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第七章 天使との関わり
第八十六話 了解と行動
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「おい…嘘だろ?」
「本当だ。…いや、俺も嘘だって言いたいよ」
「タクヤ…いえ、タクヤ様。いささか信じがたい話ですね」
ちゃっかりとディリーが俺をタクヤと言った事は見逃すとしよう。まあ…タクヤでも全然オッケーなんだけど。
二人に説明をすると、信じられない、嘘でしょ?とつぶやくディリーと信じるが自分が転生してたなんて知りたくもなかったな…と現実逃避する司に別れた。
「でもよ。拓也。お前はその…いいのかよ?」
「何が」
「だって…俺は勇者だからしょうがないけど、お前は勇者の相棒………しかも、王から偽物扱いされて城から追い出されて殺されかけたんだぜ?それでもいいのかって聞いてるんだよ」
「だから、何が」
「…命懸けで魔王、その…アンナとかいう奴を倒すのに、協力してくれるのかって聞いてるんだ」
「それとこれとは、話が別だろ?」
「でっでも…」
司は、また何か言おうとした。
…ええい!もう!
「別にいいんだよ!特にやることもないしっ…それに、帰れるだけなんぼだろ」
「…今まで前世の俺達、死んでるんだぜ?」
「………何とかなる」
「急に生まれ変わりだとか言われて訳わかんねぇし…拓也。お前はこの世界でゆっくり過ごしたらどうなんだよ」
「だから…いいんだって。むしろ、倒して家に帰りたい。お前だって、魔王退治するんだろ?」
「けど…」
もはや、何を言ってもダメそうなので、俺は目標を変える。
「ディリー」
「…はい」
「お前は、俺についてきてほしいか?」
「………はい。出来れば、ですけど。どうせそんな荒っぽい事になるんだったら人手は多いほうがいいですから」
素直だな。
ディリーは顔色を変えずにさらっと言ってみせた。
………この人は、多分何事にも動じないんだろう。
「だからだ。司」
「……っ」
「絶対死なない。死んでたまるか」
思い詰めた司に…言ってやった。
ああ…と司は頷く。
「分かった。分かったよ!…たく、親友としての気遣いだったってのに」
「そんな余計な事いらねえよ」
知らないからな、と司は言った。
「では…そなたらの勇気ある発言に、伝説の装備を授けよう」
「え」
横で聞いていたエミュールが、口を開いた。
とても、滑らかで澄んだ声が響き渡った。
…すると。
「…なんだ、これ」
歌声が、音符のような形になってしまったのだ。
それが、俺はネネからもらったお守りの翡翠のネックレスの中に。
司は剣の中に吸い込まれていった。
「エルフの加護よ。どうか、役に立ちますように…」
「ありがとう…じゃあ、もう行くな」
「…そなたらの勇気ある行動に敬意を」
エルフ達は礼をして道を開いた。
ここを歩けば、もとの森に戻るんだろう。
「ではな」
「…またな」
そうして、俺達はエルフの村を後にした。
「本当だ。…いや、俺も嘘だって言いたいよ」
「タクヤ…いえ、タクヤ様。いささか信じがたい話ですね」
ちゃっかりとディリーが俺をタクヤと言った事は見逃すとしよう。まあ…タクヤでも全然オッケーなんだけど。
二人に説明をすると、信じられない、嘘でしょ?とつぶやくディリーと信じるが自分が転生してたなんて知りたくもなかったな…と現実逃避する司に別れた。
「でもよ。拓也。お前はその…いいのかよ?」
「何が」
「だって…俺は勇者だからしょうがないけど、お前は勇者の相棒………しかも、王から偽物扱いされて城から追い出されて殺されかけたんだぜ?それでもいいのかって聞いてるんだよ」
「だから、何が」
「…命懸けで魔王、その…アンナとかいう奴を倒すのに、協力してくれるのかって聞いてるんだ」
「それとこれとは、話が別だろ?」
「でっでも…」
司は、また何か言おうとした。
…ええい!もう!
「別にいいんだよ!特にやることもないしっ…それに、帰れるだけなんぼだろ」
「…今まで前世の俺達、死んでるんだぜ?」
「………何とかなる」
「急に生まれ変わりだとか言われて訳わかんねぇし…拓也。お前はこの世界でゆっくり過ごしたらどうなんだよ」
「だから…いいんだって。むしろ、倒して家に帰りたい。お前だって、魔王退治するんだろ?」
「けど…」
もはや、何を言ってもダメそうなので、俺は目標を変える。
「ディリー」
「…はい」
「お前は、俺についてきてほしいか?」
「………はい。出来れば、ですけど。どうせそんな荒っぽい事になるんだったら人手は多いほうがいいですから」
素直だな。
ディリーは顔色を変えずにさらっと言ってみせた。
………この人は、多分何事にも動じないんだろう。
「だからだ。司」
「……っ」
「絶対死なない。死んでたまるか」
思い詰めた司に…言ってやった。
ああ…と司は頷く。
「分かった。分かったよ!…たく、親友としての気遣いだったってのに」
「そんな余計な事いらねえよ」
知らないからな、と司は言った。
「では…そなたらの勇気ある発言に、伝説の装備を授けよう」
「え」
横で聞いていたエミュールが、口を開いた。
とても、滑らかで澄んだ声が響き渡った。
…すると。
「…なんだ、これ」
歌声が、音符のような形になってしまったのだ。
それが、俺はネネからもらったお守りの翡翠のネックレスの中に。
司は剣の中に吸い込まれていった。
「エルフの加護よ。どうか、役に立ちますように…」
「ありがとう…じゃあ、もう行くな」
「…そなたらの勇気ある行動に敬意を」
エルフ達は礼をして道を開いた。
ここを歩けば、もとの森に戻るんだろう。
「ではな」
「…またな」
そうして、俺達はエルフの村を後にした。
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