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番外編 空賊に愛されて
第1話
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俺は、千羽《ちば》だいら。
女の子かと思ってしまう程、小柄な男の子。
あまりにも背が低すぎる上に、身長順に並んでしまうと男の子の中では一番低いし、女の子の身長順では一番低くはならないけど一番高くならないから、自分は本当に男子なのかと疑ってしまうこともあった。
妹がいるけど、妹に身長を抜かされているから、兄としてのプライドが傷つく。たった1センチでも1ミリでも抜かされたくなかった。
そのため明らかに160なかったとしても、身長を聞かれたら「160センチです」と鯖を読むことにしている。ここで「160あるの?」とか「160ないでしょ?」とか言われると傷つく。せめて、身長の話は触れないでくれ。
俺は低身長症がないかと疑ったことがあるけど、医者から「ギリギリ低身長症じゃないですね」と言われた。ギリギリって何だよ?ここは安心した方がいいのか、落ち込むところかよくわからなかった。
身長が何センチかって気になる人もいるだろうけど、なるべく高い身長を想像してくれ。
そのために教えないでおこう。
妹は何センチ?妹の身長がわかったら、俺の身長もなんとなくわかってしまうから教えれないな。
妹のことだから、自分の身長を語るかもしれないけど、聞かなかったことにしてくれ。
情けないことに親父やおふくろの身長を抜かしていない。
おふくろは小柄な親父より背が高いし、俺も親父の身長を抜かせそうにない。
ただ、妹は親父とおふくろの身長を抜かしたらしいが。
だから、家で一番小さいのが俺で、家で一番高いのが妹。
妹はよく男の子並みに背が高いことで悩んでるらしいが。
俺は酒で酔っぱらっていた。
俺の年齢がいくつかって?何歳でもいいだろ?
例え、未成年でも未成年じゃなくても、酒を飲むぐらい自由だろ?
たっく、何で未成年は酒飲んじゃいけないなんて法律があるんだよ?
この酒上手いなあ。
飲んでも、飲んでも、飲みきれない。
やがて、俺の意識はここで途絶えた。
気がつくと、行ったことも見たこともない場所。
あれ?え?
たしか酒に酔って‥‥
まさかな、酔った勢いでこんなところ来るか?
なら、今からでも帰るか。
「どこ行くのさ?」
振り向くと俺よりもでかい男。
「どこって‥‥帰るのさ」
「ここ、空の上だが」
空の上?
「信じてないな。なら、外に出てみるか?」
ここは飛行機だって言いたいのか?
まわりを見渡すと、飛行機でもない気が‥‥、宇宙ロッケトやヘリコプターか?それとも違う‥‥。
一回外に出るか。
扉を開けると、ここ船か?
飛んでる‥‥。
えーーーーーー!
マジかよ?
やめてくれ、俺は高所恐怖症なんだ。
「家に帰りたいか?」
「帰してくれるの?」
「貴様が望めば、だが貴様に帰る家はない」
帰る家がない?
「信じてないな。貴様を助けるための救出だが」
「どうなったの?」
「水没だ。津波によってな」
「家族は?親父‥‥おふくろ‥‥妹は?」
「安否が確認できん」
「そんなことがあるか」
「あるんだ。津波、地震、火災はいろんな人が逃げる。
しまいには逃げた先でさえ、わからなくなる。
せめて、酒に酔って逃げなきゃいけない時に逃げない貴様だけでも助けようと‥‥」
「それでか。津波なんか起きた記憶もないし」
「なるほどな」
その話が本当かどうか確認しないとって思うけど、本当に津波なら確認することも危なくなる。
俺は空飛ぶ船の上で生活することになってしまった。
女の子かと思ってしまう程、小柄な男の子。
あまりにも背が低すぎる上に、身長順に並んでしまうと男の子の中では一番低いし、女の子の身長順では一番低くはならないけど一番高くならないから、自分は本当に男子なのかと疑ってしまうこともあった。
妹がいるけど、妹に身長を抜かされているから、兄としてのプライドが傷つく。たった1センチでも1ミリでも抜かされたくなかった。
そのため明らかに160なかったとしても、身長を聞かれたら「160センチです」と鯖を読むことにしている。ここで「160あるの?」とか「160ないでしょ?」とか言われると傷つく。せめて、身長の話は触れないでくれ。
俺は低身長症がないかと疑ったことがあるけど、医者から「ギリギリ低身長症じゃないですね」と言われた。ギリギリって何だよ?ここは安心した方がいいのか、落ち込むところかよくわからなかった。
身長が何センチかって気になる人もいるだろうけど、なるべく高い身長を想像してくれ。
そのために教えないでおこう。
妹は何センチ?妹の身長がわかったら、俺の身長もなんとなくわかってしまうから教えれないな。
妹のことだから、自分の身長を語るかもしれないけど、聞かなかったことにしてくれ。
情けないことに親父やおふくろの身長を抜かしていない。
おふくろは小柄な親父より背が高いし、俺も親父の身長を抜かせそうにない。
ただ、妹は親父とおふくろの身長を抜かしたらしいが。
だから、家で一番小さいのが俺で、家で一番高いのが妹。
妹はよく男の子並みに背が高いことで悩んでるらしいが。
俺は酒で酔っぱらっていた。
俺の年齢がいくつかって?何歳でもいいだろ?
例え、未成年でも未成年じゃなくても、酒を飲むぐらい自由だろ?
たっく、何で未成年は酒飲んじゃいけないなんて法律があるんだよ?
この酒上手いなあ。
飲んでも、飲んでも、飲みきれない。
やがて、俺の意識はここで途絶えた。
気がつくと、行ったことも見たこともない場所。
あれ?え?
たしか酒に酔って‥‥
まさかな、酔った勢いでこんなところ来るか?
なら、今からでも帰るか。
「どこ行くのさ?」
振り向くと俺よりもでかい男。
「どこって‥‥帰るのさ」
「ここ、空の上だが」
空の上?
「信じてないな。なら、外に出てみるか?」
ここは飛行機だって言いたいのか?
まわりを見渡すと、飛行機でもない気が‥‥、宇宙ロッケトやヘリコプターか?それとも違う‥‥。
一回外に出るか。
扉を開けると、ここ船か?
飛んでる‥‥。
えーーーーーー!
マジかよ?
やめてくれ、俺は高所恐怖症なんだ。
「家に帰りたいか?」
「帰してくれるの?」
「貴様が望めば、だが貴様に帰る家はない」
帰る家がない?
「信じてないな。貴様を助けるための救出だが」
「どうなったの?」
「水没だ。津波によってな」
「家族は?親父‥‥おふくろ‥‥妹は?」
「安否が確認できん」
「そんなことがあるか」
「あるんだ。津波、地震、火災はいろんな人が逃げる。
しまいには逃げた先でさえ、わからなくなる。
せめて、酒に酔って逃げなきゃいけない時に逃げない貴様だけでも助けようと‥‥」
「それでか。津波なんか起きた記憶もないし」
「なるほどな」
その話が本当かどうか確認しないとって思うけど、本当に津波なら確認することも危なくなる。
俺は空飛ぶ船の上で生活することになってしまった。
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