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5 定番ですが、主人公は王子様
(4)BL展開にしないつもりですが……
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「ここで服を脱げ! 今すぐ脱ぐんだ」
眼光鋭いトロイアの王子は、田舎の狩人を睨み付け居丈高に命じた。
「へ? ぬ、脱ぐ?」
パリスは胸元の布地をちょこんとつまみつつも、眉間にしわを寄せたヘクトルの形相におののき震える。
周りを見渡す。昼間なのに部屋は薄暗い。石壁に、人の頭ほどの穴がひとつ開いている。粗末な木材を組み合わせた細長い台には、獣の皮が敷いてある。大きさからしてベッドだろう。
この小さな空間に、男二人は狭すぎる。二人の体温と吐息で部屋が暑くなってきた。
若者の額に、汗がにじみ出る。自然、狭い部屋で存在感を主張するベッドに、視線が釘付けになる。
――この状況で服を脱げって……やっぱ、そーいうこと!?
先ほどまで、パリスたち三人は、宿の一階で話し込んでいた。が、パリスは突然、ヘクトルに手首を捉えられた。引きずられるように階段を上らされ、二階の狭い部屋に連れ込まれる。
――なんで? 全然そんな雰囲気じゃなかったのに……。
パリスは、トロイアの海岸に着いてからこれまでのことを思い返した。
パリス、ヘクトル、そしてトリファントスの三人は、昼過ぎにトロイアの海岸に到着した。
船が砂浜に乗り上げる。パリスたちに続いて、船頭と漕ぎ手たちが船から降りた。船頭の掛け声に従い、漕ぎ手たちは船を砂浜に押し上げる。
漕ぎ手たちは、積荷を浜に降ろし運び出した。
ヘクトルは船頭に「船賃はこれでいいか?」と、一粒の輝く赤い石を渡した。
「うひゃあ、旦那はいつも気前良くて助かりやす。ほら、お前らも旦那に礼を言うんだ」
船頭が荷を運ぶ漕ぎ手たちに命ずると、男らは「へい」と頭を下げる。
「四人の漕ぎ手のうち、二人がアカイア人か。そのうち一人は年寄りか」
ヘクトルが船頭に耳打ちした。
「アカイアの漕ぎ手は、安い駄賃でよく働くんすよ。海に慣れとるし、助かりやす」
「そうか……だが、積荷を狙って襲うのも、アカイアの海賊が多いと聞くぞ」
「なんとかならんすかね~」
船頭とヘクトルは、トロイアの海の治安について話しつつ、奥の石造りの建物へ向かう。自然、パリスとトリファントスは従った。
トリファントスはキョロキョロあたりを見回し、独り言ちた。
「この世界は、俺の知ってるトロイアとは違うが、この時代、エーゲ海の東にトロイア人が、西のギリシャにはアカイア人が住んでたんだっけ? あー、歴史勉強しときゃよかった」
一口に古代ギリシャといっても、エーゲ文明時代からローマに支配されるまで三千年に渡る長い時代なので、民族が入れ替わる。古代ギリシャ人も、細かく分かれる。トロイア戦争があったとされる紀元前1250年頃のギリシャには、アカイア人と呼ばれるギリシャ人がいた。
閑話休題。あ、これ、本題に戻ろうという意味だが、歴史小説だとこの四字熟語がよく出てくる。カッコいいので、また使うかもしれない。
ヘクトルを先頭にパリスたちは、石造りの二階建ての建物に入った。木製のテーブルが四~五卓置かれ、椅子に腰かけた男たちが話し込んでいる。
テーブルに座った男が、奥のカウンターに向かって大声で「ワインをくれ」と呼び掛けた。奥から小太りの中年女が「これから船乗るんじゃないよね」と、陶器の茶色いカップをテーブルにトンと置いた。男は「おかみさん、一杯じゃ酔えねえ。壺でくれ」と注文をつける。
室内は、酒の臭いで充満している。
船頭と話を終えたヘクトルが、パリスたちの元に戻ってきた。心細げにパリスはヘクトルを見つめる。
「ここは酒場? 昼間から随分飲んでるね」
「ああ、漕ぎ手や船頭の宿屋だ。やつらは、ここで船の仕事を見つけるからな」
耳を澄ますと「ドラクマじゃ払えねえ」「積荷が多いからもっと漕ぎ手を集めねえと」と聞こえる。
「僕たちも、今日はここに泊まるんだ?」
