくれます。2時間だと、大抵、休憩まで25分となります。
で、25分頑張ると、今度は5分間、休憩のためのタイマー表示に切り替わります。
この作業と休憩の繰り返しを、自動的にタイマーで表示してくれるわけです。
ところでみなさん、「ポモドーロ・テクニック」という技をご存じでしょうか? 私は最近まで知りませんでした。これは、集中して作業するためのテクニックです。
ポモドーロ・テクニックのあらましは、次の通りです。
・25分間、決めた作業に、集中する
・5分間、休憩する。休憩中は、ネットやスマホはしない。頭を空っぽにし、机から離れる。お茶を飲むのもよい。
・25分作業と5分休憩のサイクルを4回繰り返したら、15分の休憩を取る。
この2時間サイクルを繰り返すと、効率よく仕事がはかどるそうです。
そう、Windows11のフォーカスセッションは、このポモドーロ・テクニックに基づいています。
私がポモドーロ・テクニックを知ったのは、MicrosoftのAIアシスタントCopilotのおかげです。Copilotは、ChatGPTを使っています。
あまりに仕事のやる気がなかったので、いい方法ないかCopilotに尋ねたところ、教えてもらった次第です。
いや~、ChatGPTすごいです。
小説投稿をサボった理由について長々と語ってきましたが、最後は集中作業する技を紹介したということで、少し小説投稿に近づいてきました。
次は、もっと小説投稿に近い話をしますね。
『あつまれ どうぶつの森』、通称『あつ森』の素晴らしさはアチコチで語られていますが、今さらですが私にも語らせてください。
私は小説投稿をサボり三か月ほぼ毎日ゲームを続けていますが、理由のひとつが『あつ森』のマイレージシステムにあります。
ローンがある世界なので、マイレージもあります。釣りをする、ラジオ体操をするなど、何かアクションするとマイルが貯まる仕組みです。貯まったマイルは、いろんなグッズと交換できます。
画面には、マイルが増える五つのアクションが表示されています。そのアクションを達成すると、また新たな課題が表示されます。一つ一つの課題は簡単で、花の苗を植える、写真を撮るなどサクッとできるものばかり。が、絶えず小さな課題が提示されるので、それらをクリアしていくうちに、あっという間に二時間三時間が経つわけです。
ローンやマイレージがある世界だから、ATMもあります。マイルは、ATMにアクセスすることでも貯まります。基本は、一日に50マイルが加算されます。お金の預け下ろしといったATMの機能を使わなくても、アクセスするだけでもらえます。
なので、一日に50マイルずつATMアクセスだけで貯まるのですが、これ、二日連続でアクセスすると、100マイルに増えます。毎日続けると加算されるマイルが増え、最終的に、一週間連続で300マイルまで増えます。
つまり毎日欠かさず遊ぶと常に300マイルがもらえます。
もちろん一日空けると最初からやり直しで、50マイルからスタートします。
このマイレージシステムのお陰で、毎日遊んじゃうんですね。時間がない日も、マイルはほしーなー、せっかく一週間続けたんだからもったいないよなー、とりあえずATMアクセスだけするかって感じで、ゲームを起動します。
で、時間がなかろうが、ゲームを起動したらATMアクセスだけでは終わらず、あっという間に一時間二時間たってしまいます。
一週間の連続プレイで300マイルをもらえますが、これは二十日間続けても、一日にもらえるマイルは300までです。
この一週間という上限設定が絶妙なんですね。
一週間続ければ、大体どんな習慣も定着します。
では、一か月続けた人にもっとマイルをサービスしたらどうでしょう?
上限を一か月にすると、一度中断したら元に戻すのに一か月かかります。ちょっと重いですね。やる気がなくなってしまいます。
しかし上限が一週間程度なら、すぐ取り返せます。この一週間という設定が絶妙だからなのか、結果、ほぼ毎日遊んでいます。
このマイルシステムにペナルティーはありません。なにか行動を間違えたから減るということはありません。ちょっとした行動で増えていきます。
『あつ森』の魅力は世界中で語られていますが、ひとつは、この絶妙なバランスのマイレージシステムにあるのではないでしょうか。
小説に関するエッセイのくせに、小説をサボった原因のゲームについて二回もしつこく語ってしまいました。なんだかなーです。
なので無理矢理、ここから小説に絡めてみます。
この『あつ森』のマイレージシステム、やる気ない仕事や家事、そしてサボっている小説に応用してみてはどうかと考えてみました。
・数分で終われる課題を決める。草取りなら、目の前の草五本を抜くというレベル。
・できたらポイントを記録する。
・ポイント貯まったらご褒美……でもいいが、たとえば、仮装宇宙旅行とかどうでしょ? 百ポイントで月、千ポイントで太陽、一万ポイントでマゼラン星雲なんていいなあ。
……と思ったら、行動を習慣づけるための優れたアプリがいっぱいあるようです。みなさん、すでにアプリを使って充実した暮らしを満喫されているのでしょうか?
話はずれますが、私が最近使ったお仕事系アプリでお勧めなのが、PCのWindows11に標準装備されている「クロック」です。そう、時計です。
このパソコン時計にはいろんなおまけ機能がありますが、「フォーカスセッション」という機能が優れものです。
これは、集中作業をサポートしてくれるタイマーです。
たとえば2時間がんばろう! と決めたら、アプリに「2時間」とセットします。すると自動的に休憩時間がセットされ、最初の休憩までの時間を表示してくれます。2時間だと、大抵、休憩まで25分となります。
で、25分頑張ると、今度は5分間、休憩のためのタイマー表示に切り替わります。
この作業と休憩の繰り返しを、自動的にタイマーで表示してくれるわけです。
ところでみなさん、「ポモドーロ・テクニック」という技をご存じでしょうか? 私は最近まで知りませんでした。これは、集中して作業するためのテクニックです。
ポモドーロ・テクニックのあらましは、次の通りです。
・25分間、決めた作業に、集中する
・5分間、休憩する。休憩中は、ネットやスマホはしない。頭を空っぽにし、机から離れる。お茶を飲むのもよい。
・25分作業と5分休憩のサイクルを4回繰り返したら、15分の休憩を取る。
この2時間サイクルを繰り返すと、効率よく仕事がはかどるそうです。
そう、Windows11のフォーカスセッションは、このポモドーロ・テクニックに基づいています。
私がポモドーロ・テクニックを知ったのは、MicrosoftのAIアシスタントCopilotのおかげです。Copilotは、ChatGPTを使っています。
あまりに仕事のやる気がなかったので、いい方法ないかCopilotに尋ねたところ、教えてもらった次第です。
いや~、ChatGPTすごいです。
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