半世紀生きて、やっと小説完成しました

さんかく ひかる

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私が一か月も小説サボったのは、『あつ森』のせいです

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 小説投稿のアレコレを語るエッセイ始めます。
 (2024年)3月、エッセイも小説も、ずーっと更新をサボっていました。
 このエッセイ、ありがたいことに読んでくれる方が、結構いらっしゃいます。なのに一か月も放置してごめんなさい。
 4月になり新年度が始まりました。これから小説もエッセイもピッチを上げますので、お付き合いくださると嬉しいです。


 本題に入る前にお知らせです。
 2024年2月の初め私はこのエッセイで、「Googleに作家認定された」報告をしました。が、やはりバグだったようで、認定が解除されました。今、私の名前で検索しても、ナレッジパネルは表示されません。
 やっぱり、私みたいに小説実績ゼロの人が認定されるのは、間違っています。さすがGoogleです。いっときバグってもちゃんと修正してくれる……いや、もしかしてGoogleさん、私のエッセイを読んで間違いに気づいたのかもしれません。
 だったら、浮かれてあんなエッセイ書かなきゃよかった……。


 本題に入ります。
 私が一か月も小説をサボったのは、Nintendo Switchのゲーム『あつまれ どうぶつの森』に、どハマりしていたからです。

 みなさま、追いかけていた投稿小説が何か月も更新されないとき、どんな理由なら納得できるでしょうか?
 仕事や勉強が忙しい、病気、体調不良、話の展開に行き詰まった……。
 優しい方は、「それなら仕方ないよね」と理解してくださるでしょう。
 でも「『あつまれ どうぶつの森』で、野菜収穫が忙しかった」と答えれば、ブッダのように慈悲深い方でもブチぎれるんじゃないんでしょうか。

 そこで今回のテーマは、『あつまれ どうぶつの森』です。小説サボりの原因、しかも世界的に大ヒットしたゲームを今さらピックアップってどうよって感じですが、お付き合いください。


 任天堂のゲーム『どうぶつの森』シリーズの第一作が出てから、もう二十年が経ちました。
 私はファミコン世代で、任天堂のゲームでは、『ゼルダの伝説』『スーパーマリオブラザーズ』『ファイアーエムブレム』などは遊んでいましたが、『どうぶつの森』とは縁がありませんでした。
 かわゆい動物がたくさん出てくる癒し系ゲーム……その程度の認識でした。

 そのイメージが少し変わったのは、十年前、兄弟の家族が正月、実家に集まったときのこと。当時、小学生の姪が『どうぶつの森』を、DSで遊んでいました。
 姪は「ローンを払わないと」と呟いています。
 ローン! まだ小学生なのに生々し過ぎるだろ! なんちゅーゲームなんだ! と軽く驚きました。

 さらに時が経ちました。世界中にあの新型ウィルス感染症が流行しました。
 感染を抑えるため、人々は心ならずも外出を控えます。あ、私は「やったあ! これで正々堂々と引きこもれる!」と、むしろ揚がっていました。すいません。

 このパンデミックで多くの産業が苦境に陥りましたが、伸びた産業もあります。そのひとつがゲーム産業でしょう。
 外出できない日々を少しでも快適に過ごそうと、ゲームをしたことない人も家庭用ゲーム機を購入します。このころ、巣ごもり需要という言葉が誕生しました。
 Nintendo Switchはバカ売れして、いっとき品切れになったことは、記憶に新しいかと思います。
 この巣ごもり需要にピタッとはまったのが、『どうぶつの森』シリーズ最新作、switchの『あつまれ どうぶつの森』、いわゆる『あつ森』です。

 新型ウィルスの感染症は2023年5月、5類に移行しました。中止されたイベントは復活し、人々は再び外に飛び出します。
 私は相変わらず引きこもっていますが。
 引きこもりの私が『あつ森』を遊びはじめたのは、昨年(2023年)の12月です。なので、いわゆる引きこもり需要ではありませんが、若干、新型ウィルスも関係あるかもしれません。

 昨年の冬、夫と家でテレビを眺めていたら、路上でインタビューに答える若いカップルが、画面に映っていました。お堅いニュースではなく、バラエティー番組だったと思います。
 詳細は覚えていませんが、年末に近かったので、「今年、いいことありました?」という質問だったかもしれません。
 彼女は「彼氏が『あつ森』を買ってくれたこと」と答えました。彼氏は「彼女が、新型ウィルスで引きこもって元気なかったから」と理由を語ります。
 彼女は、元気を取り戻せたので彼氏に感謝していると、笑顔を見せました。

 私は夫に「いい彼氏だねー」「優しい彼氏だねー」と、三回ぐらい繰り返しました。
 そして2023年の年末、夫が『あつ森』を買ってきたのです。
 これ、私が『あつ森』を催促したことになるんですかね?
 ついでにホワイトデーは、『あつ森』の追加コンテンツ『ハッピーホームパラダイス』です。

 私と夫、趣味嗜好が結構違います。旦那は記憶力がすごくて博識なので、会話は、私がテレビのニュースについて質問し旦那が答えるという感じの、一方通行になります。
 あ、私だって夫より強い分野ありますよ? マハーバーラタと三国志なら、間違いなく勝てます。でもその手の話題、興味ない人には面白くないので、私がドヤ顔マウントする機会はないのです。

 嗜好の違いはゲームにも現れます。私はストーリー性のあるRPGやアドベンチャーが好きですが、夫は『ぷよぷよ』やスポーツものなど、短時間でサクッと終わるゲームが好きです。
 なので普段、同じゲームをすることはありません。
 しかし現在、私と夫は同じゲームで遊んでいます。
 夫が『あつ森』を始めたのは、サクッと遊べるからでしょう。彼がゆるキャラ好きというのも大きいようですが。

 二人が同じゲームで遊ぶので、会話も自然、ゲームの話題になります。それも一方通行の会話ではなく、キャラクターやイベントの感想を言い合う、攻略法について情報交換するというように、コミュニケーションを取っています。

『あつ森』は、無人島に移住して島を開発するゲームですが、複数プレイの場合、どちらも同じ島で暮らすことになります。ひとつの島に、私の家と夫の家が存在するわけです。同時プレイも出来るみたいですがそこまで仲良くないので、ひとりプレイで交代して遊びます。時々互いのプレイを眺めて突っ込んでいます。
 またこのゲームでは、島のあちこちから木の実や木材など、様々な資源を採取します。なので私と夫は同じ島の資源を奪い合うことになりますが、遊んでいると「あとで遊ぶ彼のために、岩石は残しておこう」なーんて優しいことを考えます。実生活じゃ自分、全然優しくないけど。

 ということで、倦怠期のカップルは『あつ森』を遊ぼうよ。とりあえず会話のネタには困りません。子供が巣立った定年後の夫婦なんか、ピッタリじゃないかなあ……と思ったら、ゲームが出た時点で『あつ森』『夫婦プレイ』って記事がたくさん出ていたようです。
 考えることは、みんな同じなんだなあ。


 今回、小説をサボった言い訳で終わりました。
 次も『あつ森』話をしますので、お付き合いくだされば幸いです。
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