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第142幕 カラード山脈入りへの最終確認
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腐ったドラゴンは俺達の上空を通りすぎていった。
「ハバキ、あのドラゴンはヤバすぎるよ!追いかけよう!!」
「・・・・背を向ける奴に興味はない。それにそのまま行けば王都だ。アーカム国の軍がなんとかするだろ」
「いやいや、今アーカム軍はボロボロで再建が滞っているんだよ!」
「そうだよ!オルレアンの森に調査に行った清瀧騎士団が壊滅、冒険者も高ランクハンターもだいぶ少なくなったから」
「はっ?何で森の調査で軍が壊滅するんだ?」
「えっ?知らないの?まだ1ヶ月も経ってないのに?」
・・・・あっ、そういえば『ゴッデス・スコーピオン』とやり合った時に巻き込まれたってどっかで聞いたっけ?
「凄い災害でしたよ?王都なんて大パニックだったんですよ?学園の避難所は結界が張ってたので私はそこに逃げて無傷でしたが?あれ?ご主人様・・・じゃなかったハバキさんは見てないんですか?入学試験の時に?」
まあ、その災害の中心にはいたな。原因俺だからな。
「・・・ごほん、ごほん、ああ、まあ、気にするな」
「・・・・ハバキもしかして?」
「・・・クロード何も言うな」
「「「?????????」」」
ハバキの反応にあの災害は主に『雷』で被害が出たのを思いだしクロードが察した。
「何も言うな」
「・・・・うん、わかった」
俺は一応クロードを口止めしておく。
後々面倒になりそうだから。
「俺はカラード山脈まで行く。ドラゴン退治がしたけりゃお前達だけで帰れ。もう山脈は見えてるしここまでくれば銀蝿以外はいらねえ。帰ってもいいぞ」
ロックは、
「僕は神を殺すのに興味はない!妹の安否を確認しないといけない!!」
フッ、流石シスコン。危険に飛び込むか。
センは、
「私はご主人様・・・はい、スミマセンでした。だからそんな怖い顔で睨まないで下さい。ハバキさんについて行きます。例えば火の中、水の中、トイレの中、ベッドの中だろうと着いていきます!!」
帰れ!!
クロードは、
「・・・・まあ、気になるけど王都には僕より強い人は沢山いるだろうが・・・・やっぱり僕は戻るよ!!守るために僕は!!」
まあ、頑張れ。学園にはバッシュ達がいるから大丈夫だろ。無駄足になるかもしれんだがな。
ビクターは、
「帰して~!!帰してくれよ~!!」
却下。
よしっ!カラード山脈行きは、
俺、ロック、ビクター、センに決定。
クロードはドラゴンを討伐しに追いかけるようだ。
目的地はとりあえず麓にある兵士の駐屯地を目指すことにする。
「ハバキ、あのドラゴンはヤバすぎるよ!追いかけよう!!」
「・・・・背を向ける奴に興味はない。それにそのまま行けば王都だ。アーカム国の軍がなんとかするだろ」
「いやいや、今アーカム軍はボロボロで再建が滞っているんだよ!」
「そうだよ!オルレアンの森に調査に行った清瀧騎士団が壊滅、冒険者も高ランクハンターもだいぶ少なくなったから」
「はっ?何で森の調査で軍が壊滅するんだ?」
「えっ?知らないの?まだ1ヶ月も経ってないのに?」
・・・・あっ、そういえば『ゴッデス・スコーピオン』とやり合った時に巻き込まれたってどっかで聞いたっけ?
「凄い災害でしたよ?王都なんて大パニックだったんですよ?学園の避難所は結界が張ってたので私はそこに逃げて無傷でしたが?あれ?ご主人様・・・じゃなかったハバキさんは見てないんですか?入学試験の時に?」
まあ、その災害の中心にはいたな。原因俺だからな。
「・・・ごほん、ごほん、ああ、まあ、気にするな」
「・・・・ハバキもしかして?」
「・・・クロード何も言うな」
「「「?????????」」」
ハバキの反応にあの災害は主に『雷』で被害が出たのを思いだしクロードが察した。
「何も言うな」
「・・・・うん、わかった」
俺は一応クロードを口止めしておく。
後々面倒になりそうだから。
「俺はカラード山脈まで行く。ドラゴン退治がしたけりゃお前達だけで帰れ。もう山脈は見えてるしここまでくれば銀蝿以外はいらねえ。帰ってもいいぞ」
ロックは、
「僕は神を殺すのに興味はない!妹の安否を確認しないといけない!!」
フッ、流石シスコン。危険に飛び込むか。
センは、
「私はご主人様・・・はい、スミマセンでした。だからそんな怖い顔で睨まないで下さい。ハバキさんについて行きます。例えば火の中、水の中、トイレの中、ベッドの中だろうと着いていきます!!」
帰れ!!
クロードは、
「・・・・まあ、気になるけど王都には僕より強い人は沢山いるだろうが・・・・やっぱり僕は戻るよ!!守るために僕は!!」
まあ、頑張れ。学園にはバッシュ達がいるから大丈夫だろ。無駄足になるかもしれんだがな。
ビクターは、
「帰して~!!帰してくれよ~!!」
却下。
よしっ!カラード山脈行きは、
俺、ロック、ビクター、センに決定。
クロードはドラゴンを討伐しに追いかけるようだ。
目的地はとりあえず麓にある兵士の駐屯地を目指すことにする。
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