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番外編 盗賊に愛されて 第2章
第1話
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青い瞳に、アキレス腱までの長い青い髪の少女の海冷氷狩は、どこかへ姿を消していった。
膝まで長い紫の髪に、紫の瞳の僕っ子と一人称が名前呼びの空園炎火と、
腰まで長い緑の髪に、翡翠色の瞳のうちっ娘の珊瑚礁水湖と、
二人の又従姉妹にあたる、背中まで長いピンクの髪に、ピンクの瞳のセーラー服を着た俺っ娘の少女が集まった。
ピンクの髪の少女は、セーラー服にリボンも、スカーフも、ネクタイもつけてはいない。
全ては、肩まで長い赤い髪と、不気味な赤い瞳を持つ少女の、稲妻雷光に対抗する方法を見つけるために。
俺は、千羽《ちば》だいら。
俺は酒で酔っぱらっていた。
俺の年齢がいくつかって?何歳でもいいだろ?
例え、未成年でも未成年じゃなくても、酒を飲むぐらい自由だろ?
たっく、何で未成年は酒飲んじゃいけないなんて法律があるんだよ?
この酒上手いなあ。
飲んでも、飲んでも、飲みきれない。
やがて、俺の意識はここで途絶えた。
気がつくと、行ったことも見たこともない場所。
あれ?え?
たしか酒に酔って‥‥
まさかな、酔った勢いでこんなところ来るか?
なら、今からでも帰るか。
「どこ行くのさ?」
振り向くと俺よりもでかい男。
「どこって‥‥帰るのさ」
「ここ、空の上だが」
空の上?
「信じてないな。なら、外に出てみるか?」
ここは飛行機だって言いたいのか?
まわりを見渡すと、飛行機でもない気が‥‥、宇宙ロッケトやヘリコプターか?それとも違う‥‥。
一回外に出るか。
扉を開けると、ここ船か?
飛んでる‥‥。
えーーーーーー!
マジかよ?
やめてくれ、俺は高所恐怖症なんだ。
「家に帰りたいか?」
「帰してくれるの?」
「貴様が望めば、だが貴様に帰る家はない」
帰る家がない?
「信じてないな。貴様を助けるための救出だが」
「どうなったの?」
「水没だ。津波によってな」
「家族は?親父‥‥おふくろ‥‥妹は?」
「安否が確認できん」
「そんなことがあるか」
「あるんだ。津波、地震、火災はいろんな人が逃げる。
しまいには逃げた先でさえ、わからなくなる。
せめて、酒に酔って逃げなきゃいけない時に逃げない貴様だけでも助けようと‥‥」
「それでか。津波なんか起きた記憶もないし」
「なるほどな」
その話が本当かどうか確認しないとって思うけど、本当に津波なら確認することも危なくなる。
俺は空飛ぶ船の上で生活することになってしまった。
空賊船とやら、空の上での生活は慣れてきたと思う。
ただ、俺の高所恐怖症は克服できそうにない。いまだに飛行機みたく落ちるんじゃないかって不安になる。
空賊船長のタンパニーとは最初は、ぎこちなかった。
そのうち「手、繋いでくれるか?」
「キスしてくれるか?」
「一緒に寝てくれるか?」
「一緒にお風呂入ってくれるか?」
「お姫様抱っこしていい?」などと顔を真っ赤にして言われても、「いやです」とお断りするようにしている。
男同士でするかつーのー!
「もしかして、我が嫌いか?」
タンパニーの目がうるうるになっていた。
「嫌いも何も‥‥」
こんな知り合って間もない人とそんな関係はきずきたくない。
「我は貴様が‥‥」
「これ以上言わなくていい」
この先はとんでもないことを言いそうな気がしたから。
「貴様は我の関係を忘れたのか?」
忘れた?たしか初対面のはず。
「忘れるも何も知らねえよ」
「我は貴様と前世で出会ったぞ」
前世?何を言っているんだ?
「前世なんてそんな‥‥」
「そうか、忘れたのか。なら、よろしい」
言いたいことがわからなかった。
「大変だー、空賊専門退治屋が来たぞー」
空賊たちが騒いだ。
騒いだ矢先に船が燃えた。
「ファイアーロード」誰かが叫んだ。
燃えてる‥‥急降下する‥‥
「いきなり派手にやり過ぎたな。
仕方ない、君だけ助けてやるよ」
俺よりも小柄な女の子に手をさしのべられて、俺は考えることなく掴んだ。
すると、女の子は俺をお姫様抱っこして、船から飛び降りた。
「危機一発だったね」
「助けてくれてありがとう‥‥。
それで、誰なの?」
「炎火《ほのか》のこと?」
「炎火って言うの?」
「うん、そうだよ。よろしくね」
「炎火は何者なの?」
「空賊専門の退治屋、炎の使い手、炎火だよ」
「空賊専門の退治屋?」
「有名な職業なのに知らないのー?」
「知らない‥‥」
「あ、そうだよ。クエストの報告しないと」
「クエスト?」
「仕事でやっているんだよ。当たり前じゃん。
さ、街へ向かうよ」
俺は、炎火についていった。
何で、炎火は俺を助けてくれたんだ?
