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番外編 第2章
第5話
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リスニーは、こちらの反応なんか、お構いなしに話しを続けた。
「その第三者は、勝恋じゃないかって、考えるのが普通なんだ。
黒船あぶきは普通の人間だし、あの怪物は瞬間移動の能力もない下等怪物。
そして、黒船あぶきが黒幕というのは、世間を惑わすためのフェイク。
本当の黒幕は、どこかに隠れているということ。
世界を陸野の家に行かせて、時空移動をさせようと計画してたんじゃないか?
世界が時空移動したら、その空間から、すべての時間軸のいじめ殺しができるかもしれないから、可能性に欠けてみたんだ、君たちがね。
勝恋の能力は、過去を見ること。
それなら、他人の弱みを握ったり、あぶきの洗脳ぐらいできるはずだよ」
「訂正するほど、間違っていないわ。
だけど、私は過去を見れると言っても、その力は弱めよ」
勝恋は、巨大化した。
「私のことを知ったからには、見逃すわけにはいかないわ」
「なるほど、巨人族と人間のクウォーターかあ」
「リスニー、関心してないで、これはどうするの?」
「巨大化は強いイメージがあるかもしれないけど、おらっちが優位に立てるということは計算に入れてないみたいだね。 入れていないみたいだね」
リスニーは時々、同じことを二回言う癖がある。
リスニーはりすということもあってか、属性は花、木、草。
一体、リスニーは何をしようとしているのだろうか?
「そおれえ」
リスニーはコンクリートの地面から木を具現化させて、巨大化した勝恋を拘束した。
「何をする気なの?」
「そんな種明かしは、手品師はしないって。
それより、覚悟はいいかい?」
リスニーは大量の花を放出して、勝恋の顔に集めた。
「人間ではないということなら、手加減する必要はないということでいいかな?
幻惑を飛んでいけ。 飛んでいけ。
爆発まで、3秒前」
「やばいね。 逃げるよ、世界君」
「え?」
俺は、自分より背が高い世界君をお姫様抱っこして、その場を離れた。
世界君の身長は、何センチかは知らないけど、予測は20センチとか30センチぐらいの身長差がありそうだ。
俺も、そんなに身長が高い方ではないというのもあるかもしれないけど。
遠くまで逃げたら「姉貴はどうなるんだ?」と聞かれた。
「さあ。 どうなるんだろうね。
確実なのは、あれは偽物だということだね」
「偽物?」
「うん。 あんな巨大化は巨人族しかしないから、間違いなく、偽物だよ」
「本物は、どこだよ?」
「どこだろうね。
まず、本物が生きているかどうかも、正直わからないところがある」
「本物は異世界転生を果たしているかもしれないよ」
リスニーがどこからか現れた。
「わあ」
世界君は、驚いていた。
「その第三者は、勝恋じゃないかって、考えるのが普通なんだ。
黒船あぶきは普通の人間だし、あの怪物は瞬間移動の能力もない下等怪物。
そして、黒船あぶきが黒幕というのは、世間を惑わすためのフェイク。
本当の黒幕は、どこかに隠れているということ。
世界を陸野の家に行かせて、時空移動をさせようと計画してたんじゃないか?
世界が時空移動したら、その空間から、すべての時間軸のいじめ殺しができるかもしれないから、可能性に欠けてみたんだ、君たちがね。
勝恋の能力は、過去を見ること。
それなら、他人の弱みを握ったり、あぶきの洗脳ぐらいできるはずだよ」
「訂正するほど、間違っていないわ。
だけど、私は過去を見れると言っても、その力は弱めよ」
勝恋は、巨大化した。
「私のことを知ったからには、見逃すわけにはいかないわ」
「なるほど、巨人族と人間のクウォーターかあ」
「リスニー、関心してないで、これはどうするの?」
「巨大化は強いイメージがあるかもしれないけど、おらっちが優位に立てるということは計算に入れてないみたいだね。 入れていないみたいだね」
リスニーは時々、同じことを二回言う癖がある。
リスニーはりすということもあってか、属性は花、木、草。
一体、リスニーは何をしようとしているのだろうか?
「そおれえ」
リスニーはコンクリートの地面から木を具現化させて、巨大化した勝恋を拘束した。
「何をする気なの?」
「そんな種明かしは、手品師はしないって。
それより、覚悟はいいかい?」
リスニーは大量の花を放出して、勝恋の顔に集めた。
「人間ではないということなら、手加減する必要はないということでいいかな?
幻惑を飛んでいけ。 飛んでいけ。
爆発まで、3秒前」
「やばいね。 逃げるよ、世界君」
「え?」
俺は、自分より背が高い世界君をお姫様抱っこして、その場を離れた。
世界君の身長は、何センチかは知らないけど、予測は20センチとか30センチぐらいの身長差がありそうだ。
俺も、そんなに身長が高い方ではないというのもあるかもしれないけど。
遠くまで逃げたら「姉貴はどうなるんだ?」と聞かれた。
「さあ。 どうなるんだろうね。
確実なのは、あれは偽物だということだね」
「偽物?」
「うん。 あんな巨大化は巨人族しかしないから、間違いなく、偽物だよ」
「本物は、どこだよ?」
「どこだろうね。
まず、本物が生きているかどうかも、正直わからないところがある」
「本物は異世界転生を果たしているかもしれないよ」
リスニーがどこからか現れた。
「わあ」
世界君は、驚いていた。
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