「いや、王宮は近い。お前はトリファントス殿とここで休んでろ。俺は船人から様子を聞いてくる」
「様子?」
「海がアカイアの海賊に荒らされているからな。王宮に戻ったら、親父に相談だ。おかみさん、俺たちにもワインを!」
「あいよ! 旦那は気前いいからね! 山羊のチーズもつけとくよ。ワインに合うんだ」
パリスたちのテーブルは、ワインの壺や、山羊のチーズとオリーブの実を並べた皿でいっぱいになった。
トリファントスは、オリーブを口に放り込む。途端、苦虫を噛み潰したように顔を歪めた。
「う、うーん、まあ時代が時代だから、味が微妙でも文句言っちゃいけねえな」
一方パリスは「チーズが柔らかい!」「ワイン、甘いなあ」と、顔をほころばせる。
「トロイアの人たちは、毎日おいしいもん食べてんだ」
ヘクトルは、他のテーブルをまわり、船頭たちの声に耳を傾けている。
「さすがヘクトルさんだな。民の暮らしを知って、政に生かそうってことか」
「王子ってそういうもんなのかあ」
「おい、パリスさん、あんたも王子だろ?」
「うーん、僕は田舎の森で、ウサギを捕まえてたからなあ」
パリスはかがんで、床に置いた弓を手にとった。
「本当に僕とヘクトルが兄弟なら、なんで僕は捨てられたんだろう? トリファントスさん、なにか知ってる?」
パリスはトリファントスをつぶらな瞳で見つめる。
「あ、え、えーと」
未来人は頭をポリポリ掻き、目をそらした。
「知ってるんだね?」
パリスは未来人の袖にすがりつくが、トリファントスは首を伸ばして顔を背けた。
二人の攻防戦が硬直したところ、援護が入った。
「予言者よ。教えてくれないか?」
情報収集を済ませたヘクトルが、トリファントスの肩をポンと叩いた。
「あんたは、俺らの知ってるパリスとは違う。だから、あんたの話じゃない」
「それはわかったから、貴殿の知る話を教えてくれ。ああ、おかみさん、羊の干し肉を頼む」
「あいよ!」
トリファントスは、(干し肉、味が薄いし硬いなあ。でもご馳走してくれるんだから、文句言えねえよなあ)と、肩を落としつつ、言葉を続けた。
「俺の知ってる話だと、パリスのお袋さんがパリスを生んだとき、トロイアが燃える夢を見たんだ。占い師が、生まれた子は災いを呼ぶと言ったから、パリスは捨てられたんだ」
「そうかあ。てっきり、チャラいとヘクトルに叱られて捨てられたかと思ってたよ」
パリスは努めて笑顔を見せた。自分は災いを呼ぶ王子。どこかの王妃を誘拐し、戦争を引き起こす者。
「僕が田舎の狩人なのは、変わらないさ」
若者は弓をとって寂しげに笑う。
笑うパリスに対して、ヘクトルは眉を寄せたまま、若い狩人をじっと見つめる。が、突然目を見開いた。
「弓……まさかアレクサンドロスか! 」
途端、大男はパリスの手首を掴んだ。
「来るんだ!」
「な、なんだよ! 痛いって!」
パリスは二階の空き部屋に押し込められた。
「いいから脱げ!」
ヘクトルがパリスの腰帯に手を伸ばしてきた。若者は男の大きな手を、勢いよくビシャリと叩きつける。
「やめろ! 僕は男も女も脱がすのは好きだけど、脱がされるのはごめんだ! 自分でやる!」
王子の気迫に押され田舎の狩人は仕方なしに帯をほどいた。
衣を外そうとすると、ヘクトルが「後ろを向くんだ」と命ずる。
パリスは震えながら生まれたままの姿となり、背中を男に向けた。
――やだなあ。相手が男とか女とか関係ないよ。甘い言葉とかムードとかなーんにも演出ないのに、このまま命令されてヤラれちゃうなんて、やだよ。
パリスは苦悩に打ち震えつつ、右の臀部にゴツゴツした感触を覚えた。
「ひゃあ!」
ヘクトルはパリスの右尻に顔を近づけ、一本指でなぞり始めつぶやいた。
「そうか……間違いない……弓の形だ……」
指の感触と生暖かい息が気持ち悪い。
――ヘクトル、あんたは美人の奥さん一筋じゃないのか! なんで旅の仲間にセクハラする!
ふと、生暖かい息とゴツゴツした感触が遠ざかった。
パリスは一層身を固くする。旅のリーダーは尻をいじっただけで満足したのだろうか?
