光の庭

久世 かやの

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「~次章~」

「~次章~」 2

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「ん~いい空気」

女は庭に出ると伸びをした。 

青々とした緑林樹の中に満開の桜が咲き誇り、花びらが舞っている… 

この庭の時間の流れは独自に流れているようで、進む事も止まる事もなく、いつ来ても光であふれていた。

緑と淡いピンクのコントラストの中を二人は歩いて、あの噴水の所まで来た。 

噴水の周りには、青い色をした蝶々が、ヒラヒラと舞っている…



「…君は、僕を恨んでいるかい?」

噴水の前ではしゃぐ女を近くのベンチに腰かけて見ていた男が、ポツリと呟いた。 

女はゆっくりふり向くと、男の顔を見た。 

「…何でそう思うの?」

不思議そうな顔をして、女はたずねた。 

「ん~何となく…というのはウソ…」

答えながら、バカな質問をしたな…と男は自嘲気味に笑った。
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