そして、あの空賊とやらはどうなったんだろう?
膝まで長い紫の髪に、紫の瞳の僕っ子と一人称が名前呼びの空園炎火と、
腰まで長い緑の髪に、翡翠色の瞳のうちっ娘の珊瑚礁水湖と、
二人の又従姉妹にあたる、背中まで長いピンクの髪に、ピンクの瞳のセーラー服を着た俺っ娘の少女が集まった。
ピンクの髪の少女は、セーラー服にリボンも、スカーフも、ネクタイもつけてはいない。
全ては、肩まで長い赤い髪と、不気味な赤い瞳を持つ少女の、稲妻雷光に対抗する方法を見つけるために。
俺は、千羽《ちば》だいら。
俺は酒で酔っぱらっていた。
俺の年齢がいくつかって?何歳でもいいだろ?
例え、未成年でも未成年じゃなくても、酒を飲むぐらい自由だろ?
たっく、何で未成年は酒飲んじゃいけないなんて法律があるんだよ?
この酒上手いなあ。
飲んでも、飲んでも、飲みきれない。
やがて、俺の意識はここで途絶えた。
気がつくと、行ったことも見たこともない場所。
あれ?え?
たしか酒に酔って‥‥
まさかな、酔った勢いでこんなところ来るか?
なら、今からでも帰るか。
「どこ行くのさ?」
振り向くと俺よりもでかい男。
「どこって‥‥帰るのさ」
「ここ、空の上だが」
空の上?
「信じてないな。なら、外に出てみるか?」
ここは飛行機だって言いたいのか?
まわりを見渡すと、飛行機でもない気が‥‥、宇宙ロッケトやヘリコプターか?それとも違う‥‥。
一回外に出るか。
扉を開けると、ここ船か?
飛んでる‥‥。
えーーーーーー!
マジかよ?
やめてくれ、俺は高所恐怖症なんだ。
「家に帰りたいか?」
「帰してくれるの?」
「貴様が望めば、だが貴様に帰る家はない」
帰る家がない?
「信じてないな。貴様を助けるための救出だが」
「どうなったの?」
「水没だ。津波によってな」
「家族は?親父‥‥おふくろ‥‥妹は?」
「安否が確認できん」
「そんなことがあるか」
「あるんだ。津波、地震、火災はいろんな人が逃げる。
しまいには逃げた先でさえ、わからなくなる。
せめて、酒に酔って逃げなきゃいけない時に逃げない貴様だけでも助けようと‥‥」
「それでか。津波なんか起きた記憶もないし」
「なるほどな」
その話が本当かどうか確認しないとって思うけど、本当に津波なら確認することも危なくなる。
俺は空飛ぶ船の上で生活することになってしまった。
空賊船とやら、空の上での生活は慣れてきたと思う。
ただ、俺の高所恐怖症は克服できそうにない。いまだに飛行機みたく落ちるんじゃないかって不安になる。
空賊船長のタンパニーとは最初は、ぎこちなかった。
そのうち「手、繋いでくれるか?」
「キスしてくれるか?」
「一緒に寝てくれるか?」
「一緒にお風呂入ってくれるか?」
「お姫様抱っこしていい?」などと顔を真っ赤にして言われても、「いやです」とお断りするようにしている。
男同士でするかつーのー!
「もしかして、我が嫌いか?」
タンパニーの目がうるうるになっていた。
「嫌いも何も‥‥」
こんな知り合って間もない人とそんな関係はきずきたくない。
「我は貴様が‥‥」
「これ以上言わなくていい」
この先はとんでもないことを言いそうな気がしたから。
「貴様は我の関係を忘れたのか?」
忘れた?たしか初対面のはず。
「忘れるも何も知らねえよ」
「我は貴様と前世で出会ったぞ」
前世?何を言っているんだ?
「前世なんてそんな‥‥」
「そうか、忘れたのか。なら、よろしい」
言いたいことがわからなかった。
「大変だー、空賊専門退治屋が来たぞー」
空賊たちが騒いだ。
騒いだ矢先に船が燃えた。
「ファイアーロード」誰かが叫んだ。
燃えてる‥‥急降下する‥‥
「いきなり派手にやり過ぎたな。
仕方ない、君だけ助けてやるよ」
俺よりも小柄な女の子に手をさしのべられて、俺は考えることなく掴んだ。
すると、女の子は俺をお姫様抱っこして、船から飛び降りた。
「危機一発だったね」
「助けてくれてありがとう‥‥。
それで、誰なの?」
「炎火《ほのか》のこと?」
「炎火って言うの?」
「うん、そうだよ。よろしくね」
「炎火は何者なの?」
「空賊専門の退治屋、炎の使い手、炎火だよ」
「空賊専門の退治屋?」
「有名な職業なのに知らないのー?」
「知らない‥‥」
「あ、そうだよ。クエストの報告しないと」
「クエスト?」
「仕事でやっているんだよ。当たり前じゃん。
さ、街へ向かうよ」
俺は、炎火についていった。
何で、炎火は俺を助けてくれたんだ?
そして、あの空賊とやらはどうなったんだろう?
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