しかし、突然後ろから筋張った太い腕に抱きすくめられた。
「アレクサンドロス! お前、生きてたんだな!」
パリスの全身に悪寒が走る。
「気色悪いんだよ! この変態セクハラ親父!」
太い腕を勢いよく振りほどき、みぞおちに肘鉄を食らわせた。
ヘクトルはパリスの反撃を避ける間もなくドターンと転がり、背中を床に打ちつけた。
眼光鋭いトロイアの王子は、田舎の狩人を睨み付け居丈高に命じた。
「へ? ぬ、脱ぐ?」
パリスは胸元の布地をちょこんとつまみつつも、眉間にしわを寄せたヘクトルの形相におののき震える。
周りを見渡す。昼間なのに部屋は薄暗い。石壁に、人の頭ほどの穴がひとつ開いている。粗末な木材を組み合わせた細長い台には、獣の皮が敷いてある。大きさからしてベッドだろう。
この小さな空間に、男二人は狭すぎる。二人の体温と吐息で部屋が暑くなってきた。
若者の額に、汗がにじみ出る。自然、狭い部屋で存在感を主張するベッドに、視線が釘付けになる。
――この状況で服を脱げって……やっぱ、そーいうこと!?
先ほどまで、パリスたち三人は、宿の一階で話し込んでいた。が、パリスは突然、ヘクトルに手首を捉えられた。引きずられるように階段を上らされ、二階の狭い部屋に連れ込まれる。
――なんで? 全然そんな雰囲気じゃなかったのに……。
パリスは、トロイアの海岸に着いてからこれまでのことを思い返した。
パリス、ヘクトル、そしてトリファントスの三人は、昼過ぎにトロイアの海岸に到着した。
船が砂浜に乗り上げる。パリスたちに続いて、船頭と漕ぎ手たちが船から降りた。船頭の掛け声に従い、漕ぎ手たちは船を砂浜に押し上げる。
漕ぎ手たちは、積荷を浜に降ろし運び出した。
ヘクトルは船頭に「船賃はこれでいいか?」と、一粒の輝く赤い石を渡した。
「うひゃあ、旦那はいつも気前良くて助かりやす。ほら、お前らも旦那に礼を言うんだ」
船頭が荷を運ぶ漕ぎ手たちに命ずると、男らは「へい」と頭を下げる。
「四人の漕ぎ手のうち、二人がアカイア人か。そのうち一人は年寄りか」
ヘクトルが船頭に耳打ちした。
「アカイアの漕ぎ手は、安い駄賃でよく働くんすよ。海に慣れとるし、助かりやす」
「そうか……だが、積荷を狙って襲うのも、アカイアの海賊が多いと聞くぞ」
「なんとかならんすかね~」
船頭とヘクトルは、トロイアの海の治安について話しつつ、奥の石造りの建物へ向かう。自然、パリスとトリファントスは従った。
トリファントスはキョロキョロあたりを見回し、独り言ちた。
「この世界は、俺の知ってるトロイアとは違うが、この時代、エーゲ海の東にトロイア人が、西のギリシャにはアカイア人が住んでたんだっけ? あー、歴史勉強しときゃよかった」
一口に古代ギリシャといっても、エーゲ文明時代からローマに支配されるまで三千年に渡る長い時代なので、民族が入れ替わる。古代ギリシャ人も、細かく分かれる。トロイア戦争があったとされる紀元前1250年頃のギリシャには、アカイア人と呼ばれるギリシャ人がいた。
閑話休題。あ、これ、本題に戻ろうという意味だが、歴史小説だとこの四字熟語がよく出てくる。カッコいいので、また使うかもしれない。
ヘクトルを先頭にパリスたちは、石造りの二階建ての建物に入った。木製のテーブルが四~五卓置かれ、椅子に腰かけた男たちが話し込んでいる。
テーブルに座った男が、奥のカウンターに向かって大声で「ワインをくれ」と呼び掛けた。奥から小太りの中年女が「これから船乗るんじゃないよね」と、陶器の茶色いカップをテーブルにトンと置いた。男は「おかみさん、一杯じゃ酔えねえ。壺でくれ」と注文をつける。
室内は、酒の臭いで充満している。
船頭と話を終えたヘクトルが、パリスたちの元に戻ってきた。心細げにパリスはヘクトルを見つめる。
「ここは酒場? 昼間から随分飲んでるね」
「ああ、漕ぎ手や船頭の宿屋だ。やつらは、ここで船の仕事を見つけるからな」
耳を澄ますと「ドラクマじゃ払えねえ」「積荷が多いからもっと漕ぎ手を集めねえと」と聞こえる。
「僕たちも、今日はここに泊まるんだ?」
「いや、王宮は近い。お前はトリファントス殿とここで休んでろ。俺は船人から様子を聞いてくる」
「様子?」
「海がアカイアの海賊に荒らされているからな。王宮に戻ったら、親父に相談だ。おかみさん、俺たちにもワインを!」
「あいよ! 旦那は気前いいからね! 山羊のチーズもつけとくよ。ワインに合うんだ」
パリスたちのテーブルは、ワインの壺や、山羊のチーズとオリーブの実を並べた皿でいっぱいになった。
トリファントスは、オリーブを口に放り込む。途端、苦虫を噛み潰したように顔を歪めた。
「う、うーん、まあ時代が時代だから、味が微妙でも文句言っちゃいけねえな」
一方パリスは「チーズが柔らかい!」「ワイン、甘いなあ」と、顔をほころばせる。
「トロイアの人たちは、毎日おいしいもん食べてんだ」
ヘクトルは、他のテーブルをまわり、船頭たちの声に耳を傾けている。
「さすがヘクトルさんだな。民の暮らしを知って、政に生かそうってことか」
「王子ってそういうもんなのかあ」
「おい、パリスさん、あんたも王子だろ?」
「うーん、僕は田舎の森で、ウサギを捕まえてたからなあ」
パリスはかがんで、床に置いた弓を手にとった。
「本当に僕とヘクトルが兄弟なら、なんで僕は捨てられたんだろう? トリファントスさん、なにか知ってる?」
パリスはトリファントスをつぶらな瞳で見つめる。
「あ、え、えーと」
未来人は頭をポリポリ掻き、目をそらした。
「知ってるんだね?」
パリスは未来人の袖にすがりつくが、トリファントスは首を伸ばして顔を背けた。
二人の攻防戦が硬直したところ、援護が入った。
「予言者よ。教えてくれないか?」
情報収集を済ませたヘクトルが、トリファントスの肩をポンと叩いた。
「あんたは、俺らの知ってるパリスとは違う。だから、あんたの話じゃない」
「それはわかったから、貴殿の知る話を教えてくれ。ああ、おかみさん、羊の干し肉を頼む」
「あいよ!」
トリファントスは、(干し肉、味が薄いし硬いなあ。でもご馳走してくれるんだから、文句言えねえよなあ)と、肩を落としつつ、言葉を続けた。
「俺の知ってる話だと、パリスのお袋さんがパリスを生んだとき、トロイアが燃える夢を見たんだ。占い師が、生まれた子は災いを呼ぶと言ったから、パリスは捨てられたんだ」
「そうかあ。てっきり、チャラいとヘクトルに叱られて捨てられたかと思ってたよ」
パリスは努めて笑顔を見せた。自分は災いを呼ぶ王子。どこかの王妃を誘拐し、戦争を引き起こす者。
「僕が田舎の狩人なのは、変わらないさ」
若者は弓をとって寂しげに笑う。
笑うパリスに対して、ヘクトルは眉を寄せたまま、若い狩人をじっと見つめる。が、突然目を見開いた。
「弓……まさかアレクサンドロスか! 」
途端、大男はパリスの手首を掴んだ。
「来るんだ!」
「な、なんだよ! 痛いって!」
パリスは二階の空き部屋に押し込められた。
「いいから脱げ!」
ヘクトルがパリスの腰帯に手を伸ばしてきた。若者は男の大きな手を、勢いよくビシャリと叩きつける。
「やめろ! 僕は男も女も脱がすのは好きだけど、脱がされるのはごめんだ! 自分でやる!」
王子の気迫に押され田舎の狩人は仕方なしに帯をほどいた。
衣を外そうとすると、ヘクトルが「後ろを向くんだ」と命ずる。
パリスは震えながら生まれたままの姿となり、背中を男に向けた。
――やだなあ。相手が男とか女とか関係ないよ。甘い言葉とかムードとかなーんにも演出ないのに、このまま命令されてヤラれちゃうなんて、やだよ。
パリスは苦悩に打ち震えつつ、右の臀部にゴツゴツした感触を覚えた。
「ひゃあ!」
ヘクトルはパリスの右尻に顔を近づけ、一本指でなぞり始めつぶやいた。
「そうか……間違いない……弓の形だ……」
指の感触と生暖かい息が気持ち悪い。
――ヘクトル、あんたは美人の奥さん一筋じゃないのか! なんで旅の仲間にセクハラする!
ふと、生暖かい息とゴツゴツした感触が遠ざかった。
パリスは一層身を固くする。旅のリーダーは尻をいじっただけで満足したのだろうか?
しかし、突然後ろから筋張った太い腕に抱きすくめられた。
「アレクサンドロス! お前、生きてたんだな!」
パリスの全身に悪寒が走る。
「気色悪いんだよ! この変態セクハラ親父!」
太い腕を勢いよく振りほどき、みぞおちに肘鉄を食らわせた。
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